全道各地に寒気が入り、

雪が降り、

その後に強い風が吹き、

風が止んで小春日となり、

再び低気圧が来て、

雨や雪を降らせ、

再び寒気が入り、

強い風が吹き、

そんなことが繰り返される季節になった。

本格的な冬のはじめは

風邪を引き易いので

防寒と風邪の予防に

最も気を使う。

寒い場所から暖かな場所へ

自由に行き来できる人間が

もっとも風邪を引きやすい季節。

そんな季節は

家畜たちにとっても

もっとも風邪を引きやすい季節に他ならない。

家畜たちは人間と違って

寒い場所から暖かな場所へ

自由に行き来することが出来ない。

IMG_6332寒ければ

その寒さにじっと耐えるしかない

拘束された身である。

親牛も仔牛もその例外ではない。

特に

仔牛は親牛よりも寒さに弱い。

寒さのダメージというのは

体が大きくなるほど少なくなると言われている。

家畜の体が大きくなればなるほど

体重あたりの表面積が小さくなるので

寒さに影響されづらくなる。

それに対して仔牛たちは

IMG_6333体重の割に

体表面積が大きいので

寒冷のストレスを受けやすく

結果的に風邪を引きやすくなる。

最近の往診にも

仔牛の治療が増えて来たような気がする。

治療ばかりではなく

仔牛の死亡の確認の仕事も増えて来たような気がする。

IMG_6334死んでしまった家畜を処理する

病畜処理場のデーターによれば

夏の暑い時期は

親牛の搬入が増え

冬の寒い時期は

仔牛の搬入が増えるという。

仔牛の管理を今一度

見直してほしい季節である。


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左の写真の道具を使う

「牛のニコイチ捻転去勢法」

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