「もしもしー、豆作さんですか・・・高間ですけど・・・こんばんわ。あの、町民文芸誌の〆切が明日までなの、忘れていないかしら?」

町内の句友で、ホトトギス同人の高間ヨシエさんからの電話だった。

「あ、どうも、いや、そうでした。大体出来てるんですけど・・・今夜中に仕上げて投函しますね。」

「明日なら私、図書館へ行きますから、朝お仕事の前に持ってきていただければ・・・お忙しいんでしょう?」

「いや、まぁ・・・そうでもないんですけど。」

ということで仕上げた、俳句5句


   上州行

 なだらかや榛名の芽ぐむ群馬町

 雪の晴鬼城も見しや遠浅間

 紙雛を飾りし電車人疎ら

 国定の仰ぐ早春赤城山

 渡良瀬の雨よあれよと春霙


ちょっと推敲不足の感があるけれど

勘弁していただこうと思う。

じつは、今月の初め

群馬県に住む長女の家を訪ねてきた。

今思うと、震災の前でよかった・・・。

その時に浮かんだ句を5句出すことにした。

また、川柳5句


 感染源解明未だそのまんま

 数減れば保護したくなるクジラかな

 人よりも機械に牛は餌をねだり

 産油国平和いつ来る星条旗

 フクシマがチェルノブイリの影を追い


まァこちらは

少しづつ書き溜めているものを提出。

高間ヨシエさんによれば

川柳の投稿が、ずいぶん減ってしまったらしい。

地元の文芸誌は

足元であり、原点である。

ちゃんと出さなければ・・・(汗)

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