北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

道東地区の雪化粧

北海道内でもおそらく、

最も雪の積もる時期が遅い、

十勝・釧路・根室という、

いわゆる道東地区も、

ようやく雪化粧となった。

IMG_4700当たり前だが

北海道はとても広く

道東地区だけでも

本州の都府県が

いくつも入ってしまう大きさがある。

ひと口に雪が積もったと言っても

道内の地域によって

大きな時間差がある。

去年の冬の十勝地方は

年内に根雪になることがなく

珍しく雪のない正月を迎えたことは

記憶に新しい。

今年はとりあえず

雪が積もったが

うっすらと数センチ積もっただけで

日向の雪はほとんど溶けて消えてしまった。

これから年末にかけて

雪が積もるのは仕方がないとしても

その量によって気分が全然違う。

雪化粧を見ない街並みは寂しいが

雪かきをするのは勘弁してほしい。

という複雑な思いが交差する。

私としては正直

年内はあまりドカンとは降って欲しくない。

雪かきの重労働が待っていると思うと

気が重くなるのだ。

スキー場などの

雪が必要な場所だけ積もってくれれば

あとは余計な所には

積もって欲しくはない。

大変都合の良い考えだが

それが本音である。

IMG_4699この日の朝は夜当番で

雪のうっすら積もった中での出勤だった。

雪が少ないのはありがたいのだが

ブラックアイスバーンが

いたるところに出来ていて

IMG_4701車の運転には注意が必要だった。

今年は年越しまで

雪はどれだけ積もるのか

積もらないのか

かつては

IMG_470312月30日に雨が降って

大晦日の街中が

アイスバーンになったこともあった。

目先のことなのに

全く予測のつかない

道東の師走の天気である。

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馬券とは情報なり

ばんえい競馬の売り上げが、

今年も去年より上回るのが確実だという。

その90%を占めているのが

ネットによる馬券の売り上げだそうで

かつては

ばんえい競馬自体の廃止論

が盛んだった頃を思うと

世の中はわからないものである。

若い頃から競馬が好きで

今でもたまに馬券を買う私が思うに

馬券を買うというのは

自分の予想を形にすることである。

自分の予想とは

自分が描いた物語であり

自分だけのオリジナルストーリーを

馬券という形にして世に問うことであり

それが馬券を買うという行為である。

自分の魂を込めた予想(ストーリー)を世に問い

それが

的中という現実になった時

喜びとともに

配当金というご褒美までついてくる。

こんな贅沢な遊びは他にはないのだが

そのキーポイントになるのが

IMG_4667情報である。

予想という

自分だけのストーリーを

綿密に練り上げてゆくには

そのレースに関する情報が必要で

その情報は多ければ多いほど良い。

かつての

ばんえい競馬をはじめ

IMG_4675地方競馬(NRA)には

中央競馬(JRA)と比べて

馬に関する情報量が

圧倒的に少なかった。

情報が少ないと

予想も貧弱なものになってしまう。

馬に関する情報がたくさんあれば

IMG_4697自分だけの勝ち馬ストーリーを

綿密に豊かに

予想することができる。

そして、さらに

その馬たちの実際のレースが

遠いところで行われていても

今は動画配信などの

IMG_4698映像の情報が

スマホやPCで簡単に得られるから

それだけで十分

レースを楽しむことができる。

ばんえい競馬の売り上げの90%が

そのような形で

ネット上で盛り上がっているのは

関係者にとってとてもありがたいことだ。

IMG_4696今後ももっともっと

競馬に関する情報が

ネット上に出回り

ばんえい競馬の売り上げが

さらにアップすることを願いたい。

しかし

私個人としては

馬券は競馬場で

パドックに足を運び

生の馬を見てから

買うことにしている。

その理由は

生の馬から

得られる情報は

新聞やネットに比べて

さらに多く

圧倒的に濃く

自分のオリジナルストーリーには

欠かせない情報が

生の馬との短い距離の中で

得られるからである。

ただ

それが的中するかどうかは

全く別の話であるけれど(笑)


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酪農家の三重苦

今年もまた去年と同じように、

生乳がだぶつく新聞記事が、

IMG_4679勝毎にも道新にも、

揃って掲載された。

昨年は

「生乳の消費・需要の落ち込み」

ということだけが大きく取り沙汰されていたが

IMG_4681今年は

需要の落ち込みに加えて

「穀物飼料の高騰」



「売却牛の価格の暴落」

という

二つの要素が加わり

酪農家が三重苦に見舞われている

という。

IMG_4682全く心苦しく

自分の仕事相手の事でもあり

いずれは我が身にその悪影響が

及ぶことは間違いがないので

とても他人事とは思えない

緊急事態なのである。

だだ私は

「またか・・・」

という呆れた感情を

持たざるを得ないのも

正直なところである。

長い間

酪農家を相手に

乳牛の診療の仕事をして来て思うのは

こういう事態は

多かれ少なかれ

以前に何度もあったのである。

その度に

その場しのぎ的な対策しか打ち出せない農政と

それに従うしかない関係団体と

保身に走る乳業メーカーの姿を

冷めた目で見つめ

マイペースで仕事を続ける

酪農家の姿があった。

今回の事態に対しても

また農水省から

その場しのぎ的な対策が

打ち出されてきたようだ。

例えば

牛の殺処分の奨励

などである。

「またか・・・」

と半ば呆れながら

新聞記事を読んでいて

その最後の部分に

ふと目が止まって驚いた。

その記事を書き出してみると

「道の宮田大農政部長は『外国産原料が大半を占めるチーズに道産乳を振り向けたり、飲用乳の輸出拡大など中長期的な議論をする必要がある』と話し、酪農経営安定化に向け、腰を据えた取り組みが必要だと指摘している。」

