先日の十勝毎日新聞(勝毎)に、

大とかち俳句賞の各選者の特選句が、

1面すべてを使って掲載された。

こうやって集まった秀句が、

新聞紙上の活字になると、

この大会もなかなか盛況で、

地元十勝での俳句イベントが、

全道の方々に認知され、

少しづつ全国的にも知られ始めていることを感じる。

文字通りの「全国」俳句大会へと

少しづつ近づいているような気がする。

これはとても嬉しいことだ。

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特に嬉しかったのは

道外の特別選者が3人になったこと。

そして

宮坂静生氏(現代俳句協会)

片山由美子氏(俳人協会)

星野高士氏(日本伝統俳句協会)

という

俳句界の3協会から1人ずつの

バランスのとれた3選者に復帰したのが

私としては嬉しかった。

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だが

道内選者の方々16人を見ると

現代俳句協会から9人

俳人協会から5人

伝統俳句協会から2人

という顔ぶれだ。

所属協会には掛け持ちの方もいるし

それだけにこだわる必要はないという見方もできるし

この大会の創始者である鈴木八駛郎氏が

現代俳句協会の方だからこれで良いという考え方もある。

しかし

伝統俳句協会所属の私にとっては

道内選者のバランスをもう少し変えて

伝統系の選者を増やしても良いのではいか

と思っている。

そうすることによって

大賞を始めとする上位入選句の

選ばれる俳句の傾向がわかりづらくなり

色々な傾向の俳句が1つの大会に集まって

混沌とした中から名句が選ばれる

というワクワク感が出て

投句する側にも

楽しみが増すのではないか

と思うのである。


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