この頁にリンクを貼らせてもらっている無明さんの「徒然記」で紹介されていた本

「日本仏教がわかる本」 服部祖承 著  

を取り寄せて読了、とてもわかりやすい言葉で、見開きで読める簡潔な文章、しかも全く宣教臭くなくて、さすがに77歳の高僧の書かれた本だなぁと感心しながら、一晩であっという間に読んでしまった、読後感も非常に爽やかでどこか懐かしさが漂う・・・

いまさら言うまでもないことだけれど、俳句の歳時記には仏教に関係の深い季語が多く出ていて、とても覚えて使いこなせる量ではないのだ、別にそういう季語を使いこなせなくても、俳句は作れるのだけれど・・・やはりそれでは浅いのだ

俳句の季語は日本人の生活から生まれてきたものであり、日本人の生活が仏教と深くかかわりながら歴史を刻んできたことがよくわかるのです、「彼岸」や「お盆」や「除夜」などという季語は、日本人の心に染み付いている大きな季節感であります、歳時記をめくっているとこういう、心に染み付いた季節感を持つ言葉がきりのないほど出てくる、そしてそれが5世紀に伝来したという仏教と非常に深いつながりを持っている

他の宗教とは比べ物にならないほどの圧倒的なつながりがある

季語の意味を深く理解して俳句を実践してゆくためにも、日本仏教を学ぶことは大切なことだなぁと痛感しましたよ

前にも書いたけれど、私の実家は臨済宗の檀家だった、しかし母がクリスチャンだったために祖母の死を契機に、安田家は仏壇を焼いてしまった、当時大学生だった私には仏教よりもキリスト教の方が身近なものだったんです

だからこの「日本仏教がわかる本」を読んで、祖父母の家に遊びに行ったときのような懐かしさを感じたのですね