IMG_4681 2私が約1年前に疑問視して記事を書いた外国産のチーズについて

やっと新聞記事にその言及があったことには少し安堵したが

それ以上に驚いたのは

今まで

こういう議論が

全く行われていなかった

ということと

酪農経営の安定化に向けた

腰の据わった取り組みが

全く行われていなかった

ということに対して

驚きと呆れ

を通り越して

腹立たしさ

を感じるのだった。

農水省や

道農政部は

今後の酪農の事を

これから本当に

真剣に考えて

議論するのだろうか。


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プロの縦(タテ)読み

カタールで行われているサッカーのW杯。

初戦ドイツ戦を劇的勝利で飾った日本が、

第2戦のコスタリカ戦では悔しい黒星。

27日(日)の19時には、

大きな期待を持って、

テレビの画面に集まった人たちが、

同じ日の21時には、

落胆と悔しさとで、

言葉を失ってしまった人たちが、

日本全土にたくさんいたに違いない。

サッカーというスポーツは

ほんとに一寸先がわからない

スリリングなスポーツだと思った。

予選リーグの第3戦のスペイン戦には

全力を出し切って突破を目指して欲しい。

そんな思いを抱く人たちの

思いを代弁するような

新聞記事というのか

新聞紙上のテレビ欄の

タイムテーブルの記述があった。

IMG_4674写真は

北海道新聞の27日のテレビ欄

そして次の写真は

十勝毎日新聞の27日のテレビ欄

この2つの新聞の

IMG_4671HTB(北海道テレビ)の

W杯のタイムテーブルを見て

思わず笑ってしまった。

コスタリカ戦には

ぜひ勝って欲しいという思いが

プログラムの縦読みにしてあった。

大きなスポーツイベントで

長い生中継があるとき

しばしば登場する

縦(タテ)読み表示だが

今回の縦読みは

IMG_4672 






    絶対絶命・・・
 対するは・・・
 にっぽん・・・
 負けられ・・・
 け森保采・・・
 ら強豪の・・・
 れつな戦・・・
 いくぞ!・・・
 歓声を熱・・・
 喜びを分・・・
 再びゴー・・・
 びっくり・・・


さすが・・・

プロの縦読みはすごい(笑)

しかし

日本代表は

コスタリカに負けて

崖っぷちに立たされてしまった。 

スペイン戦の前日の

新聞のテレビ欄には

どんな縦読みが登場するだろうか?

それとも

登場しないのだろうか?


