北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

気候風土

YouTube配信開始!(伝俳・全国大会in十勝)



9月に行われた、

第33回日本伝統俳句協会全国大会in十勝、

の記録動画が完成した。

コロナ禍の最中で

開催自体が危ぶまれたが

北海道支部の主幹で

なんとか3年ぶりに開くことができた大会だった。

ということで

参加人数は例年の半分以下の

約50名ほどの大会となった。

こうなる事はある程度予想がついていたので

とにかくどんなに参加人数が少かろうとも

中止だけは避けて

リアルの大会を行う

と心に決めていた。

参加人数が少ないならば

その記録を動画にしておいて

ネットで配信をして

参加できなかった方々や

会員以外の方々にも見てもらう

という方法を考えていた。

さらに

参加人数が少ないならば

それを逆手にとって

当日の句会に提出する

一人当たりの俳句の数を増やすことができ

句会はかえって充実したものにできる可能性がある

と考えてもいた。

そんな思惑が

功を奏したかどうかは

今はわからないけれども

今回の大会の

記録の動画だけはしっかりと残すことができた。

動画の作成には

地元のFMラジオ仲間である

プロのカメラマン

「写真工房くろかりんとう」

のゆーすけ君にお願いした。

これが結果的に大正解で

素人では決してできない

たいへん分かりやすく

見ていてとても楽しい

記録動画ができあがった♪

俳句をする方々はもちろん

俳句をよく知らないという方々も

IMG_4273誰でも

この動画を見れば

俳句大会の吟行とは

こういうものなんだなー

というのがよくわかる

そんな

楽しく素敵な

仕上がりになっている。

15分程度の動画なので

1人でも多くの皆さんに

ぜひ見ていただきたい。

そして

「写真工房くろかりんとう」

のゆーすけ君には

心から感謝を申し上げたい。


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白鳥の「水たまり」

仕事で診療地区を回っていると、

冬の使者「白鳥」が、

至る所で羽根を休めている。

IMG_4470羽根を休めている

というよりは

腹ごしらえしている

と言っても良いのかもしれない。

我が町に飛来してくる白鳥の群れの

IMG_4469ほとんどは

ここからさらに南にある

越冬地へ向かうための

中継地として

一時的に立ち寄って行く群れである。

彼らが向かう最終の越冬地は

きっとどこかの広い湖なのだろう。

いわゆる

「白鳥の湖」

である。

しかし

長旅の中継地点に立ち寄るだけの

我が町で見られる白鳥たちは

優雅に湖で泳ぐ姿ではなく

騒がしく畑で穀物をついばむ姿である。

やってくる群れたちをよく見ると

IMG_4508つがいの真っ白な親鳥と

灰色かかった数羽の若鳥が

ファミリーを作って

収穫の終わった畑の

泥状の黒い土の上を

IMG_4507クワクワと鳴きながら

賑やかに過ごしている。

真っ白な白鳥が

真っ黒な畑の土の上にできた

小さな水たまりの水を

飲んでいる姿は

生活臭丸出し

なのである。


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朝倉2号さんのブログ「愛しの牛乳パック」に取り上げていただきました♪

朝倉2号さんこと、

近藤裕隆さんのブログ、

「愛しの牛乳パック」
に、

IMG_4463私がいつもアップしている、

楡の木のことと、

その他いろいろの事を

紹介していただいた。

朝倉2号さんのブログは

全国各地の「牛乳パック」を

コレクションして

その写真をアップし続けているという

とても希少価値のあるブログで

いつもその内容は

大きな興味と尊敬をもって

拝見しているのだが

そこに私を登場させていただき

大変光栄である。 

以下その抜粋を・・・


その豆作先生のブログ「北の(来たの)獣医師」が面白い。
2004年12月からなので、もう18年近く続く歴史あるブログなんですが、
お仕事の家畜診療の話だけでなく、
酪農や牛乳がおかれる状況に対する意見表明、
地元FM局でパーソナリティまでやってる俳句の話、
さらには、シリーズ化している「マルちゃんVSペヤング」など、
内容が多種多様でじつに面白いし勉強になるのです。

