俳句雑誌・季刊「帯(OBI)」9号、

IMG_3830令和2年5月、

長浜勤が埼玉県で創刊、

師系・鈴木鷹夫、

の19ページ、

「現代俳句鑑賞」新井秋沙

で、私の一句

 
 交差して又一すぢの狐跡 
              安田豆作


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鑑賞していただいた♪

その評

「『俳句四季』四月号「近詠」より。以前朝がた、雪の積もった中州に一筋のけものの足跡があった。その行く先が想像されたが、人しれず動物の行動の痕跡は美しかった。掲句は「きたきつね」だろうか。狐の足跡とわかっている・森の雪の面にはっきりと交差している線が狐の動きをよく捉えていて、息遣いまでが印象鮮明に伝わってくる。北海道の大地の凛とした空気。」

北海道でも十勝地方は

雪が比較的少ない地方である。

雪の降る頻度が少ないと

その間に

雪原には

動物たちの足跡が画かれて

新雪で消されることもなく

それがだんだんと溜まって

足跡のにぎやかな雪面になってゆく。

狐跡が

交差しているのをよく見かけるが

実際には

二匹の狐が出会うことはたぶん稀で

孤独な一匹の狐が

時間を異にして

通り過ぎていったに過ぎないのだろう。

だが

自分以外の狐の足跡を見て

狐たちは

何かを感じている可能性は

あるだろう。


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