町民文芸誌「まくべつ」33号が届いた。

もうかれこれ20年以上、

私は、地元の図書館が発行しているこの文芸誌に、

IMG_2402俳句と川柳を投稿している。

かつては漢詩やエッセイなども投稿したことがあった。

地元の文芸誌は、

何物にも替え難い、

特別なものという思いが私にはある。

それはまるで自分の家族や町内会のご近所さんが有志で作った雑誌、

というようなアットホームな雰囲気がある。

編集委員の方々や執筆者の顔ぶれを拝見すると

近所へ買い物した時によくお目にかかる人や

仕事や子供のつながり等で知っている人などがいて

実に身近な雑誌なのである。

そういう人たちが意外な作品や文章を寄せていたりして

新鮮で誇らしく

また、ちょっと照れくさいような

独特の感興を覚えながら読む雑誌である。

今回の特集は「幕別台風災害2016」だった。

それに関連する記事は

将来貴重な記録として残ることだろう。

その他いろいろバラエティーに富む記事の中で

私の俳句と川柳も

毎度お粗末ながら掲載させていただいた。


まずは俳句


IMG_2403  孕みたる牛のよく飲む日永かな  

  牛の首撫でれば春の日の匂ひ

  助産せし牛に我が身に寒の湯気

  往診の夜道しばれる雨上がり

  純心な牛涼しげや放牧地


俳句の方はいつも

仕事中に詠んでいるものを

5句投句した。

最近、仕事中に詠む俳句は

変わり映えのしないワンパターになっているのかもしれない。

しかし、それでも

仕事中の出来事を詠みたいという気持ちは変わらない。

そんな気持ちがある以上は

ずっと詠み続けることになるだろう。

そのまま詠み続けているうちに

いつかまた新しいものが出てくるだろうと

たかをくくっている。

意識して新しみを求めて

自分の句風を変えてゆこうなどとは

思わない方が良いと思っている。

自分の句風というものは

変わる時には勝手に変わってゆくものだろう

と私は思っている。


つぎに川柳


IMG_2404 酒気帯びを逮捕したらばウチの部下

 過労死の牛にも欲しい労基法

 農協が農競となるFTA

 使えない豊洲に入れよ核のゴミ

 原発の上も飛びますオスプレイ



20代の頃

私は

川柳ばかり作っていた。

しかし

川柳ばかり作っていると心が荒んでしまうので

今の私は

川柳を作ることには全く力を入れていない。

それでも

世の中には腹立たしいことが起こるもので

そういう時は、つい

川柳を作ってしまう(苦笑)。

今回投句した川柳は

そんな作品である。

ヒマつぶしに読んでいただけれは

幸いである。


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左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

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