北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

気候風土

コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(4)

コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)は、

8月1日(火)をもって無事終了した。

7日間にわたる展示と、

数十分のパフォーマンス、

それを見るために会場へ足を運んでくれた人は、

600人以上になったようだ。 

会場の職員の方によれば、

コラボ作品ばかりの展示会は、 

帯広市民ギャラリーの催しとしては、

とても異色でユニークなものだったそうだ。 

私個人としては

「俳句」ばかりではなく

発表の場がなかなか得られなかった「漢詩」について

このような発表機会を得ることができたのが

とても嬉しい事だった。 

北海道獣医師会の会員の方ならばご存知かもしれないが

毎月会誌に載る、あのような漢詩が

地元十勝の書家の皆さんの筆と

写真家と美術家の手によって

こんなにも素晴らしい作品になって

展示させていただけることは

漢詩たちにとっても、私にとっても

大変幸せなことだった。

その作品を、いくつか

ここに記録しておきたい。

クリックして大きくして見ていただければ幸い♪



           
IMG_1984   地産乃幸

  細断玉葱挽肉炒
  茹芋練混球状整
  塗粉溶卵衣付揚
  狐色熱々大皿盛


 「窓」 高橋朴宗×安田豆作×古川こずえ





 IMG_1983IMG_1982  通過法案

 平和農村広尾道
 踏切注意鳴警報
 左右見切幸福発
 危険加速愛国行


  「通過法案」 白石弥生×安田豆作×古川こずえ
 




IMG_1980IMG_1988  放置国家

 現在戦争禁止国
 改憲戦争可能国
 加担戦争常習国
 将来戦争依存国


  「放置国家」 阿部安伸×安田豆作×古川こずえ





IMG_1986IMG_1987   素舞布

  以後僕達何信来
  夜空向側明日待
                   由君伝達握手返
                   我心軟所絞現在


 「素舞布(SMAP)の歌」 八重柏冬雷×安田豆作×古川こずえ





IMG_1991前列左から

古川さん(写真家)

阿部さん(美術家)

後列左から

IMG_1992

八重柏さん(書家)

白石さん(書家)

(高橋さん(書家)は、お仕事で不在)

皆さん

どうもありがとうございました!

(このシリーズ記事終わり)


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「牛のニコイチ捻転去勢法」

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コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(2)

コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)の、

IMG_1966前半の3日間が終了した。

3日目の7月29日には、

私は展示会場の受け付をしていた。

帯広駅の地下1階のギャラリーというのは、

やはり人通りが多い所なので、

じつに色々な人たちが、

IMG_1967展示会場に訪れて、

作品を見てくれる。

私が案内ハガキを配った人たちからの反応も上々で

受付のテーブルの上の花も

IMG_1963何と私の同僚の獣医師が

思いがけなく贈ってくれた花で

私はとても嬉しかった。

また

私の俳句仲間の1人からも

IMG_1944美しい生花を頂き

それもまた大変嬉しかった。

この展示会にはもちろん

一緒にコラボに参加した私以外の

5人方々も

それぞれの知り合いの方が訪れて来ては

IMG_1962作品を興味深く覗き込んだり

作品の解説を聞いたりしていた。

私にとっては

同僚の獣医師や俳句仲間の訪れが嬉しいのは言うまでもないことだが

さらに私以外のメンバーのお知り合いの方々

すなわち書道、写真、美術、の関係の方々と

お話ができるチャンスが沢山できて

普段はなかなか話をする機会のない方々との

新しい出会いが沢山あった。

IMG_1961コラボに参加すると

ジヤンルの違う方々との交流が

一気に広がるということを

昨日1日で実感したのだった。

これは素晴らしいことだと思った。

コラボ展は今日から後半の3日間となる。

IMG_1964本日7月30日は

コラボ参加者6名全員が

ギャラリーに集う日でもある。

そして13時00分から

デモンストレーションを行う。

初めは6人の合作の

壁一面を飾る大きな書の

仕上げをするというパフォーマンス。

そのテーマは「扉(とびら)」

そのあとには

もう一つのテーマでもある「生まれくる光」

という言葉を象徴する「卵」のパフォーマンス。

書のパフォーマンスは

主に書家の3人の方がメインだと思うが

卵のパフォーマンスは

主に私がメイン(⁉︎)である。

どんなものになるのか

今でもよくわからない。

IMG_1965最後の写真は

卵のパフォーマンスに

私が使おうとしている道具である。

拡大して見ていただくと

何ーんとなく

どんなものか

想像できるでしょうか?(笑)


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コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(1)

