翌日は岩見沢駅前から、
再びバスで宮島沼へ向かった。
昨日の夕方は、
雁の塒(ねぐら)入りを見たが、
今度は昼間の雁を見た。
昼間の宮島沼の雁たちは
周囲の田畑へ餌を食べに出かけているので
沼面にはそれほどいないのではないか
という予想だった。
しかし
そんな予想を覆し
この日の沼面には
埋めつくさんばかりの雁が
声を上げながら集まっていた。
途中で我慢しきれないように
飛び立つ群があると思えば
東の空から編隊を乱しながら
次々と落ちるように着水する群もある。
詳しい人の話によると
どうやら群の旅立ちが近いらしい。
今見えている雁(マガン)の総数は
数万羽はいるだろうとのこと。
さすがにこれだけの雁を
私は見たことがなかったので
しばらくは呆然と
そのおびただしい数の雁を
眺めていた。
バスの出発時刻になり
岩見沢市内の阿弥陀寺へ。
阿弥陀寺では今年で38回目になる
「北の虚子忌」の法要と句会が行われた。
俳人・高浜虚子が亡くなってから
今年で61年目になる。
その後会場を移して
句会となった。
今年の句会の参加人数は49名だった。
5句投句、互選3句。
私が投句した中で
そこそこの選をもらったのは
以下の3句
発つ兆し帰雁の声の昂りに 豆作
数万の鳥数億の木の芽かな 同
迷ひなき帰雁六万羽の心 同
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
再びバスで宮島沼へ向かった。
昨日の夕方は、
雁の塒(ねぐら)入りを見たが、
今度は昼間の雁を見た。
昼間の宮島沼の雁たちは
周囲の田畑へ餌を食べに出かけているので
沼面にはそれほどいないのではないか
という予想だった。
しかし
そんな予想を覆し
この日の沼面には
埋めつくさんばかりの雁が
声を上げながら集まっていた。
途中で我慢しきれないように
飛び立つ群があると思えば
東の空から編隊を乱しながら
次々と落ちるように着水する群もある。
詳しい人の話によると
どうやら群の旅立ちが近いらしい。
今見えている雁(マガン)の総数は
数万羽はいるだろうとのこと。
さすがにこれだけの雁を
私は見たことがなかったので
しばらくは呆然と
そのおびただしい数の雁を
眺めていた。
バスの出発時刻になり
岩見沢市内の阿弥陀寺へ。
阿弥陀寺では今年で38回目になる
「北の虚子忌」の法要と句会が行われた。
俳人・高浜虚子が亡くなってから
今年で61年目になる。
その後会場を移して
句会となった。
今年の句会の参加人数は49名だった。
5句投句、互選3句。
私が投句した中で
そこそこの選をもらったのは
以下の3句
発つ兆し帰雁の声の昂りに 豆作
数万の鳥数億の木の芽かな 同
迷ひなき帰雁六万羽の心 同
左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
一目千本にも幹の一凛にも足元のひとひらにも、心がプルプル震えたり、圧倒されたり。
春に群れをなす雁も春の景色として、同じような気持ちになります。
法要の句会にお集まりになった方々が、たくさんの句を作られただろうことにも畏敬の念を抱きます。
画像より豆作先生の句のほうが、景色や情景をより強く想起できた、はとぽっけなのでした。