いくら象の知能が高いといっても、

子象の時から北海道に憧れて、

北海道に住みたい、

などとは夢にも思っていなかっただろう。

子象のナナは人の手によって、

生地から遠い北海道へ強制的に連れられてやって来た。

それから58年間、

十勝おびひろ動物園の象として生きた。

58年間も生きていれば

周りの環境や人々の考え方も

446ADC15-8B27-469D-A8E5-51B66EF59E15大きく変わってゆく。

動物園の存在意義も変わり

動物福祉の考え方も広がり

今後もそれはさらに変わってゆくだろう。

その中で

ナナは一時代を生き抜いた貴重な象である。

私が帯広畜産大学の学生だった時

16921D73-9479-47A1-B659-3D79E013227A同級生がナナに嵌まり

動物園へ通い詰める友人がいた。

今その友人は

野生動物学の先生になって

人と野生動物の関係を説く人になっている。

新聞記事によれば

おびひろ動物園の野生動物の

BAD143EF-2926-43C9-A1A7-4E0B16D7A2EB飼育方法について

動物愛護団体などから

最近は批判的な意見が相次いでいるようだ。

しかし

この地球上で

象という動物の存在は

人間の思考と行動だけで

どうこうできるものではない

と私は思う。

象の体は人間よりはるかに大きい。

象の足は人間よりはるかに太い。

象の鼻は人間よりはるかに進化している。

象の妊娠期間は人間よりはるかに長い。

象が怒り出したら人間は手に負えない。

そんな象という動物は

人間よりもスケールか大きい。

地球には人間よりもスケールの大きな動物種が

多く存在している。

その代表格が

象だと言えるのではなかろうか。

象のナナの姿に見惚れ

象のナナを好きななり

象のナナを愛し

象のナナの死を悼む人たちは

象のナナのスケールの大きさに気づいた人たちだと思う。

と同時に

自分のスケールの小ささに気づかされた人たちだと思う。

我々人間は

自分よりもスケールの大きな動物の存在に気づき

それらの動物たちに

もっと尊敬の念を持って

接してゆくべきだろう。

象のナナの死をきっかけに

新聞紙上には様々な記事が書かれた。

その中で

十勝毎日新聞の

上・中・下の3回にわたる特集記事は出色で

B7DBA067-1CCB-458E-AB5C-E5D4F0B1C4AF素晴らしい内容だと思った。

象のナナの事をずっと取材し

記事の中で

多くの問題提起をしてくれている。

全て写真に撮って

このページに貼り付けたので

クリックしてぜひ読んでいただきたいと思う。

記事を書き続けた松田亜弓さんという記者と

私は面識がないけれど

私は最後に

松田記者に

心から敬意を表したいと思う。


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