最初の写真は今年の4月の末に、

IMG_1402何をするのかわからないままに、

私が自分の顔の形を金網に取っているところ。

その日から昨日の作品搬入まで 、

私はこのたびの、

Freedom of Expression(表現の自由)、

IMG_1935というコラボ展に、

参加をしているにもかかわらず、

この顔型の金網がどんな展示物になるものやら、

さっぱりわからなかったのだが、

IMG_19372昨日ようやく

それが

展示会場の天井から

布を被ってこちらを向くように

IMG_1939飾られることになるのがわかった・・・ 

メンバーは6人。

仕掛け人は写真家の、古川さん

書家の、八重柏さん、白石さん、高橋さん

IMG_1940美術家の、阿部さん

そして、俳句と漢詩作家(⁉︎)の私。

昨日の午後
とうとう

IMG_1941その展示準備が完了した。

完了した日の夕方

勝毎と道新の

2人の新聞記者が取材にやって来た。

IMG_1943場所は、帯広駅地下1階の

帯広市民ギャラリー。

7月27(木)から8月1日(火)までの6日間の開催。

人通りの多いところなので

IMG_1945ちょっと時間のある方は

駅地下1階へふらっと立ち寄って

作品展示をご覧いただけるととても嬉しいです。

また、7月30日(日)の午後1時からは

出品者6人が全員揃って

それぞれがパフォーマンスを行う予定です。

何をするかはお楽しみに(⁉︎)

このパフォーマンスを見に来ていただけると

さらに嬉しいです♩



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感動の「帯広能」

7月21日、22日、の二日間に渡って上演された、

IMG_1653「帯広能」は素晴らしかった。

仕舞い(しまい)や舞囃子(まいばやし)の数々と、

その間に入る狂言がとても面白く、

能と狂言は、

まさに一体のものなのだと感じた。

IMG_1914その中でも、

特に凄いと思ったのは、

最後に上演された「八島」(やしま)という能。

平家物語の「屋島の戦い」を題材としたもので、

主人公すなわち「シテ」は源義経(よしつね)である。

IMG_1656義経が主役の能というのは

数百ある能の中で

この「八島」ただ一曲のみという。

西方に旅をする一人の僧侶が

讃岐国(香川県)の屋島の浦で

IMG_1655年老いた漁師と出会う。

その漁師が実は義経の霊で

屋島の戦いの様子を語り始める。

語っているうちに

漁師はいつのまにか義経そのそものになり

IMG_1915だんだんと激しく舞いながら

ついには刀を抜いて

その舞と囃子は最高潮に達する。

その時はまるで

本物の源義経が目の前に現れたようだった。

31歳の若さで亡くなった義経には

色々な伝説が多く残っているが

今回は伝説として聞くのではなく

ついに

源義経本人と

直接会うことができたような

そんな不思議な感動を

体験することができた。

リアルの能舞台は

テレビや映画とは全然違う

本物の霊と対面することができる場所だった。

その義経の霊を呼ぶ「シテ」を務めた人は

IMG_193032歳の若き能楽師

塩津圭介氏だった。

31歳で無念の死を遂げた義経を演じるには

最もふさわしい人だったのではないだろうか。

だからこそ、まるで義経本人が

目の前に来たように感じることができたのかもしれない。

IMG_1929塩津圭介さんには

去年発足した「帯広能楽同好会」の講師をしていただいている。

そんな能楽の先生が

本物の舞台を見せてくれた。

私は何の気なしに習い始めた能だったが

IMG_1923謡にしても、舞にしても

色々なことを習う度に

その一つ一つに

思いもよらぬ

深い意味があり

いつも新鮮な驚きを感じて来た。

IMG_1913そして

先日は初めて

本格的な能を鑑賞することができた。

室町時代からの700年の歴史を持つ

我国の文化として

能というものは

本当に「凄い」と思う。

今回はその気持ちを

より強くしたのだった。


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デントコーンに「マルチ」

一番牧草の収穫も、

早い組の酪農家から、

遅い組の肉牛・馬産農家まで、

とりあえず今年は、

皆さん無事に収穫を終える事ができたようで、

何よりだったのではないかと思う。

今年は、長雨にもならず、

良い天気が続いている。

一番牧草の作業が終わると

十勝地方では

牧草の次に重要な飼料作物である

デントコーンの発育状態も気になってくる。

昨年のデントコーンの発育は最悪だったようで

収穫時期にも天候が悪く

品質の良いデントコーンサイレージが収穫できなかった。

そのような事を踏まえ

今年の酪農家の※さんのデントコーン畑には

作物の早期成長を促す

マルチ(mulch)が張られていた。

IMG_1604



5月29日

IMG_1687



6月9日

IMG_1756



6月23日

IMG_1812



6月30日

IMG_1861



7月9日 

ご覧の通り

素晴らしい成長ぶりを見せている。

 ※さんによれば

去年の天候を考えると

また今年も同じような事になりかねないから 

その対策として何かしておかなければならない

と、思ったそうだ。

用意周到でアクティブな考え方だと思った。

それをすぐ実行に移す行動力もすごい。

お金は相当かかったらしいが・・・。

ちなみに

マルチ(mulch)とは英語で

「地面を覆う敷き藁」のことで

我々がよく使う「多い」を意味する接頭語の

マルチ(multi-)とは

スペルも発音も違う。

ところが

日本語にすると

「覆い」と「多い」

発音は「オオイ」

表記は「マルチ」

全く同じになってしまって

なんだか紛らわしい(笑)