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北海道新聞・俳句賞・贈呈式

10月に選考会があった、

IMG_4646北海道新聞の俳句賞、

本賞の鈴木総史さんと、

佳作の藤田鹿さん、

其の他、

小説・詩・短歌部門の贈呈式が行われ、

私は俳句部門の選考委員として参加させていただいた。

IMG_4643今回の俳句賞は

本賞・佳作・ともに

年齢の若い方の受賞ということで

とても新鮮で若々しい受賞者の言葉を聞き

その後の懇談会もさらに

IMG_4640楽しく過ごさせていただいた。

受賞されたお二人は

とても対照的だった。

本賞の鈴木総史さんは

俳句甲子園の経験者で

その後「群青」「雪華」という2つの結社に入り

若い俳人と情熱ある指導者のもとで

切磋琢磨しながら腕を磨いている人だった。

IMG_4642一方

佳作の藤田鹿さんは

詩人であり

俳句を始めてからは約5年

ほとんど独学で俳句を詠んで

一人でその腕を磨いて来た孤高の人だった。

そんな経歴を知ると

IMG_4647それぞれの受賞作の

生まれた背景が

作品一句一句の中に
垣間見えて

いま読み返してみると

また新たな感銘を持って

鑑賞することができるのだった。

受賞作のダイジェスト版が

北海道新聞社から

IMG_4645近々発刊されるという話なので

少し多めに取り寄せて

私の地元の俳句関係の皆さんにも

ぜひ読んでいただこうかと思っている。

今からその冊子ができるのが

とても楽しみである。


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虎杖浜・アヨロ海岸

俳句誌「玉藻」の北海道大会が、

今年も苫小牧で行われて、

その約1ヶ月後、

恒例の直会句会が、

白老町虎杖浜の「いずみ」という温泉宿で、

A82AF526-A467-4311-B91E-753B096634ABこじんまりと行われる。

コロナの影響で

2年間中止になっていたが

今年は3年ぶりに行われるということで

お誘いがかかり

11月19〜20日の一泊の句会に参加した。

今までこの会の中心人物の

桂せい久さんの自家用車に同乗して参加していたので

宿の周りの吟行地などには

あまり足を運べなかったのだが

今年は自分の車で参加したので

自由気ままに運転をしながら

虎杖浜周囲の

初冬の海を満喫した。

D87BC1B5-C400-4C5C-ACD2-883B3DBBE4C8その中で

特に素晴らしかったのは

アヨロ海岸

という奇岩の多い

知名度もそれほどない

海辺の探索が楽しかった。

着いた日は

ちょうど夕日が沈む時間だった。

また

翌日の朝は

朝焼けが美しかったので

再びアヨロ海岸まで車で出かけて

90E9770F-FAF3-4AC5-974D-4E01C7062E95朝日を堪能した。

同じ場所でも

夕べと明け方では

全く表情を見せてくれる

アヨロ海岸は

私の密かな

吟行の穴場に

なりそうな気がした。


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迫力満点の写真展

11月17日〜22日まで、

JR帯広駅地下1階の帯広市民ギャラリーで行われている、

山下僚さんの写真展「岩面壮迫」を、

IMG_4594昨日拝見してきた。

とにもかくにも

その迫力に圧倒された。

じつは

今年の春に

山下さんと一緒に十勝海岸のトーチカを見に行った時

車の中で一冊の写真のスクラップブックを手渡され

「今度この写真の展示会をやろうと思っているんだけど・・・」

とおっしゃる。

まるで絵のような様々な表情を見せている

岩石や岩場の圧倒的な写真に魅せられながら

ページをめくっていると

「その写真展のタイトル、 考えて欲しいんだけど・・・」

とおっしゃる。

私はしばらく

スクラップブックの写真を拝見して

思い浮かんだ言葉が

なぜか「顔面蒼白」だった。

写真の中の一枚の白い岩壁の切り口が

まるで何か人の顔のように見えたのだ。

私は更に少し考えて

「岩面」と「壮大」

という字を思い浮かべ

更にそれを四字にまとめて

「岩面壮迫」としてみた。

それを山下さんに告げたところ

しばらく考えさせてくれ

ということになって

そのまま半年が経った。

IMG_4591そして先日

山下さんにお会いした時

「岩面壮迫」

というタイトルのパンフレットをいただいた。

山下さんが私の提案したタイトルの四文字を

IMG_4593そのまま採用してくれたのだった。

そしてその展示会が

11月17日から始まっている。

春に車の中で見たスクラップブックの

岩や石の写真が

IMG_4592大きく引き伸ばされて

迫力満点の

展示会になっている。

11月22日までやっているので

IMG_4600ぜひ

帯広市民ギャラリーまで

足を運んでいただき

その迫力を味わってい欲しい。


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粋な計らい

北海道獣医師会雑誌、

略して北獣会誌の、

IMG_4580今月号の15ページに載った、

私の漢詩は、

以下の通りである。



  注意

 人員不足某農済
 応援要請乞若手
 一見研修育成風
 内実転勤準備策



我が共済組合の診療所の

同僚の若手獣医師の動向を見ての

素直な感想である。

IMG_4579これが載っているページの

隣のスペースには

某農業共済組合の

「獣医師募集」

のお知らせが載っている。

若手獣医師たちは

これを見て

どう思うだろうか?

北獣会誌編集者の方々の

ブラックユーモアというか

「粋な計らい」

というべきなのかもしれない(笑)


