北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

聴き惚れるネ!・・・♪(京急品川駅ホーム)

1年に何回通るだろう。

京急品川駅のホームは、

羽田空港から東海道新幹線に乗り継ぐ時、

必ず通る場所である。

行く時はあまり気にしないが、

帰りの新幹線品川駅から京急品川駅へ向かい、

そこから羽田空港行きの電車に乗る時、

京急品川駅のホームの混雑は大変なことになっている。

5A039B4F-D70C-46A8-87AE-9673D19F94AE羽田空港行きばかりではなく

京浜各地へ行く電車が次々と

ほぼ数分の間隔で次から次へと

満員に近い電車がホームへ滑り込んで来ては

行き先の違う人たちが

それぞれ行き先の違う電車に乗って移動してゆく。

田舎に住んでいると

この混雑ぶりは驚愕に値する。

FEC1A75C-5322-4E61-B3AA-D82191A05107そんな人々の流れを

一手に仕切って

交通整理をしているのが

駅構内の場内アナウンスのお兄さんである。

滑舌の良いキレのある言葉で

寸分の狂いもない的確な発車情報を

5F175B48-B27E-4EFB-BF28-E074CD212A5C滑らかな通る声で発信し続ける。

場内アナウンスの声は

聴いているだけで

惚れ惚れとしてくる。

ほぼ休みなく

時には音楽のように

時にはDJポリスのように

電車の行き先や時刻ばかりではなく

アドリブを交えながら

乗客を急がしたり制止したり

6036B7B7-C64B-40E9-B701-27B4FE459D84それはもう

実に的確で

美しく

かつ実用的な

完璧なプロフェッショナルな仕事として

私の心を打つのだった。

これはもう

ひとつの芸術と言ってよいだろう♪



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難産「臀位」3連発

前回と前々回の記事を書いてから、

次の当番の日の夜中は、

平穏無事だった。

夜が明けて、

そのまま通常勤務時間になるのか、

と思った矢先に、

Ωさんから電話がかかって来た。

Ωさんは前回の記事で「臀位」の難産介助に行った酪農家である。

「・・・初産のお産なんだけど。」

「はい。」

「・・・なんか、また・・・尻から来てて、出ないんだわ。ちょっと来てもらえるかな?」

「はい・・・了解、行きます。」

Ωさんは

前回の記事で臀位の整復をした酪農家である。

その家からまた同じょうな稟告の難産の往診依頼だった。

(マジかよ・・・)

私は半ば呆れた感じで

朝日の昇る道を急いだ。

「あっちの育成舎の裏にいるんだ・・・」

牛舎に到着して産道に手を入れる。

前回と同じ牛舎で

前回と同じ初産の牛で

前回と同じ「臀位」の難産だった。

今回の親牛は自力で立つことができた。

私はカッパを着て

子宮弛緩剤のプラニパートを親牛に注射し

臀位の整復を始めた。

今回の臀位もまた

いわゆる普通の

一般的な臀位だった。

まず、曲がっている後肢の飛節の先の

中足骨のできるだけ遠位にチェーンをかけ

かかったらその部分を

できれば球節を超えて繋の部分へ移動させる。

その状態で産科チェーンを固定し

その後肢の飛節をグイグイと押す。

球節を固定しておいて

飛節をグイグイ押せば

IMG_6497後肢の先端が産道へ進入して来て

後肢の失位が整復される。

その時のコツは

球節に手をあてがって

産道の恥骨に胎児の蹄先が引っかからない様にするとよい。

後肢の片方が整復されると

IMG_6499産道に余裕が生まれ

もう片方の後肢は比較的整復しやすくなる。

両方の後肢が整復されたならば

あとは尾位のお産と同じなので

胎児をひたすら牽引すればよい。

チェーンのまま牽引するよりは

IMG_6501できたらロープに付け替えて牽引した方が

胎児の肢には優しい牽引になる。

ひたすら牽引しようとしたのだが

今回は前回よりも

胎児が大きく

前回よりも時間が経過していたようで

IMG_6505産道と胎児の滑らかさに欠け

大きな負荷がかかった。

滑車を取り付けて牽引すると

親牛ごと引きずられて

親牛はとうとうしゃがんでしまった。

胎児はなかなか出てこなかった。

IMG_6504丁度そこへ

JAの職員が2人やって来たので

その2人にも牽引に参加してもらって

滑車をひたすら牽引し

やっとの思いで

胎児を娩出させることができた。

IMG_6507今回の胎児も

残念ながら

すでに死亡していた。

初産の親の栄養状態と

飼育環境が過密なのが

気になる症例だったのは

前回と全く同様である。



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難産「臀位」介助の一般的な1例

その日の夜は、

前回の記事に書いたごとく、

変則的な「臀位」の難産を終えて、

事務所に戻ってカルテを書き終え、

しばらくウトウトしていた。

すると、当番の携帯電話が鳴った。

「お産なんだけど・・・尻から来てるみたいで・・・診てくれんかい・・・」

「・・・わかった、直ぐ行きます。」

(また臀位かよ・・・)

