262422ae.jpg 当番の往診を終えて、晩飯でも買おうかと、町に出てみると、駅前広場から何やら乗りのイイ音楽が聞こえてきた。ライヴをやっているようだった。

コンビニ飯も飽きていたので、会場で食い物を探そうと、近づいてゆくと、音楽は大音響のソウルミュージック。

おおっ。「ブギウギーワンダーランド」ではないか!そして、次のナンバーは、「セプテンバー」・・・!

ウインナーをかじりながら、シャウトの合間のトークを聞いてみると、「夏はいつも小麦の収穫でいそがしいんだけど、今日は・・・」とか「元気出してるかい!幕別は・・・」などと、地元人間の話し振り。彼らは、商工会のEARTH WIND&FIRE コピーバンドだった。横断幕には「極・楽・夏・幕」の文字。

テントの出店とコンテナー椅子に親子連れから若い衆までたくさん集まって聴いている。ステージの前には、座っていられぬ連中が20人ぐらい踊りだしている。

いやぁ実にイイなぁ、こんなところで、ディスコミュージックが生演奏で聞けるなんて、思ってもみなかったよ。

わが町の商工会も捨てたもんでないぞ。と、思わず、私もステージの前に行って、踊りの中に入りたい衝動に駆られた。が、仕事中のツナギと帽子に白長靴であることで・・・断念。往診の電話がもし鳴ったら、大スピーカーの前では聞こえないしね・・・。ぐっと我慢して、拍手だけたくさん送った。

でも、事務所に戻って、今夜はカルテをノリノリで書き上げた。THANK YOU!