北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

「大雨」のち「大風」&「フェンス倒壊」

「満月」のち「難産」、

のち「大雨」ときて、

そのあとは決まって「大風」が吹く。

というのが、

おきまりのコースである。

今回の

いわゆる爆弾低気圧が上空を通過し

その中心から伸びる寒冷前線の通過による

激しい風雨は

まさにそのパターンで

IMG_2983規模も大きかった。

我が診療地区の

十勝の幕別町というところは

広大な十勝平野の

ほぼ真ん中に

縦長に浮かぶ島のような地形をしていて

「幕別丘陵」などと呼ばれいる。

丘陵地帯の尾根筋の

IMG_2985わゆる「高台」の地域は

日高山脈から吹き下ろす強い風

いわゆる「日高おろし」が

平野部を一気に通過して

幕別丘陵の高台の地域に

ダイレクトにぶつかるという

暴風地帯になる。

IMG_2987雪が積もったあとは

激しい地吹雪が視界を遮り

ホワイトアウトが起きやすく

尾根筋の道路はあっという間に

吹き溜まりの雪に遮断されて

交通マヒを起こしてしまう。

そんな地吹雪の猛威を

IMG_2990減する目的で

高台地区の道路の北西側の路肩には

防風雪のフェンスが張り巡らされている。

その防風雪フェンスが

なんと

今回の大風によって

至る所で倒されてしまった。

防風のためのフェンスが

IMG_2994暴風の力に負けて

倒されてしまったのだ。

その原因の一つに

「風向き」がある。

地吹雪の被害を軽減するためのフエンスは

地吹雪を起こす強い季節風

すなわち北西の風に対抗するように造られている。

IMG_2995ところが今回の大雨の後の暴風は

低気圧へ向かって南から吹き込んでくる

強烈な南東の風だった。

西風や北風にはビクともしない防風雪フェンスも

東風や南風にはまるで弱かったのである。

その理由は

土台を見ればわかる。

コンクリート製の土台は

道路の西側の路肩に沿って埋められていて

IMG_2996道路側には倒れにくく

畑側はむき出しで

簡単に倒れてしまうような

埋め方になっていたのである。


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「満月」のち「難産」のち「大雨」(4)

▽農場の難産介助で、

分娩をさせたあと、

双児の確認を省略して帰ってきて、

その後▽さんから2仔目がいたという電話を受け、

恥ずかしい思いをした。

1仔目が大きかったことや

忙しかったことや

空腹だったことや

確認を怠った言い訳は色々挙げられる。

しかし

そういう時にこそ

しっかりと確認をしなければならないことを

今回の件は物語っていた。

さて

その後

私は事務所で仮眠を20分ほど取って

再び自分の机に戻ると

同僚のT獣医師の書き置きが置いてあった。

「『▲畜産の難産に行ってきます』」

昨日から続いている

難産の往診の波は

まだ収まっていないようだった。

私は事務所で1人

カルテを書いて

1時間ほど経った頃

T獣医師から電話がかかってきた。

「▲畜産のお産、出したんですけど・・・」

「・・・うん、それで?」

「さっきの▽さんの件もありますし、もう1頭いるかと思って確認してみたんです・・・」

「・・・うん、うん。」

(先ほどの私のミスが、さっそく教訓として生かされていた)

「そうしたら、2頭目がいて、それが・・・頭だけ来ていて・・・」

「・・・出ないの?」

「はい、頭部以外に手がかりがなくて、さっきプラニパート(子宮弛緩剤)も打ったんですけど・・・」

「・・・了解、行きます。」

▲畜産に到着して

牛の産道に手を入れてみると

確かに頭部に触れるのみだった。

「前肢の肘の先端にはやっと触れるんですけど・・・」

確かに前肢の一部には触れることができた。

私はその肘の部分を指で前後に揺すってみた。

すると辛うじて腋下に指を滑らせることができた。

「・・・産科チェーンあるかい?」

「チェーンは持ってないです、産科用ロープならありますけど・・・」

「・・・こういう時は、重みのあるチェーンの方が使いやすいから、俺のチェーン持ってくるね。」

私は診療車から産科チェーンを持って来て

再び手を入れて

チェーンの先端を丸めて

胎児の前肢の腋下の上に置き

次いで腋下の下から指を入れて

上に置いたチェーンの先端を探った。

腋下の上に置いたチェーンの先端が

重みで腋下に落ちて

腋下の下から探る指先に触れた。

チェーンの先端の輪の部分に指を入れて引っ張ると

産科チェーンを橈骨に巻きつけることができた。

橈骨に巻きついたチエーンを

▲畜産の従業員君に強く引いてもらうと

胎児が少し産道へ侵入して来た。

チェーンを緩めてもらい

チェーンがかかっている場所を橈骨の遠位の腕節近くへと移動させ

再びチェーンを軽く引いてもらいながら

頭部を強く押し込む。

すると腕節の先の中手骨を手で掴むことができた。

橈骨にかかっているチェーンの輪の部分を

腕節を超えて中手骨へ移動させて

再びチェーンを軽く引いてもらいながら

頭部を強く押し込む。

と腕節が手前に移動して球節に触れるようになった。

球節に手をかけてチェーンをさらに引っ張ってもらうと

胎児の右の前肢が整復されて外陰部に姿を現した。

手を入れると左前肢の橈骨に触れたので

左の前肢も右前肢と同様に

チェーンをかけて

頭部を押し込みながら

整復を終え

胎児はようやく正常位となった。

IMG_6402「よし。あとは普通に引っ張るだけだ。」

(左の写真は別の症例)

従業員くんとT獣医師と私の三人で

胎児の前肢を強く引くと

死亡した2仔目の胎児が娩出された。

大きめのF1の双子の難産介助だった。

IMG_6667「ちゃんと双子の確認して、よかったです・・・」

「・・・そうだね、しなきゃいけないんだよ(笑)」

「道具も、産科ロープだけじゃなくて、チェーンも持ち歩くようにします・・・」

「・・・うん、チェーンも持っていた方がいいよ。」

同僚の若いT獣医師にとって

この日の難産介助は

有意義だったと思われた。

平穏無事な日曜日ではなく

お産ばかりの続く

多忙な土日の休日出勤だったが

そういう時の経験こそ

臨床獣医師にとっては

貴重な糧になってゆくのだろう

と思った。

その晩

十勝地方は

大雨になった。


(この記事終わり)


