北海道新聞の朝刊のマンガ「栗の助」、

昨日のサメについて議論している男は愉快だった。

IMG_4147「山に行けば熊が出るし、海にまで・・・サメが・・・」

「あたりまえだろ。」

と切り返す男。

この男が、つくづく愉快でたまらない。

私にはこの男が、私の敬愛してやまぬ同級生、

日獣大学教授のH山S一氏とオーバーラップしてくる。

H山教授は以前

東京都心の麻布界隈に野生のサルがあらわれ

警察が50人以上動員され、マスコミが大騒ぎして

テレビ局から、彼がコメントを求められた時

「どうして麻布にサルがいてはダメなんですか?」

と、逆に質問し

テレビ局の人を絶句させたという人物である。

実に彼らしい、鋭い答えだと思ったが

彼も、このマンガの男と同じように

「あたりまえだろ。」

そして、このマンガの男と同じように

「人間のおごりは捨てねぇと。」

と言っているのかもしれない。

H山教授の著書に「野生動物問題」という本がある。

imageこの本を読むと

熊やサメと同様に、サルやクジラやイルカ、鹿やゾウやトキ、など

様々な野生動物とヒトとの問題が

明快な理論と、世の中への温かな眼差しでもって語られている。

そして、ヒトと動物との関わりについて

我々ヒトがいかに無知で愚かなものであるかということが浮き彫りになってくる。

H山教授は、前書きの中で

「野生動物問題というものが野生動物自身の問題ではなく、人間社会のありようの問題である」

と書いている。

そして、それを具体的に言えば

「社会全体が解決を目指して取り組むべき政策問題である」

とも書いている。

「政策問題。」

とは、すなわち

ヒトと野生動物との関わりについての

法律や条例や国際条約、などの問題になってくるようである。

H山教授は、獣医師でありかつ、それに関する法律家のように

私には見える。

H山教授の力で、この方面の法律が

早急に整備されることを願ってやまない。

だが

ヒト対ヒトの問題だけの

時代を逆行するような法案を急いでいるような

今の政府ではなぁ・・・



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左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

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