こんなこともあるのかと

私は少しあきれながら

再び仕事着を着て

夜道を走り

Ωさんの牛舎に到着。

「あっちの育成舎の裏にいるんだ・・・」

着いて産道に手を入れる。

初産の牛の難産だった。

「・・・あー、ほんとだ。これは尻から来てるよ・・・親は立てるかい?」

「今立たせる準備してるるから・・・」

99F25843-070D-40A3-B954-2F6896D66851胎児の失位整復は

親牛を立たせてやるのが基本である。

牛が寝たままの失位整復は

整復する人も寝ながらやらねばならず

怒責もキツくなるので骨が折れるのだ。

Ωさんが牛を立たせる準備をしている間に

416765FC-F560-4555-AFB4-241FC2CCD3B2私はカッパを着て

子宮弛緩剤のプラニパートを親牛に注射した。

今回の臀位はいわゆる普通の

一般的な臀位だった。

まず、曲がっている後肢の飛節の先の

中足骨のできるだけ遠位にチェーンをかけ

FFC18762-42A2-476D-B14D-9ACBA586F21Dかかったらその部分を

できれば球節を超えて繋の部分へ移動させる。

その状態で産科チェーンを固定し

その後肢の飛節をグイグイと押す。

56DF04D7-2419-4EB4-9B70-BC73135FEEFE球節を固定しておいて

飛節をグイグイ押せば

後肢の先端が産道へ進入して来て

後肢の失位が整復される。

FFC87719-B690-419D-8AFB-6445C07695A9その時のコツは

球節に手をあてがって

産道の恥骨に胎児の蹄先が引っかからない様にするとよい。

後肢の片方が整復されると

BD816927-783B-48D6-A1FD-1C6829B4AA9D産道に余裕が生まれ

もう片方の後肢は比較的整復しやすくなる。

両方の後肢が整復されたならば

あとは尾位のお産と同じなので

2D7A4A6D-3885-432E-BA07-1E9BCF468CF4胎児をひたすら牽引すればよい。

チェーンのまま牽引するよりは

できたらロープに付け替えて牽引した方が

胎児の肢には優しい牽引になる。

EA8A7A34-F751-447B-B787-8C337252157D今回の胎児は

残念ながらすでに死亡していた。

初産の親の栄養状態と

飼育環境が過密なのが

ちょっと気になる症例だった。


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難産「臀位」介助の変則的な1例

「お産なんですけど、双子みたいで・・・」

先日の当番の携帯から、

酪農家の♭さんの声が聞こえてきた。

「・・・はい、すぐ行きます。」

双子の難産はよくある事だ。

そして多胎の牛の難産は

単胎の時よりも胎児が小さいので

比較的に整復しやすい。

どんな双子なのだろうと

少し楽しみな気分も混ざりつつ

♭さん宅に到着。

「昼間に1頭産んだんです、でも、またリキみ始めて・・・」 

「・・・2頭目がいたのね。」

「そうなんですけど、なかなか出てこなくて・・・」

「・・・親牛、立てないの?」

「はい・・・昼間は立ってたんですけど・・・」 

とりあえず

寝たままで立てない親牛の

産道に手を入れてみた。

「・・・ん・・・。」

「きついですか・・・」 

「・・・お尻から来てるね・・・でも・・・。」 

「・・・。」 

臀位だった。

しかし普通の臀位よりも

胎児が産道へ進入していて

強い怒責とともに

臀部が産道にはまり込んで

胎児を押すことも引くこともできなかった。

親牛が立てないので

その嵌まり込み様は

にっちもさっちも行かない状態だった。

産道からわずかに覗いているのは

胎児の臀部と

右の飛節の先端だった。

「・・・これは、ちょっと困ったな・・・」 

臀位の場合

IMG_6377普通は胎児の曲がっている後肢を整復して

尾位の状態にしてから

後肢を牽引するのが普通である。

しかし

今回の場合

胎児の後肢を母体の中で整復することは

IMG_6379ほぼ不可能だった。

強い怒責とともに

胎児の臀部と飛節が完全に産道へ進入してしまっていた。

「・・・そのまま引っ張るしかないか・・・」

私は、胎児の後肢の整復はせず

産科チェーンを飛節に掛けて

IMG_6380そのチェーンをロープに取り付けて

♭さんに強く引いてもらった。

後肢が少しづつ

外陰部から姿を現し

さらに♭さんに強く引いてもらうと

後肢の飛節から先の遠位部が

IMG_6381ビュンと

バネが外れた様に 

勢いよく

飛び出て来た。

後肢が1本外へ出て来た。

「・・・よし、そのまま引いちゃおう!・・・」 

IMG_6382私は♭さんに

さらにそのまま引っ張る様に指示した。

ここまで来たらもう引っ張るしか方法がない。

「・・・ずっとそのまま、行っちゃって!・・・」

♭さん夫婦に牽引を促すと

胎児は少しずつあらわれ

IMG_6393腰部から胸部があらわれ

ついに頭部と前肢があらわれ

お産が終了した。

 親牛は頭を投げ出していた。

親牛にリンゲルとカルシウム剤を投与している時

♭さんが

IMG_6396「昼間に1頭目が生まれた後、これで終わりだと思って自分でカルシウム剤を打ったんです・・・」 

「・・・そうしたら、もう2頭目が押されて出ようとして、こうなったのね。」

「はい、まさかもう1頭いるとは・・・」 

「・・・思わなかった・・・と(笑)」 

双子の胎児の

2頭目の臀位を

後肢の整復をせぬままに

強引に引っ張ったケースは

あまり記憶がない。

毛の生えていない流産胎児では

何度もやっているけれど

分娩予定日前後の

通常胎児で

こんな牽引をやったのは

あまり記憶がなかった。


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帰省と俳句の旅

先月末から連休を頂き、

帰省をして、

その足を更に伸ばして、

俳句の旅も少しという予定だった。

8DB5555A-B0B0-4356-82B0-2558BEBC2D56故郷の静岡はとても天気が良く

久しぶりに富士山の見える所で食事を

ところがその直前に母が体調を崩して入院というハプニング。

それでも

なんとか車椅子の父を一人連れて

兄夫婦とともに

しばしの故郷の風景を楽しんだ。

その後

私は予定通りに

関西の方へ俳句の旅をしてくることが出来た。

(これについてはFacebookの日本伝統俳句協会・北海道支部のページをごらんください)

