北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

気候風土

「牛乳焼酎」のバリエーション

函館に行って来たという仕事仲間で、

かつ俳句仲間のK野さんから、

「五稜郭」という焼酎をお土産に頂いた。

いわゆるご当地焼酎であるが、

おやっ?と目に留まったのは、

IMG_2754銘柄の横に、

「牛乳焼酎」という文字。

これは珍しいものを頂いた、

と喜び、

ラベルを良く見てみると、

原料に麦と牛乳が使われていた。

IMG_2755さっそく湯飲みに注いで

ひと口頂くと

これは爽やかな

すっきりとした麦焼酎だった。

牛乳の香りも微かに感じたが

これはもうほとんど麦焼酎。

牛乳(ミルクホエー)を

製造工程のどこで使っているのか良くわからない。

しかし、なんとなくヨーグルト的な風味と

まろやかな舌触りが感じられた。

麦と牛乳というのは

元々相性がよいから

それは当然のことかなと思った。

ひと口呑み終わって

ふと

そう言えば、以前にも

「牛乳焼酎」というものを飲んだことがある事を思い出した。

それはもう随分前のことで

今から8年以上も前のことだった。

当ブログの記事で

「牧場の夢」という銘柄の「牛乳焼酎」を紹介したことがあったのだ。

f314ced3-s[1]それは

熊本県の人吉という町の、

とある醸造所で生産されている、

本格的な焼酎だ。

原料は米と米麹と牛乳と温泉水ということで、

IMG_2752味は米焼酎に近く、

ほんのりとお乳の香がして

舌触りのまろやかな焼酎だったことを覚えている。

こちらの焼酎はまさに本場熊本の

球磨焼酎の伝統技術を生かした

IMG_2753高級感のある焼酎だ。

私はこれで

「牛乳焼酎」

という名前で売られている焼酎のうち

「五稜郭」という名の「麦」焼酎と

「牧場の夢」という名の「米」焼酎の

2種類を

経験することが出来た。

両者とも個性があり、とても美味しい焼酎だ。

さて

ここまで来ると

牛乳を原料に加えた

「芋」焼酎というのも

もしかして

あるのではないかと想像が膨らんでくる。

牛乳とサツマイモという組み合わせも

なかなか相性の良さそうに思われる。

芋焼酎に詳しい方

もしご存知でしたら

ぜひ情報をいただきたい・・・!


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難破船

先日、苫小牧へ

俳句の修行をして来た。

苫小牧のホトトギス・玉藻会の皆さん、

といっても6名だが、

とある温泉宿に泊まりこんで、

夕食前に一と句会。

会食をして、

一杯やってから一と句会。

さらにその後、

課題を出し合って一と句会。

酔いが回ってお開きとなり、

翌日は

朝食後に一と句会。

充実した俳句修行(!?)を、

無事に終えることが出来た。

その帰り道

苫小牧駅を発つ午後の電車まで

時間が有ったので

句会をしたメンバーで

あちらこちらと道草をし

その最後に

「1週間ほど前に、苫小牧港に船が難破したらしい・・・」

IMG_2724という情報を元に

苫小牧港へ。

「難破船がまだそのままでいるかもしれない・・・」

という期待を胸に

海岸へ出ると

IMG_2726期待通りの風景が目の前に現れた。

「あー、ありますねー・・・」

我々は雪模様の冷たい風の中を

遠くの防波のテトラポットの礁に引っかかるように

座礁している難破船に向かって歩き出した。

IMG_2721烈しい西風に

思わず足をとられそうになりつつ

体は凍るように冷たくなりつつ

難破船に近づき

IMG_2722その場にしばらく立っていた。

「どこの国の船なんでしょうかね・・・」

「さぁ・・・」

「あれを引き上げるには、相当でかい船で引っ張らないと・・・」

IMG_2723「そうですねぇ・・・」

「あれ以上傾かないように綱を張ってますね・・」

「転覆しないように・・・」

強い風に

会話が途切れがちになりながら

寒い限界に達した我々は

止めてある車へ引き返した。

体が芯まで冷え切ってしまった。

その足で近くの海鮮市場へ行き

昼食となった。

ご当地グルメのホッキカレーを食べるつもりだったのだが

体が欲したのはカレーではなく

温かなとんこつラーメンだった。

昨日の酒の抜け始めに加え

強風を浴びて冷え切った体には

一杯のとんこつラーメンは

最高のご馳走だった。


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「とかち文化まつり」開催中!

毎年「とかちプラザ」で行われる、

NPO十勝文化会議主催の「とかち文化まつり」が、

IMG_2151只今開催中で、

作品展示は11月15日まで、

また舞台芸術や講演会などは、

今日の12日にメイン会場のレインボーホールにて行われる。

IMG_2155お時間のある方はぜひ、

気軽に立ち寄っていただきたいと思う。

もちろん無料です(笑)

私も毎年

文芸部の俳句部門の一員として

展示会の方へ作品を出している。

IMG_2154今年の一句は

写真の通り・・・

「スピンにはスピンで応へみづすまし」

バックの黒い紙が

展示スペースからはみ出してしまって

なんともブサイクな感じだった。

IMG_2152昨日

私が展示会場の受付番をしている時

たまたま

書道の大家である八重柏冬雷先生が通りかかり

私の作品をご覧になっていたので

「なんとかなりませんか・・・」

と質問したところ

「後ろの黒い所だけ縦にしたらいいですよ、そうすると掛け軸風になる。」

とアドバイスしてくれた。

IMG_2157早速、その通りにしたのが

この写真・・・

なるほどスッキリと掛け軸風になった。

展示法を少し変えるだけで

随分違うものである。

書道の大先生からアドバイスをもらって

大変勉強になった。

内容はどうしようもないけれど(笑)

