動物医薬品のセールスマン、特に大動物の薬屋さん達は
私の目にはどーもイマイチ元気がなく、非常にサエない人が多い(ゴメンナサイ・・・)というのは以前書きました
声がみんな小さくて低くボソボソと喋り、笑い声も小さくて陰気なんですよ(ほんとゴメンナサイ・・・)
ところがですね、これは薬屋さんにとってとても大きな長所なのだ、と私は最近気づいたのです
我々の家畜の診療所には飼い主さんをはじめとして、いろんな人が出入りしている
そして、その診療所を一日に何箇所も回って歩く薬屋さんはじつはものすごい情報通であるわけです
A製薬のFさんとかM薬品のHさんなんて、とても信頼できるやり手の薬屋さんなんだけれども、隣に座ってても別の獣医師と話している時はほんとにボソボソと何を言ってるのやらさっぱり解からない(笑)、でもこれがじつはスゴイ才能なんですね
デカい声で喋ったら、聞かれたくない人(ライバル会社のセールスマンとか)にも聴かれてしまうし、値段の交渉などは特に聞かれてはマズイわけでしょう
薬の種類だって法律ギリギリの劇薬も多く扱ってるし・・・
つまり彼らは、本当は筋金入りのプロの薬バイニンだったわけです
暗くて陰気で、裏事情を知り尽くしたダーティーなイメージ
これはじつはそういう理由から生れてきたんですねー
なんだか薬屋さんたちがすっげーカッコ良く思えてきたぞ