その間の父と母の事は

全て兄夫婦にお任せするという

不肖な次男坊の1人旅。

12月に入って

再び静岡に戻り

今日はこれから母を見舞って

そのまま北海道へ帰ってくるという予定である。

C2E58319-6802-4293-AEBD-497A72CC4737今日の静岡は

来た時とは打って変わって

強い雨が降っている。

知らせによると

北海道十勝は

かなりの雪が降っているらしい。

雨の静岡から

雪の十勝へ

交通手段に支障がないことを

願いつつ

そろそろ出かけることにしよう。


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最寄りのコンビニが・・・

「中央町のセブンイレブン、閉店するらしいよ。」

昨夜いつものコンビニに、

買い物に行こうとしていた私に、

息子が何気なくそんな事を言った。

「え・・・マジ?」

IMG_6519私は少しびっくりして

我が家を出て

いつものように

最寄りのコンビニに歩いてゆくと

店の入り口には

閉店を知らせる張り紙が貼ってあった。

IMG_6520「本当に・・・閉店するんだ・・・」

店内に入ると

雑誌類の棚は空っぽだった。

そればかりではなく

あらゆる商品の棚が

スカスカに空いていて

IMG_6521まるで

去年の9月の地震の後の

ブラックアウトで物流が途絶えた時を思い出させる光景だった。

ほとんどすべての商品が30パーセントオフの

閉店セールの真っ最中だった。

「・・・お安くなってますよ。」

IMG_6522店員のお兄さんが声をかけてくれた。

「寂しくなりますね・・・。」

私は本当にそう思った。

ここのコンビニは

私が札内地区に引っ越してきた頃に開店した店だから

IMG_6523かれこれ20年以上

私が最も利用したコンビニだった。

商品をレジに運び

会計をする店員のお姉さんにも

つい話しかけてしまった。

「寂しくなりますね・・・。」

「・・・はい、実はここの店長が病気になって・・・」

「・・・。」

意外な答えが返ってきた。

コンビニの店長さんが病気だとは

お気の毒と思うしかない。

お大事にしてほしいと思う。

ただ

だからと言ってこの店が閉店する理由にはならないような気がした。

繁盛しているコンビニであれば

店長さんを交代してでも続けるはずだ。

詳しい事情はわからないが

我が家の近くには

セブンイレブンだけではなく

セイコーマートやローソンも近い場所にあり

競争が激化しているようだし

ツルハやサツドラやなどの大きなチェーン店も乱立している。

どこのコンビニも

深夜営業の不振や

働き方改革などの雇用問題があるようで

業界には未だかつてない変化が起きているように感じる。

どこの店に行っても店内風景が同じで

同じものを売っている

コンビニという

個性のない商店は

激しさを増す競争社会の中で

逞しさと脆さを見せながら

枯れ草のように

消えてゆくものなのかもしれない。


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ピザ窯

ボージョレ・ヌーボーの解禁、

IMG_6448「解禁」なんていう言葉に、

まんまと乗せられて、

今年もワインの新酒を買い、

飲み仲間のH田さんの家に集まり、

プチ野外パーティ?!。

IMG_6447寒風吹きすさぶ庭に

風よけを作り

網や鉄板をこしらえて

炭火を起こし

還暦前後のオヤジ数人が集まって

チマチマと酒盛りをするのは

側から見たら異様な風景かもしれない(笑)

IMG_6450それでも

11月のワインの時期と

12月の餅つきの時期の

毎年2回

恒例行事のようになってきたのは

IMG_6451ひとえにH田さん夫婦のおかげだと言って良い。

この日のメインは

H田家に備え付けの

ピザ窯で焼いた

IMG_6454手作りピザ♪

ピザ窯の火というのは独特で

中にネタを入れてくるくると回しながら

ものの数分で

あっという間に焼きあがってしまう。

IMG_6455最初は生焼けだったり

底が黒焦げになったり

焼き加減が難しかったが

今年はその問題も見事にクリアした♪

もっとも

それもH田さんの技術が向上したということであり

IMG_6449私は何もせず

ただワインを飲んでいたに過ぎない。

H田さん!

ごちそうさまでした!


