「山笑ふ」という春の季語がある。

北宋の画家、郭熙(かくき)の詩

 春山淡冶而如笑   春山淡冶(たんや)にして笑ふがごとく

 夏山蒼翠而如滴   夏山蒼翠(そうすい)として滴(したた)るがごとく

 秋山明浄而如粧   秋山明浄(めいじょう)として粧(よそお)ふがごとく

 冬山惨淡而如眠   冬山惨淡(さんたん)として眠るがごとし

から来た、古くからの季語だそうだ。

輝くピリカ・ソエマツ

写真は左がピリカヌプリ、右がソエマツ岳。

平野部の雪はほぼ解けて

山だけが白い。

その白い部分も、春の日差しの中で

解けつつあるのか、濡れたように輝いている。

午前ラッコ午後ラッコ

 

 

 

 

 

 

日高山脈の南端に聳える楽古(らっこ)岳。

左が午前中、右が同日の午後。

色が全然違って見えるのだ。

天気は下り坂だった・・・

これらの山は、じっさい

どんな笑い方をしているのだろうか?

「ワッハッハ」とか「ギャハハハ」ではないだろう(笑)

春山淡冶にして笑ふが如し・・・

「淡冶(たんや)」とは、淡く艶めかしいという意味。

あっさりしてこだわりがなく、色っぽいという意味もあるようだ。

ということは

「ウフフッ」あるいは「・・・フフフ」、かな。