獣医学術の勉強をするための必須項目としての「英語」。

新しい知見や技術の多くは、「英語」でやってくる。

国際語、共通言語としての「英語」はいまやその浸透度を増し

日本国内でも、小学校3年生から授業に組み込まれているという。

これは止むを得ないことなのだと思う。

だが・・・

英語を母国語としている人たちは

我々のような非英語圏の人間の「英語」に対する苦労など、まるで解っていないだろう。

もし・・・日本語が英語の立場だったなら・・・

・・・どんなに楽だろうか!

全世界の子供達が、学校で日本語を勉強し

獣医師の国際的に権威のある学術雑誌は日本語で書かれ

国際学会は日本語でとり行われる。

世界中の獣医師たちが、自国の獣医学の発展のために一生懸命日本語を勉強する姿・・・

英語が母国語の獣医師は、現実に今

そのような恵まれた言語環境の中にいるのだ!

羨ましい限りである。

  *   *   *

もっと平等に、言語のハンディキャップをなくすことは出来ないのか・・・

今から約120年前、ロシアの医師ザメンホフ氏も同じようなことを考えていたに違いない。

曰く「英語を国際共通語として当然視してしまう姿勢・・・とって代わるべき国際共通語としてこのエスペラント語を・・・」

それは、ザメンホフ氏が言語学者ではなく、医師であった、という事実からも頷けると思う。

とにかくその思いを、実行に移し、実際に人工言語として作り上げてしまったのだからスゴイ。

ちなみに「こんにちは」はエスペラント語では「Bonan tagon. (ボーナン・ターゴン)」だそうだ・・・

ふーん・・・

あるいは「私は獣医師です」は「mi estas veterinaro(ミ・エスタス・ベテリナーロ)」だそうだ・・・

ふーん・・・

なんだか英語とたいして変わらない感じだなぁ・・・

   *   *   *

英語圏の国の輝かしい歴史は消しようの無い事実である。

だが、最近はそれにちょっと陰りがあるような気がしないでもない。

中国語圏の国の巻き返しを少々感じているのは、私だけだろうか?

「この国際学会で使用する言語は、全て漢字とする!」

そんな獣医学会があったら・・・

会員になってもいいかな(笑)