先週の十勝毎日新聞の記事は、
我が町の、
そして十勝地方の、
酪農関係者にとっては、
聞き逃すことのできないニュースだったと思う。
ノベルズグループ(延與雄一郎社長)の、
「幕別デーリィファーム」が、
3年後の2020年までに
幕別町の駒畠(こまはた)地区の26ヘクタールの民有地に
牛舎20棟を建て
ロータリパーラー1箇所
パラレルパーラー1箇所
を設置し
4300頭の乳牛を飼い
47000トンの生乳の出荷量を目指す
大規模酪農場を作る計画を
正式に発表した。
生産した生乳の出荷先は
JA幕別町になる見通しだという。
1月23日に
幕別町役場で記者会見が行われた内容を
翌日の新聞が報じていた。
さて
その一方で
1月30日の
北海道新聞の帯広・十勝版には
このような記事が出ていた。
帯広畜産大学講師の瀬尾哲也氏が
昨年5月に
アニマルウェルフェア畜産協会を設立し
代表理事に就任した。
この記事もまた
我々十勝地方の
酪農関係者には
聞き逃すことのできない記事であろう。
そこには
「効率優先、大規模化を進める
国や日本酪農への問題提起。」
として
「牛は機械ではない。一緒に働く同僚のはず。農業は工業じゃないんです。」
というコメントが載っていた。
奇しくも
わずか数日の間に
私の住む地域のニュースとして
このような対照的な出来事を報じる記事が
新聞に掲載されたのだった。
(この記事続く)
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
我が町の、
そして十勝地方の、
酪農関係者にとっては、
聞き逃すことのできないニュースだったと思う。
ノベルズグループ(延與雄一郎社長)の、
「幕別デーリィファーム」が、
3年後の2020年までに
幕別町の駒畠(こまはた)地区の26ヘクタールの民有地に
牛舎20棟を建て
ロータリパーラー1箇所
パラレルパーラー1箇所
を設置し
4300頭の乳牛を飼い
47000トンの生乳の出荷量を目指す
大規模酪農場を作る計画を
正式に発表した。
生産した生乳の出荷先は
JA幕別町になる見通しだという。
1月23日に
幕別町役場で記者会見が行われた内容を
翌日の新聞が報じていた。
さて
その一方で
1月30日の
北海道新聞の帯広・十勝版には
このような記事が出ていた。
帯広畜産大学講師の瀬尾哲也氏が
昨年5月に
アニマルウェルフェア畜産協会を設立し
代表理事に就任した。
この記事もまた
我々十勝地方の
酪農関係者には
聞き逃すことのできない記事であろう。
そこには
「効率優先、大規模化を進める
国や日本酪農への問題提起。」
として
「牛は機械ではない。一緒に働く同僚のはず。農業は工業じゃないんです。」
というコメントが載っていた。
奇しくも
わずか数日の間に
私の住む地域のニュースとして
このような対照的な出来事を報じる記事が
新聞に掲載されたのだった。
(この記事続く)
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
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この2つの記事は、十勝だけでなく
日高山脈を飛び越えて
私もとても関心があります。
けれど、日高町で
経産牛41頭、今は搾乳牛26頭の
ちっちゃな牧場の私には
4300頭の牛たちを頭の中で想像しても
ハッキリと入りきらないです。
4300頭は。
想像をはるかにという状態です。
天と地、天国と地獄。
限度や限界ということを
牛たちにはもう
あてはめてもらえないのでしょうか。
牛たちは無限の生きものではないはず。
可愛い、可愛い牛たちが
かわいそう、かわいそうになって
かわいそう過ぎて
何も感じなくなってしまいそうです。