昨日までの厳しい寒さが、

うって変わって、

今日は暖かな春の陽気になるらしい。

寒気団が去り

暖気団が上空を覆うらしい。

昨日から今日にかけて

そんな

気候の変わり目の空の下。

こういう時は

なぜだか知らないけれども 

追加の往診や緊急往診が増える。

昨日は

朝受け付けた往診に加えて 

昼までに2件の追加があり

それを終えて

午後からカルテを書いていると

16時近くに

£牧場から難産の往診依頼が入った。

£牧場へ向かっている途中で

〓牧場の和牛の仔牛が熱発という連絡。

さらに£牧場に着く直前に

◎の和牛の仔牛が調子悪いという連絡。

£牧場の難産は初産で産道が狭く

経膣分娩不能と判断して

18時から帝王切開をすることになつた。

18時までの約1時間半の間に

〓牧場の和牛の熱発と

◎牧場の和牛の往診を済ませ

事務所へ向かって車を走らせていると

※牧場の仔牛がぐったりして立てないという連絡。

※牧場の仔牛に点滴をセットして

IMG_7007事務所に戻ると

手術室の前には£牧場の家畜車が到着していた。

ヘルプで頼んだH獣医師とともに

そのまま帝王切開を開始。

初産なのに満3才で肥満の牛の帝王切開は

肉厚で子宮が深く

思ったより困難で

胎児も残念ながら死亡していた。

帝王切開を終えて手術室を片付け終わったら

時計の針は20時を回っていた。

腹が空いたので

事務所に買い置きしてあるカップ焼きそばを食べて

IMG_7008カルテを書いていると

◯牧場から和牛の難産の往診依頼が来た。

陣痛微弱で産道の開きが悪いという。

◯牧場の難産は無事に介助できて

再び事務所に戻って

カルテを書き終えて時計を見ると

IMG_700923時近くになっていた。

忙しかった往診もこれで終わりかな

と思ったところで

▽ファームの従業員から電穂がかかって来た。

搾乳パーラーから出た牛が立てなくなったという。

IMG_7012最後の〆の往診は

▽ファームの夜中の搾乳中のトラブル。

最近はこのパターンが続いている。

昨日はとにかく

昼間から夜まで

ずっと追加の緊急往診が続いた。

気団の入れ替わるような

こういう気候の変わり目の空模様の下では

IMG_7011なぜだか知らないが

追加の往診が増え

夜もそれが続く。

何十年も臨床獣医師をしていて

いまだに理由がわからない

この現象。

いったい何故なの???


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