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「満月」のち「難産」のち「大雨」(3)

宵のうちの初産の乳牛の子宮捻転の診療を、

帝王切開によって終わらせて、

その夜遅く、

別の初産の乳牛の過大児の難産を、

経膣の陰部切開によって終わらせて、

寝床に着いたのが午前3時。

翌朝の6時に

親牛の乳房炎と

仔牛の腸炎の緊急診療が入り

それを終えたら

通常の診療受付時間になっていた。

この日は日曜日だったので

出勤しているのは私とT獣医師の2名だけで

日中の仕事を分担してこなさなければならなかった。

その日のやや多めの通常往診の6件を

済ませたところで

追加の往診が入った。

和牛繁殖農家の▽さんの難産だった。

(昨日から今日にかけて、お産の仕事が多い・・・)

そう感じる時は

だいたい

天気が下り坂になる時である。

(天気予報はどうなっているんだろう・・・)

そんなことを考えながら

▽農場へ向かい

難産介助をした。

大きな♀の胎児が

産道で前肢と頭部を少し横向きにしていたが

ワイヤーとロープで難なく整復し

普通に分娩させることができた。

時計は午後1時を回っていた。

腹も空いてきていたので

私は道具を片付けて

そそくさと▽農場を後にした。

この時

私は

一つのミスを犯していた。

それに気づかずに

診療所へ戻り

弁当を食べて

カルテを書きながら

襲ってくる眠気と

戦い始めていたその時

診療所の電話が鳴った。

応対した同僚のT獣医師によると

先ほどの▽農場からで

胎児がもう1頭腹の中にいるらしいという。

▽さんに詳しく状況を聞いたら

その胎児の足は飛節が触れる後肢2本だという。

そこでT獣医師は▽さんに

そのまま引っ張れば大丈夫と言って応対を終えた。

その後

何の連絡もなかったので

▽さんの2頭目の胎児は

逆子で無事に娩出されたようだった。

「いやー、申し訳ない・・・」

私は

T獣医師に謝った。

お産の時にいつも必ずやっているはずの

2頭目の胎児の確認

すなわち双子かどうかの確認を

忙しさと空腹にかまけて

省略して帰ってきてしまったのだった。

忙しい時にこそ

こういう確認作業が大切だということを

わかっていながら

確認してこなかった自分が

恥ずかしく情けなかった。

2頭目の仔牛は無事に生まれたようだったので

結果はオーライだったのだが

IMG_6665若いT獣医師の前で

いつも色々と

難産介助のことを

教えている私が

ミスをしたことは

やはり恥ずかしかった。


(この記事続く)


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「満月」のち「難産」のち「大雨」(2)

夜間待機時間への突入寸前に入った往診が、

初産のホルスタインの帝王切開で、

約3時間かかり、

その夜帰宅して就寝し、

深夜1時に枕元の電話が鳴って、

また初産のホルスタインの難産。

飼主の◯さんの稟告では

産道が狭く胎児がなかなか来ないという。

(・・・今夜2頭目の帝王切開になるのか・・・)

と半ば覚悟を決めて

産道に手を入れると

「・・・うーん・・・」

胎児の頭は

かろうじて産道に乗っていた。

◯さんに胎児の前肢を軽く引いてもらい

産道の胎児の頭部を探ってみる。

ここで

胎児の後頭部まで手が回り

後頭部にワイヤをかけられるほどの隙間があれば

帝王切開はせずに経膣分娩を選択し

胎児の後頭部まで手が回らず

後頭部にワイヤをかけられるほどの隙間がなければ

経膣分娩はせずに帝王切開を選択する


というのが

私の30年以上の経験から

会得してきた判断基準である。

で、今回は

非常に微妙ではあるが

そのギリギリのところで

経膣分娩を選択しても良さそうな所見だった。

胎児の後頭部まで手が回ったこと

がその大きな理由である。

「・・・うーん・・・、なんとか腹を切らずに出せるんじゃないかな・・・」

「出せますか・・・」

「・・・うん、後頭部をここまで触れれば、何とかね・・・」

私はループワイヤーを手に持って

胎児の後頭部を手で探り

胎児の頭の耳の奥へワイヤーをかけようとした。

ところがこれがなかなか

ワイヤーをかけ辛いほどの隙間で

手が圧迫されて痛みが走った。

ようやく何とかワイヤーを

耳の後ろにかけることができ

胎児を滑車で牽引することにした。

「・・・まずは頭にかけたワイヤーだけをゆっくり引いて・・・」

私はき◯さん夫婦に指示しながら

外陰部を手で広げていた。

ところが

外陰部は胎児の頭部を通過させるほどの開きがない。

「・・・ちょっと待って、陰部を切開するから・・・」

私は安全カミソリで

9時の方向へ外陰部を約15センチほど切開した。

外陰部の肉が開き

胎児の頭部がゆっくりとそこを通過し

胎児の頭部が完全に露出した。

「・・・よし、あとは足を滑車で引っ張って・・・」

IMG_2931◯さん夫婦が

滑車で足を牽引し

胎児はそのまま

途中ヒップロックもほとんどなく

一気に引き出すことができた。

IMG_2933胎児は最初呼吸をしていなかったが

心臓はしっかりと拍動していたので

刺激を与えて呼吸を促し

しばらくすると

仔牛は自発呼吸を始めてくれた。

IMG_2935「・・・何とか助かったね・・・」

私はひと安心してから

親牛の陰部の縫合に取り掛かった。

切開した部分からの出血は多くなかったが

傍らで頭を上げた胎児の頭部は

血まみれで赤くなっていた。

IMG_2930今夜2頭目の初産の難産は

帝王切開をせずに

経膣分娩で

終わらせることができた。

久々に

ギリギリの判断を迫られた

経膣分娩だった。


(この記事続く)


