俳句の総合誌、

IMG_3803角川「俳句」の6月号の150頁に、

五十嵐秀彦さんの文章が載っている。

歳時記に載せたい季節の言葉、

という特集記事の中で、

「わたしのくにの季節の言葉」

という見出しが付いている。

日本各地の地方色の強い季節の言葉を

複数の執筆者がそれぞれ

担当して執筆している中で

IMG_3802秀彦さんが北海道代表として

挙げているのは

「気嵐(けあらし)」

という言葉である。

けあらしは

気温が氷点下15℃以下になる地方でないと

見ることができない現象らしい。

その解説文の最後に

北海道の俳人が詠んだ「気嵐(けあらし)」の俳句が

何句か載せられていて

その中に私の一句


 けあらしや熱湯流れいる如し  豆作


があった。

これは厳寒期の十勝川で詠んだもの。

俳句の総合誌に

例句として私の作品が活字になるのは

とても嬉しいものだ。

五十嵐秀彦さんに感謝したい。

また

同じ6月号の186〜189頁には

現代俳句時評「こどもたちの今」と題した

阪西敦子さんの文章が載っている。

内容はクリックしてぜひ読んで欲しい。

IMG_3805小・中学生の国語教育と俳句

東京の江東区における取り組みと

今後の色々な課題が

深い洞察を通して書かれていて

IMG_3806とても示唆に富む俳句時評である。

じつは

阪西敦子さんとは

先日の日本伝統俳句協会の総会の席で初めてお会いして

懇親会から二次会までご一緒させていただき

意気投合して

色々と俳句の話をすることができた方である。

とても聡明な印象を受けた俳人で

この日の私の大きな収穫の一つだった。

そんな人の文章を

俳句総合誌上で発見して

読むことができたのは

これもまた嬉しいことである。


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