先日、
帯広畜産大学の、
研修医の先生たちと一緒に、
往診に回る機会があった。
大学を卒業して、
その後数年、
色々なところで働いていた獣医師の中で、
再び学問の道をメインに、
進もうとされている、
若き精鋭である。
大学病院における二次診療ばかりではなく
我々のような現場の末端の獣医師の
一次診療の経験を
少しでも積み上げたいという事のようだ。
今回は特に
産業動物の獣医療の中でも
今やなかなか経験することの少なくなった
重種馬の診療を
一緒に経験したいという事だった。
この日はたまたま
午前中に1件(蹄葉炎)
午後から2件(発情鑑定と蹄病)
重種馬の診療が有ったので
研修医の先生たちは
私の診療車の後に付いて回ることになった。
研修医の先生たちは
さすがに社会人の経験もある方ばかりなので
往診もスムーズだった。
右も左もわからない大学生の実習生を
手取り足取りしながら連れて歩くのも
それなりに面白いけれども
現場の事情をある程度わかっている
研修医の若い先生たちとの仕事は
受ける質問の内容なども鋭くて
とても充実した中身の濃い
仕事ができたように思う。
私としては
特別な事は何もするわけもなく
ただ普段どおりの事をしただけなのだが
それが
研修医の先生たちには
初めてのことが多かった。
これはつまり
いかに重種馬の診療の機会が減ってしまったのか
ということであり
ちょっと寂しい思いもしたが
それはまた有意義な機会を提供できた
という事でもあり
私は複雑な思いだった。
この日の最後の往診先に
たまたまタイミングよく
重種馬の削蹄師のN坂さんがいた。
一連の写真は
全道を股にかけて
重種馬の削蹄している
N坂削蹄師の
削蹄と蹄病治療の技である。
これを
研修医の先生たちに
体験してもらったのは
この日の
予定外の
収穫だったと思う。
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
帯広畜産大学の、
研修医の先生たちと一緒に、
往診に回る機会があった。
大学を卒業して、
その後数年、
色々なところで働いていた獣医師の中で、
再び学問の道をメインに、
進もうとされている、
若き精鋭である。
大学病院における二次診療ばかりではなく
我々のような現場の末端の獣医師の
一次診療の経験を
少しでも積み上げたいという事のようだ。
今回は特に
産業動物の獣医療の中でも
今やなかなか経験することの少なくなった
重種馬の診療を
一緒に経験したいという事だった。
この日はたまたま
午前中に1件(蹄葉炎)
午後から2件(発情鑑定と蹄病)
重種馬の診療が有ったので
研修医の先生たちは
私の診療車の後に付いて回ることになった。
研修医の先生たちは
さすがに社会人の経験もある方ばかりなので
往診もスムーズだった。
右も左もわからない大学生の実習生を
手取り足取りしながら連れて歩くのも
それなりに面白いけれども
現場の事情をある程度わかっている
研修医の若い先生たちとの仕事は
受ける質問の内容なども鋭くて
とても充実した中身の濃い
仕事ができたように思う。
私としては
特別な事は何もするわけもなく
ただ普段どおりの事をしただけなのだが
それが
研修医の先生たちには
初めてのことが多かった。
これはつまり
いかに重種馬の診療の機会が減ってしまったのか
ということであり
ちょっと寂しい思いもしたが
それはまた有意義な機会を提供できた
という事でもあり
私は複雑な思いだった。
この日の最後の往診先に
たまたまタイミングよく
重種馬の削蹄師のN坂さんがいた。
一連の写真は
全道を股にかけて
重種馬の削蹄している
N坂削蹄師の
削蹄と蹄病治療の技である。
これを
研修医の先生たちに
体験してもらったのは
この日の
予定外の
収穫だったと思う。
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
この写真には写っていない一番古株の研修医です。
この制度は昨年度スタートしたばかりで、まだ本当に試行錯誤の状態ですが、馬を診療されている先生方・生産者の皆さまのお力をお借りしながら、ゆくゆくは地域の馬診療に貢献出来るように頑張りたいと思っています。
これからも馬の診療がある時はお声掛けいただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
全く話は変わりますが、以前このブログでうちの牛乳をご紹介いただきました(嬉しかったので覚えています!)。
うちの“めんこちゃん達”がどこまで幸せかはわかりませんが、小さい頃から学生達にこねくり回されているので笑;、とても大人しく人懐こい牛ばかりです。
お時間ありましたら、ぜひ一度遊びにいらしてください。