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「満月」のち「難産」のち「大雨」(1)

一昨日の夜間当番は、

久しぶりに大忙しだった。

折しも月蝕が観測される満月の翌日。

十六夜の月の不思議なパワーは

その日の午後にもまだ残っていた。

夜当番の時間が始まる17時前に

「初産牛のお産なんですけど、朝からずっとふんばっていて、出ないんです・・・」

◎牧場の場長からの電話だった。

着いて、産道へ手を入れてみると

見事な子宮捻転だった。

寝ている牛を起こさずに

そのままロープとパイプを使って牛を縛り

慣性ローリング法を試みたが

捻転は全く整復できなかった。

「・・・帝王切開しかないね・・・道具は積んでるんで、このまま直ぐ切りましょう。」

最近私は

同僚のT獣医師に教わって

獣医師ひとりで現地で帝王切開をするための道具を

持ち歩くようになった。

そうするようになってひと月も経たないうちに

現地での帝王切開をする場面に遭遇してしまった。

特別な道具があるわけでもなく

1人で帝王切開をするためのコンパクトな道具と

助手になってくれる現地の人用の手袋などを診療車に積んでおけば良い。

ローリング法のために縛り上げた牛の四肢をそのまま寝かせて

左のけん部の毛狩りをして

直ちに帝王切開を始めた。

スタッフの手際よい協力もあって

大きなF1の♂仔牛を無事に摘出することができた。

牛は終始おとなしく

子宮をはじめ腹壁の縫い上げもスムーズに終えることができた。

IMG_1255帰りの車内の時計を見ると

20時を回っていた。

事務所へ帰り

帝王切開の道具を更新してスタンバイし直し

日中のカルテを書いて

弁当を食べて

自宅に戻った。

22時半就寝。

日付の変わった深夜1時に枕元の携帯が鳴った。

「初産のお産なんですけど、胎児が大きくて、産道が狭いんです・・・」

酪農家の◯さんからの電話だった。

満月ののちの十六夜・・・

明日の天気は下り坂・・・

初産の難産・・・

夕方からの帝王切開・・・

途切れない往診の依頼・・・

私は嫌な予感がした。

今夜は2頭目の帝王切開になるのか・・・

と、思いながら◯さん宅へ向かった。


(この記事続く)


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「月下崩砦(げっかほうさい)」展

毎年なんだかんだと参加させてもらっている、

T.A.L.(Tokachi Art Links)のコラボ展示会。

11月23日(火)まで、帯広駅地下の

帯広市民ギャラリーで開催中なので

ぜひ、足を運んでいただきたいと思う。

IMG_2925このコラボ企画で私は

代表の古川こずえさんの

岩のように強いモチベーションに

いつも感銘を受けつづけている。

コロナ禍で様々なイベントが流れてゆく中で

毎年続けられるのは

古川さんの強い意志があってこそだと思う。

IMG_2913今年は

以前の展示が不完全燃焼だったという

「トーチカ」がまた登場した。

古川さんは幼少のころから

このトーチカの周りで遊んでいたそうだ。

トーチカというものがどんな理由でそこに作られ

IMG_2915どんな運命をたどっているのかもわからぬままに・・・。

トーチカという言葉はもちろん

その実物をよく知らない人も多いと思う。

このまま何もせずにいたら

十勝や釧路の海岸線にトーチカがたくさん作られていたことも忘れられ

トーチカを知る人はどんどん減る一方であり

IMG_2916トーチカという言葉さえ死後になりかねない

そんな危機感が

古川さんをはじめ

T.A.L.のメンバーにもある。

まして、実際に

トーチカの作成に携わった人達は

IMG_2918皆高齢になり

多くの方々が鬼籍に入られている。

今回の展示で紹介されていた

大樹町の日方に住まわれている

林豊さんもその一人である。

林さんはもういまは日方には住んでおらず

IMG_2919ご家族の下で生活されているらしい。

林豊さんは重種馬の育成農家さんだったので

そのご縁で

日方の林牧場によく通っていた。

287D4D08-C8CC-408C-A822-C623E2448117その時に幾度か

林さんが少年時代に携わった

トーチカづくりの話を

聞いたことがあった。

林さんは

トーチカの話題になると決まって

しみじみとした表情で

話をこんな言葉で締めくくるのだった。

「・・・いやー、兵隊さんていうのはな、本当に大変だよ・・・」


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冬出水!?

先日北海道地方を、

西から東へというよりは、

南から北へとせり上がるように、

ゆっくりと通過していった低気圧。

南北に二つの低気圧が連なる

いわゆる二つ眼の低気圧で

そこから伸びる温暖前線に

西からの寒冷前線が追いつき

閉塞前線となって

北海道の十勝地方の上空を

ほぼ真北へと通過していった。

その20時頃から深夜にかけて

我が幕別町は

猛烈な雨音とともに

豪雨に見舞われた。

異常な雨音に

私は深夜何度も目が覚め

その雨音は断続的に

IMG_2876朝方まで続いた。

夜が明けてからも

まだ少し降っていたが

南の空には

久しぶりという青空が見え

通勤時間になると

IMG_2878その青空はみるみると広がり

太陽の光が満ち溢れる朝となった。

診療車に乗り換えて

往診へゆく途中

相川地区から千住地区にかけての

畑のあちらこちらが

IMG_2880広く冠水していた。

濁った冠水の水面を

強い西風が波のひだをつくって

その波が畑の縁に打ち寄せていた。

(ずいぶん降ったなぁ・・・)

私は思わずその光景を携帯カメラで撮影した。

相川および千住地区は

十勝川の支流の途別川の流域で

いたるところに三日月湖がある

IMG_2887肥沃な沖積地帯である。

河川整備によって

途別川の流れは真っ直ぐになったが(新・途別川)