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燕の子

酪農家の£さんの牛舎を歩いていたら、

天井の蛍光灯の一角に、

燕の巣を発見。

早速ポケットから携帯を取り出して、

IMG_1814シヤッターを切った。

「そこで一句!」、 

通路に居た£さんから、

すかさずツッコミが入った。

「・・・うーん・・・と、急にはなかなか・・・」

「ダメだねー、豆作。」

「・・・申し訳ない。」

「ちゃんと詠まないと、そろそろ居なくなっちゃうよ(笑)」

IMG_1815「・・・そろそろ・・・?」

「もうそろそろ、巣立つと思うんだ。」

「・・・来たのはもうだいぶ前なんでしょ・・・?」

「4月だったかな。まずパートナーを見つけて、それから巣作りして、来てからだいたい2ヶ月くらい経ったんでないべか。」

野鳥図鑑によれば

道東地区での燕の繁殖例はそれほど多くないらしいが

我が町で最も気温の下がるM川地区にも

燕の繁殖例はあるようだ。

IMG_1816また

俳句の歳時記によれば

単に「燕」といえば3月の季題。

「燕の巣」となると4月の季題。

「燕の子」となると6月の季題

に分類されているが

これは本州の燕を基準にしているので

北海道へやってくる燕の行動は

上記の季節から1ヶ月程度遅いと思って良いだろう。

いずれにせよ「燕」にまつわる季題は色々あって

「燕」は昔から、俳句によく詠まれてきたようだ。

£さんからの宿題が出て居たので

私もこの場を借りて

この季題で3句


 巣の上に頭並びて燕の子 


 つばさ閉ぢる間もなく去りぬ親燕


 燕の子顔を揃へて何見るや



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音羽紅子さんの俳句

道新・北のうた暦、

私の担当である6月26日(月)に、

登場してもらった俳人は、

IMG_1766音羽紅子(おとわべにこ)さん。 

掲載句は


 好きな木の切り倒されし夏野かな  紅子


好きだった木が

いつの間にやら伐採されて

この世から消えてしまう寂しさ。

実は、私も

同じような経験をしている

IMG_0342例えば

2014年に伐採されてしまった

幕別町錦町のハルニレ。

あるいは、また

IMG_59282016年に跡形もなく消えてしまった

帯広市のプラタナス。

私は

この句に出会ったとき

あのとき感じた寂しさと同じ寂しさを

作者もきっと感じていたに違いない

と思い

これは「うた暦」にぜひ取り上げたい一句だと思ったのだ。

IMG_1767紅子さんは北見市在住で、

「ゆきしづく」という俳句誌を主宰し

毎年発行されている。

子育ての忙しい時期にもかかわらず

IMG_1338このような立派な冊子を発行し続けていて

俳句に対する情熱が半端ではないのだ。

早大文学部時代には

北原白秋の研究をしていたという

紅子さんは筋金入りの本格俳人だ。

私と同じ日本伝統俳句協会の会員で

何度かお会いしているが

その俳句に対する熱い思いを聞いて

私はいつも感動し

私ももっと頑張ろう

という気にさせてくれる。

紅子さんは

これからの北海道の俳句界の

いや

これからの日本の俳句界の

若き担い手であることは

間違いがない。


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四月の雪はあたりまえ、と言うけれど・・・

北海道で暮らしているからには、

四月に降る雪などは、

至極当然のことで当たり前 、

驚くべきことでも何でもないのだが 、

IMG_1379やはり、

真っ白に雪が積もっている風景に、

季節が逆戻りしてしまったという感じを抱き、

実際に肌で感じる寒さに震え、 

まだ雪掻きをするのかと落胆し、

それらの感覚が重なって、

四月の雪というのは、

おそらく多くの人にとって

IMG_1380全く歓迎できない

腹立たしく

面白くない

そんな感情を

抱かざるを得ないものではないかと思う。

仕事をしていても

嬉々としている人は誰もいない。

身体に感じる寒さに加えて

重たい春の雪は

身体が濡れやすく

着ている服も湿ってくる。

巡回する診療車のエアコンは

真冬と同じ程度に暖気を全開にしておかないと

IMG_1381身体が冷え切ってしまう。

往診中にメモを取れば

そのメモ紙に雪が舞い込み

たちまち書きづらくなり

紙がふやけてしまう。

IMG_1382道路に積もった重たい雪は

こたこたのワダチになり

ハンドルを取られやすくなり

車のスピードは半減せざるを得ない。

往診の時間もそれに連れてどんどん遅れてゆく。

IMG_1387車に乗って仕事をしている人たちは

みんな同じような気持ちで運転しているに違いない。

昨日は

雪の悪路に捕まって

スリッブしてガードレールに衝突している車が一台

路肩から落ちて動けなくなった車が一台

IMG_1394私が目撃したものだけでも二件あった。

我が町だけでもこうなのだから

十勝管内ではいったい

どれだけの車が立ち往生したのか

心配になってくる。

今日もまだ

昨日降った雪が

解けずに残っている。

今日の出勤も

往診も

気をつけないと・・・



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S木牧場さん!

