俳人・高浜虚子の忌日は、
4月8日で、
毎年この日には鎌倉で、
虚子忌の句会が行われる。
俳句結社ホトトギスをはじめ、
伝統俳句を愛し、
それを理想に日々俳句を作っている、
いわゆる伝統俳句系の人たちが、
高浜虚子に敬意を表して、
虚子忌句会を開くのが恒例になっている。
ただ、北海道に住んでいると、
年1 回とは言え、
なかなかそのために鎌倉詣でをするのも大変なので、
北海道在住の俳人たち、
中でも空知の、
去年の11月に他界された依田明倫氏が中心となって、
岩見沢の阿弥陀寺というお寺で、
毎年4月の第4日曜日に、
「北の」虚子忌の法要と
句会が行われている。
今年は明倫翁が亡くなってからの
初めての「北の虚子忌」だった。
句会を取り仕切るのは
依田明倫翁の遺志を継いで
結社「夏至」の主宰となった
佐藤宣子氏である。
今年の虚子忌句会は
佐藤宣子さんの人気の高さもあって
過去最高の54人が集まって
法要とその後の句会が行われた。
出席者の中には
ホトトギスや伝統俳句協会に
あまり縁のない方も名を連ねていた。
そんな句会に
私も出席し
さらに光栄なことに
今回初めて選者の1人として
句会に参加させてもらった。
投句された句は
やはり虚子や明倫翁を偲ぶ句が多かったが
それにとどまらず
虚子の唱えた「花鳥諷詠」を
見事に実践している
素晴らしい俳句が沢山あり
私は選者をしていて
とても楽しく
1句1句を味わうことができた。
その1句1句は
作者に掲載許可をもらっていないので
今ここに書くことができないが
虚子の唱えた「花鳥諷詠」が実現されている
すなわち
「平明」にして「余韻」のある
素晴らしい俳句だった。
句会場になった岩見沢の阿弥陀寺の境内や
その周りの
岩見沢市街には
辛夷(こぶし)の花がほころび
躑躅(つつじ)の咲きはじめ
足下をよく見ると
土筆(つくし)がたくさん生えていた。
法要と句会がすべて終了し
帰りの汽車の時間まで
北海道ホトトギスの大御所
A.A.さんと
しばしの懇親会。
ビールから始まって
熱燗を飲み過ぎないうちに
汽車の出発時間となったので
丁度よい酔い心地で
十勝まで
なんとか無事に
帰ってくることができた。
一片の花を見送る静かな 虚子
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
4月8日で、
毎年この日には鎌倉で、
虚子忌の句会が行われる。
俳句結社ホトトギスをはじめ、
伝統俳句を愛し、
それを理想に日々俳句を作っている、
いわゆる伝統俳句系の人たちが、
高浜虚子に敬意を表して、
虚子忌句会を開くのが恒例になっている。
ただ、北海道に住んでいると、
年1 回とは言え、
なかなかそのために鎌倉詣でをするのも大変なので、
北海道在住の俳人たち、
中でも空知の、
去年の11月に他界された依田明倫氏が中心となって、
岩見沢の阿弥陀寺というお寺で、
毎年4月の第4日曜日に、
「北の」虚子忌の法要と
句会が行われている。
今年は明倫翁が亡くなってからの
初めての「北の虚子忌」だった。
句会を取り仕切るのは
依田明倫翁の遺志を継いで
結社「夏至」の主宰となった
佐藤宣子氏である。
今年の虚子忌句会は
佐藤宣子さんの人気の高さもあって
過去最高の54人が集まって
法要とその後の句会が行われた。
出席者の中には
ホトトギスや伝統俳句協会に
あまり縁のない方も名を連ねていた。
そんな句会に
私も出席し
さらに光栄なことに
今回初めて選者の1人として
句会に参加させてもらった。
投句された句は
やはり虚子や明倫翁を偲ぶ句が多かったが
それにとどまらず
虚子の唱えた「花鳥諷詠」を
見事に実践している
素晴らしい俳句が沢山あり
私は選者をしていて
とても楽しく
1句1句を味わうことができた。
その1句1句は
作者に掲載許可をもらっていないので
今ここに書くことができないが
虚子の唱えた「花鳥諷詠」が実現されている
すなわち
「平明」にして「余韻」のある
素晴らしい俳句だった。
句会場になった岩見沢の阿弥陀寺の境内や
その周りの
岩見沢市街には
辛夷(こぶし)の花がほころび
躑躅(つつじ)の咲きはじめ
足下をよく見ると
土筆(つくし)がたくさん生えていた。
法要と句会がすべて終了し
帰りの汽車の時間まで
北海道ホトトギスの大御所
A.A.さんと
しばしの懇親会。
ビールから始まって
熱燗を飲み過ぎないうちに
汽車の出発時間となったので
丁度よい酔い心地で
十勝まで
なんとか無事に
帰ってくることができた。
一片の花を見送る静かな 虚子
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
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見ることが出来ます。
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