昨日の昼は、

私の所属している俳句結社「柏林」 の花見吟行で、

音更の鈴蘭公園を散策。

気温が25℃以上になり、

歩いていたら汗ばんでくるほどのポカポカ陽気だった。

1時間ほどブラブラと、

俳句を拾いながら歩いていると、

「柏林」の仲間の方達が何人か、

しゃがんで地面を見つめていた。

近づいてみると

小さな野草の花を見ているようだった。

それは本当に小さな野草の花で

IMG_5511しゃがんで手を添えて見ないと

よくわからないほどの

小さな薄青い花だった。

「豆作さん、これわかります?(笑)」

IMG_5510「・・・」

「フデリンドウですよ。」

「・・・普通のリンドウは知ってましたけど・・・」

秋に咲くリンドウとは違い

春の野に咲くフデリンドウは

名前は聞いたことがあったものの

実物を見たのは初めてだった。

それもこんなに小さいとは・・・

詳しい人に教えてもらわないと

こんなに小さな花は

見落としてしまうに違いなかった。

IMG_5515「これは◯◯◯◯◯◯ですね。」

その場にもう一つ

フデリンドウと同じように

とても小さな白い花が咲いていた。

細めの白い花びらを

IMG_5513四方八方へ広げて

中心部が黄色く

葉は丸みを帯びている。

その時に言われたこの花の名前を

私は失念してしまったので

今ここでは◯◯◯◯◯◯としか書くことができないのだが

この写真の白い小さな花の名前を

ご存知の方がいらっしやったら

教えていただきたいと思う。

そんな感じで

のんびりと散策を続ける

俳句吟行会だったが

この句会に提出する俳句は

IMG_5518「花」一切。

と言っても全ての花を指すのではなく

「花」=「桜」

というルールの中で行われる

毎年恒例の吟行句会だった。

したがって

投句する俳句は全て桜に関するものにしなければならなかった。

IMG_5517句会にも色々あるが

一定の縛りの中で作るというのも

軽い緊張感があって楽しいものである。

音更の鈴蘭公園の桜は

満開の時期をやや過ぎて

落花しきりの

花散る美しさを見せていた。

私が投句したのは以下の5句


  葉を伸ばす喜びの中散る桜     豆作


  散る花も群れ鳴く鳥もそよ風に    同


  日高嶺の色退いてゆく花日和     同


  公園の花に招かれ神田坂       同


  花影に入り明るさに手をかざす    同



あまり奇をてらわずに

感じたものをそのままに詠んだ句になったが

これらの句は

そこそこの評価を受けることができ

楽しい句会だった。

今回は総勢22人が参加し

各自5句づつ投句する句会だった。

その中には

こんな句もあった。


  ロケットの打ち上げに酔ひ花に酔ひ    心鳥


これはタイムリーな一句で

人気があった。



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左の写真の道具を使う

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