北海道獣医師会雑誌の今月号に、

十勝の広尾町の酪農家、

S木牧場さんが紹介されていた。

IMG_1313「私の職場紹介」

というシリーズの記事だ。

執筆者は、

元十勝NOSAIの獣医師だったNさんで、

このS木牧場に嫁ぎ、そこを職場として紹介している。

私はかつて、Nさんとは

同じ診療所の同僚の獣医師として、

約5年間一緒に働いたことがある。

Nさんが現在の自分の職場

IMG_1310すなわちS木牧場で

主婦として

母として

そして獣医師として

頑張っている姿を

獣医師会雑誌の記事を通して

知ることができた。

読んでいるうちに

一緒に働いていた頃のNさんの面影と

往診に通っていた頃のS木牧場を思い出し

とても懐かしく思った。

IMG_1316と同時に

S木牧場が

多くの困難を乗り越えながら

現在に至り、素晴らしい酪農家として

さらに日々進化しつつあるということが

Nさんの文章の隅々から伝わってきた。

その文章は

理路整然としていて

堅実かつ謙虚

そして

地にしっかりと根を張った

酪農家としての自信と

獣医師としての自負が

至る所で感じられる好文章である。

興味のある方は

特に

酪農家の方々には

是非クリックして

全文を読んでいただきたいと思う。

この文章の中で

最も、私の心に響いたのは

「今後の北海道酪農に望むこと」

という章の中の

「欧米のやり方を真似しても成功しません。『日本の土と草で牛を飼う』を忘れてはいけないと思います。」

IMG_1312というNさんの言葉だ。

この言葉は

酪農家であり

かつ

獣医師である

Nさんだからこその

説得力があり

とても重みのある言葉だと思う。


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「稼げる農業」って何?

違和感のある見出しの記事が、

先日の道新に出ていたので、

思わず切り取ってしまった。

「生産・流通コストの引き下げや農地の大規模化などを進めて『稼げる農業』への転換を図る」 

IMG_1302と書いてある。

さらに

「政府は今年を「農業改革『実行元年』」と位置づける」

と書いてあり、

最後に

「が、現場の農業関係者からは実効性を疑問視する声も上がる。」 

と結んでいる。

私も

現場の農業関係者の端くれとして

今回の農業改革法案の

実効性を疑問視する声を上げる中の1人である。

いつも思うのだが

政府のこういう改革案は

昔からずっと

「コスト引き下げ」と「大規模化」

であり

従来通りのワンパターンだ。

過去をちゃんと振り返ってもらいたい。

「コスト引き下げ」と「大規模化」を

ずっとやってきた結果として

今の農業の姿がある。

それなのに、まだそれを反省することなく

従来通りの

「コスト引き下げ」と「大規模化」を

さらに進めようとしている。

今回の政策の目玉は

「農産物の流通構造の改革」

という所のようで

要は「農協改革」だ。

その中身は

農業経営の世話役を

農協から民間企業へ移し

民間企業が農業に参入できるように

制度を改革してゆくという内容である。

私が

現場の農業関係者の端くれとして思うのは

農協改革は結構な話ではあるが

それに代わって

民間企業が農業をやり始めたところで

「コスト引き下げ」と「大規模化」

ばかりを

相変わらず進めるのであれば

日本の農業はますます

衰退してゆくだろうということ。

「コスト引き下げ」と「大規模化」

というのは

工業や商業にテコ入れして

経営を回復させる方法である。

農業に対しても

この方法はある程度までは有効かもしれないが

農業の場合は

これが僅かでも行き過ぎると

直ちに悪い影響が生じてくる。

それはなぜかというと

農業は

工業や商業と違って

自然の中で生物を扱うものだからである。

工業や商業と違って

人間のコントロールの及ぶ範囲が狭いのである。

農業を

工業や商業と同じような方法で

「コスト引き下げ」や「大規模化」

をすればするほど

農業が自然環境から離れ

人工的な農業環境を作らざるを得なくなる。

ところが農業は

工業や商業に比べて

人間のコントロールの及ばない自然の力に頼る部分が多いから

人工的過ぎる環境の中では計算通りには行かず

想定していないことが次々と起こり

自然の大きな力によって

直ちに色々な弊害が生じてくる。

私が

毎日仕事で巡回している

酪農という農業の現場を例に挙げても

その弊害は明らかだ(↓)。

(酪農の大規模化による弊害についてはこのブログで何度も書いてきた。)