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斎藤玄と菖子さん

写真家の山下僚さんから、

飲み会の誘いがあったので、

参加させてもらった。

場所は中村透さんという

山下僚さんと昵懇の方の広いダイニングだった。

はじまる前に聞かされていたのは

「豆作さんに会わせたい人がいる。」

ということだった。

その名は斎藤菖子さんという

高齢の美しい女性だった。 

山下さん曰く

「俳人の斎藤玄の娘さん。若い頃からお世話になっている人で・・・」

という。

どういう繋がりなのかわよくわからなかったが

とにかく

この高齢の女性が

かの有名な俳人・斎藤玄のご息女ということで

たいへん驚いたのだった。

ご本人は俳句はやっていなくて

写真を山下さんから教わっているらしい。

さらに菖子さんは

銀行員から市役所の職員へと職を変えて

父斎藤玄の勤務地だった帯広へ移り住み

さらにその後

ご主人と帯広の街にたくさんの店を構えて

帯広の夜の社交界で長年活躍をされていたそうだ。

写真やその他芸術をはじめ音楽にも造詣が深く

IMG_4565教養の溢れる方だった。

斎藤玄が北海道銀行の帯広支店長時代に

帯広で暮らしてから

その後も帯広との縁は切れず

なんと

8年前からは

幕別町の札内にお住まいだという。

IMG_4577聞けば

同じ札内の私の家から

歩いて10分もかからないほどの所に

娘さんご夫婦と一緒に住んでいらっしゃるとのことで

これまたびっくりの話だった。

g_saito_gen斎藤玄といえば

北海道の俳人でその名を知らぬ人はいない。

俳句誌「壺(つぼ)」を創刊し

石田波郷に心酔し

IMG_4567波郷主宰の「鶴」では初登句で初巻頭に輝くなど

石田波郷との結びつきが強い俳人である。

昭和55年には句集「雁道」で

北海道人としては初めての蛇笏賞を受賞し

その年に惜しまれながら66歳の生涯を閉じた俳人である。

IMG_4566そこでまたびっくりしたのは

菖子さんの「菖子」というお名前は

石田波郷が名付け親だったのだという。

その証拠になる記述が

自註現代俳句シリーズII期16・斎藤玄集

IMG_4568に書いてあった。

とにかく昨日は

そんなサプライズな出会いと俳縁

を感じた御食事会だった。

帯広は土地は広いけれども

人と人との繋がりはつくづく狭い

IMG_4563と感じた。

昨日の夜の

斎藤玄と目元がそっくりな

斎藤菖子さんとの出会いは

これからの私の俳句活動に

色々と影響して来るだろうと思うと

なんだかとてもワクワクするのだった。
 

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アカゲラが目の前に♪



先日の朝、

我が家の窓辺の桜の木に、

珍しい鳥が来ていると思ったら、

いきなり枝をつつき始めた。

アカゲラのようだった。

手元にあったケータイで

しばらく撮影したが

全く気づいていないようで

しばらく枝をつつきながら

虫をほじくり返しているようだった。

思わぬ客に

しばらく癒された♪ 


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YouTube配信開始!(伝俳・全国大会in十勝)