 ※安田豆作先生
  ブログ「北の(来たの)獣医師」は → コチラ
  フェイスブックは → コチラ
  ツイッターは → コチラ
  FMウィング「豆作の「のったり俳句ひねもーす」」は → コチラ
  ユーチューブ「安田豆作チャンネル」は → コチラ

で、その豆作先生が気にしているのが、この豆作先生の木。
ブログでとりあげるだけではなく、
SNSで頻繁に写真が出てくるので、
「どんな木なんだろう?」って朝倉2号も気になっちゃって、
ついにこの機会にこの目で見ることに。


これほどに

私のSNS活動を取り上げていただいているとは

思ってもいなかったので

感謝感激である。

IMG_4490朝倉2号さん 

ありがとうございました❗️

先日帯広に来られたそうで

次回に再び帯広に来られるときは 

ご連絡ください。

ぜひお会いしましょう(^^)❗️ 


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NPO十勝「文化フェスティバル」展示会

数々のイベントや会合が、

リアルで復活つしつつある。

まだまだ制約がいろいろあるものの、

以前の8割くらいにまで復活しているのではないだろうか。

IMG_4477先日は

NPO十勝文化会議主催の

「文化フェスティバル」の展示会が

十勝プラザの1階で開催され

私もその展示者の1人として参加した。

この展示会も規模は縮小しているが

今年は復活した。

私にとってこの展示会は

自分の俳句作品を

自分で書いて展示する

というきっかけとなった展示会なので

感慨深いものがある。

さらに

この展示会をきっかけとして

写真家の古川こずえさんからお声がかかり

コラボレーションに参加するようになった。

IMG_4475そしてさらに

コラボ展示をきっかけにして

十勝で活躍する多くの

写真家の皆さん

書家の皆さん

ほか様々な分野で

芸術活動をされている人たちと

知り合いになることができた。

「文化フェスティバル」に参加し続けていて

このことこそ

もっとも素晴らしいことだった。

今後もさらにその輪を広げてゆきたい

と思っている。

IMG_4474今回の展示会でも

私がこの会をきっかけとして出会うことのできた

素晴らしいアーティストの皆さんの

作品が展示されている。

IMG_4476特に印象深いのは

八重樫冬雷さん

高橋玄禅さん

白石弥生さん

IMG_4473高橋真奈美さん

などの

「前衛書家」の皆さんたちで

その作品が全て

私の心を掴んで離さないものだった。

IMG_4472「書」であるのに

これほどの表現の自由があるのかと

ただただ驚き

感動するばかりである。

振り返って

私の展示作品は

IMG_4471相変わらず

自分の詠んだ俳句を

毛筆で紙に書いただけの

単純なものだが

上記の

前衛書家の皆さんの影響を受け(!?)ながら

少しづつではあるが

マシになっているのではないか

と思っている。

まずは何よりも

自分の作品を

楽しんで作り

楽しんで展示する

ということを教わり

それを心がけている。


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マルちゃんVSペヤング(24)

過去に体験したペヤングとマルちゃんの

焼きそばについては以下の通りである。

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!

(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン

(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン

(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!

(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)

(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!