そんな作品でも

展示したからこそ

勉強することができたわけで

思わぬ収穫だった。

さて今日の12日は

舞台芸術部門の発表がある。

展示作品ばかりではなく

様々な文化活動を一堂に

「オールとかち」という括りの中で

参加したり鑑賞したりすることができるのが

この「総合芸術祭・とかち文化まつり」の

大きな魅力だ。

興味のある方はぜひ

立ち寄っていただきたいと思う。

パンフレットだけでも

読んで頂けたら嬉しいです。


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馬文化を支える会、10周年。

「とかち馬文化を支える会」というNPO法人があり、

D6ACC0C5-06F0-4256-80E5-2C855DFE1F27今年で10周年を迎えた。

北海道のばんえい競馬が廃止の危機に立たされた時、

帯広市単独でなんとか存続することが決まり、

それを支えようと有志が立ち上げたものである。

私はその当時の有志の皆さんの熱意に賛同し

AD53FF3D-1F0C-4C7B-AAF3-C03B83549839ささやかながらこの会に参加させてもらっている。

中央競馬(JRA)には馬事文化財団という

立派な団体がある。

ばんえい競馬も立派な馬文化の一つであるから

それを啓蒙してゆくための

5CC17CAF-C314-4DDD-BEE1-6F015BD7F401同じような団体があって良い。

JRAの財団とは比べ物にならないほど小さな団体だが

その志は大きい。

北海道開拓の主役だった農耕馬(重種馬)たちが

トラクターにその役を奪われて久しい。

もし、ばんえい競馬がなくなってしまったら

重種馬たちは食用だけの存在になってしまう。

「北海道の原野を開拓してくれた馬たちに対し

 それでは、あまりにも礼儀が無いのではないか。」

C31E0630-F109-4CA1-B9FC-ABC6233C135Dとは、この会のパンフレットに載っている

対談の中での佐々木啓文理事の言葉である。

佐々木氏はまた

「人も家畜も、能力を極めることが生きている価値。」

であるとして

単に、重種馬を保護する

という考え方に疑問を投げかけている。

また、三宅陽一理事長も

「動物園で数頭飼えばいいということになれば、

 馬が人間の生活から離れていってしまう。」


9BF4F9E7-514D-4BE2-9337-D86051647C87と、ばんえい競馬をはじめとする

十勝の馬文化存続の重要性を語っている。

私も、もちろん

このお二方の考えに100%賛同する者である。

重種馬と人との関係が

単に、保護するというのではなく

この地に共に生きる、という関係を保ちながら

それをいつまでも続けてゆくための

力になりたいと、私はいつも思っている。

私が重種馬の診療をすることも

微力ながらその一つである。

それに加えて

NPOとかち馬文化を支える会に参加することも

微力ながらその一つである。

今このブログを読んでいる方で

この考えに賛同していただけるのならば

ぜひ

当会の会員になっていただきたいと思う。

詳しくは

ホームページを御覧ください。


1人でも多くの方の力で

馬文化を支えてゆきたいのです。


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動物の交通事故死

一昨日の往診の途中、

路上にエゾリスが横たわっていた。

CEED1FE3-B6BB-407D-B6D3-922A5899C282道路を横断中に、

車にはねられて死んでしまったらしい。

エゾリスの交通事故死を見るのは、

これで何度目だろう。

エゾリスに限らず、

90F664EA-7259-47A1-9C61-E58081B75939道路を横断中に、

車にはねられて死亡した動物を、

見つけることは少なくない。

最も多い動物は

私の記憶では

猫である。

その次に記憶が多いのは

狐だろうか。

その次に多いのが

エゾリスかもしれない。

狸も何度か見たことがある。

ハトやカラスなどの

鳥が死んでいることを見ることもあるが

車にはねられたのかどうかは定かではない。

不思議と犬は見たことがない。

放し飼いの犬は少ないせいなのか

犬が車にはねられて死んでいるのを見たことはない。

聞くところによれば

鹿や熊なども車にはねられて死亡することがあるようだが

私には目撃の経験はない。

馬や牛も車にはねられて死亡することがあるようだが

IMG_2150私には目撃の経験はない。

馬や牛は野生動物と違うので

はねた自動車の責任よりも

はねられた牛馬の管理責任を

飼主が負わされる

と聞いたことがある。

ともあれ

動物の交通事故死は

悲しい出来事である。

交通事故で死んでしまうのは

人間ばかりではないのは

いうまでもないが

その実態は

よくわかっていないようだ。

専門的に調査している人は

いるのだろうか?

統計はあるのだろうか?

知っている方がいたら

教えていただきたいと思う。

703D082D-98C9-4F4F-9B5D-70A948C09ACBちなみに

道路上で

動物の死体を発見したら

勝手に処理をするのではなく

役場に電話をして

処理をしてもらうべきで

私も猫や狐が斃れている時は

役場に通報するようにしている。

野鳥の場合も

勝手に処理をするのは危険である。

大きな動物の時は

なおさらであろう。

しかし今回のエゾリスは

いろいろ考えたが

結局

役場には電話せずに

路肩によけておくだけにした。

それで良かったのかどうか

未だに少し心残りがあるのだが・・・

(合掌)