私は、何度も

繰り返し言おうと思う。

すなわち

農協の改革は結構なことであるが

農協に代わって

民間企業が農業に参入したとしても

「コスト引き下げ」や「大規模化」を

相も変わらず進めるのであれば

日本の農業は

今後ますます

衰退するだろう。


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マルちゃんVSペヤング

東洋水産(マルちゃん)の、

袋入りインスタントラーメンの話題が出たついでに、

インスタントやきそばのことを少し。

数年前から、マルちゃんのインスタントやきそば、

すなわち「やきそば弁当」の勢いが止まらない。

北海道限定販売であったはずの「やきそば弁当」が、

今や、本州のスーパーやコンビニにも見られるようになった。

それも「やきそば弁当」1種類ではなく、

b8d4002d色々なバージョンの「やきそば弁当」が、

北海道はもちろん、本州にも、

販売攻勢を仕掛け続けているようなのだ。

大盛り、デカ盛り、激辛、濃い目、たらこ、塩味、・・・などなど

様々な「やきそば弁当」ファミリーが

これでもかと、店の棚を占領するようになった。

その大攻勢の原因というか

引き金になったのは

本州のインスタント焼きそば界を牛耳っていた

「ペヤングソースやきそば」に

数年前に発生した

異物混入事件だったのは

まだ記憶に新しいのではないかと思われる。

その数か月後から、

マルちゃんの「やきそば弁当」シリーズが

やたらと沢山

スーパーやコンビニの棚にあふれるようになったのだった。

「ペヤングソースやきそば」の足元を掬うような

マルちゃん「やきそば弁当」の鋭い販売攻撃に

ペヤングはじわじわと負け続けて

シェアを減らしてしまうのか・・・

正直ちょっと

心配をしていた。

ところが

先日、何気なく

我が町のいつものコンビニで買い物をしていたら

レジの近くに

驚く光景があった。

なんと

IMG_1239「ペヤングソースやきそば」

が売られているではないか!

本州でしか買うことのできなかった

「ペヤングソースやきそば」が

地元のコンビニに堂々と登場したのだ。

しかも

さらに驚くべきことに

いつものペヤングのパッケージではなく

表に大きく「納豆」の文字!