(20) これが噂の?!、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」

(21)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「ミートソース風」

(22)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「クリームソース風」

(23)これは食べ物とは言い難い!ヽ( ̄д ̄;)ノ「獄辛Final」

ここまで

ペヤングを主体に食レポを書いてきて

初めて完食不能に陥った

ペヤング「獄辛Final」

に完膚無きまで打ちのめされて

しばらくは

レポートをする気を失っていた私だったのだが

同僚のT部獣医師の勧めもあって

ようやく平常心を取り戻し

今回久しぶりに

焼きそばレポートを書くことにした。

食べたのはマルちゃんの

「ハッピーターン焼きそば」

IMG_4374ハッピーターンといえば

亀田製菓のヒット商品の

あの塩味の煎餅である。

正直言ってこれを見つけたとき

「またか・・・」

と思った。

数年前にこの食レポシリーズで

「マルちゃんの勇み足」

という題で

亀田製菓の柿の種との

抱き合わせ焼きそばについて

その味の悪さと

安易なコラボレーションの姿勢を

やや厳しく批判したことがあった。

今回もまた

亀田製菓の人気商品との

安易な抱き合わせによる

つまらない焼きそばではないか

と思ったのである。

気の進まないうちに数週間が過ぎ

先日T部獣医師から

食レポを促され

しぶしぶと封を切って

「ハッピーターン焼きそば」

IMG_4375にお湯を注いだ。

この焼きそばは

いわゆるマルちゃんの

「やき弁」シリーズではなく

ただの変わり焼きそばである。

そう言える理由は

やき弁シリーズには欠かせない

中華スープが入っていないのである。

そんなことでますますテンションは下がり

IMG_4376お湯は全て流しへ捨てて

焼きそばを完成させてゆくと

なるほど

ハッピーターン独特の

あの塩味のうま味のある粉末を

麺と混ぜるようになっていた。

IMG_4378少し驚いたのは

さらに別の袋に

揚げ玉が入っていた。

この揚げ玉は

ハッピーターンとはやや違う趣向であり

これはこの焼きそばが

安易にハッピーターンをくっ付けたのではなく

味のこともちゃんと考えている証拠かな

IMG_4379と思って

少し期待を持たせる代物だった。

調理が完成し

いよいよ試食。

一口食べてみると・・・

「・・・ん?・・・なかなかうまいかも・・・」

さらに一口・・・

「・・・おー・・・揚げ玉のサクサク感が心地よい・・・」


予想外の味が口に広がった。

「・・・うん、これはまさしくハッピーターンかも・・・」

本物のハッピーターンは

IMG_4381サクサクとした食感と

優しいうま味が持ち味であるが

この焼きそばも同様に

サクサクとした食感を出すために

あえて揚げ玉を入れて

ハッピーターンに近づけている

ということがわかった。

IMG_4383それに気づいたとき

今回の商品は

なかなか考えられているではないか

と嬉しくなった。

そんな嬉しさを抱いたまま

スムーズに食べ続けて

IMG_4384あっという間に

完食となった。

今回のマルちゃんの

「ハッピーターン焼きそば」

亀田製菓とのコラボ商品の中では

なかなかの出来映えであり

即席焼きそばを愛する方々には

一度くらいは食べてもらっても良い

ユニークな一品である

と思った。


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大とかち「番外」句会報

先月の末に行われた、

大とかち俳句賞全国俳句大会の成績が、

十勝毎日新聞の紙上に出たのが10月6日。

IMG_4359数々の「力作」と、

数々の「力選」の、

結果を

一枚の新聞で見ることができた。

大会当日には

講演をしていただいた瀬戸優理子氏をはじめ

道内各地から

名だたる選者の皆さんが集まった。

大会の後

有志でささやかな懇親会をさせて頂いたのだが

今回は

せっかくこれだけの俳人が道内各地から集ったのだから

「句会をしないわけにはいかないでしょ」

ということで

懇親会の席上で

袋回しの即席句会が始まった。

IMG_4454お題としては

今回の講師のお名前

「瀬戸優理子」

の文字を読み込む

という縛りを課した。

はたして

即席にしては

なかなかの出来栄えの句が集まった。

その後

これだけの句が集まったのだから

「新聞紙上に活字にしないわけにはいかないでしょ」

ということになり

私はその翌日に

新聞社へ句会の結果をお知らせしておいた。

IMG_4453その句会の結果が

一昨日の新聞紙上に

「大とかち番外句会」報

として掲載された。

誰がどんな俳句を詠んだかは

これを見ただけでは

わからないだろうなぁ(笑)