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第36回北の年尾忌句会in小樽

26BE398A-6619-4F76-8756-E19613E80A9710月の第2月曜日は、

毎年小樽ホトトギス会主催の、

北の年尾忌句会が開催され、

今年で36回目を迎える。

年尾忌というのは正確には、

高浜虚子の長男の高浜年尾の亡くなった10月26日であり、

その日には鎌倉の寿福寺で句会が行われる。

しかし道内のホトトギス俳人にとっては、

そこへ馳せ参じることも難しく、

その前の体育の日が祭日ということで

毎年この日に年尾忌句会が小樽で行われるようになった。

高浜年尾はご存知の通り

小樽商大(当時は小樽高商)時代に4年間小樽に暮らし

数年下の伊藤整や小林多喜二などとも交流があり

当時の北海道文学を盛り上げた小樽ゆかりの俳人である。

私は4年前にこの大会に初めて参加してから

以来毎年欠かさず出席するようになった。

その理由はいろいろ有るけれども

94C28CDE-6F3B-4032-B35B-A786C649D501やはり

ホトトギスを中心とした伝統系の俳人たちが

高浜年尾先生を偲びながら真摯な気持ちで集い

句会の場を設けて句を詠みあうという

身の引き締まる句会であるからだと思う。

「ホトトギスの俳句」

「高浜年尾の忌」

という旗印を堂々と掲げて開催する句会は

北海道ではこの句会だけである。

正直、私は

ホトトギスの俳句とはどういうものであるか

高浜年尾先生とはどういう人だったのか

まだまだ良くわかっていない。

しかし、だからこそ

北の年尾忌句会に毎年参加して

ホトトギス俳句とはどういうものかを

高浜年尾先生はどういう人だったのかを

勉強したいのである。

この句会に参加すると

高浜年尾の生前にお会いしたことのある人もまだ多くいて

年尾のいろいろなエピソードを聞くことができる。

そういう方たちの詠む句は

私にはとても詠めない心のこもった句である。

会場にはいつも遺影とお花が供えられ

その和やかな遺影の表情からは

年尾先生の人柄が偲ばれる。

99BD4F5D-3C2F-49F1-8396-3B0016F36FC7私は今年から

この句会の選者を仰せつかってしまった。

今年の選者は私の他には

荒舩青嶺、岡本清、工藤牧村、桂せい久、辻井靖之(大会長)、

というバリバリの「ホトトギス俳句」の選者の方々であり

私は初めてで大変緊張したが

なぜか

年尾先生の柔和な遺影を見たら気持ちが楽になり

気持ち良く選と句評をすることができた♪

9971EB44-FE1D-467F-82B8-2234B8CDE776今年は参加者58名で5句の投句

総句数290句から15句を選び

さらにその中の5句を特選として

句評をさせていただいた。

参加者の中には

ホトトギス系の俳人ばかりではなく

私のよく知る道内の俳人が幅広く集まり

年齢も20代から80代までと

幅広い層の参加者による句会であり

忌日の句会としてはおそらく道内最大規模

920E8B1A-DF82-4CB8-847E-AE7C9E490B0Eその伝統は今なお盛んに引き継がれている。

私もこの句会のために

微力ながら今後も精一杯

お手伝いさせていただきたいと思っている。


 小樽のみ晴れて年尾の忌のふしぎ   豆作



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日本伝統俳句協会全国大会in群馬

日本伝統俳句協会の第28回の全国大会が、

IMG_22649月9.10日の2日間にわたり、

群馬県は榛名山麓の伊香保で開催された。

私がこの大会に出るのは、

4年前に札幌で行われた大会以来2回目だ。

群馬は私の所属俳句誌「桑海」の編集部があり

私の敬愛する俳人村上鬼城の活動した土地であり

IMG_2269私の娘の住むところでもあり

何かとご縁か深い場所。

娘に会うことや桑海の句友の皆さんと会うことなど

いろいろな理由を重ねて

職場から休みを頂いて

大会に参加して来た。

開催地は終日好天に恵まれ

たいへん気持ちの良い吟行をすることが出来た。

IMG_2272吟行の気持ち良さに加えて

会場の宿の温泉に浸かる心地よさと

懇親会のお酒のうまさも加わり

申し分なく楽しさを満喫することができた。

しかし

あまりにも心地の良い時間のなかで

当日、詠んだ俳句のほうは

全く成績が振るわなかった(笑)

そのような大会での

稲畑汀子会長の講評はいつものように

「選に入らなくても良いのです。こうして皆さんと俳句を作るという事が良いのです。」

IMG_2300という、優しい言葉を聞き

今回もそのお言葉に慰められることになった(笑)