IMG_1240「ペヤングソースやきそば」の納豆バージョンなのだ。

マルちゃんの「やきそば弁当」フアミリーも数々あれど

納豆のバージョンは見たことがなかった。

マルちゃんの東洋水産も、この納豆バージョンには

きっとびっくりしているに違いない。

ここ数年さんざん

北海道のインスタント焼きそばの雄・マルチちゃん、に

攻められ続けていた

本州のインスタント焼きそばの雄・ぺヤング、がついに

反撃の狼煙を上げたのだ。

私は思わずこの

新しい納豆ペヤングを数個カゴに入れ

家に帰って早速食べて見た。

IMG_1241納豆とソース焼きそばの

斬新なコラボレーションである。

乾燥した納豆が

かやくに加えられて

食べる直前にそれをふりかけ

IMG_1242納豆を混ぜるようにして

麺にソースを絡めてゆく。

納豆独特の香りはそれほど強くなく

麺に絡んだ納豆の粘り気が

口当たりをスムーズにしてくれる。

IMG_1243実に、新しくって食べやすい

「ペヤングソースやきそば」

の健在ぶりに

エールを送りたくなる

美味しいやきそばだった。

マルちゃんVSペヤング

IMG_1814これはまだまだ

見ごたえのある攻防戦

いや

食べごたえのある攻防戦が

続きそうな予感がする。


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ダブルラーメンとハイラーメン

袋入りのインスタントラーメンは、

私のような昭和30年代生まれにとって、

切っても切れない、

深い関係にある食品ではないかと思う。

インスタントラーメンと、

我々の世代の日本人は、

共に育ち、

共に成長してきた、

と言ってもいいと思う。

その長い歴史(?!)の中で、

袋入りのインスタントラーメンは

色々なものが発売されながら

あるものは消え

あるものは生き残り

又あるものは名作として長く愛されてきた。

私の記憶に残るもので

袋入りインスタントラーメンの名作を

挙げるとすれば

「サッポロ一番・みそラーメン」

「明星・チャルメラ」
 
「日清・チキンラーメン」 

などが思い浮かぶ。

さらに、先日

これに加えねばならない名作インスタントラーメンに

はからずも遭遇してしまった。

IMG_1074それは

「ダブルラーメン」と「ハイラーメン」。 

どちらも東洋水産の製品

マルちゃんである。

IMG_1071そして

ダブルラーメンは北海道限定販売

ハイラーメンは静岡県限定販売 

なのだそうである。

IMG_1072その、どちらも

私にとっては非常に関わりの深いもので

北海道は

私の住んでいるところ

静岡県は

私の実家のあるところ

IMG_1075なのである。

これはなんという偶然か

 おヒマな方は↓をクリックして読んでいただきたい。

北海道十勝開拓の祖

依田勉三翁は静岡県出身であり

IMG_1076マルちゃんの東洋水産の創業者

森和夫氏も静岡県出身なのだそうである。


だからなんだと言われればそれまでだが

静岡出身の私としては何か心を高ぶらせるものがある。

ともあれ

先日その二つを食べ比べてみた。

どちらも薄い色の醤油味に仕上がっていて

同じような外見だが

微妙に違う。

IMG_1080ダブルラーメンに比べてハイラーメンは

スープの色が薄く

乾燥ネギの量が多く

麺のコシが若干強かった。

IMG_1077そして

どちらも

とても懐かしく

たいへんうまかった。


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俳句で知る「猫の妊娠期間」

毎日、

町内の牛舎巡りの仕事をしていると、

最近、

少しづつ、

IMG_1152牛舎の猫たちの行動が 、

活発になってきたことに気づく。

春は、

猫の恋の季節である。

歳時記の二月(早春)の項には

「猫の恋」という季題(季語)があり

その傍題として

「恋猫」「うかれ猫」「春の猫」「猫の妻」「猫の夫(つま)」「孕(はらみ)猫」 

などの言葉が載っている。


IMG_1154 濡縁に戸開くを待てり猫の夫    星野立子


また

さらにページをめくってゆくと

歳時記の四月(晩春)の項には

「子猫」という季題(季語)があり

その傍題として

「親猫」「猫の子」

などの言葉が載っている。


IMG_1153 紙とんでゐしにはあらず子猫かな   星野立子


この二つの季題

「猫の恋」(二月・早春)

から

「子猫」(四月・晩春)