かつては複雑に蛇行した途別川(旧・途別川)が

何度も氾濫を繰り返し

平野が大雨のたびに冠水したに違いない。

冠水した秋まき小麦の畑の先の

IMG_2882緑色の中に

白色の点々とした鳥の姿があった。

白鳥だった。

さらに車を進めると

とある畑作農家の裏道に

二羽の大きな鳥が並んで立っていた。

IMG_2884丹頂鶴だった。

丹頂は最近通年見られるが

白鳥も丹頂も

歳時記によれば冬の季題である。

暦も立冬を過ぎて

今はもう冬

冬に降った豪雨による冠水だった。

歳時記で冠水や洪水は

出水(でみず)と呼ばれるが

単に「出水」といえば梅雨の頃の夏の季題であり

台風の頃の出水は「秋出水」という秋の季題である。

しかし今回は

立冬を過ぎた頃の豪雨による出水だから

これはどんな歳時記にも載っていたない言葉だが

「冬出水」

と呼ぶべきもの

なのかもしれない。


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肛門形成術を施した和牛の一例

2020年7月8日生まれの和牛、

生まれた時に、

肛門に形成不全が認められ、

その数日後に、

帯広畜産大学の先生に相談して、

当時の我が診療所のスタッフだったH獣医師と

当時畜産大学の教員だった先生(お名前失念)とで

肛門形成術を施した

という和牛の♀仔牛。

施術はみごとに成功し

仔牛は全く普通に排便するようになり

全く普通に哺乳しながら

その後も普通に採食しながら

すくすくと育っていた。

と、いう話を聞いていた。

それから

約1年3ヶ月後の

今年の10月末に

飼い主の〓さんから

その牛の調子が悪くなった

という稟告を受けた。

〓さんの家に着いて診ると

体の大きさや骨格は

普通に成長しており

IMG_2771排便も普通だったが

かなりの削痩がみられ

熱発し(39.8℃)

肺胞音の粗励

そして

IMG_2770胸垂に著しい浮腫が見られた。

強い循環障害が疑われる臨床所見だった。

血液検査では

ガンマグロブリンの増加が見られたが

EA7794D3-0F0E-4D04-8DC0-9E21347952A5それ以外の値は概ね正常だった。

数日間抗生物質と消炎剤による治療が施されたが

症状は解熱したこと以外は改善せず

飼主の〓さんの意向も受けて

廃用・殺処分することになった。

病畜処理場での剖検結果によれば

IMG_2897肺に著変無し

心臓に著変無し

肝臓の充血・うっ血

腎臓に著変無し

胃に著変無し

腸管全体にわたり変色・充血・出血の腸炎像

腹膜の変色・充血・腹水の増加

という所見だった。

私がこの牛に関わったのは

一度だけだったので

それ以上の詳しいことはよくわからない。

ただ

生後の肛門の形成不全を

形成術によって直し

生後15ヶ月まで成長させた

という事実は

記録として残しておく価値がある

と判断して

拙い記憶ながら

わかる範囲で

記事にしておくことにした。



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鈴木牛後さん来帯!

「急告、牛さん来帯!」

というメッセージが、

先日、ひかり句会で一緒だった

Qちゃんこと久才秀樹さんから入った。

ひかり句会とは

帯広市内の「ひかり食堂」の店主

りっきーこと三品吏紀さんの主催する

俳句の句会である。

メッセージは続けて

「ついさっき下川町の農業委員会の人たちが視察に来て、ついては皆さんと会えませんか、とのこと。」

とあった。

牛さん、というのは

もちろん下川町の酪農家で俳人の

鈴木牛後さんのことである。

札幌へ行ってもなかなか会えない人が

帯広にやって来るとあれば

これは何としても一献かたむけたい。

この日は娘夫婦と孫と家で晩飯を食べることになっていたので

そのあとに我が家を出て

JRに乗って帯広のとある居酒屋へ出かけた。

先日のひかり句会に続いて

またもや帯広の若手俳人とも一献できることになり

なんだかとても嬉しい気分だった。

牛後さんに会うのは何年振りだろう

確か3年前の札幌の北海道文学館でお会いして以来のこと。

相変わらずの感じで

俳句の天才とは感じさせない

素朴な雰囲気は変わらなかった。

牛後さんを交えて少人数でゆっくりと飲みながら

これだけ好きなことをしゃべったのは

今回が初めてかもしれない。

牛後さんとは

年が一つ違いの同世代で

酪農業界、と

俳句界、という

2つの共通点があるので

当然、話題は尽きない。

さらに

十勝在住の若手俳人2人がそこに加われば

さらに話題は尽きず

スタートが遅かったせいもあり

あっという間に夜が更けて行った。

たった数時間の飲み会だったが

IMG_2889牛後さんと

酪農に関しても

俳句に関しても

色々な情報交換をすることができ

とても美味しい酒だった。

今回はお忙しい中で

我々十勝の俳人に会いたいと

声をかけていただいて

とても嬉しかった。

これからもまた

機会があれば

幾度でも

一緒に飲みましょう!


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腐敗するもの・朽ちるもの

毎日都市近郊や農村を、

車で回り歩く仕事をしていると、

思いがけないものを見つけることがよくある。

美しいものや

珍しいものを見つけると

思わず車を止めて

携帯写真のシャッターを切るのが

最近の楽しみの一つになっている。

だが

そんなチャンスは

なかなか訪れることがない。

それよりも

ありふれたものや

汚いものを見つけることの方が

圧倒的に多い。

醜く汚く惨めで哀れなもの

というのは

美しく清潔で喜ばしく誇らしいもの

に比べると

圧倒的に多いのではないかとさえ思う。

醜く汚く惨めで哀れなものは

世の中に満ち満ちている。

ただ

そこから

我々は目をそらせているだけで

それを

我々は見て見ぬ振りをしているだけで

実際には

世の中に満ち満ちているのであろう。

先日の往診先で

IMG_2655メロンがたくさん

堆肥の山の傍に転がっていた。

香り高く美味しいメロンも

このような姿になる。

また昨日の

往診の途中で

IMG_2858カボチャがたくさん

道端に置かれていた。

ハロウインで飾られ愛されたカボチャも

このような姿になる。

メロンもカボチャも

愛される時が過ぎれば

あとし腐敗して

朽ちてゆくのを待つのみである。

その姿は

なかなか注目されることはない。

IMG_2856だが

それは現実には

否応無く存在しているのである。

せめて私は

それを写真に撮って

その存在から

目をそらさずに居よう

と思った。


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馬の聴診体験会

11月3日は文化の日。

この日は気象学的に「晴れの特異日」として有名で、

過去のデーターによると、

とりわけ晴れの多い日として知られている。

そんな日に、

NPOとかち馬文化を支える会から

「馬の聴診・体験会」

の講師をおおせつかり

帯広競馬場のふれあい動物園へ出向いた。

IMG_2806晴れの特異日なのに

雨降りの寒い日だった(笑)