いつまでもそんな事ではいけないのと思うのだが。

それでも我が花鳥諷詠の若干の進歩といえば

今大会の事前に行われる募集句の部において

IMG_2271稲畑汀子会長の選に

私の一句


 雨のまだ降り手にとどきさうな虹   豆作


が入ったこと。

当日は全然ダメでも募集句の方でなんとか

進歩を感じ得たのはちょっと嬉しかった。

さらに

大会の講演で

「西洋の詩と東洋の詩、特に日本の詩」

と題した有馬朗人(ありま・あきと)氏の講演が大変面白かった。

有馬朗人氏は国際俳句交流協会の会長さんで

俳句をユネスコの無形文化遺産に登録することを目指している方である。

俳句をそういう無形文化遺産というものに登録することについて

IMG_2301色々意見はあるようだが

私はそれも結構なことではないか

と思っている。

俳句を文化遺産に登録しようがしまいが

俳句という日本の文芸は揺らぐこと無く

この世界に生き続けるものであろうと思うからである。

歌舞伎や能、和食あるいはヨガなども

すでにユネスコの無形文化遺産に登録されているらしいが

それらと同様、俳句も揺らぐことはないだろう。

ユネスコの無形文化遺産のリストを見ると

そこに登録されているものの共通点は

「西洋人の知らない文化」

という西洋中心の考え方が根底にあるように思える。

歌舞伎や能は登録されているが

ミュージカルやオペラは登録されていない。

和食は登録されているが

フランス料理は登録されていない。

そういう西洋人の勝手に基づくユネスコの文化遺産運動など

俳句にとっては針小な事だと思う、が

西洋人に俳句というものを理解させる一助になるのであれば

それも結構なことだろう、と私は思う。

今回私は、有馬朗人氏の講演をはじめて拝聴したが

さすがに東大学長や文部大臣などを務めた方の話は

非常にわかりやすく、聞いていて飽きのこない楽しいものだった。

まさに講演のプロ、教壇に立つプロ、だと思った。

西洋の詩歌と東洋の詩歌を比較することでその違いが浮き彫りになり

だからこそユネスコの無形文化遺産に俳句を登録すべきではないか

という有馬氏の考え方は、とても明瞭でよく理解することが出来た。

ただ、有馬朗人氏はこの運動に積極的だが

稲畑汀子先生はこの運動に対しては

勝手におやりなさい

というスタンスに見えた。

ともあれ

今回の吟行会は

榛名湖畔の花野だったが

私にはもちろんはじめての経験だった。

その中で、私の収穫出来た事といえば、何と言っても

IMG_2289北海道ではなかなか体験することのできない「季題」との出会いであった。

すなわち、左の写真の上から順に

「ゆうすげ」

「松虫草」

IMG_2279「吾亦紅(ワレモコウ)」

「女郎花(オミナエシ)」

「藤袴(フジバカマ)」

などの秋の植物だ。

IMG_2283こういう北海道ではなかなか出会うことのできない季題を

生で体験できる機会は

北海道に住んでいる限り

そう多くはない。

IMG_2296インターネットで未知の季題の写真を見たり動画を見たりしても

それは視聴覚だけの刺激であり

大きさも拡大と縮小がなされており

本物の季題とは程遠く

IMG_2291結果、良い俳句を詠むことはできない。

未知なる季題と対面し

それを生で感じることが出来たのは

とても有意義なことだった。


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逆襲なるか

たかがインスタント焼きそば、

されどインスタント焼きそば、

北海道では何と言っても、

マルちゃん(東洋水産)の「やきそば弁当」 の右に出るものはいない。

00535246「やき弁」は、北海道において絶大なシェアを誇り、

その数とその種類は年々増えつづけ、

まさにそれは「やき弁」の王国を作り上げていると言ってよい。

その勢いはとどまることなく、

数年前のある事件をきっかけにしてさらに加速し、

津軽海峡を渡り、

本州へと拡がって行った。

そのある事件とは、

本州のインスタント焼きそばの王様である

ペヤング (まるか食品)「ソースやきそば」の、

異物混入事件だった。

それを境にして

「やき弁」は様々なバージョンの商品を従えて

本州へ一気に攻め入った。

これで

我が国のインスタント焼きそばの勢力地図は

大きく変貌し

「やき弁」が天下を統一するのではないか

と、思われたが

受けて立つ「ペヤング」は負けなかった。

本州のコンビニやスーパーでの

「ペヤング」人気は衰える気配を見せず

「やき弁」の猛攻をこらえにこらえて

少しづつ体力を取り戻し

IMG_1239ついに

今年の春

北海道へ逆襲を始めた。

それが「ペヤング」の

「納豆やきそば」だったことは

以前の記事で書いた。


IMG_2057そして先日

私は

近所のスーパーで

「ペヤング・ソースやきそば」の

普通バージョンの姿を発見した。

とうとう、ついに

基本バージョンどうしの

IMG_2058いわば、大将どうしの

ガチンコの勝負が

北海道のわが町の

スーパーの店頭でも

始まったのだ。

「ペヤング」はいったい

どこまで本気なのだろうか?

「やき弁」の王国は

果たしてどうなるのだろうか?

目が離せない状況になって来た。


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コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(4)

コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)は、

8月1日(火)をもって無事終了した。

7日間にわたる展示と、

数十分のパフォーマンス、

それを見るために会場へ足を運んでくれた人は、

600人以上になったようだ。 

会場の職員の方によれば、

コラボ作品ばかりの展示会は、 

帯広市民ギャラリーの催しとしては、

とても異色でユニークなものだったそうだ。 

私個人としては

「俳句」ばかりではなく

発表の場がなかなか得られなかった「漢詩」について

このような発表機会を得ることができたのが

とても嬉しい事だった。 

北海道獣医師会の会員の方ならばご存知かもしれないが

毎月会誌に載る、あのような漢詩が

地元十勝の書家の皆さんの筆と

写真家と美術家の手によって

こんなにも素晴らしい作品になって

展示させていただけることは

漢詩たちにとっても、私にとっても

大変幸せなことだった。

その作品を、いくつか

ここに記録しておきたい。

クリックして大きくして見ていただければ幸い♪



           
IMG_1984   地産乃幸

  細断玉葱挽肉炒
  茹芋練混球状整
  塗粉溶卵衣付揚
  狐色熱々大皿盛


 「窓」 高橋朴宗×安田豆作×古川こずえ





 IMG_1983IMG_1982  通過法案

 平和農村広尾道
 踏切注意鳴警報
 左右見切幸福発
 危険加速愛国行


  「通過法案」 白石弥生×安田豆作×古川こずえ
 




IMG_1980IMG_1988  放置国家

 現在戦争禁止国
 改憲戦争可能国
 加担戦争常習国
 将来戦争依存国


  「放置国家」 阿部安伸×安田豆作×古川こずえ





IMG_1986IMG_1987   素舞布

  以後僕達何信来
  夜空向側明日待
                   由君伝達握手返
                   我心軟所絞現在


 「素舞布(SMAP)の歌」 八重柏冬雷×安田豆作×古川こずえ





IMG_1991前列左から

古川さん(写真家)

阿部さん(美術家)

後列左から

IMG_1992

八重柏さん(書家)

白石さん(書家)

(高橋さん(書家)は、お仕事で不在)

皆さん

どうもありがとうございました!

