3月14日の北海道新聞の夕刊に、

五十嵐秀彦さんが、

私の日本伝統俳句協会賞のことを書いて下さった。

30句のうちの何句かを挙げて鑑賞してくれたばかりではなく、

それらの句がどういう風に生まれているのかなどを、

深く掘り下げて書いていただいた。

IMG_3299読んでいると、

内容がズバリと核心を突いているので、

自分のことながら、

何度も頷いてしまった。

客観写生を重視している私の作句姿勢についてまでも

的確に言及されていて

自分の普段の句作現場を見透かされているようで

なんだか怖いくらいだ(笑)

今回の30句はすべて私の「地声」であるという結びの言葉も

そう言われてみると全くその通りで

よくぞ言っていただいたと思う。

自分の作品について

一流の文芸評論を書いてもらうと

その評論の中の言葉が

また新しい発見になり

自分の俳句を見つめ直すきっかけになるのだと

あらためて思い

感謝の気持ちが湧いてくる。

また

さらに

もう1人

一流の方からの嬉しい評価をいただいた。

今年96歳になる深見けん二翁から

私の受賞作に対する感想のお手紙と

翁の上梓したばかりの句集が送られてきた。

深見けん二翁は

山口青邨の弟子であり

虚子の句会にも参加されていた

伝統俳句の重鎮である。

深見けん二翁には

直接お会いしたことはないのだが

じつは私の父の職場の先輩という縁があり

何かあるとこうしてお便りをいただく。

今回は私の受賞作を読んで下さったようで

IMG_3295その感想を手紙に書いて

翁の句集に添えて

送っていただいた。

そこには

「花鳥諷詠・客観写生の本道を行くものとしてうれしく存じます・・・」

という言葉があり

これまたありがたい事である。

ところで

五十嵐秀彦さんが取り上げてくれた私の句と

深見けん二翁が取り上げてくれた私の句の中に

どちらにも共通して取り上げられていた句があった。

それは


 ハンドルで秋山回し牛運ぶ

 雪食らふ犬たち牧に戯れて

 馬すべて売りたる牧舎春寒し


の3句

この3句は今回の30句の中でも

特に大切にしようと思った。

ちなみに

五十嵐秀彦さんの師匠の

黒田杏子「藍生」主宰は

山口青邨のお弟子さんであり

深見けん二翁も

山口青邨のお弟子さんである

という事実。

これにも

何やら縁を感じ

ありがたい事である。


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左の写真の道具を使う


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