まで

約2ヶ月の開きがあるのだが

この2ヶ月間という時間は

すなわち

猫の妊娠期間の2ヶ月間

ということになる。

古人は

IMG_1155「恋猫」から「子猫」へと

日々変化してゆく

猫という動物を観察し

それを俳句に詠み

文芸を楽しみながら

知らず知らずに

ほぼ正確に

猫の妊娠期間を言い当てている。

歳時記から読み取ることのできる

古人の感性と

観察力の鋭さに

あらためて

感心してしまった。



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リスの出る日

「今日は、リスをよく見る日だったなぁ・・・」

と、先輩獣医師のSさんが、

カルテを書き終えて、そう言った。

「このあいだ急に暖かくなった時、冬眠から覚めたんだろうか・・・」

それを聞いた、同じく先輩のKさんが、

「エゾリスは、冬眠しないんですよ。」

「そうなの・・・」

「ええ。シマリスは冬眠しますけどね。」

「エゾリスはそうなんだ・・・」

それを聞いていた私。

「じつは、俺も今日、リス見ましたよ、エゾリス。」

「やっぱり、よく出る日なのかな・・・」

「そんな日、あるんですかね。」

「今日はほんとに・・・車に轢かれてたのも見ちゃったよ・・・」

車にはねられて死んでしまったのは可哀相だが、

私が今日見たりスも、ちょっと変で、

いつもとは違った場所で見かけたのだった。

1才馬の過敏症の治療で行った*さん宅

IMG_1093馬を出した後の馬小屋に

たまた目を向けると

馬柵捧の上になにやら動くものがいた。

鳥にしてはちょっと変だなと思ったら

エゾリスが

IMG_1089馬柵捧にとまる様に立っていた。

少し近づいて

携帯写真を撮ったら

馬小屋の奥へ隠れるように入っていった。

私が今までエゾリスをよく見かけたのは

IMG_1089ほとんどが林の中で

その多くが松の木で

松の木を渡り歩いている姿ばかりだったので

今日の、まさかの馬小屋での

エゾリスの出現にはちょっと驚いた。

IMG_1090そして

往診から帰ってきたら

先輩獣医師たちが、また

エゾリスの話をしていたというわけだ。

これは単なる偶然なのだろうか。

それともやはり

今日は

特別に

リスの出る日なのだろうか。


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大寒の朝の樹木

1月20日の大寒の日は休日だったが、

いつもの時間に起床して、

夜が明けてくる窓を何気なく眺めていたら、

我が家の周囲の木々が、

ずいぶんと白く、

いわゆる霧氷がたくさん付いていることに気がついた。

今朝は何か、いつもと違う異変が、

起こっているような軽い興奮を覚えた。

これはもしや・・・

私はいそいそと防寒着を着て

自動車のエンジンを掛け

暖気もそこそこに

札内川方面へ車を走らせた。

その目的は

いつも定点観測をしている

あの

楡の大木

の姿を見るためである。

途中・・・

国道周囲の樹木たちは

いつもと違う真っ白な霧氷に包まれて

どれもこれも、いつになく

荘厳な雰囲気を醸し出していた。

札内の国道の中央分離帯に設置された温度計をみると

IMG_0950マイナス17℃を表示していた。

大寒のこの時間の気温としては

特に低いわけではないが

大きく違ったのは

湿度だった。

湿度を示す表示はどこにもなかったけれど

周りの樹木の枝という枝が

真っ白になっているところを見ると

湿度は非常に高かったに違いない。

札内川を渡り

目的の、あの

楡の大木のそばに車を止めて

携帯のカメラとともに

車外へ出た

寒っ・・・

IMG_0960しかし

今日の楡の大木は

今までに見たことのないような姿で

朝日に光り輝いていた。

この瞬間の気象条件は

IMG_0964きっともう2度と起こらないかもしれない

千載一遇のシャッターチャンスかもしれない。

そんな楡の木を写真に収め

帰り道の札内川を渡っていると

周囲の樹木も

IMG_0970なんと美しく

真っ白な霧氷に覆われていることか。

橋の近くの駐車場に車を再び止めて

しばし、朝の霧氷の樹木たちを

IMG_0972あれこれと

シャッターに収めて回った。

霧氷の樹木たちは

朝日を浴びて

IMG_0975どれもこれも

いまだかつて見たこともないほどの

美しい姿で立っていた。

国道には

朝の通勤車が

IMG_0969途絶えることなく行き来していた。

車を走らせている人達は皆

仕事に向かっている人たちだろう。

そんな中で

たまたま休日をもらった私だけが

IMG_0965札内橋の袂で

ウロウロと

霧氷をまとって輝いている

樹木の写真を撮っている。

ああ、これはきっと

幸せなことなのだろう

と思った。



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北海道人・気質

我が地元の、

かたくり俳句会の初句会は、

IMG_0930普段は午後からの句会だが、

年の初めだけはいつも午前中から始まり、

昼食を皆さんで囲み、

食後は恒例の、

百人一首の歌留多取りが行われる。

北海道の百人一首は

本州の「紙」の百人一首とは違って

IMG_0931「木」の札である。

木の札に、墨で

毛筆の下の句が書かれている。

誰が最初にこういう札を作ったのかは知らないが

北海道開拓時代の名残が感じられる

実に北海道らしい

とても興味深い百人一首である。

遊び方も

読み手は普通、上の句を読まずに

下の句だけを読み

取り手は、下の句だけを聞いて

下の句の札を取り合う方法が普及しているようで

これもまた実に

勇ましく

流暢なことはしない

北海道人の気質がよく出ている遊び方である。

しかし

我々地元の俳句会の人たちは

IMG_0933読み手は、下の句ばかりではなく

上の句から全部読み上げることにしている。

下の句ばかりで遊ぶよりも

上の句から歌の全体の意味を味わいながら遊んだ方が

ずっと奥ゆかしく

読み上げを聞いている時の

歌の調べもすばらしく

とても気持ちの良い歌留多遊びになるということを

いつ頃か気づき

それを楽しむようになった。

北海道の百人一首の

一歩進んだ新しい遊び方だと思って

私はとても気に入っている。

さすがに

文芸好きの人たちの集まりだと思う♪


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寒月と札幌2往復

1月8日の夜は事務所に宿直し、

9日の夕方帰宅したその夜、

妻と息子と3人で、

道東道を千歳まで移動して、

亡くなった義兄の家で焼香して、

その夜は千歳のホテル泊。

翌10日の午前中は

私1人JRで札幌へ行き

かでる2・7での北海道ホトトギス同人会に出席した後

午後の伝統俳句協会新年句会に投句だけを済ませ

再びJRで千歳まで戻った。

千歳シティホールで義兄のお通夜

この夜は悲しい酒になった。 

翌日の葬式と法要を終えて