(このシリーズ記事終わり)


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コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(2)

コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)の、

IMG_1966前半の3日間が終了した。

3日目の7月29日には、

私は展示会場の受け付をしていた。

帯広駅の地下1階のギャラリーというのは、

やはり人通りが多い所なので、

じつに色々な人たちが、

IMG_1967展示会場に訪れて、

作品を見てくれる。

私が案内ハガキを配った人たちからの反応も上々で

受付のテーブルの上の花も

IMG_1963何と私の同僚の獣医師が

思いがけなく贈ってくれた花で

私はとても嬉しかった。

また

私の俳句仲間の1人からも

IMG_1944美しい生花を頂き

それもまた大変嬉しかった。

この展示会にはもちろん

一緒にコラボに参加した私以外の

5人方々も

それぞれの知り合いの方が訪れて来ては

IMG_1962作品を興味深く覗き込んだり

作品の解説を聞いたりしていた。

私にとっては

同僚の獣医師や俳句仲間の訪れが嬉しいのは言うまでもないことだが

さらに私以外のメンバーのお知り合いの方々

すなわち書道、写真、美術、の関係の方々と

お話ができるチャンスが沢山できて

普段はなかなか話をする機会のない方々との

新しい出会いが沢山あった。

IMG_1961コラボに参加すると

ジヤンルの違う方々との交流が

一気に広がるということを

昨日1日で実感したのだった。

これは素晴らしいことだと思った。

コラボ展は今日から後半の3日間となる。

IMG_1964本日7月30日は

コラボ参加者6名全員が

ギャラリーに集う日でもある。

そして13時00分から

デモンストレーションを行う。

初めは6人の合作の

壁一面を飾る大きな書の

仕上げをするというパフォーマンス。

そのテーマは「扉(とびら)」

そのあとには

もう一つのテーマでもある「生まれくる光」

という言葉を象徴する「卵」のパフォーマンス。

書のパフォーマンスは

主に書家の3人の方がメインだと思うが

卵のパフォーマンスは

主に私がメイン(⁉︎)である。

どんなものになるのか

今でもよくわからない。

IMG_1965最後の写真は

卵のパフォーマンスに

私が使おうとしている道具である。

拡大して見ていただくと

何ーんとなく

どんなものか

想像できるでしょうか?(笑)


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コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(1)

最初の写真は今年の4月の末に、

IMG_1402何をするのかわからないままに、

私が自分の顔の形を金網に取っているところ。

その日から昨日の作品搬入まで 、

私はこのたびの、

Freedom of Expression(表現の自由)、

IMG_1935というコラボ展に、

参加をしているにもかかわらず、

この顔型の金網がどんな展示物になるものやら、

さっぱりわからなかったのだが、

IMG_19372昨日ようやく

それが

展示会場の天井から

布を被ってこちらを向くように

IMG_1939飾られることになるのがわかった・・・ 

メンバーは6人。

仕掛け人は写真家の、古川さん

書家の、八重柏さん、白石さん、高橋さん

IMG_1940美術家の、阿部さん

そして、俳句と漢詩作家(⁉︎)の私。

昨日の午後
とうとう

IMG_1941その展示準備が完了した。

完了した日の夕方

勝毎と道新の

2人の新聞記者が取材にやって来た。

IMG_1943場所は、帯広駅地下1階の

帯広市民ギャラリー。

7月27(木)から8月1日(火)までの6日間の開催。

人通りの多いところなので

IMG_1945ちょっと時間のある方は

駅地下1階へふらっと立ち寄って

作品展示をご覧いただけるととても嬉しいです。

また、7月30日(日)の午後1時からは

出品者6人が全員揃って

それぞれがパフォーマンスを行う予定です。

何をするかはお楽しみに(⁉︎)