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黒毛和種の1ヶ月早産

「お産の予定日まで、まだあと1ヶ月あるんだけど・・・さっきまで足が出とって・・・」

「・・・お産、始まっちゃったの?」

「それが、さっきまで出とった足が・・・立ち上がったら、引っ込んで・・・」

「・・・それは診に行った方が・・・。」

「ちよっと頼めるかい・・・」

「・・・わかりました。」

午前の往診の途中に

そんな緊急の電話が入った。

和牛の繁殖の◎さんからだった。

牛舎の前に車を停めて

外に出ると

◎さんがいた。

「ずいぶん早いね・・・」

「・・・うん、すぐ近くにいたんでね(笑)、ところで牛は?」

IMG_6336「牛舎につないであるよ・・・」

ストーブ小屋を通って牛舎へゆくと

一頭だけポツンと繋がれた和牛の母牛がいた。

「あれ・・・?、なにか出てるぞ。」

「・・・これは、もう仔牛出ちゃってるね。」

IMG_6337親牛に近づくと

親牛の外陰部からは膜が丸く膨らみ出て

その下に真黒い和牛の仔牛が

呼吸もなく

ぐったりとして横たわっていた。

「死んでるのか・・・?」

「・・・いや、心臓は動いてるみたい。」

「息してないな・・・。」

「・・・ちよっと待ってよ・・・」

IMG_6338私は真黒い早産の胎児の

人工呼吸を始めようと

仔牛に近づき

肋骨に手をかけた。

すると

手をかけただけで

まだ何もしていないのに

仔牛が浅い呼吸をはじめた。

「生きとるのか・・・?」

「・・・生きてるみたい・・・」

IMG_6356しばらく見ていると

仔牛は弱く頭を振り

顔を上げて

再び今度は大きく頭を振った。

「生きとる・・・」

「・・・大丈夫そうだね。」

私はこの仔牛が命を取り留めたことを確信した。

とても小さな和牛の仔牛だった

分娩予定日よりも1ヶ月近く早い早産だから

当然かもしれないが

これだけ小さな仔牛が生まれたら

このお産は

双子なのではないか・・・

という疑いを抱かざるを得ない。

獣医師は難産の診療を終えた時

その仔牛が小さくて

少しでも双子の疑いが生じたときは

必ず双子のもう1子が子宮内に残っていないかを確認しなければならない。

IMG_6357今回も早速

親の外陰部に手を入れて双子かどうかを確認した。

子宮の中には

胎児らしきものは何も触ることができなかったので

今回はこの小さな仔牛1匹のみのお産であった。

和牛の早産というのは

思い出して見てもあまり記憶に残っていない。

ホルスタインの双子の早産に呼ばれるのは日常茶飯事たが

黒毛和種の単子の早産に呼ばれるのは

珍しいことなのかもしれない。


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仔牛受難の季節到来

全道各地に寒気が入り、

雪が降り、

その後に強い風が吹き、

風が止んで小春日となり、

再び低気圧が来て、

雨や雪を降らせ、

再び寒気が入り、

強い風が吹き、

そんなことが繰り返される季節になった。

本格的な冬のはじめは

風邪を引き易いので

防寒と風邪の予防に

最も気を使う。

寒い場所から暖かな場所へ

自由に行き来できる人間が

もっとも風邪を引きやすい季節。

そんな季節は

家畜たちにとっても

もっとも風邪を引きやすい季節に他ならない。

家畜たちは人間と違って

寒い場所から暖かな場所へ

自由に行き来することが出来ない。

IMG_6332寒ければ

その寒さにじっと耐えるしかない

拘束された身である。

親牛も仔牛もその例外ではない。

特に

仔牛は親牛よりも寒さに弱い。

寒さのダメージというのは

体が大きくなるほど少なくなると言われている。

家畜の体が大きくなればなるほど

体重あたりの表面積が小さくなるので

寒さに影響されづらくなる。

それに対して仔牛たちは

IMG_6333体重の割に

体表面積が大きいので

寒冷のストレスを受けやすく

結果的に風邪を引きやすくなる。

最近の往診にも

仔牛の治療が増えて来たような気がする。

治療ばかりではなく

仔牛の死亡の確認の仕事も増えて来たような気がする。

IMG_6334死んでしまった家畜を処理する

病畜処理場のデーターによれば

夏の暑い時期は

親牛の搬入が増え

冬の寒い時期は

仔牛の搬入が増えるという。

仔牛の管理を今一度

見直してほしい季節である。


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「体で感じる」北海道の広さ

北海道は広い。

それは地図を見ても解らないことはないけれど、

本州や四国九州の土地感覚と異なり、

「体で感じる広さ」が違うのだ。

体で感じる広さは、

汽車や自動車などで移動するときに感じることができる。

だが

乗り物で移動せずとも

北海道各地の天気の変化で

それを感じることができる。

最近でいえば

「初雪」

だろうか。

北海道の日本海側や道北地方は

数日前からかなりの量の初雪が降り

そのまま「根雪」になったようである。

だが

北海道の太平洋側である我が十勝地方は

昨日やっと初雪がわずか数センチ降り

翌日は快晴で

その雪は根雪になるのか微妙である。

十勝人の自慢の「十勝晴れ」は

朝夕に厳しく冷え込むものの

日中は大空の強い日差しで

かなりの雪が解けてしまう。

気温の日格差が半端ではない

大陸性気候なのである。

そこで感じるのは

北海道内の各地の気候の違い

IMG_6319であり

これもまた北海道の

「体で感じる広さ」

にほかならない。

ここ数日

IMG_6302私の診療地区には

畑で取れたビート(甜菜)が山積にされ

出荷を待っている風景が

いたるところで見られる。

ビートの収穫が終わると

十勝地方にはいよいよ冬がやってくる。

IMG_6303ほんの数日前には

大きな低気圧による大雨が降り

山積みされたビートは

一晩中雨に洗われた。

その後

急激に寒気が流れ込み

昨日、初雪が降った。

IMG_6315今日、仕事で回った地区の畑には

山積みのビートに雪を避けるシートが被せられていたり

山積みのビートがあったところが跡形もなく出荷されていたり

ビートの収穫作業の経過が

よくわかる風景だった。

00567CAB-DF6C-47B8-BCD8-3C8C03FA26F5この収穫作業が終わると

十勝もいよいよ冬である。

北海道内でも

ビートの作付けのない地方では

こんな季節感を感じることはないだろう。

F4C5FFE9-7B98-4A59-8BFD-9464F8B5A459各地で収穫される作物の違いで

季節感も微妙に違う。

北海道と一口に言っても

その中の各地で感じる季節感は違う。

これもまた

「体で感じる」

北海道の広さなのだろう。


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伝俳・北海道支部のFBページ

「日本伝統俳句協会・北海道支部」、

というタイトルの、

Facebookのグループを立ち上げた。

先日、

北海道支部が発行する機関紙「雁信」の

原稿を書いている時、

「この『雁信』の内容、会員に限定しなくてもいいよなぁ・・・」

IMG_6321と、思いつき

ではどのように発信してゆこうか

と、考えて

当ブログの中で紹介する事を考えた。

しかし、当ブログは、いちおう

「北の(来たの?)獣医師」というタイトルで

主に、畜産獣医関係の記事を載せるブログである

という、あくまでもいちおうだが(笑)

