憲法というのは、法律の中でも、

最も大切な、法治国家の根幹をなすものであり、

まさに法律の中の法律。

どんな法律よりも、大切なもので、

憲法を持つ国の国民は、それに従わなければならない。

私はそう思っている。

ものごころの付いた子供の頃から

そのように教えられ、

ずっとそう思ってきた。

しかし

どうもそんな思いが

くつがえされしてしまうようなニュースを

最近、よく聞くようになった。

半年前の、選挙における

一票の格差問題は、記憶に新しい。

一票に格差がありすぎることを

最高裁判所は、違憲である(違憲状態である)としていたはずだが

それが解消されたという具体的な事実が未だに報道されていない。

そんな状態のままに

今度は、集団的自衛権を認める安保法案が

諮問された法学者達が皆そろって、違憲だ、と言っているにもかかわらず

今日の衆議院の委員会で、あっさりと可決された。

憲法に違反していると指摘された事実や法案が

多数派の国会議員の賛成多数の採決で

いとも簡単に承認された。

法律の中の法律である憲法。

その憲法が

違憲状態で行われた選挙で選ばれた国会議員らの手によって

いとも簡単に破られて、無視されてしまった。


_SX298_BO1,204,203,200_私はいつも、仕事をする中で

獣医師法や薬事法などの法律を必ず守るようにと

職場から常に言われながら

仕事をしてきた。

コンプライアンス(法令遵守)という言葉を

繰り返し、言われ、研修し

それを実践するように努めてきた。

獣医師法や薬事法などの法律には、絶対に従い

それを破ることのないように努めてきた。

ところが

それらの法律の上に立っている大きな法律

すなわち、憲法、を

国民の代表である国会議員の先生方が

コンプライアンス(法令遵守)することなく

このような形であっさりと憲法を破り

平気な顔で無視しているのを目の当たりにすると

一国民である私が努力してきたコンプライアンス(法令遵守)とは

一体何だったのだろうか、という気持ちにもなる。

だからと言って、私が

獣医師法や薬事法に従うことをやめて

それらの法律を無視して

多数決だからといって、好き勝手に物事を進めれば

職場や世間からは、たちまち信頼を失い

大変なことになってしまうから

私は

職場のコンプライアンス(法令遵守)を破ろうとは思わないが・・・(笑)

我々国民の代表である国会議員の先生方は

堂々と職場のコンプライアンス(法令遵守)を破っている・・・(呆)

それはいったい

なぜなのだろう?

   
         法治国家

   違憲判定多数人
   安保法案強行進
   主権者理解程遠
   法令遵守風前塵 





   
〽︎ したい時には
      なかなかできず
     したくない時
        する選挙 〽︎




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「牛のニコイチ捻転去勢法」

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