「仔牛が下痢でぐったりしてるから、すぐ来て欲しい。」

和牛の繁殖農家の§さんから、

電話が来たのは朝の6時頃だった。

§さん宅に着くと、

牛舎の片隅に繋がれて

ぐったりしている仔牛がいた。

仔牛はいるのだが

§さんが見当たらないので

軽くクラクションを鳴らして

往診に来たことを家に知らせた。

ところが§さんはなかなか出てこない。

しばらく待っていると

家の中から

§さんの奥さんが出て来て

少し慌てたようにこちらに向かって歩いて来た。

「・・・おはようございます!・・・」

「おはようございます。治療はこの仔牛でいいんでしょ?」

「・・・はい・・・でも今、うちの父さん、難産で・・・」

「えっ、難産の牛もいるの?、それは大変だ。その牛はどこに?」

「・・・いえ・・・、牛じゃなくて・・・」

「牛じゃない?」

「・・・本人が・・・難産で・・・」

「本人が?」

「・・・トイレからなかなか出てこないんです・・・」

「大の方?」

「・・・はい(笑)・・・」

「うははは(爆)」

§さんの奥さんは

頓知の効いた人だ。

うまいことを言うもんだと

感心しながら

大笑い。

しばらく待っていると

§さんの父さんがやって来た。

心なしか

スッキリしたような顔をしていた。

IMG_5805下痢の仔牛の治療を開始して

輸液をセットして

抗生物質を打ち

仔牛の番号を確認。

治療している間

私は

込み上げてくる笑いを

抑えることができなかった(笑)



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左の写真の道具を使う

「牛のニコイチ捻転去勢法」

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