9月に行われた、

第33回日本伝統俳句協会全国大会in十勝、

の記録動画が完成した。

コロナ禍の最中で

開催自体が危ぶまれたが

北海道支部の主幹で

なんとか3年ぶりに開くことができた大会だった。

ということで

参加人数は例年の半分以下の

約50名ほどの大会となった。

こうなる事はある程度予想がついていたので

とにかくどんなに参加人数が少かろうとも

中止だけは避けて

リアルの大会を行う

と心に決めていた。

参加人数が少ないならば

その記録を動画にしておいて

ネットで配信をして

参加できなかった方々や

会員以外の方々にも見てもらう

という方法を考えていた。

さらに

参加人数が少ないならば

それを逆手にとって

当日の句会に提出する

一人当たりの俳句の数を増やすことができ

句会はかえって充実したものにできる可能性がある

と考えてもいた。

そんな思惑が

功を奏したかどうかは

今はわからないけれども

今回の大会の

記録の動画だけはしっかりと残すことができた。

動画の作成には

地元のFMラジオ仲間である

プロのカメラマン

「写真工房くろかりんとう」

のゆーすけ君にお願いした。

これが結果的に大正解で

素人では決してできない

たいへん分かりやすく

見ていてとても楽しい

記録動画ができあがった♪

俳句をする方々はもちろん

俳句をよく知らないという方々も

IMG_4273誰でも

この動画を見れば

俳句大会の吟行とは

こういうものなんだなー

というのがよくわかる

そんな

楽しく素敵な

仕上がりになっている。

15分程度の動画なので

1人でも多くの皆さんに

ぜひ見ていただきたい。

そして

「写真工房くろかりんとう」

のゆーすけ君には

心から感謝を申し上げたい。


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白鳥の「水たまり」

仕事で診療地区を回っていると、

冬の使者「白鳥」が、

至る所で羽根を休めている。

IMG_4470羽根を休めている

というよりは

腹ごしらえしている

と言っても良いのかもしれない。

我が町に飛来してくる白鳥の群れの

IMG_4469ほとんどは

ここからさらに南にある

越冬地へ向かうための

中継地として

一時的に立ち寄って行く群れである。

彼らが向かう最終の越冬地は

きっとどこかの広い湖なのだろう。

いわゆる

「白鳥の湖」

である。

しかし

長旅の中継地点に立ち寄るだけの

我が町で見られる白鳥たちは

優雅に湖で泳ぐ姿ではなく

騒がしく畑で穀物をついばむ姿である。

やってくる群れたちをよく見ると

IMG_4508つがいの真っ白な親鳥と

灰色かかった数羽の若鳥が

ファミリーを作って

収穫の終わった畑の

泥状の黒い土の上を

IMG_4507クワクワと鳴きながら

賑やかに過ごしている。

真っ白な白鳥が

真っ黒な畑の土の上にできた

小さな水たまりの水を

飲んでいる姿は

生活臭丸出し

なのである。


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第37回北海道新聞俳句賞に鈴木総史さん

先日札幌で選考会が行われた、

第37回北海道新聞俳句賞。

IMG_4360受賞者が決定し、

それが10月27日の新聞に発表された。

本賞には鈴木総史さんという

26歳の男性が受賞。

佳作にも藤田鹿さんという

36歳の男性が選ばれた。

IMG_4492今までにない

若い方々の受賞は

これからの北海道の俳句界にとって

大きな喜びであると思う。

特に鈴木総史さんの

「微熱」という作品集は

読み進むほどに

これが26歳で詠める俳句なのか

と思わせるような完成度の高い作品が

いくつも目に飛び込んできて

読み終わった時には迷わず

この人を第1位に推そう

と素直に心に決めることができた。

IMG_4492 2募集した作品集は

300句以上の句

が対象だったので

全作品が素晴らしいと感じたわけではないが

鈴木総史さんの作品集には

心を惹かれる句がとても多かった。

特に

新聞の評にも取り上げたが

例えば

 ちりぎはをゆるくまはりぬ春の風

の省略と平仮名

 流氷のはたてを知らぬ鳥いくつ

の古語など

老練ささえ感じられる

滑らかな詠みぶりには

感心してしまった。

鈴木総史さんは

俳句雑誌

「群青」と「雪華」

それぞれの同人であり

今回の選考委員の

櫂未知子さんと橋本善夫さん

それぞれのもとで

俳句を研鑽されている人だった。

そうなればやはり

お2人の選考委員の評価は高く

事実その評価は共に第1位だった。

しかし

私には鈴木総史さんとの

いわゆる師弟関係は無いから

最も公平な立場で選考することができた。

そんな立場で

第1位に推薦した人が

俳句賞の本賞に輝いたということは

私にとっても

とても嬉しいことであった。

そしていつか

私の地元の十勝で

私と一緒に俳句の句座を囲んでいる人たちの中から

このような俳句賞の受賞者が出たら

どんなに嬉しいだろう

と思った。

ともあれ

今月の24日に行われる授賞式には

受賞者の皆さんにお会いして

色々とお話ができることを

楽しみにしている。


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朝倉2号さんのブログ「愛しの牛乳パック」に取り上げていただきました♪

朝倉2号さんこと、

近藤裕隆さんのブログ、

「愛しの牛乳パック」
に、

IMG_4463私がいつもアップしている、

楡の木のことと、

その他いろいろの事を

紹介していただいた。

朝倉2号さんのブログは

全国各地の「牛乳パック」を

コレクションして

その写真をアップし続けているという

とても希少価値のあるブログで

いつもその内容は

大きな興味と尊敬をもって

拝見しているのだが

そこに私を登場させていただき

大変光栄である。 

以下その抜粋を・・・


その豆作先生のブログ「北の(来たの)獣医師」が面白い。
2004年12月からなので、もう18年近く続く歴史あるブログなんですが、
お仕事の家畜診療の話だけでなく、
酪農や牛乳がおかれる状況に対する意見表明、
地元FM局でパーソナリティまでやってる俳句の話、
さらには、シリーズ化している「マルちゃんVSペヤング」など、
内容が多種多様でじつに面白いし勉強になるのです。

 ※安田豆作先生
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で、その豆作先生が気にしているのが、この豆作先生の木。
ブログでとりあげるだけではなく、
SNSで頻繁に写真が出てくるので、
「どんな木なんだろう?」って朝倉2号も気になっちゃって、
ついにこの機会にこの目で見ることに。


これほどに

私のSNS活動を取り上げていただいているとは

思ってもいなかったので

感謝感激である。

IMG_4490朝倉2号さん 

ありがとうございました❗️

先日帯広に来られたそうで

次回に再び帯広に来られるときは 

ご連絡ください。

ぜひお会いしましょう(^^)❗️ 


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NPO十勝「文化フェスティバル」展示会

数々のイベントや会合が、

リアルで復活つしつつある。

まだまだ制約がいろいろあるものの、

以前の8割くらいにまで復活しているのではないだろうか。

IMG_4477先日は

NPO十勝文化会議主催の

「文化フェスティバル」の展示会が

十勝プラザの1階で開催され

私もその展示者の1人として参加した。

この展示会も規模は縮小しているが

今年は復活した。

私にとってこの展示会は

自分の俳句作品を

自分で書いて展示する

というきっかけとなった展示会なので

感慨深いものがある。

さらに

この展示会をきっかけとして

写真家の古川こずえさんからお声がかかり

コラボレーションに参加するようになった。

IMG_4475そしてさらに

コラボ展示をきっかけにして

十勝で活躍する多くの

写真家の皆さん

書家の皆さん

ほか様々な分野で

芸術活動をされている人たちと

知り合いになることができた。

「文化フェスティバル」に参加し続けていて

このことこそ

もっとも素晴らしいことだった。

今後もさらにその輪を広げてゆきたい

と思っている。

IMG_4474今回の展示会でも

私がこの会をきっかけとして出会うことのできた

素晴らしいアーティストの皆さんの

作品が展示されている。

IMG_4476特に印象深いのは

八重樫冬雷さん

高橋玄禅さん

白石弥生さん

IMG_4473高橋真奈美さん

などの

「前衛書家」の皆さんたちで

その作品が全て

私の心を掴んで離さないものだった。

IMG_4472「書」であるのに

これほどの表現の自由があるのかと

ただただ驚き

感動するばかりである。

振り返って

私の展示作品は

IMG_4471相変わらず

自分の詠んだ俳句を

毛筆で紙に書いただけの

単純なものだが

上記の

前衛書家の皆さんの影響を受け(!?)ながら

少しづつではあるが

マシになっているのではないか

と思っている。

まずは何よりも

自分の作品を

楽しんで作り

楽しんで展示する

ということを教わり

それを心がけている。


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マルちゃんVSペヤング(24)

過去に体験したペヤングとマルちゃんの

焼きそばについては以下の通りである。

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!