このパフォーマンスを見に来ていただけると

さらに嬉しいです♩



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感動の「帯広能」

7月21日、22日、の二日間に渡って上演された、

IMG_1653「帯広能」は素晴らしかった。

仕舞い(しまい)や舞囃子(まいばやし)の数々と、

その間に入る狂言がとても面白く、

能と狂言は、

まさに一体のものなのだと感じた。

IMG_1914その中でも、

特に凄いと思ったのは、

最後に上演された「八島」(やしま)という能。

平家物語の「屋島の戦い」を題材としたもので、

主人公すなわち「シテ」は源義経(よしつね)である。

IMG_1656義経が主役の能というのは

数百ある能の中で

この「八島」ただ一曲のみという。

西方に旅をする一人の僧侶が

讃岐国(香川県)の屋島の浦で

IMG_1655年老いた漁師と出会う。

その漁師が実は義経の霊で

屋島の戦いの様子を語り始める。

語っているうちに

漁師はいつのまにか義経そのそものになり

IMG_1915だんだんと激しく舞いながら

ついには刀を抜いて

その舞と囃子は最高潮に達する。

その時はまるで

本物の源義経が目の前に現れたようだった。

31歳の若さで亡くなった義経には

色々な伝説が多く残っているが

今回は伝説として聞くのではなく

ついに

源義経本人と

直接会うことができたような

そんな不思議な感動を

体験することができた。

リアルの能舞台は

テレビや映画とは全然違う

本物の霊と対面することができる場所だった。

その義経の霊を呼ぶ「シテ」を務めた人は

IMG_193032歳の若き能楽師

塩津圭介氏だった。

31歳で無念の死を遂げた義経を演じるには

最もふさわしい人だったのではないだろうか。

だからこそ、まるで義経本人が

目の前に来たように感じることができたのかもしれない。

IMG_1929塩津圭介さんには

去年発足した「帯広能楽同好会」の講師をしていただいている。

そんな能楽の先生が

本物の舞台を見せてくれた。

私は何の気なしに習い始めた能だったが

IMG_1923謡にしても、舞にしても

色々なことを習う度に

その一つ一つに

思いもよらぬ

深い意味があり

いつも新鮮な驚きを感じて来た。

IMG_1913そして

先日は初めて

本格的な能を鑑賞することができた。

室町時代からの700年の歴史を持つ

我国の文化として

能というものは

本当に「凄い」と思う。

今回はその気持ちを

より強くしたのだった。


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デントコーンに「マルチ」

一番牧草の収穫も、

早い組の酪農家から、

遅い組の肉牛・馬産農家まで、

とりあえず今年は、

皆さん無事に収穫を終える事ができたようで、

何よりだったのではないかと思う。

今年は、長雨にもならず、

良い天気が続いている。

一番牧草の作業が終わると

十勝地方では

牧草の次に重要な飼料作物である

デントコーンの発育状態も気になってくる。

昨年のデントコーンの発育は最悪だったようで

収穫時期にも天候が悪く

品質の良いデントコーンサイレージが収穫できなかった。

そのような事を踏まえ

今年の酪農家の※さんのデントコーン畑には

作物の早期成長を促す

マルチ(mulch)が張られていた。

IMG_1604



5月29日

IMG_1687



6月9日

IMG_1756



6月23日

IMG_1812



6月30日

IMG_1861



7月9日 

ご覧の通り

素晴らしい成長ぶりを見せている。

 ※さんによれば

去年の天候を考えると

また今年も同じような事になりかねないから 

その対策として何かしておかなければならない

と、思ったそうだ。

用意周到でアクティブな考え方だと思った。

それをすぐ実行に移す行動力もすごい。

お金は相当かかったらしいが・・・。

ちなみに

マルチ(mulch)とは英語で

「地面を覆う敷き藁」のことで

我々がよく使う「多い」を意味する接頭語の

マルチ(multi-)とは

スペルも発音も違う。

ところが

日本語にすると

「覆い」と「多い」

発音は「オオイ」

表記は「マルチ」

全く同じになってしまって

なんだか紛らわしい(笑)