そういう内容のブログである。

最近は俳句関係の記事が多く

「ごちゃ混ぜ感」

が強くなって来たこともあるし

ここはもう1つ別のページを作って

主に伝統俳句関係の記事はそっちの方に書こうかな

という考えに至った。

俳句の記事はそちらに書くこととして

その他の文芸記事や川柳や回文などは

どちらにしようか迷っている(笑)

6m_K5VhU_400x400ともあれ

Facebookのページなので

どこまで見ていただけるのか

よく判らないけれども

自分のFacebookのアカウントの中で

手軽にできることでもあり

とりあえず

「日本伝統俳句協会・北海道支部」

という名のグループページを作ってみた。

作ってみたら

ありがたいことに

早速多くの方がそのページに参加をして頂き

現在30名以上の方がメンバーになっている。

このブログを通して

さらにメンバーが増えることを願っている。

どうぞよろしくお願いいたします!

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逆子(尾位)と首曲がり(側頭位)の見分け方

「お産なんですけど、頭が触れなくて・・・」、

難産で往診に呼ばれる時、

こういう稟告を言われることは非常に多い。

お産が始まって、

胎児の肢が2本産道に来ているのは確認できた。

正常なお産であれば2本の肢のすぐ奥に

胎児の鼻先、すなわち頭が来ている。

ところがその頭が確認できないと

「頭が触れなくて・・・」

ということになる。

なぜ頭が触れないのか?

