排便のたびに強い怒責が起こり、

IMG_2520その結果として、

直腸脱がおこり、

脱出部分を手で戻しても、

再び強い怒責によって、

直腸が出たままになってしまう。

IMG_2518排便はさせぬわけにはいかないし

肛門を外科的に狭く形成術を施したとしても

強い怒責によって

繕った部分の組織が破れて

炎症と感染が起こる危険が大きい。

IMG_2519怒責を抑える薬剤を注射しても

薬剤が効いているうちは良いが

効力が切れたら元に戻ってしまうだろう。

結局これといった治療方法が思い浮かばす

かつて同僚のT獣医師が採用した

IMG_2521砂糖をまぶしておく

という方法だけが

選択肢として残ったので

畜主の〓さんの家で使っている

市販の砂糖をまぶして

その日の治療は終わった。

翌日

〓さんの仔牛を診させてもらうと

IMG_2528「こんな感じです・・・」

「・・・相変わらず、ふんばってるね。」

「はい、外に出てるところが乾いてますが・・・」

「・・・出たところの大きさは変わらないね。」

「そうなんです・・・」

IMG_2527「・・・でも・・・出来ることが思い浮かばない。」

「そうですね、しばらくこのまま放置して見ます・・・」

ということになり

感染を防ぐための抗生物質の注射だけを指示して

私は〓牧場から

次の往診先に向かった。


(この記事続く)


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