このX線写真は、

IMG_4963去年の1月に撮影した、

多頭飼育の酪農家▲牧場の、

和牛子牛の右後内側の蹄骨の関節炎と骨髄炎。

(蹄骨は骨膜を欠くので骨膜炎とは言えないらしい。)

今から約15ヶ月前の写真である。

当時この腫脹した患部の治療について、

2月の初めに何回かに渡って記事にした際、

IMG_4885初診時の対応や、

その後の診断や、

その後の治療方法や、

従業員との意思疎通のまずさ、

などに対して、

多くのコメントをいただいて、

予想外の盛り上がりがあったことを、

記憶している方もいらっしゃるかもしれない。

その当時の記事のリンクを貼り付けたので

和牛の蹄のレントゲン画像(1)

和牛の蹄のレントゲン画像(2)

和牛の蹄のレントゲン画像(3)

興味のある方は過去の記事とコメントを

クリックして是非とも読んでいただきたいと思う。

IMG_4893読み返してみると

同業の獣医師の方々からは

かなり厳しいご意見と

ご批判があったことがわかる。

そのおかげで私も

大いに反省するとともに

随分と色々なことを学ばさせていただいた。

IMG_4895しかし

その後の経過がどうなって行ったのか

という報告の記事は

なかなか書く機会がなかった。

あれから15ヶ月が経った今

IMG_4955この牛はまだ▲牧場で飼われ続けている。

当初目標としていた完治の状態に

ようやくたどり着いてくれたようだ。

その間、何度か

足の患部の状態の写真を撮り続けてきた。

IMG_5069発病して約半年後には

まだ患部に腫脹があり

自壊した部分の皮膚が

覆っていない状態だったが

10ヶ月以降は

IMG_0947自壊部分に肉芽が覆い

外見では自壊部分が

わからないような状態になっていた。

写真を撮ってゆくにつれて

当然のことながら

IMG_0944牛はだんだんと大きく成長し

右後肢の内蹄骨部分は

特に言われない限り

全く普通に見える状態となっていた。

写真を撮ろうとすると

私が餌をくれると思って

とても人懐こくなっていた。

この▲牧場は

IMG_1344その後も相変わらず

従業員達の雇用が長続きせず

私も相変わらず

病牛の治療方針について

経営主への説明と同意に

労力を費やしている状況は

まったく変わっていない。

IMG_1341ただ、この和牛を

今後どうするのかについて

従業員達から

話を又聞きして分かったのは

自家肥育して食べるらしい

ということだった。



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左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

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