その理由は、大きく分けると2つである。

‖杙の首が曲がって頭が真っすぐ来ていない。

胎児が逆子である。

この2つの違いをまず見極めることが

助産するにあたって何よりも大事な事になる。

,世辰疹豺腓

絶対にそのまま胎児の肢を牽引してはならない。

牽引してしまうと、側頭位になり、帝王切開をしなければ胎児は助からなくなる。

△世辰疹豺腓

そのまま胎児の肢を牽引すればよい。

,鉢△

対処方法が全く違うので

ここが、助産の何よりも大きなポイントとなる。

,両豺腓梁杙の肢は

「前肢」である。

△両豺腓梁杙の肢は

「後肢」である。

したがって

産道に来ている胎児の肢が

「前肢」なのか「後肢」なのかが判れば

この手の難産の最大の難関をクリアすることができる。

5DA928A6-9FF0-466A-8857-DF9F990DBBF9その判断のポイントは

「腕節(わんせつ)」の有無である。

産道で胎児の肢を手探りすると

まず蹄と球節があり

その手を奥に差し入れて

50〜80センチほど手を入れたところに

誰が触っても明らかな角度のある部分が確認できる。

それは

「前肢」であれば「肘(ひじ)」であり

「後肢」であれば「飛節」である。

ところが

「肘」と「飛節」との違いを

直接触って判断するのは意外に難しい。

頭が触れずに焦って助産をしていると

「肘」の部分を「飛節」と判断して

逆子と判断してしまうことが多い。

,任△襪里豊△犯獣任

そのまま胎児の肢を牽引してしまい

胎児を死なせてしまうケースが

相も変わらず非常に多い。

「頭が触れない・・・」となった時は

5DA928A6-9FF0-466A-8857-DF9F990DBBF9胎児の肢の

「球節」と

「肘」あるいは「飛節」と

その中間の形態を慎重に触ってゆくことが大切である。

「前肢」ならば

「肘」との間に「腕節」という関節がある。

32DC7608-3818-404D-836C-91116E62D3B9「後肢」ならば

「飛節」との間に関節は無い。

中間に関節が一つ有るか無いかが

重要なポイントになる。

こうして

胎児の肢が

「前肢」なのか「後肢」なのかを

100%間違うことなく判断することができる。

牛のお産では相も変わらず

857D734F-2946-4E15-B9FC-3EFDCD7F4F31逆子(尾位)と

首曲がり(側頭位)との

見極めを誤り

胎児を死なせてしまう事故が多い。

仔牛が1頭でも多く

無事に生まれる事を願って

このことは繰り返し

書いておきたいのである。


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俳句の旅、in苫小牧

11月初めの連休中、

1泊で苫小牧へ。

桂せい久さんをはじめとする、

苫小牧の俳人の皆さんとの、

俳句会に参加してきた。

休日を利用しての俳句の旅は

IMG_6279自分の頭をリセットできる良い機会である。

俳句は基本的に

仕事中にも休日にも

朝から晩までどんな時でもできる。

不思議なもので

休日に旅をして気合を入れたとしても

俳句がなかなか詠めない時があるし

IMG_6278仕事で多忙極まりない最中なのに

俳句が浮かんできて詠める時もある。

良い俳句を詠みたいと

常に思っているつもりだが

自分が置かれた色々な環境によって

左右されて

IMG_6282思うようにゆかない。

そこがまた俳句の面白いところだ。

俳句は「座」の文芸

とも言われている。

そこで良い俳句が詠めるかどうかは別として

俳句詠みの仲間が集まって

句会をする時の楽しさは

IMG_6286何物にも代えがたい。

今回の俳句の旅は

少なくとも

「座」の文芸の楽しさを

十分に満喫することができた。

大人数の大会の「座」も面白いが

少人数の小ぢんまりとした「座」もまた面白い。

IMG_6289「座」の中で生まれた俳句は

たちまちにして句座を囲む人々の

目に触れて心に触れて

相互の俳句による

「会話」が成立する。

「座」の文芸としての俳句は

日本語を使う人ならば

誰でも

気軽に楽しむことができる

世界に誇るべき文化であろう。

IMG_6288この日は

樽前山頂の噴煙が

ことのほか良く見えた。


  頂は砂の樽前秋日濃し    豆作



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鈴木牛後さん「北海道新聞・俳句賞」受賞に寄せて

下川町の酪農家俳人、

鈴木牛後さんの句集「にれかめる」が、

第34回北海道新聞・俳句賞を受賞した。

私は、今回の牛後さんの句集の受賞に対して、

IMG_6262驚きはなく、

受賞は「当然」のように思えた。 

しかも私にとって身近な

酪農家が受賞したということで

「喜び」とともに

「尊敬」の念を感じている。 

IMG_6263牛後さんの句集「にれかめる」については

過去に当ブログでも紹介させてもらった

その記事もついでに読んでいただきたいが

この句集は今や

日本中の俳人ばかりではなく

日本文芸全般にわたってその名を轟かせている。

先日の北海道新聞記事にも

IMG_6264俳句評論の名手

五十嵐秀彦さんが

句集「にれかめる」について論考していて

「俳句文芸はこの作品をもってひとつの転換点を迎えたのかもしれない。」

と、言っている。

そして昨日

鈴木牛後さんから

俳句雑誌「藍生(あおい)」が送られてきた。

IMG_6273牛後さんが所属している俳句結社の雑誌だが

その中の特集のひとつとして

句集「にれかめる」が取り上げられていた。

「藍生」は何度か拝見したことがあり

そのたびにいつも思うのは

俳句評論がとても充実していることだ。

今回の特集にも

 「鈴木牛後句集『にれかめる』を読む ー俳人と牛たちのダイアローグー 」 永瀬十吾

 「一大絵巻たる北の牧場の日々」 広瀬敬雄

 「フロンティア精神」 若井新一


という3人の角川俳句賞受賞作家が

IMG_6274厚みのある鑑賞文を寄せている。

3人の文章それぞれに

鑑賞力の深さと文章力の高さを感じた。

さらに

非常に面白かったのは4人目の

 「牛後句集と私」鈴木牛前

という、牛後さんの奥さんの書いた文章。

この中で、牛前さんは

「ダンナは鈍感な人間で、私は敏感な人間です。」

と言い

「ダンナはこんなに鈍感なのに、どうして全国的な賞を取れるような俳句が作れるのでしょうか?」

という疑問を提示し、その理由について検証している。

検証には4つの仮説

 淵瀬鵐覆蓮紡榛鄲深里任△

 本をたくさん読む

「ことば」マニアである(ことばが大好き)

 句集を読むスタイル(ノートに書き出しながら丁寧に読む)

を立てて

上記の疑問を解こうと試み

,鉢△寮發楼磴辰討い

とい寮發有力だが

まだ謎である、とし

結局、ダンナの「鈍感力」が優れた俳句を生み出すのではないか

と結論づけている。

ここで私にひとこと言わせていただけるのなら

私は

やはり牛後さんの謎を解くポイントは

ではないかと感じている。

「ことばマニア」であることこそ

牛後さんが優れた俳句を作れる理由だと思う。

私が牛後さんに何度かお会いした時の印象や

色々文通や句会などをさせてもらっている中で

そう思うのである。

牛前さん、いかがでしょうか?(笑)

ともあれ

今回、牛後さんの句集「にれかめる」は

多くの方々から賞賛され

北海道新聞・俳句賞を受賞した。

私は、今後さらに

この句集はもっと大きな賞を獲得するのではないか

と思っている。

その時にまた

日本の俳句界にとどまらず

日本の文芸界に

どのような賞賛の言葉が飛び交うのか

非常に楽しみである。

最後に

蛇足ながら言わせてもらえば

今の俳句界で

牛後さんは「牛の俳句」の一つの金字塔を打ち立て

「牛の俳句」といえば

鈴木牛後さんの俳句という認識ができつつある。

しかし

牛後さん以外にも「牛の俳句」を読む俳人はいるし、過去にもいた。

何を隠そう私もそうだし

北海道では天塩町の井口寿美子さんなどもそうである。

それらの「牛の俳句」の良し悪しはともかく

「牛の俳句」を詠みたい俳人

「牛の俳句」を詠まずには居られない俳人は

私を含めて他にも結構いる。

それらの「牛の俳句」を詠んでいる俳人たちの

奮起が望まれるとともに

牛後さんの今回の受賞を契機に

多くの「牛の俳句」が

新たに多くの俳人に詠まれ

色々な、様々な立場からの

「牛の俳句」が

この世にもっと出現することを

私は願っている。


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マルちゃんVSペヤング(14)

前々回の記事に登場したばかりの、

マルちゃんVSペヤングの対決シリーズ。

またかよ・・・と言われそうだが、

ペヤング(まるか食品)が北海道内で繰り広げる、

マルちゃん(東洋水産)の牙城への果敢な挑戦に、

目が離せなくなっている。

今回は

ペヤング側の

超くせ球・魔球?!

とも言えるとんでもない商品なので

早いうちに紹介しておこうと思う。

まずは

両社のインスタントやきそばにおける熱い闘いの

過去を振り返ってみよう。

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

といった激しい闘いの中で

先日

何気なく

スーパーマーケットの

インスタント麺コーナーに

ひっそりと忍ばせられたように置いてある

おどろきの商品を発見してしまった。

その名は

ペヤングソース「ラーメン」!

