先週末は休みをもらって、札幌へ。

imageまずは、北海道獣医師会文芸派、頑黒和尚氏らと共に、

毎年開催する、五七五、漢詩、都々逸、の575oh国句会幹事を担当した。

北海道獣医師会雑誌を読んでいる方には既におなじみ(?・・?)の、

雑誌記事の余白を汚している、五七五、漢詩、都々逸、などは

じつは、この句会に出された作品がベースになっているものが多い。

独りだけで、このような作品をコツコツ作っているのも悪くはないが

imageやはり、短詩系の文芸というものは

作品を持ち寄って、実際に顔を合わせ

「句座」を開き

お茶や食事なども交えながら

複数人で、合評しあいながら楽しむのが

我が国の文芸の、古来よりの伝統であり

その楽しさは、何物にも替えがたいのである。

頑黒氏と私と数名の獣医師会員から始まったoh国句会であるが

最近は、そこに留まらず、それぞれの知友に声をかけて

image参加者の幅が広がってきた。

今回の出席参加者は

頑黒和尚、韮沢土竜、安田豆作、青山酔鳴、増田植歌の5名。

さらに、投句や選のみで参加して頂いた方は

五十嵐秀彦、鈴木牛後、酒井おかわり、三品りっきー、渕上綾子、渡辺だいすけの6名。

image注目すべきは、何といっても

北海道、いや日本の俳句界を揺るがせつつある、あの、噂の

俳句集団【itak】関係者の参加が増えたことだ。

「短詩文芸の世界の垣根を低くして、誰とでも自由に楽しむ。」

という、我々575oh国句会のコンセプトは

image俳句集団【itak】の自由な雰囲気とも

とても相性がよく

共鳴する部分が多いのではないかと思う。

北海道獣医師会会員の方々への広がりは

なかなか思うように行っていない中で

俳句集団【itak】の活動にめぐり会えたことは

頑黒和尚はじめ私共としては

とても大きな収穫の出来事で

もう嬉しくてたまらないのである。

今回の句会に出された作品の中で、注目作品の幾つかを

ここで紹介したいと思う。


 2016.3.11.  575oh国句会作品から

お題「戦」

プレーン575

  戦争をほぐしてみたら螺子ひとつ    反戦氏病 (おかわり)

 戦艦も武将も城も萌えキャラ化     明智ミツコデラックス (綾子)

 戦後派の鼻毛長くて春眠で       安部珍象  (秀彦)

 戦(おの)のける産毛かをるや春の闇  谷間野潤一郎 (植歌)

 

漢詩

  一九八五      一九八五  (綾子)

 全員集合我欲観   全員集合我レ観ルコトヲ欲ス
 俺剽軽族兄欲観   俺タチ剽軽族ヲ兄観ルコトヲ欲ス  
 家庭内戦争勃発   家庭内戦争が勃発シ
 受像機廻摘破損   受像機ヲ廻ス摘ミヲ破損ス


  看国会       国会ヲ看ル (酔鳴)

 眼前看国会     眼前ノ国会ヲ看ル
 疑是良識府     疑フラクハ是レ良識ノ府カト
 挙頭飛野次     コウベヲ挙ゲテ野次ヲ飛バシ
 翻頭望戦火     コウベヲ翻ヘシテ戦火ヲ望ム 

 
  甘酢        アマズッパ (土竜)

    三丁目夕陽時代   三丁目ニ夕陽ガアッタコロ
 映滑玉団体交際   グループコウサイエイガスケートボウリング
 目的何処駅集合   ドコニユクニモ駅集合
 駅伝言板活躍大   駅伝言板大活躍

 
  無題         無題  (牛後) 

 牛糞青草色極軟   牛糞ハ青草色ニシテ極ク軟ラカシ
 放牧時人工授精   放牧ノ時ニ人工授精ス
 間肛門腕噴出糞   肛門ト腕ノ間ヨリ糞噴出ス
 顔面塗糞戦平静   顔面ハ糞ニ塗レ平静ト戦フ


都々逸

 スペイン内戦ゲルニカ描いて当のピカソは国追われ   爆弾の雨  (和尚)

 下痢と戦う往診途中コンビニどころか家もない     女性獣医 (だいすけ)

 あの手この手で理由を書いて復興予算の争奪戦     みちのくひとだかり(豆作) 

 未来殺すか目先の欲で選挙原発TPP             ほりぞんたる (酔鳴) 



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