それでも

講習会に参加してくれた皆さんは

皆若々しく元気な

学生さんや乗馬クラブや厩務員の人たちで

熱心に私の話を聞いてくれた。

「馬の聴診の体験」

と言っても

いきなり馬の体に聴診器をあてて音を聴く

というわけではない。

IMG_2807まずは

初対面の飼い主さんと

初対面の馬と挨拶をしなければならない。

それから飼い主さんとコミュニケーションをとりながら

診る馬の状態や気性などを把握してゆき

診る馬の緊張をほぐし

診る馬をできるだけ興奮させぬように

安全に保定してから

やっとおもむろに

馬の体に聴診器をあてることになる。

IMG_2808聴診する音は

心拍音、心拍数

左右の肺音、気管音

左右の腸管の蠕動音

などであり

それぞれの特徴や

それぞれの解剖学的位置などを説明しながら

IMG_2809参加者一人一人に

聴診を体験してもらった。

当然、初めて聴診する人が多く

皆さん興味津々で

体験してくれたことが

私にとっても新鮮だった。

私が普段いやになる程繰り返して来たことを

こんなに興味を持って追体験してもらえることが

IMG_2810とても新鮮だった。

聴診器で馬の体内の音を聴く

という一つの行為は

音を聴くことばかりではなく

馬の体に触れることであり

体温を肌で感じることでもあり

自分の行為を馬に伝えることでもあり

そこで馬から発せられる情報を感知することであり

それは馬との無言のコミュニケーションである。

さらにその行為をしながら

同時に飼い主さんと

この馬についての情報を交換することでもある。

今回

体験会に協力してくれた馬は

栗毛の乗馬で

名前がタケシ君という

壮年の騸馬だった。

とてもおとなしく協力的で

しかもとても落ち着きがあって健康で

心拍数も肺音も腸の蠕動音も

全くの正常そのものだった。

私はいつも

若い後輩の獣医師たちには

「正常を把握せよ」

と言っている。

正常なものを知っていないと

異常がわからないからである。

至極当たり前のことだけれども

患馬の異常な時ばかりに呼ばれる獣医師は

その患馬の正常な状態がわからなくて苦労をするものである。

今回の受講者の皆さんの中に

畜大の獣医の学生さんが2名ほどいたので

そんなことも付け加えながら

和やかに講習会を終えることができた。

この講習会を企画担当して

お世話をしていただいた

とかち馬文化を支える会の

事務局の旋丸巴さんと

三宅陽一理事長に

感謝を申し上げたい。

さらに参加していただいた講習生の皆さんと

乗馬のタケシ君にも

心から感謝を申し上げたい。


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マルちゃんVSペヤング(20)

「安田さん、伝言があります・・・」

▲畜産の診療から帰って着た同僚のT獣医師が言った。

「授精師のKさんからで、安田さんに食べてほしい焼きそばがあるそうです(笑)・・・」

「・・・え、焼きそば?・・・あー、ペヤングかな?」

「あんかけの焼きそば弁当が出たので、食べてくださいって・・・」

「・・・やき弁、の方ね(笑)」

その数日後

私が▲畜産の往診に行った時

ちょうどK授精師が仕事をしていた。

「安田さん、食べましたか!・・・」

「・・・あー、Tさんから聞いたけど、あんかけのやき弁ね、まだだけど。」

「すごい人気らしいですよ、早く食べないと無くなっちゃいますよ!・・・」

「・・・えーっ、そうなの?」

「北海道限定で、ドラッグストアでもお買い上げを1人3個に制限してるとか・・・」

「・・・えーっ、そうなの?」

「めちゃ美味しいですよ!、具もたっぷり入ってるし・・・」

「・・・それは食べて、また食レポを書かないと(笑)」

そこまで勧められたらもう買うしかない。

その日の往診の帰りに

スーパーフクハラに寄ってみた。

IMG_2774すると

噂の、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」

普通の即席麺コーナーに

ごく普通に沢山並んで売られていた。

どれだけ人気があって

どけほど品薄になっているか

興味があったので

この現状にはいささか拍子抜けしたが

せっかくなので同僚のT獣医師たちの分までまとめて買うことにした。

さて

約1年ぶりの

インスタントやきそばの食レポである。

その経緯は

このシリーズで書いている通りである。

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!

(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン

(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン

(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!

(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)

(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!