IMG_6176やきそばのペヤングが

なんと

ラーメンを発売。

しかもその味が

醤油でもなく

味噌でもなく

塩でもなく

豚骨でもなく

ソース味のラーメン!

なのである。

これを見た私は

一瞬頭の中が真っ白になった。

興奮のあまり我を忘れ

気が付いた時には

買い物カゴに入ったこの商品とともに

レジの列に並んでいた。

家に帰り

早速の試食。

ペヤングといえば

「四角くって食べやすい・・・」

という昔のCMのフレーズが頭に染み付いているのだが

このペヤングソスラーメンは

その固定観念を打ち破る

「丸い」パッケージ

であり

「ソースやきそば」

という慣れ親しんだフレーズから抜け出す

「ソースラーメン」

という全く新しいフレーズの響きが

私の心を揺さぶった。

蓋を開けてかやくを入れて

IMG_6244熱湯を注いで

3分

蓋を開けて

ソースのたれを入れると

スープはみるみるうちにソース色となった。

そして

そこから立ち昇る湯気は

ソースの甘い香りがした。

写真に撮ったスマホの画面が

その湯気で白く濁った。

IMG_6245たっぷりと不思議な香りを嗅ぎながら

色の濃いスープをひと口

「・・・お、これは!」

ソースの甘い風味そのままに

マイルドな舌触りの

塩気というか砂糖気というか

ソースなのにどこか醤油っぽいところもありつつ

ベースは甘口に仕上がり

IMG_6246未だかつて味わったことがない

未体験ゾーンの味と風味が口いっぱいに広がった。

「・・・これは、うまい。」

私はうなずきながら

ひとすすり、ふた口、みすすり、よ口・・・

あったかい「ソース味」スープが程よくからんだ

麺の軽い歯ごたえを楽しみながら

あっという間に

麺を完食。

IMG_6247ペヤングソースやきそば

じゃなくて

ペヤングソース「ラーメン」

私の舌と胃袋を

数分間の

全く新しい

未知なる世界へ

連れて行ってくれた♪


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「川柳少女」にハマってます♪

豆作ただいま59歳。

来年職場の定年を迎える、

還暦前のおっさんが、

少女漫画にハマってしまった。

IMG_6241「川柳少女」という、

575系女子のラブコメディー(笑)

数ヶ月前に

ラジオ番組でご一緒した

声優志望の「ゆかってぃー」さんという女子大生が

何気なく教えてくれた「川柳少女」という漫画のタイトルが

ずっと気になっていたので

先日ネットで購入して 

そのコミック本のページをめくりはじめたら

止まらなくなってしまった(笑)

主人公の可愛らしい絵とともに

もう何十年間も忘れ去っていた

甘酸っぱい青春ドラマに浸るのが

新鮮と言うか

懐かしいと言うか 

嬉しくて

人知れず恥ずかしいような

不思議な世界に浸って

時間を忘れてしまった。

購入した4巻を読み終えたところで

現在11巻まで出ていることを知り

これはまた買いにゆかねばならなくなってしまった(笑)

この漫画はアニメ化もされているらしい。

さらに興味をそそられるのは

作者の五十嵐正邦さんという方が

北海道の釧路湖陵高校出身だそうで

何歳の方なのかは知らないが 

親近感が湧いてくるのだった。

そして何よりも

場面場面で登場する

川柳の数々。

IMG_6242口下手な主人公の高校一年生

雪白菜々子さんは

会話を全て575の川柳でするという

ユニークな設定。

軽いタッチの川柳が

効果的に飛び出してくる。

それで漫画が成立してしまうのは

作者の川柳作家としての実力だろう。

これがもし俳句だったら

そう簡単には行かないかも知れない。

川柳は俳句に比べて

人対人の会話の要素が強いのかも知れない。

そんな川柳の長所が

存分に発揮されていると思った。

さらに感心したのは

この漫画の舞台が

柄井(からい)市の「柄井高校」

というネーミング。

柄井とは

江戸時代中期の

川柳の創設者

柄井川柳(からいせんりゅう)

から取った名前に違いなく

ここにもまた

この漫画の作者の

川柳に対する造詣の深さが

垣間見られるのだ♪


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マルちゃんVSペヤング(13)

前回(12)に書いたこのシリーズ記事の内容は、

マルちゃん側の変化球、

禁じ手?!、暴投?!、勇み足?!

とも言える残念なもので、

私としては

マルちゃん側に苦言を呈する内容になってしまった。

それに対して

ペヤング側の繰り出す戦術は

いつも愚直なまでに頑なで

独自の路線を突き進み

他の会社には頼らない

立派な戦い振りであると

私は思っている。

ではもう一度、その

ペヤング(まるか食品)と、

マルちゃん(東洋水産)が、

北海道内で繰り広げる、

インスタントやきそばの熱い闘い。

過去の戦いを振り返ってみよう。

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

といった激しい闘いが

ここ数年繰り返されている。 

今回はまたひとつ

IMG_5868ペヤング側から繰り出された

「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

を紹介したい。

このゴーヤバージョンは

超・超・ギガマックス・バージョンの陰に隠れて

IMG_5904見落としがちだったけれど

ここはちゃんと紹介しておく必要があるだろう。

パッケージは沖縄テイストの明るい絵と文字

発売されたのが夏の盛りで

ゴーヤという夏野菜をアピールして

購買心をそそるに十分な内容だ。

IMG_5869早速試食してみると

味はあっさり塩味。

絡めた箸について来るゴーヤのドライフーズは

しっかりとゴーヤの風味と苦味があった。

ゴーヤの味を生かすために

IMG_5870いつものソース味ではなく

淡白な塩味にした所が

なんとも心憎い。

ゴーヤが苦手だという人も

このやきそばならば

IMG_5872風味も苦味もマイルドで

あっさりと完食することができるだろう。

ペヤング(まるか食品)の

小気味の良い作品に仕上がっている。

暑い季節はもう過ぎてしまったが

IMG_5874店頭にまだあるのならば

ぜひ買って食べてみて欲しい

オススメの

「沖縄MAXゴーヤ」バージョン
である。

さて

ついでに

先日の十勝毎日新聞に

こんな漫画記事が出ていたことを紹介したい。

少年サンデーにも連載されている

「十勝ひとりぼっち農園」

IMG_6214という漫画の中に

ペヤングソースやきそばと

マルちゃんやきそば弁当が

登場して

対比されているのだ!

