先日の午前中最後の診療中に、

和牛の難産の追加往診が入った。

牛舎の傍に車を止めて、

難産介助を数十分。

子牛は娩出させたものの

時間が経っていたので

残念ながらすでに息は絶えていた。

ほぼ分娩予定日通りのお産だったが

産道が狭く

胎児が大きく

かつ尾位(逆子)だった。

「頭が来ていない・・・」

という稟告だったので

最悪の側頭位を心配したが

その事態は免れて

経膣で牽引するだけで済んだのは

不幸中の幸いだった。

しかし

強い牽引によって

親牛は産後しばらく立てなかった。

親牛の手当をするために

薬を取りに診療車に戻って見ると・・・

「・・・ん?・・・」

開けたままのハッチバックの周りが

IMG_5863なにやら騒々しい。

育成の牛たちが

放し飼いにされていて

それが集まって中を覗いていた。

牛だかり

が出来ていた。

好奇心旺盛な育成牛たちは

私のことに構わずに

診療車内の道具や薬を

あれこれと物色していた。

「・・・こら〜、どけどけ(笑)・・・」

IMG_5864妙に人馴れしている育成牛たちは

なかなかよけてくれなかった。

最近

和牛の子牛を

農場内で放し飼いにしているのを

よく見かけるが

流行っているのだろうか?

誰か推奨しているのだろうか?

子牛のストレスは少なく

良い飼い方なのかもしれない

と、思った。


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左の写真の道具を使う

「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

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