今回は久々のシリーズ(20)となった。

最近はコロナウイルスのせいなのか

ぺヤング側の北海道攻勢が鳴りを潜めて

約1年間ペヤングの新作を食べていなかった。

今回はペヤングではなく

受けて立つマルちゃん側の新製品のレポということになった。

IMG_2775事務所に帰って

さっそく封を切ろうとしたが

作り方がいつもと違っていて

一度お湯を切った後

IMG_2776また再びお湯を

パッケージの中段の線まで入れて

あんかけの素を入れて

さらに30秒以上

IMG_2777ぐるぐるとかき混ぜて

あんかけのトロミを出して

ようやく完成するという

かつてない画期的な作り方だった。

IMG_2778ペヤングと比べてやや保守的で

新製品へのパッションが弱いとみえたマルちゃんだが

この製品に賭ける意気込みは

未だかつてない程のものである。

IMG_2779その証拠に

お湯を足すライン入りの

新しいパッケージをあえて作っている。

そして、定番の

IMG_2781「北海道限定」の文字。

北海道でまず売れ行きをリサーチして

それから全国販売してゆこうという

強い意気込みを感じる。

さっそくかやくを入れて

お湯を切り

再び中間ラインまでお湯を入れて

次にあんかけの素を投入し

30秒以上箸でぐるぐるとかき混ぜると

なるほど麺にとろみが出てきた。

IMG_2783ツヤツヤトロトロの麺を

ひと口すすってみる

「・・・うーん・・・」

滑らかな口当たりである

「・・・なるほど・・・」

IMG_2784あんかけの味は

中華風の塩味で

創味シャンタン風だった。

今ちまたで人気抜群の

創味シャンタンの味を

やきそばに取り入れようという魂胆のようである。

「・・・うん、これはうまい!・・・」

IMG_2785これはさすがに

マルちゃんとしてはよく練りに練った作品だと思った。

想像を絶するような

超絶な新製品を世に送り出す

前衛芸術的なペヤングに比べて

マルちゃんは相変わらず

独創性が低く

あっと言わせるところもなく

「あんかけ」とか「創味シャンタン」など

消費者の趣向におもねった大人し目の戦略であり

その戦略の裏舞台が見え見えの感があり

いかにもマルちゃんの新製品開発だよな

と思わせるのだが

そんな感想を差し引いても

それ以上に「旨い」

という

立派な味と食感を持った

見事な新製品

マルちゃん・やきそば弁当「旨コクあんかけ風」

だった。

CG-StMbUAAA41Quいち北海道民として

私は

このやきそばを

「応援したい」

と思った。


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朝顔

我が家の物置の裏は雑草だらけだったので、

春先にラウンドアップという除草剤を撒いて、

シバクサやタンポポやアカザなどを、

全て枯らしておいてすっきりとしていた。

ところが

その後6月の末頃から

朝顔の双葉が

あちこちにあらわれ

双葉のあとに本葉を出し

本葉を伴いながら長い蔓を伸ばし

狭い裏庭のあちこちをまさぐるようになった。

蔓が隣の株の蔓に絡まり

ぐちゃぐちゃになってきたので

蔓に巻きどころを作ってやろうと

細い竹竿を6本ほど立ててみた。

すると朝顔の蔓たちは

ここぞとばかりに竹竿に絡みはじめ

大きな本葉を広げながら

竹竿をぐんぐんと登ってきた。

竹竿を登りきった蔓の先が

また所在無く空をまさぐるようになったので

IMG_2561竹竿の先に紐をつけて

その紐を物置の屋根の部分まで到達させた。

すると蔓たちは喜ぶようにその紐に巻きつき

さらにぐんぐんと登っていった。

蔓の先が物置の屋根に達する

IMG_2576八月の下旬の頃

朝顔たちは毎朝

ピンクと紫の花をたくさん咲かせるようになった。

咲いた花たちは午後には萎れはじめ

夕方には完全に下を向いて凋んでしまうのだが

IMG_2583次の日の朝には

またたくさんの花が咲いていた。

そんな花の日々が

九月いっぱいまで続いた。

十月に入ると

IMG_2675朝が冷え込むようになり

花の勢いがなくなり

花の大きさが急激に小さくなった。

花の数も少なくなり

葉の色も黄色味がかってきた。

IMG_2746十月の中旬に

数日の長雨があった。

その雨が上がりそうになったある朝

裏庭の朝顔を見ると

花はもちろんのこと

IMG_2763葉がことごとく黒ずんで

雨に打たれて下向きになり

全ての葉が茹でたお浸しのように

蔓からぶら下がっている状態になった。

雨が完全に上がり

IMG_2766青空の下で

萎れた朝顔の蔓と葉を

カラカラに乾かすような

冷たい風が吹くようになった。

雨が降っては止み

IMG_2786空が晴れては風が吹き

朝顔の蔓と葉は

その繰り返しの中で

どんどん乾燥していった。

そして今朝

蔓をよく見ると

花の後の萼の中に

真っ黒な種を

宿していた。


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白鳥の畑

先週のはじめ頃、

北海道は急に寒くなり、

一気に秋を通り過ぎて、

冬を思わせる空模様になった。

その日の朝

家の窓を少し開けて

空気を入れ替えた時

「コー、コー、コー・・・」

と白鳥の声が聞こえて来た。

いつものように出勤すると

その道の頭上を

数羽の白鳥が鳴きながら

首をまっすぐに伸ばして横切っていった。

今年も白鳥がやって来たのだ。

診療車に乗り

N地区の高台のデントコーン畑を通ると

IMG_2749畑の中に白い鳥の姿が

群れて散らばっていた。

最近の白鳥は

川や湖に飛来することは稀で

ほとんどが

デントコーン畑の

刈り取りの終わった土の上で

落ちたコーンの実などを啄みながら

コーコーコーと喧しいほどの声をあげている。

IMG_2750そして

数日滞在したあと

そこからさらに南方へ向かって

飛び去ってゆく。

十勝のデントコーン畑は

白鳥たちの渡りの長旅の

旅の宿であり

羽を休め食料を補給する

絶好の中継地点のようである。

先日

同じ地点で

白鳥たちを撮影した新聞記事が載った。

十勝の写真家の大御所

山下僚さんが撮影した白鳥たちだった。

同じ幕別町のN地区で撮影した白鳥なのに

IMG_2762プロのカメラマンが撮ると

どうしてこんなに

素晴らしいのだろう!(◎_◎;)

当たり前のようだが

あらためて

その腕の凄さを

思い知らされた一枚だ。


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近ごろ流行りの?産前起立不能(2)