(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン

(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン

(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!

(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)

(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!

(20) これが噂の?!、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」

(21)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「ミートソース風」

(22)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「クリームソース風」

(23)これは食べ物とは言い難い!ヽ( ̄д ̄;)ノ「獄辛Final」

ここまで

ペヤングを主体に食レポを書いてきて

初めて完食不能に陥った

ペヤング「獄辛Final」

に完膚無きまで打ちのめされて

しばらくは

レポートをする気を失っていた私だったのだが

同僚のT部獣医師の勧めもあって

ようやく平常心を取り戻し

今回久しぶりに

焼きそばレポートを書くことにした。

食べたのはマルちゃんの

「ハッピーターン焼きそば」

IMG_4374ハッピーターンといえば

亀田製菓のヒット商品の

あの塩味の煎餅である。

正直言ってこれを見つけたとき

「またか・・・」

と思った。

数年前にこの食レポシリーズで

「マルちゃんの勇み足」

という題で

亀田製菓の柿の種との

抱き合わせ焼きそばについて

その味の悪さと

安易なコラボレーションの姿勢を

やや厳しく批判したことがあった。

今回もまた

亀田製菓の人気商品との

安易な抱き合わせによる

つまらない焼きそばではないか

と思ったのである。

気の進まないうちに数週間が過ぎ

先日T部獣医師から

食レポを促され

しぶしぶと封を切って

「ハッピーターン焼きそば」

IMG_4375にお湯を注いだ。

この焼きそばは

いわゆるマルちゃんの

「やき弁」シリーズではなく

ただの変わり焼きそばである。

そう言える理由は

やき弁シリーズには欠かせない

中華スープが入っていないのである。

そんなことでますますテンションは下がり

IMG_4376お湯は全て流しへ捨てて

焼きそばを完成させてゆくと

なるほど

ハッピーターン独特の

あの塩味のうま味のある粉末を

麺と混ぜるようになっていた。

IMG_4378少し驚いたのは

さらに別の袋に

揚げ玉が入っていた。

この揚げ玉は

ハッピーターンとはやや違う趣向であり

これはこの焼きそばが

安易にハッピーターンをくっ付けたのではなく

味のこともちゃんと考えている証拠かな

IMG_4379と思って

少し期待を持たせる代物だった。

調理が完成し

いよいよ試食。

一口食べてみると・・・

「・・・ん?・・・なかなかうまいかも・・・」

さらに一口・・・

「・・・おー・・・揚げ玉のサクサク感が心地よい・・・」


予想外の味が口に広がった。

「・・・うん、これはまさしくハッピーターンかも・・・」

本物のハッピーターンは

IMG_4381サクサクとした食感と

優しいうま味が持ち味であるが

この焼きそばも同様に

サクサクとした食感を出すために

あえて揚げ玉を入れて

ハッピーターンに近づけている

ということがわかった。

IMG_4383それに気づいたとき

今回の商品は

なかなか考えられているではないか

と嬉しくなった。

そんな嬉しさを抱いたまま

スムーズに食べ続けて

IMG_4384あっという間に

完食となった。

今回のマルちゃんの

「ハッピーターン焼きそば」

亀田製菓とのコラボ商品の中では

なかなかの出来映えであり

即席焼きそばを愛する方々には

一度くらいは食べてもらっても良い

ユニークな一品である

と思った。


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夜の現地の「獣医師1人帝王切開」

何かと私用(俳句関係)で、

休暇をもらいながら、

夜の当番も代わってもらいながら、

仕事をこなしている毎日である。

先日の夜間当番も

T岡獣医師と交代してもらったところ

そういう日に限って

忙しくなる

というか

T岡獣医師がきっと

忙しい回りに入っていたものを

私が代わりに背負ってしまったと思われる。

こういうことは

臨床獣医師同志でよくある事なのだ。

先日の当番の夜

夜飯の弁当を食べているとき

「昼から産気づいているけど、立てないし、足も見えてこない・・・」

という、酪農家のY田さんからの電話だった。

(乳熱だけだったら良いけど、子宮捻転だったら嫌だな・・・)

そんなことを思いつつ

Y田牧場に着いて牛を診ると

身体も耳も温かく

低カルシウムだけでは無さそうで

陣痛もある

しかし

産道に入れた手の先の膣内壁が

しっかりと左方向へ捻転していた。

親は立てそうもなかった。

(ローリング法も、釣り上げ法も、牛が動けないと大変・・・)

