公益社団法人「北海道酪農検定検査協会」の、

HPに貼り付けられている、

様々な「乳検データー」を総括して、

それに解説を加えた文書がある。

題して

「乳用牛べストパフォーマンス実現に向けて」
   〜乳用後継牛の安定的確保のために〜
    (北海道版テキスト・支援者用・平成28年度)


IMG_1435という

52ページにわたる文書である。 

その執筆者が誰なのかは全く書かれていない。

その文章の第1ページには

「乳用牛ベストパフォーマンス(BP)とは」

という見出しの下に

「乳用牛の増頭に向けた取り組みと併せて、コスト削減を図りながら、現在飼養されている乳用牛の泌乳能力と繁殖力を、牛に負担をかけずに最大限発揮させること。」

と書いてある。

これが要するに「乳用牛ベストパフォーマンス」という言葉の定義らしい。

(こんな都合のいいことばかり、牛に負担をかけずに!?、実現できるのだろうか・・・)

IMG_1451これを読んでいると

あまりにも見事に

机の上だけで書き上げたような文章に

私は辟易してしまう。

執筆者が誰なのかまったく書かれていない不思議な文章

つまり、文責者が誰なのか全くわからず

執筆者が一人なのか複数なのかも、全く不明なのだが

これを書いたのはきっと農水省のお役人だった方に違いない

と思った。

いきなり「ベストパフォーマンス」などという

聞きなれないカタカナ語を題名にあげて

それを「BP」などとアルファペット2文字に省略して

読み手に配慮なく連発してくる。

文責が誰なのか全くわからず

責任の所在が不明なのだが

誰かが書いているのは間違いのな事なわけで

あえてこの執筆者を「無責任氏」、と命名させていただこう。

この無責任氏はまず

「乳用牛のベストパフォーマンスという言葉に市民権を与えることが重要です。」

などと冒頭にぶち上げる。

(言葉に市民権を与える(=広く一般に根付く)のは市民の力であって、言い出した本人がリキんでもしょうがないでしょうに・・・)

そしてその次に

「何の為に、誰のために、それらすべての取組の先にあるのは、酪農経営の安定と消費者に安全で安心できる牛乳・乳製品を届けつづけるという使命があるからです。」

と書いてある。

(酪農家と消費者のためにこの取り組みがある、と一言で言えばいいのに・・・本当はそうではないことが透けて見えるよ・・・)

そしてその次に

「個々における経営の問題なので、各酪農家が、単に対応すればいいのではないかと捉えてしまうと、ゆくゆくは全体としての国内生産基盤が揺らいでしまうという危険性を孕んでいるということを認識しなければなりません。」

と書いてある。

(アナタたち農政こそ、一番それを認識していなかったのではないですか・・・)

そしてその次に

「今一度、なぜ、北海道で新たに策定した「北海道酪農・肉牛生産近代化計画」で「ベストパフォーマンスを発揮させる飼養管理の推進」が位置付けられているのか、皆さんで考えてみませんか?」

などと問いかけてくる。

(アナタたち農政が何も考えてなかったからこういう事態になったんでしょ、アナタたちこそ胸に手を当てて、今一度よーく考えてごらんなさいよ・・・)

まったく

最初の1ページを読んだだけで

たったの1ページを読んだだけで

これほど腹立たしくなる文章を

私は未だかつて読んだことがない。


(この記事続く)


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