「乾乳牛が立てなくなった・・・」

という稟告は、

私の若い頃からよくあったのだが、

昔は乾乳牛を太らせてはいけないという、

やや乱暴な飼養管理方法の俗説があったので、

それを真に受けて

極端な給与制限をした結果

乾乳牛が急激な栄養不足に陥り

栄養失調や低カルシウム血症を起こして

立てなくなることが多かった。

そういう場合には

栄養剤+カルシウム剤の投与で

牛はあっというまに回復して

立つことができるようになったものである。

ところが

近頃の乾乳牛は

立てなくなる原因が栄養不良ではなく

四肢の疾患が多い。

牛舎の床が固く滑りやすいことに加え

不衛生で細菌感染が起こりやすいことに加え

密飼いによって同居牛の争いや外傷が頻発し

立場の弱い牛たちの足腰はますます弱くなり

お産を前にして

胎児の大きな体を支えることができず

お産の予定日より前に立てなくなってしまうのである。

先日の〓牧場の牛もそうだった。

予定日の約1カ月前に立てなくなってしまった。

食欲はそこそこあったので

ホスピタル(病畜牛舎)に移動して

水と餌を目の前に運んで飼い続けた。

痩せて来るのは仕方がなかった。

また四肢も麻痺して弱ってゆくのも仕方がなかった。

そのまま鎮痛剤(スルピリン)と抗生物質を続け

分娩予定日を2週間後に控えた日に

分娩誘発を試みた。

PG+デキサが投与され

その約36時間後に分娩兆候が始まった。

IMG_2659〓牧場のスタッフが

助産を試みたが

産道が狭く陣痛も弱く

お産が長引いて

結局獣医師を呼ぶことになった。

この時は

私が呼ばれて助産をした。

胎児の足と頭が産道に来ていたので

滑車で半ば強引に介助した。

IMG_2660結果は

胎児は死亡してしまった。

ホルスタインの♀の胎児だった。

親は痩せた体でお産に耐えたが

衰弱して頭をあげることもできなかった。

廃用の認定をして

安楽殺処分となり

死亡した親子の牛は

その日の昼に

揃って病畜処理場(レンダリング)に運ばれて行った。

私はその手続きをしながら

「帝王切開をすれば、せめて仔牛の命は助けられたのではないか。」

という後悔の気持ちを

ずっと引きずっていた。

近ごろ流行の

産前起立不能の

結果が最悪なパターン

と、なってしまった。


(この記事終わり)


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近ごろ流行りの?産前起立不能(1)

最近多いと感じている症例のひとつに、

乳牛の産前の起立不能がある。

昔からある症例で、

原因も様々なのだが、

産前に立てなくなる原因の中で

最近特に多くて気になるのが

四肢の疾患である。

股関節脱臼や関節炎や脊椎損傷などによって

四肢がダメージを受けて

お産を前にした乳牛が立てなくなる

という症例が多くて気になるのだ。

飼主さんの稟告は

「乾乳の牛が立てなくなった・・・」

である。

昔はその原因が

栄養不足の低カルシウム血症が多く

カルシウム剤で治療すると多くが治癒した。

ところが今の牛は

原因が栄養不足ではなく

四肢の疾患で立てないので

治癒させるのが難しく

ほとんどの場合

寝たきりになってしまう。

乾乳牛が寝たきりになってしまったら

どうするかといえば

分娩予定日近くなるまで

足場の良いところに寝かせておくしかない。

その間は消炎鎮痛剤などを投与するくらいしか

IMG_4353治療方法がないのである。

お産を前にした乾乳牛が

お産の予定日近くなるまで

寝たきりで飼われている

IMG_0940という牛のいる酪農家は

今や珍しくはない。

当たり前のように

どこの町村の酪農家にも

そのような

IMG_0358産前起立不能牛症

に陥った牛が

寝たきりで飼われている。

足腰の弱った乳牛が

寝たきりで

お産の予定日まで飼われている

という光景が

当たり前のように

見られるように

なってしまったのである。

(この記事続く)

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豆の収穫

十勝平野の中央にある我が診療区域、

幕別町は畑作の盛んな地域である。

今頃往診に回っていると、

IMG_2753あちらこちらで、

豆の収穫風景が見られる。

葉を落として

褐色に乾燥した

小豆や大豆などを

コンバインが刈り進む光景である。

小豆は蕎麦などにも使う小型のコンバイン

IMG_2752大豆は麦に使う大型のコンバインを

それぞれの作物に合わせた脱穀機を取り付けて

あっという間に刈り進んでゆく。

そんな光景を眺めながら

私は

「・・・豆の収穫も、ずいぶん変わったなー・・・」

と、一人つぶやくのだった。

私がこの地に就職した頃は

豆の収穫といえば

堆(ニオ)積み

だった。

数株づつ刈り取られた豆が

畑に整列して置かれ

それを手作業で

大きな堆(ニオ)に積んでゆく。

積み終わると

雨除けの青いビニールの傘が被せられる。

豆を堆(ニオ)で風に晒し

かりかりに乾燥させると

風味が増すと言われている。

畑には傘をつけた堆(ニオ)が

美しく整列するのが

晩秋の十勝の幕別町の風景だった。

それが今では

堆(ニオ)積みの一つも

見ることができなくなっている。

晩秋を感じる風物が

いつの間にか

またひとつ

消えていた。

一昨日の十勝毎日新聞のコラムに

十勝の畑作農家で歌人の時田則雄さんが

豆の収穫について書かれていた。

「畝の上に点々と並ぶ堆(ニオ)を眺めていると心が躍った。」

IMG_2759と書かれている。

また

現在の豆刈りは

「昔と比べると夢のようだ。」

とも書かれている。

作業効率が

格段に上がったのだ。

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蔦紅葉

いつの頃かわからないが、

おそらく10年くらい前だろうと思う。

我が家の南東側に生えている桜の木が

だんだんと大きくなって

家の一角に大きな陰を作るようになった頃

どこからともなく

植えも何もしないのに

あまり日の当たらないところから

蔦(つた)が生え伸びて

家の壁を這うようになった。

最初は

数本の細い蔓が

壁を這っているだけの

つまらないものだったが

その細く短い蔦の葉は

秋になると

健気に紅く色づくことを忘れなかった。

そんな蔦が

毎年秋を迎える度に

壁を這い蔓を伸ばし

その葉の覆う範囲を増やしていった。

それが毎年繰り返されているうちに

55A657BB-1682-4FB4-8B78-808A38D8F5E6我が家の南東側の壁は

蔦の葉に広く覆われるようになり

夏は青々とその勢いを広げ

秋にはそれらの葉が

そろって紅葉するようになった。

今まで何の気にしてもいなかった我が家の壁が

IMG_2674秋になると

蔦紅葉で彩られ

通りをゆく人の目をひくようになった。

この場所は

IMG_2673春は町内でいち早く

花が咲く桜の木があり

春先だけ派手な装いになるのだが

最近は

秋の深まる頃に

蔦紅葉が壁に広がり

秋にも少し

派手な装いになるのだった。


 蔦紅葉古木の肌の溝深く  豆作


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2度の日帰り(札幌)そして(小樽)