作者の横山裕二さんは

東京から十勝に移り住んで

十勝に一人で暮らしている人らしく

関東のインスタントやきそばを代表する

まるか食品の

ペヤングソースやきそばに

熱いエールを送っているではないか!

これを読んで私は

大いに共感するのである。

私と同じ様な考えを持つ人が

ここにも居たのである。

私は

同士を得たようで

大変心強いのである♪


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続・冬の使者

白鳥が飛来するようになって、

何日も経過している。

白鳥たちは

十勝地方を中継地点として、

さらに南下してゆくと思われるが、

どれだけの個体が飛来して、

どれだけの個体が十勝にとどまり、

どれだけの個体が南下してゆくのか、

IMG_6213白鳥の見た目は皆

真っ白で

個体の区別がつかないので

その詳しい動向は

謎である。

しかし

白鳥の群をよく見ると

真っ白な成鳥の番(つがい)が

数羽の灰色の若い鳥を引き連れて

白鳥の一家として

家族単位で行動を共にしているように見える。

昨日通りかかった小麦畑には

そんな白鳥の一家が並んでこちらを向いていた。

この写真の、並んでいる6羽の白鳥は

IMG_6239両端に真っ白な成鳥。

大きさから想像すると

右端が父親で左端が母親だろうか?

2羽の親に挟まれて

4羽の灰色がかった羽の若い鳥が

こちらの様子を伺って立っている。

仲睦まじい6羽の白鳥の家族を見て

ほのぼのとした気持ちになった。

この白鳥の一家も

これからさらに

日高山脈を超えて

道南方面に

さらには本州方面に

南下してゆくのだろうか。

そのエネルギーを蓄えるために

十勝地方のデントコーン畑の刈り跡に落ちた実を食べているようだが

この白鳥の一家のように

秋まき小麦の芽が出揃った小麦畑で

羽を休めている群れも多く見られる。

コーン畑にいる理由は

理解できるけれども

青い小麦畑に入る理由は

よくわからない。

小麦の若い芽も

食べるのだろうか?

食べている様には見えないので

若い芽が生え揃ったところに

座ったりするのが

心地良いのだろうか?


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新聞週間・時事川柳入選♪

10月15日〜21日までの1週間は、

「新聞週間」なのだそうだ。

十勝毎日新聞では先日、

それに合わせて、

時事川柳の公募の広告が出ていた。

川柳募集の広告を見つけると、

IMG_6236私はいつも

投句したくて

ムズムズして来る(笑)ので

今回も何句か投句したのだった。

でもどんな句を投句したかを忘れ

投句したことさえ

忘れかけていた。

そんな頃に

新聞記事が出て

自分の川柳が

天地人の人位に入選したことを知った。


 天位の句は

  ミサイルを向けてるままで握手する   帯広市・石田泰照

  (評)握手の笑顔の裏には、妥協と憤怒でドロドロしていることが多い。
     北朝鮮だけだなく、人生の示談や離婚なども陰にミサイルが見える。


 地位の句は

  便利良くなじむコンビニひとり分   帯広市・伊藤寿子

  (評)料理を作らなくなるから、家庭がどんどん遠くなり、
     子どもの食育が不安になる。


 人位の句は 

  戦争を知らぬ子供の多数決      幕別町・安田豆作

  (評)安倍総理だって戦争を知らない子供だ。
     駄目なことは駄目、嫌なことは嫌と言おう。


と、紙上に発表されていた♪

IMG_6211選者は

帯広川柳社副代表の堀田正晴さん。

総句数は370句だったようだ。

丁寧な評まで活字にして頂いて

とても有難く

嬉しくなった♪

時事川柳はとても楽しいので

私は毎年

町民文芸誌へも

川柳を何句か出している。

時事的な内容を詠んだ「俳句」

というのもあるけれど

そういう俳句は

季題(季語)の力が弱くなって

俳句らしくない。

時事を詠むなら

やっぱり

「川柳」でしょう♪
    

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冬の使者

台風19号が、

北海道の東海上を掠めて行った翌日、

十勝地方の、

デントコーン畑の刈り跡などで、

IMG_6198白鳥の姿が見られた。

白鳥の飛来時期について、

私はあまり詳しく知らないので、

今年の白鳥の飛来は、

早いのか遅いのかはわからない。

でも

何となく

今年は早いんじゃないのか?

という感じがするのは

今までの気温が

暖かかったからなのか。

台風19号のせいかどうかは知らないけれども

IMG_6199北海道に一気に寒気が入り

各地で気温が氷点下になり

早朝には霜が降りていた。

白鳥がやってくるのは

初霜が観測される頃と

ちょうど重なるようである。

木々の紅葉も

一気に進んでいる。

IMG_6212時は晩秋

このまま寒い冬に突入するのか

それとも

また暖かい日々が戻ってくるのか

最近の感じだと

おそらく

暖かい日々がまた戻って来るような気がするけれども

いずれにせよ

北海道の冬は近い。


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