(用手法は当然、牛が寝ていては無理・・・)

色々な子宮捻転の治療法を

全てすっ飛ばして

「帝王切開しましょう、この体勢だとちょうどいい・・・」

IMG_4346私は即決した。

寝ている親牛を

右横臥のまま

頭を起こさぬようにして

ロープで前後の足を保定すれば

すぐさま帝王切開ができる体位となった。

帝王切開の道具は

こういう日のために

あらかじめ1人でできるように

一年ほど前から揃えてある。

T岡獣医師の助言を元に

できる限りの道具を切り詰めて

術布などはビニール袋で代用し

術後の片付も

できる限り簡単にできるような

簡易帝王切開グッズ

を持ち歩いている。

この日の夜

それがいよいよ役立つことになった。

IMG_4347スタッフは

術者が私

助手にY田さんにカッパと手袋を着せ

もう1人外国人の実習生にも手伝ってもらった。

コンテナを3つ

コンパネを1枚

ぬるま湯をバケツに2杯

鉗子と把針器とメスと針を

ビルコン液に漬けておく

抗生物質の筋注と

プラニパート(子宮弛緩剤)を静注

ビルコン液で術野を洗い

ホピドンヨード液でさらに洗って

カミソリで剃毛する

その上にビニール袋をかけて

そのままメスで切開する

腹膜を切開したら

大網と第1胃のやや右下方子宮があり

胎児の後肢の先端に触れた

その奥の飛節を掴み

Y田さんにその飛節を持ってもらい

子宮を切開。

後肢2本が出たところで

IMG_4351チェーンをかけて

実習生とY田さんにゆっくりと

胎児を引いてもらって

摘出に成功。

胎児は大きなホル♂だった。

IMG_4348親牛は大人しく

子宮を縫うときも

腹膜と筋層を縫うときも

怒責がないのは幸いだった。

皮膚を縫い始めたところで

IMG_4349痛がって少し暴れられたが

手術はスムーズに終えることができた。

カルシウム剤とリンゲル液の補液の準備をしていると

親牛はおもむろに立ち上がった。

立った親牛に

用意した薬を投与し終えて

IMG_4352道具を全て片付けて

帰路に着いた。

車の中で

時計を見ると

電話で呼ばれてから

約2時間半が経過していた。


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大とかち「番外」句会報

先月の末に行われた、

大とかち俳句賞全国俳句大会の成績が、

十勝毎日新聞の紙上に出たのが10月6日。

IMG_4359数々の「力作」と、

数々の「力選」の、

結果を

一枚の新聞で見ることができた。

大会当日には

講演をしていただいた瀬戸優理子氏をはじめ

道内各地から

名だたる選者の皆さんが集まった。

大会の後

有志でささやかな懇親会をさせて頂いたのだが

今回は

せっかくこれだけの俳人が道内各地から集ったのだから

「句会をしないわけにはいかないでしょ」

ということで

懇親会の席上で

袋回しの即席句会が始まった。

IMG_4454お題としては

今回の講師のお名前

「瀬戸優理子」

の文字を読み込む

という縛りを課した。

はたして

即席にしては

なかなかの出来栄えの句が集まった。

その後

これだけの句が集まったのだから

「新聞紙上に活字にしないわけにはいかないでしょ」

ということになり

私はその翌日に

新聞社へ句会の結果をお知らせしておいた。

IMG_4453その句会の結果が

一昨日の新聞紙上に

「大とかち番外句会」報

として掲載された。

誰がどんな俳句を詠んだかは

これを見ただけでは

わからないだろうなぁ(笑)