妻と息子と3人で道東道を帰宅。


 高々と寒月葬の帰り道  


翌11日の朝は

再び1人JRで札幌へ行き 

IMG_0927午後からの

北海道俳句協会賞選考会に出席し

続く俳句協会合同委員会

さらに続く新年交流会に参加。

今年の北海道俳句協会賞は

私のイチ押しの人の作品が受賞することになったので 

この夜は嬉しい酒になった。 

翌12日は 

昼から札幌駅北のエルプラザで

荒舩青嶺さんらとのライラック句会

その後JRで帯広へ

帰宅したのは夜更けだった。


 我が顔の上に寒月汽車の窓


 
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淑気?、粛気!満つ。

今年は元旦と二日が勤務の日だった。

本年初めての往診1件目は、

◉さんの和牛の治療だった。

治療を終えて車に乗ろうとすると、

◉さんが隣のD型牛舎の入り口で、

私に向かって手招きをしている。

何かなと思って、

D型牛舎のそばまで行くと

「先生、今ね、隼が来てるんですよ。」 

「ハヤブサ・・・?」 

「そう。めちゃくちゃ緊張してますよ。」 

「緊張・・・?」 

「ええ。いつもこのD型には鳩や雀の鳴き声がすごくうるさいんですけど、今日はもう・・・」 

「今日は・・・?」

「しーんと、静まり返ってるでしょう。」 

「あ・・・そう言われれば、そうだね。」

「今この中、めちゃくちゃに張り詰めてますよ。」

◉さんはそう言って

D型牛舎の入り口を細く開けて

そぉーっと、中に入って行った。

私も◉さんの後について

そぉーっと、足を踏み入れた。

「あそこらへんに、やられた鳩の死骸が落ちてるはずなんですけど。」 

「隼にやられたの・・・?」

「はい。たしかこの辺に・・・あれっ?、無いな、おかしいな・・・」

「・・・?」

「そうか、きっと猫が持って行っちゃったんだな。」

IMG_0876「・・・。」

「でも、ほら!、ここに鳩の羽根が散らかってるでしょ・・・」

「あっ、本当だ。」

IMG_0878「この上に、いるんですよ。隼が、ほら!、あそこの簗に、止まってるでしょ・・・」

「あっ、本当だ。」

「隼って、意外に小さいんですよ。」

IMG_0877「ほんとだ・・・、鷹とか鳶よりも小さいんだね。」

「でも凄く速いですよ。」

「だろうねー・・・」

「鳩なんて、今日はもうビビりまくってますよ。」

「・・・うん。」

「雀もたくさんいるのに、簗のかげに隠れてて、1羽も見えないですから。」

「ほんと全然見えないね・・・いないみたいだけど。」

「でもいるんですよ。あ、・・・あそこに鳩がいますね。」

「あっ、本当だ。」

IMG_0879「首だけ出して、様子を伺ってる。」

「ずいぶん首長くしてるね。」

「いつも鳩と雀でうるさい牛舎が、こんなに静か。」

「面白いもんだねー。」

「しばらく隼を逃さないで、こうしておこうと思って(笑)」

元旦の朝の牛舎に

淑気(しゅくき)満つ、ではなく

静粛なる恐怖に満ちた

粛気(しゅくき)満つ、である。

1件目の初仕事の家で

初夢の縁起物の

鷹ではないけれども

同じ猛禽類の

隼を見ることができたのは

何か縁起が良い知らせ!?

と、いう事にしておこう

と思った。


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雪を掻いて、餅を搗いて

先日の雪は、

北海道全体を覆う大雪になった。

十勝地方も、約50cmの雪が積もった。

我が家の前も、

もちろん50cm程度の雪が積もったのだが、

実はこの日は、

午前中から、

飲み友達のH田さん宅で、

恒例の野外餅つきをすることになっていた。

毎年、朝10時過ぎから餅を搗き始めることになっていた。

ところが今年は、

その時間はまだ家の雪掻きをしていた。

雪掻きをなかなか終わらせることが出来ず、

やっとの思いで玄関前と駐車場の雪を掻き終えたときには

昼の12時を回っていた。

私はちょっと不安になった。

こんな状態で、今日は餅つきなんてできるのだろうか

雪掻きを終えた私は

H田さんにラインを書き入れた。

「これから行きますが・・・」

すると即刻返事が来た。

「お疲れ様です(^O^)待ってます。」

我ら呑ん兵衛仲間のH田さんは

大雪にもめげずに

IMG_0853薪ストーブに火を入れて

石臼と杵を所定の位置に据えて

恒例の餅つき会場を

完璧にセットして

我々の訪れを待っていてくれたのだった。

一晩水に浸したもち米と

ゆでた黒豆と

餡子にした小豆と

酒一升を抱えて

私がH田家に到着したときは

同じ呑み仲間のF野さんとI君と

さらに、若者2名の餅の搗き手が

すでに餅つきを開始しているところだった。

IMG_0848私は毎年の恒例の餅つきに

なんとか今年も無事に参加することが出来たのだった。

用意されていた熱燗を一杯

ぐいっと飲み込んだら

午前中の雪掻きの疲れが

すーっと消えてゆくような心地になった。

IMG_0851私は自分の役目である

雑煮の汁の調理に取り掛かった。

雑煮の汁を作っている間に

若者たちが威勢よく餅を搗いて

それに納豆や黒豆を絡めたものが

目の前に出される。

IMG_0839それを酒のつまみとして食べるのも

これがまた格別な味で

熱燗がさらに進んでしまうのだった。

あー今年も

いよいよ年の暮れになったのだなぁー

IMG_0852そんなことを実感しつつ

今年一年なんとか無事に過ごせたことを

感謝しつつ

また酒のぐい呑みに手を伸ばす

楽しく幸せな

野外餅つきなのであった。


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成長ホルモン

近所のどこのスーパーマーケットも、

ここ数ヶ月の間に、

外国産肉の占める割合が、

急に増えたような気がする。

特に、

アメリカ産の豚肉の占める割合が急増した。

アメリカの豚肉が、

以前よりずっと多く輸入され始めたようだ。 

何か大きな変化が、

どこかであったような気がしてならない。

IMG_0771アメリカ産の豚肉は、

ご覧のように

国産よりもずいぶん安い。

牛肉は以前からそうだったけれど

豚肉についても

アメリカ産の肉が

激しく攻勢をかけて来たように感じるのは

きっと、私だけではないと思う。

こうしてだんだんと

静かに

アメリカの豚肉が

スーパーマーケットの肉コーナー増えて

それが知らず識らずのうちに

当たり前になってしまうのだろう。

そうして

日本の養豚が

衰退してしまうのだろう。

十勝には

豚丼という名物がある。

十勝のご当地グルメである。

その名物の豚丼の肉が

アメリカ産の豚肉になってしまうとしたら

興ざめ、だよなー。 


 〽︎アメリカの

   成長ホルモン

    豚肉焼けば

     これが本当の

      ホルモン焼〽︎ 



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