生後10日目で、

異常に突出した臍帯部分に、

イージーカットのゴムリングを装着し、

4日目に確認した時には、

装着部位から先が綺麗に干からびて、

出血もなく、化膿もほとんどなく、

経過良好だった、

子牛の出べそ。

もう大丈夫だからと思って安心し

その事を忘れかけていた矢先の

施術から12日目の朝

▽牧場の従業員君から電話がかかって来た。

「ゴムリングを付けたところの皮膚が赤くむくれて腫れているんですけど・・・」

「・・・そうですか、わかりました。」

着いて腹部を診ると

ゴムリングより腹側の皮膚が切れて

めくれ上がり

赤い皮下組織がむき出しになっていた。

AC999370-21A2-43FA-B581-F7BED4A291FFその部分を触診すると

硬結した部分が直径約5センチ程度で

腹腔内へとつづいていた。

しかし

一般症状には異常がなく

元気に哺乳しているという。

ここで

前回コメントを寄せていただいた皆さんの

FC0357C3-1BC2-40EF-95B6-B99BCBFA3E38ご助言のように

超音波検査をするべきだったのだが

超音波装置をいつも持ち歩いていないことで

つい、持参するのを忘れてしまい

今回も画像診断をしないままで

治療を施すことになってしまった。

することは簡単だった。

10199F60-1E1C-4DDC-8F63-AE2DECB4430Cなわち

ゴムリングで壊死させた部分を取り外し

皮膚が無事な臍帯部の

数ミリ近位の箇所へ

新しいゴムリングを装着した。

BD15B101-825A-4656-89E7-91D16FFFB074「・・・とりあえずこれで、また様子を見て。」

「わかりました・・・」

かくして

それから2週間以上たった後も

▽牧場からは何の連絡もなかった。

先日、気になって

▽牧場の従業員君に

こちらから電話を入れてみた。

「・・・あの臍にゴムリングつけた子牛、どうなりました?」

「あー、はいあのうしは無事に売れました・・・」

「・・・臍の赤向けの部分どうなりました?」

「あー、あれからリングの先っぽはかさぶたみたいになって取れました・・・」

「・・・赤く剥けたところは小さくなった?」

「やっぱり、500円玉くらいの大きさの乾燥しないところが残りましたけど・・・」

「・・・じゃあ、売れても値段は安かったんじゃない?」

「いえ、赤い部分にヨーチンをかけて、事情を全部話して出したので、普通に売れたと思いますよ・・・」

かくして

ほんとに普通の価格で売れたのかは

定かではないが

とりあえずこの仔牛は

無事に売れたのは確かなようだった。

これから先

この牛の臍に

不具合が起こらないように

祈るのみである。


(この記事終わり)


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