わかるのは

「のったり俳句ひねもーす」の

メンバーだけかもしれない。

しかし

これで少し

十勝の

新聞紙上の俳句欄に

新しい風を吹かせることは

できたのではないかと思っている。


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第49回「北見市民大学講座」in北見

9月の半ばから、

毎週続いていた、

第33回「日本伝統俳句協会全国大会」in十勝、

第20回「大とかち全国俳句大会」in帯広、

第33回「玉藻北海道大会」in苫小牧、

第37回「北海道新聞俳句賞」選考委員会in札幌

第41「北の年尾忌句会」in小樽、

という俳句のイベントも、

一昨日の

第49回「北見市民大学講座」in北見

で、ようやく一服。

約30年ぶりに一泊した北見の街は

IMG_4446快晴でとても気持ちが良かった。

帯広から北見までは

鉄道が廃止されたので

車で山を越えてゆくしかないのだが

足寄〜小利別までの長々とした山路をクリアすれば

あとは運転の楽な高規格道路を走行できるようになり

私の運転でも2時間半あれば

北見に行けるようになった。

実際に往復してみて

これならそれほど疲れないな

と思った。

講演をする18時まで時間があったので

ぜひ一度行っておきたかった

「ピアソン記念館」

へ車を走らせた。

目当てはピアソン夫妻というよりも

そのあとピアソン邸を買い受けて

そこに住まわれた医師で俳人の

唐笠何蝶(とうがさ・かちょう)氏と

そのご家族の足跡を見て来たかった。

当時は目立っていたであろう洋館の

IMG_4432静かな佇まいは

当時の面影を残して

秋の日に輝いていた。

館内に入ると

BGMに賛美歌が聴こえ

ピアソン夫妻の伝道の記録と

資料の数々が展示されていた。

IMG_4433掲示板にはなんと

「北見市民大学講座」のポスター

も貼ってあり

私の顔写真もそこに並んでいて

しばし恐縮。

二階にあがると

目当ての唐笠何蝶氏の俳句資料の部屋があった。

IMG_4434そこで私は椅子に座ってゆっくりと

展示の資料を読みながら

伝説的な俳句誌「阿寒」を中心とした

北見の俳句の足跡をたどることができた。

北見は北海道の俳句の歴史の中で

IMG_4437とても重要な役割をした場所で

今でもその影響は続いていると思った。

ピアソン邸を出ようとした時に

携帯電話が鳴った。

北見の俳人の山崎肆子(やまざき・いつこ)さんからだった。

私が泊まるホテルに来ているので

一言ご挨拶を

ということだった。

山崎肆子さんの俳句はよく知っていたが

お会いするのは初めてだった。

山崎肆子さんは俳句歴40年のベテランで

北見の吉岡秋帆影(よしおか・しゅうはんえい)氏の門下

80歳とはとても思えぬ若さと知的な雰囲気を持つ女性だった。

ホテルにチェックインしてしばし仮眠して

IMG_444318時からの講演会に臨んだ。

演題は「五七五三兄弟」!

この演題を人前でリアルで喋るのは

初めてのことなので

90分のペース配分など

どうなることかと思ったのだが

意外にぴったりとこの時間で収まり

かつ

思いのたけを十分に話すことができ

私自身としては合格点の話ができたと思った。

北見文化連盟の皆さんには

何かに何まで色々とお世話になったが

最初から最後まで終始笑顔で

気持ちよく対応していただき

心から感謝したいと思う。

今回の講演をきっかけにして

北見地方の方々と

これからもっと

俳句でのご縁を深めてゆけたら

どんなに素晴らしいかと思う。

ちなみに

会場に来られた皆さんは

70名ほどだったという。

その中には

先日大とかち大会と豆桜句会にも足を運んでくれた

北見の若き俳人よしざね弓さんも

来てくれていた。

その場でご挨拶できなかったが

この場を借りて

お礼を申し上げたいと思う。

どうもありがとうございました!


 日を深く入れて紅葉の森靜か 
               豆作

 
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第41回「北の年尾忌句会」in小樽

昨日は、

第41回「北の年尾忌句会」に出席するため、

朝一番の特急に乗った。

低気圧が急激に発達しながら北海道へ向かっていて

JRの運休が心配されたが

チケットを取っていた特急が通常通りに動くと知って

雨の降る中家を出た。

道中はずっと雨だった。

札幌で桂せい久さんと合流し

さらにJRで小樽駅まで行くと

改札口に辻井靖之さんが出迎えに来てくれていた。

IMG_44223人でタクシーに乗って

祝津の水族館前に着く。

ヨットハーハーバーの一角の食堂の

2階の部屋に案内された。

その部屋には

IMG_4424ヨットや帆船のいろいろな機械や模型が

所狭しと置いてあり

大学のヨット部の合宿などが行われるという

いかにも小樽らしさを感じる部屋だった。

窓からはヨットのマストが立ち並び

IMG_4425その先には大荒れの小樽湾が見え

強い風に煽られて

白波が幾重にも立ち

はるか沖まで波立っていた。

3人で食事をしながら

IMG_4426今後の北海道ホトトギスや

北海道の俳句のことなど意見交わしながら

あっという間にお昼を過ぎ

そのあと

小樽市街の道新ビルの句会場へ。

IMG_4423句会には30人近くの俳人が集合した。

いつもはその倍ぐらい集まる句会なのだが

コロナ禍も続いているということで

人数をあえて抑えた会にしたらしい。

それでもこの句会は

3年ぶりの緊張した雰囲気の

北の年尾忌句会らしさを

存分に味わうことができた。

辻井卜童先生の後を継いだ

辻井靖之さんの独特の雰囲気が

この句会の真骨頂である。

IMG_4430私も選者の一人として参加し

ひとこと挨拶もさせていただいて

またひとつ

貴重な俳句の経験を重ねることができた。

句会が終わって

恒例の三幸さんで有志の懇親会のビール。

それを早めに切り上げて

せい久さんと小樽駅から札幌へ向かう。

札幌でせい久さんと別れて

IMG_4427いったん改札を出ると

しつらえたホワイトボードに

JR特急の運休のお知らせが書いてあった

私が乗るつもりだった特急は

幸いにも

IMG_4428なんとか出発できるらしく

ひと安心して

売店で飲料を買い込み

深夜の帯広まで

夜汽車の座席で

始終ウトウトしていた。


  灯台は動かず秋の波洗ふ 
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