我々現場の臨床獣医師と、

非常に深いつながりのある、

IMG_2311「病畜処理場」。

いわゆるレンダリングプラントにも、

経営体としての事情があるようだ。

先日の十勝毎日新聞のトツプに

でかでかと書かれていた記事は

十勝の「病畜処理場」が畜産農家にとって

いかに大事な施設であるかを物語っている。

牛や馬の一生で

最後にたどり着く場所は

「と畜場」ばかりではない。

「と畜場」で食肉になる個体は多く

世間一般にほとんどの牛や馬が

食肉になると思われている。

しかし

食肉になる牛や馬は健康な個体のみであり

病気や怪我で弱った個体や

野外で死亡した個体

すなわち不健康な牛や馬は

食肉にはできず

「と畜場」とは全く別の

「病畜処理場」で処理されて

食肉ではなく

それ以外のもの

例えば、皮や肥料や油など

に加工処理されている。

このことは世間一般には

あまり知られていないのだが

我々家畜の臨床獣医師は

「病畜処理場」こそが

普段から最も付き合いの多い施設である。

我々の仕事上それは当然であって

自分たちの仕事の中で

自分が手がけた牛や馬を

この施設に運ぶための書類を

数日で何枚も書いている。

その書類を作成する時

我々は常に

敗北感と虚無感に苛まれるものである。

これは牛や馬の臨床獣医師ならば

誰でも理解できる感情だと思う。

そんな「病畜処理場」が

経営上の理由で

色々な問題を抱えているということを

私はこの記事で初めて知った。

普段から付き合いの深い施設ゆえに

これは読み流しできないな

と思った。

(この記事続く)


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