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燕の子

酪農家の£さんの牛舎を歩いていたら、

天井の蛍光灯の一角に、

燕の巣を発見。

早速ポケットから携帯を取り出して、

IMG_1814シヤッターを切った。

「そこで一句!」、 

通路に居た£さんから、

すかさずツッコミが入った。

「・・・うーん・・・と、急にはなかなか・・・」

「ダメだねー、豆作。」

「・・・申し訳ない。」

「ちゃんと詠まないと、そろそろ居なくなっちゃうよ(笑)」

IMG_1815「・・・そろそろ・・・?」

「もうそろそろ、巣立つと思うんだ。」

「・・・来たのはもうだいぶ前なんでしょ・・・?」

「4月だったかな。まずパートナーを見つけて、それから巣作りして、来てからだいたい2ヶ月くらい経ったんでないべか。」

野鳥図鑑によれば

道東地区での燕の繁殖例はそれほど多くないらしいが

我が町で最も気温の下がるM川地区にも

燕の繁殖例はあるようだ。

IMG_1816また

俳句の歳時記によれば

単に「燕」といえば3月の季題。

「燕の巣」となると4月の季題。

「燕の子」となると6月の季題

に分類されているが

これは本州の燕を基準にしているので

北海道へやってくる燕の行動は

上記の季節から1ヶ月程度遅いと思って良いだろう。

いずれにせよ「燕」にまつわる季題は色々あって

「燕」は昔から、俳句によく詠まれてきたようだ。

£さんからの宿題が出て居たので

私もこの場を借りて

この季題で3句


 巣の上に頭並びて燕の子 


 つばさ閉ぢる間もなく去りぬ親燕


 燕の子顔を揃へて何見るや



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音羽紅子さんの俳句

道新・北のうた暦、

私の担当である6月26日(月)に、

登場してもらった俳人は、

IMG_1766音羽紅子(おとわべにこ)さん。 

掲載句は


 好きな木の切り倒されし夏野かな  紅子


好きだった木が

いつの間にやら伐採されて

この世から消えてしまう寂しさ。

実は、私も

同じような経験をしている

IMG_0342例えば

2014年に伐採されてしまった

幕別町錦町のハルニレ。

あるいは、また

IMG_59282016年に跡形もなく消えてしまった

帯広市のプラタナス。

私は

この句に出会ったとき

あのとき感じた寂しさと同じ寂しさを

作者もきっと感じていたに違いない

と思い

これは「うた暦」にぜひ取り上げたい一句だと思ったのだ。

IMG_1767紅子さんは北見市在住で、

「ゆきしづく」という俳句誌を主宰し

毎年発行されている。

子育ての忙しい時期にもかかわらず

IMG_1338このような立派な冊子を発行し続けていて

俳句に対する情熱が半端ではないのだ。

早大文学部時代には

北原白秋の研究をしていたという

紅子さんは筋金入りの本格俳人だ。

私と同じ日本伝統俳句協会の会員で

何度かお会いしているが

その俳句に対する熱い思いを聞いて

私はいつも感動し

私ももっと頑張ろう

という気にさせてくれる。

紅子さんは

これからの北海道の俳句界の

いや

これからの日本の俳句界の

若き担い手であることは

間違いがない。


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四月の雪はあたりまえ、と言うけれど・・・

北海道で暮らしているからには、

四月に降る雪などは、

至極当然のことで当たり前 、

驚くべきことでも何でもないのだが 、

IMG_1379やはり、

真っ白に雪が積もっている風景に、

季節が逆戻りしてしまったという感じを抱き、

実際に肌で感じる寒さに震え、 

まだ雪掻きをするのかと落胆し、

それらの感覚が重なって、

四月の雪というのは、

おそらく多くの人にとって

IMG_1380全く歓迎できない

腹立たしく

面白くない

そんな感情を

抱かざるを得ないものではないかと思う。

仕事をしていても

嬉々としている人は誰もいない。

身体に感じる寒さに加えて

重たい春の雪は

身体が濡れやすく

着ている服も湿ってくる。

巡回する診療車のエアコンは

真冬と同じ程度に暖気を全開にしておかないと

IMG_1381身体が冷え切ってしまう。

往診中にメモを取れば

そのメモ紙に雪が舞い込み

たちまち書きづらくなり

紙がふやけてしまう。

IMG_1382道路に積もった重たい雪は

こたこたのワダチになり

ハンドルを取られやすくなり

車のスピードは半減せざるを得ない。

往診の時間もそれに連れてどんどん遅れてゆく。

IMG_1387車に乗って仕事をしている人たちは

みんな同じような気持ちで運転しているに違いない。

昨日は

雪の悪路に捕まって

スリッブしてガードレールに衝突している車が一台

路肩から落ちて動けなくなった車が一台

IMG_1394私が目撃したものだけでも二件あった。

我が町だけでもこうなのだから

十勝管内ではいったい

どれだけの車が立ち往生したのか

心配になってくる。

今日もまだ

昨日降った雪が

解けずに残っている。

今日の出勤も

往診も

気をつけないと・・・



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S木牧場さん!

北海道獣医師会雑誌の今月号に、

十勝の広尾町の酪農家、

S木牧場さんが紹介されていた。

IMG_1313「私の職場紹介」

というシリーズの記事だ。

執筆者は、

元十勝NOSAIの獣医師だったNさんで、

このS木牧場に嫁ぎ、そこを職場として紹介している。

私はかつて、Nさんとは

同じ診療所の同僚の獣医師として、

約5年間一緒に働いたことがある。

Nさんが現在の自分の職場

IMG_1310すなわちS木牧場で

主婦として

母として

そして獣医師として

頑張っている姿を

獣医師会雑誌の記事を通して

知ることができた。

読んでいるうちに

一緒に働いていた頃のNさんの面影と

往診に通っていた頃のS木牧場を思い出し

とても懐かしく思った。

IMG_1316と同時に

S木牧場が

多くの困難を乗り越えながら

現在に至り、素晴らしい酪農家として

さらに日々進化しつつあるということが

Nさんの文章の隅々から伝わってきた。

その文章は

理路整然としていて

堅実かつ謙虚

そして

地にしっかりと根を張った

酪農家としての自信と

獣医師としての自負が

至る所で感じられる好文章である。

興味のある方は

特に

酪農家の方々には

是非クリックして

全文を読んでいただきたいと思う。

この文章の中で

最も、私の心に響いたのは

「今後の北海道酪農に望むこと」

という章の中の

「欧米のやり方を真似しても成功しません。『日本の土と草で牛を飼う』を忘れてはいけないと思います。」

IMG_1312というNさんの言葉だ。

この言葉は

酪農家であり

かつ

獣医師である

Nさんだからこその

説得力があり

とても重みのある言葉だと思う。


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「稼げる農業」って何?

違和感のある見出しの記事が、

先日の道新に出ていたので、

思わず切り取ってしまった。

「生産・流通コストの引き下げや農地の大規模化などを進めて『稼げる農業』への転換を図る」 

IMG_1302と書いてある。

さらに

「政府は今年を「農業改革『実行元年』」と位置づける」

と書いてあり、

最後に

「が、現場の農業関係者からは実効性を疑問視する声も上がる。」 

と結んでいる。

私も

現場の農業関係者の端くれとして

今回の農業改革法案の

実効性を疑問視する声を上げる中の1人である。

いつも思うのだが

政府のこういう改革案は

昔からずっと

「コスト引き下げ」と「大規模化」

であり

従来通りのワンパターンだ。

過去をちゃんと振り返ってもらいたい。

「コスト引き下げ」と「大規模化」を

ずっとやってきた結果として

今の農業の姿がある。

それなのに、まだそれを反省することなく

従来通りの

「コスト引き下げ」と「大規模化」を

さらに進めようとしている。

今回の政策の目玉は

「農産物の流通構造の改革」

という所のようで

要は「農協改革」だ。

その中身は

農業経営の世話役を

農協から民間企業へ移し

民間企業が農業に参入できるように

制度を改革してゆくという内容である。

私が

現場の農業関係者の端くれとして思うのは

農協改革は結構な話ではあるが

それに代わって

民間企業が農業をやり始めたところで

「コスト引き下げ」と「大規模化」

ばかりを

相変わらず進めるのであれば

日本の農業はますます

衰退してゆくだろうということ。

「コスト引き下げ」と「大規模化」

というのは

工業や商業にテコ入れして

経営を回復させる方法である。

農業に対しても

この方法はある程度までは有効かもしれないが

農業の場合は

これが僅かでも行き過ぎると

直ちに悪い影響が生じてくる。

それはなぜかというと

農業は

工業や商業と違って

自然の中で生物を扱うものだからである。

工業や商業と違って

人間のコントロールの及ぶ範囲が狭いのである。

農業を

工業や商業と同じような方法で

「コスト引き下げ」や「大規模化」

をすればするほど

農業が自然環境から離れ

人工的な農業環境を作らざるを得なくなる。

ところが農業は

工業や商業に比べて

人間のコントロールの及ばない自然の力に頼る部分が多いから

人工的過ぎる環境の中では計算通りには行かず

想定していないことが次々と起こり

自然の大きな力によって

直ちに色々な弊害が生じてくる。

私が

毎日仕事で巡回している

酪農という農業の現場を例に挙げても

その弊害は明らかだ(↓)。

(酪農の大規模化による弊害についてはこのブログで何度も書いてきた。)