先週の火曜日(10月5日)は、

休みをもらって札幌を日帰りして来た。

北海道新聞社の会議室で、

「第36回北海道新聞・俳句賞」

の選考会があり、IMG_2670

今年からその選考委員の1人として出向いた。

私以外の選考委員は

櫂未知子さん、永野照子さん、橋本善夫さん。

この顔ぶれだから

議論が活発にならない訳がなく(笑)

IMG_2669私も随分言いたい事を言って

ほぼ満足のうちに

選考会が終了した。

その後、例年ならば

北海道新聞さんが懇親の場を設けて下さるらしかったが

今年はまだコロナ禍の自粛期間という事で

残念ながらそれは無く

IMG_2671帰りのJRの発車時刻まで

札幌駅地下で1人飲み(笑)

約1年ぶりの

札幌日帰り出張だった。

それから1週間後

昨日の火曜日(10月12日)には

またこの日も休みをもらって

今度は小樽を日帰りして来た。

小樽のホトトギス会の皆さんが

毎年行っている

小樽ゆかりの俳人・高浜年尾の忌日の月に合わせた

「北の年尾忌・句会」

に参加した来た。

この句会は例年だと

50人以上集まる俳句イベントになるのだが

今年は小樽の方々だけの

ささやかな句会に自粛して行われた。

私は以前から参加をお願いしていたので

特別ゲストのような形にしていただき

小樽ホトトギスの辻井靖之さんをはじめとする

小樽の伝統系の俳人の方々と

約2年ぶりに再開し

楽しく句会をすることができた。

この2年の間に

伝統俳句協会北海道支部の副支部長の

高山勲さんが鬼籍に入られたが

それ以外は皆さんお元気そうで

また若い俳人の方々も加わって

IMG_2719少人数ながらも

活気のある句会を

2年ぶりに楽しませていただいた。

句会の後の

帰りJRの時刻までの間

小樽では必ず足を運ぶ店

三幸さんで喉を潤した(笑)

ご一緒していただいた方は

IMG_2722午前中からお迎えに来てもらい

昼食と会場まで案内していただいた

北嶋さくらさん

伝統俳句協会のイベントには

IMG_2725 2いつもあたたかく協力してくれる

砂子間佳子さん

そして

私の尊敬している

IMG_2725伊藤玉枝さん

この日の玉枝さんは

とてもお元気で

ビールを飲みながら

とてもためになる話を色々語ってくれた。

IMG_2727今回

何が一番

嬉しかったかといえば

伊藤玉枝さんにお会いして

一緒に句会ができた事かもしれない♫


 年尾忌の晴れ旅人に土地人に   玉枝


 忌ごころの励まされゆく秋の晴    豆作



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和牛仔牛の直腸脱(3)

強い怒責が、

何度も繰り返されることによって、

一度出てしまった直腸脱が、

なかなか収まらず、

これといった方法も思い浮かばず、

治療が行き詰まってしまった。

結局

砂糖をまぶして

抗生物質を投与する以外は

何もせずに

放って置くことになってしまった

〓牧場の生後約2ヶ月の和牛の♂。

それから約1ヶ月ほど経った頃

別の用事で〓牧場に行った時

この仔牛のことを記号さんに聞いてみた。

「・・・ところで、あの直腸脱の仔牛、どう?」

「あー、あの仔牛ですか、治りましたよ・・・」

「・・・え、ほんとに?」

「はい、あの後何日か抗生物質も打ったんですげと、元気良くて捕まえるのも大変なんで、もうしょうがないから、注射もやめて放ったらかしにしておいたんです・・・」

「・・・何もしなかったんだ。」

「はい、3週間くらい何もしないで、直腸も出っ放しでした・・・」

「・・・3週間!?」

「はい、で、その後何日間か、直腸が見えなくなったり、出たり入ったりするようになってきて・・・」

「・・・出たり入ったり!?」

「はい、そんな状態が4、5日続いていたんですけど・・・」

「・・・だんだん出なくなってきたんだ。」

「はい、そのあとはもう出なくなって治っちゃいました・・・」

「・・・怒責は消えたの!?」

「そうですね、ふんばらなくなりました・・・」

「・・・便はどう?」

「便はまだ他の牛より柔らかいですけど・・・」

IMG_2667〓さんに見せてもらった

例の仔牛は

他の牛達に混じって

普通に元気だった。

ただ

お尻をよく見ると

他の牛よりも

乾燥した便が多くこびりついて

やや広範囲に汚れていた。

しかし

直腸脱がひどかった頃に比べて

肉付きも骨格もしっかりしてきて

仔牛は普通に成長していた。

  *  *  *

この牛が直腸脱になった原因として

コクシジウム症による下痢が続いたことによる

長期間の強い怒責が考えられる。

だが、普通の仔牛はそれのみで直腸脱にはならない。

〓さんから後で聞いた話だが

この仔牛の母親も

お産が間近になると

直腸脱を起こしていたのだという。

したがって

コクシジウムの怒責に加えて

この仔牛の遺伝的な素因が加わって

結果的に直腸脱になったと考えられる。

そして

その治療の決め手は

抗生物質の注射でもなく

砂糖の直接塗布でもなく

時間の経過であった。

この仔牛の直腸脱を治した決め手は

仔牛が成長するという

「時間の経過」

であった。


(この記事終わり)


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