起立不能になった牛を、

吊起(ちょうき)すなわち、

吊り上げるという仕事。

牛を飼う農家では、

特に酪農家では、

この仕事は避けては通れぬ

面倒な仕事である。

体重が700kgほどもある乳牛が

病気や事故で立てなくなったら

それを起こすためには

道具と機械が必要である。

牛というものが大きいだけに

小動物や人間の介護などとは

全くスケールの違う

大掛かりな仕掛けが必要になる。

私も牛の臨床を始めてから35年以上

立てない牛との付き合いが続いている。

ここ数十年

病牛を吊り上げる介護道具といえば

「カウハンガー」

と相場が決まっている。

カウハンガーを牛の腰角に装着して

それをロープで吊り上げるのだ。

屋外では

ショベルやトラクターのフロントに繋いで

引き上げるという方法が主流である。

牛舎内では

梁などにロープとチェーンブロックを取り付けて

同じくカウハンガーを吊り上げる

という方法が定着している。

立てない牛を吊る方法は

ここ数十年

ずっと変わらず

ほぼ同じような道具と

同じような装置を使うことが

酪農家の間で浸透していた。

IMG_2042ところが先日

新聞紙上に

立てない牛を吊るための

新しい介護装置が開発された

という記事が出ていた。

内容は読んでいただければ分かるので

写真を貼り付けておく。

私はまだこの介護装置「モウアンシン」を

実際に見たことがないので

評価をすることはできないけれども

久しぶりに

病牛の介護のための

新しい技術が誕生したことに

嬉しさを感じている

と同時に

この装置を開発し作製した方に

敬意を表したいと思う。

今後は

この介護装置を

実際に使った方々からの

コメントを

ぜひ聞かせていただきたいと思う。


人気ブログランキング


IMG_1061












YouTube「ポコペンチャンネル」のアーカイブ配信

ぜひご覧ください。

「ポコペンチャンネル」チャンネル登録

していただけると嬉しいです!

詳しくはFMウイングのHPへ。


IMG_2775
左の写真の道具を使う

「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→
クリックして

見ることが出来ます。