私は、何度も

繰り返し言おうと思う。

すなわち

農協の改革は結構なことであるが

農協に代わって

民間企業が農業に参入したとしても

「コスト引き下げ」や「大規模化」を

相も変わらず進めるのであれば

日本の農業は

今後ますます

衰退するだろう。


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マルちゃんVSペヤング

東洋水産(マルちゃん)の、

袋入りインスタントラーメンの話題が出たついでに、

インスタントやきそばのことを少し。

数年前から、マルちゃんのインスタントやきそば、

すなわち「やきそば弁当」の勢いが止まらない。

北海道限定販売であったはずの「やきそば弁当」が、

今や、本州のスーパーやコンビニにも見られるようになった。

それも「やきそば弁当」1種類ではなく、

b8d4002d色々なバージョンの「やきそば弁当」が、

北海道はもちろん、本州にも、

販売攻勢を仕掛け続けているようなのだ。

大盛り、デカ盛り、激辛、濃い目、たらこ、塩味、・・・などなど

様々な「やきそば弁当」ファミリーが

これでもかと、店の棚を占領するようになった。

その大攻勢の原因というか

引き金になったのは

本州のインスタント焼きそば界を牛耳っていた

「ペヤングソースやきそば」に

数年前に発生した

異物混入事件だったのは

まだ記憶に新しいのではないかと思われる。

その数か月後から、

マルちゃんの「やきそば弁当」シリーズが

やたらと沢山

スーパーやコンビニの棚にあふれるようになったのだった。

「ペヤングソースやきそば」の足元を掬うような

マルちゃん「やきそば弁当」の鋭い販売攻撃に

ペヤングはじわじわと負け続けて

シェアを減らしてしまうのか・・・

正直ちょっと

心配をしていた。

ところが

先日、何気なく

我が町のいつものコンビニで買い物をしていたら

レジの近くに

驚く光景があった。

なんと

IMG_1239「ペヤングソースやきそば」

が売られているではないか!

本州でしか買うことのできなかった

「ペヤングソースやきそば」が

地元のコンビニに堂々と登場したのだ。

しかも

さらに驚くべきことに

いつものペヤングのパッケージではなく

表に大きく「納豆」の文字!

IMG_1240「ペヤングソースやきそば」の納豆バージョンなのだ。

マルちゃんの「やきそば弁当」フアミリーも数々あれど

納豆のバージョンは見たことがなかった。

マルちゃんの東洋水産も、この納豆バージョンには

きっとびっくりしているに違いない。

ここ数年さんざん

北海道のインスタント焼きそばの雄・マルチちゃん、に

攻められ続けていた

本州のインスタント焼きそばの雄・ぺヤング、がついに

反撃の狼煙を上げたのだ。

私は思わずこの

新しい納豆ペヤングを数個カゴに入れ

家に帰って早速食べて見た。

IMG_1241納豆とソース焼きそばの

斬新なコラボレーションである。

乾燥した納豆が

かやくに加えられて

食べる直前にそれをふりかけ

IMG_1242納豆を混ぜるようにして

麺にソースを絡めてゆく。

納豆独特の香りはそれほど強くなく

麺に絡んだ納豆の粘り気が

口当たりをスムーズにしてくれる。

IMG_1243実に、新しくって食べやすい

「ペヤングソースやきそば」

の健在ぶりに

エールを送りたくなる

美味しいやきそばだった。

マルちゃんVSペヤング

IMG_1814これはまだまだ

見ごたえのある攻防戦

いや

食べごたえのある攻防戦が

続きそうな予感がする。


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ダブルラーメンとハイラーメン

袋入りのインスタントラーメンは、

私のような昭和30年代生まれにとって、

切っても切れない、

深い関係にある食品ではないかと思う。

インスタントラーメンと、

我々の世代の日本人は、

共に育ち、

共に成長してきた、

と言ってもいいと思う。

その長い歴史(?!)の中で、

袋入りのインスタントラーメンは

色々なものが発売されながら

あるものは消え

あるものは生き残り

又あるものは名作として長く愛されてきた。

私の記憶に残るもので

袋入りインスタントラーメンの名作を

挙げるとすれば

「サッポロ一番・みそラーメン」

「明星・チャルメラ」
 
「日清・チキンラーメン」 

などが思い浮かぶ。

さらに、先日

これに加えねばならない名作インスタントラーメンに

はからずも遭遇してしまった。

IMG_1074それは

「ダブルラーメン」と「ハイラーメン」。 

どちらも東洋水産の製品

マルちゃんである。

IMG_1071そして

ダブルラーメンは北海道限定販売

ハイラーメンは静岡県限定販売 

なのだそうである。

IMG_1072その、どちらも

私にとっては非常に関わりの深いもので

北海道は

私の住んでいるところ

静岡県は

私の実家のあるところ

IMG_1075なのである。

これはなんという偶然か

 おヒマな方は↓をクリックして読んでいただきたい。

北海道十勝開拓の祖

依田勉三翁は静岡県出身であり

IMG_1076マルちゃんの東洋水産の創業者

森和夫氏も静岡県出身なのだそうである。


だからなんだと言われればそれまでだが

静岡出身の私としては何か心を高ぶらせるものがある。

ともあれ

先日その二つを食べ比べてみた。

どちらも薄い色の醤油味に仕上がっていて

同じような外見だが

微妙に違う。

IMG_1080ダブルラーメンに比べてハイラーメンは

スープの色が薄く

乾燥ネギの量が多く

麺のコシが若干強かった。

IMG_1077そして

どちらも

とても懐かしく

たいへんうまかった。


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