わかるのは

「のったり俳句ひねもーす」の

メンバーだけかもしれない。

しかし

これで少し

十勝の

新聞紙上の俳句欄に

新しい風を吹かせることは

できたのではないかと思っている。


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「畜大牛乳」新・パッケージ

昨日、

いつものスーパーマーケットの、

いつもの乳製品コーナーで、

畜大牛乳を買おうと思ったら、

畜大牛乳が見当たらない・・・、

あれっ?・・・

と思って

牛乳の1リットルパックのコーナーを

よくよく見ていたら

「あー・・・あったー・・・」

0976668F-BB8B-499E-9C86-B0CBD74B5936お目当の畜大牛乳は

いつもの緑と白のパッケージではなく

新しい赤と白のパッケージに入って

1リットルパックとして売られていた。

市販の1リットルパックの牛乳の中で

私は

畜大牛乳こそ

日本で一番

いや

世界で一番

うまい牛乳である

と思っているので

今回の

突然のパッケージの変更には

ちょっと驚かされてしまった。

畜大牛乳のパッケージの

E2C26545-1507-4A23-9E36-4C002D7C9BF1緑と白の色合いは

私が畜大の学生時代から

約40年以上も前から

全く変わっていなかったので

今回のパッケージの色の変更は

私のような

畜大牛乳ファンにとっては

驚くべき出来事になった。

パッケージが変わったからといって

味が変わることは無いと思うが

何となく

雰囲気が変わってしまうことは否めない。

畜大牛乳といえば

畜大カラーである

緑を基調としたものが

いちおう相応しいのでは無いか

と思ってしまうのは私だけだろうか?

ちなみに

この畜大牛乳の小売価格は

3年前には

1リットル(緑)

税込で218円

現在では

1リットル(赤)

税込で235円

相変わらず

安すぎる小売価格だなー

と思った。

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第32回北海道「玉藻」俳句大会in苫小牧・2日目

「玉藻」大会2日目は、

吟行バスに乗って、

王子製紙・苫小牧工場第一発電所へ。

苫小牧市街から支笏湖へ向かう道路は、

樽前山のなだらかな裾野で

障害物が何もないので

20キロメートルにわたって

カーブのない真っ直ぐな道がある。

その直線道路が終わってしばらく行き

支笏湖へ向かう途中の道を左折すると

IMG_4324そこには

静かな水を湛えた貯水池があった。

そこが

王子製紙・苫小牧工場第一発電所である。

観光地ではないので

入り口には看板も何もない。

IMG_4327しかし

静かな佇まいと

百年以上現役で稼働し続けている

水力発電所は

見応え十分の景観と

IMG_4328長い歴史を感じることが出来た。

苫小牧という街を発展させたのは

王子製紙という企業であり

その王子製紙という会社の発展を

支えて電気エネルギーを供給し続けて来たのが

IMG_4326この発電所であり

それが今でも現役で

百年以上発電を続けていることに

 感動を覚えた。

この辺りは

ヒグマがよく出るらしく

注意を促す看板が

いたるところに立っていた。

IMG_4329それを珍しがっている

星野高士先生とツーショット。

昨日も今日も

夜も朝も

本当に気さくで

エネルギッシュで明るい

星野高士先生。

俳句の申し子の様な

先生のパワーを

少しでもいただきたい

と思った。


 タービンを繰りし谷水澄んでをり
                 豆作


発電所を後にして

一路ウトナイ湖へ

苫小牧といえば

やはりウトナイ湖の

「雁」であろう。

この日は

10月にもかかわらず

暑くて汗ばむ日だった。

雁たちは

まだ暑いのに

季節の到来を告げる様に
 
はるばる北方から

この地へ渡って来るのだった。

10月2日の飛来数はイマイチだったが

前日の1日の飛来数は多く

前日もこの地へ来ていた

桂せい久さんから

その動画をいただいたので

ここに貼り付けておく。


 つれあひを見きはめて雁鳴き交はす
                  豆作

  

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だぶつく生乳・乳製品(5)

酪農家が日々汗を流し、

乳牛たちが身を削って、

搾った生乳。

それが売れ残り、

廃棄せざるを得なくなる状況。

生乳を加工して保存しようにも

加工施設の能力が低く

生乳の行きどころが無い状況。

IMG_4130それに加えて

牛の飼料の高騰と

燃料の高騰が

酪農家を襲っている。

酪農の危機である。

農政を担当している人たちは

今まで何をやっていたのだろうか。

日本の農政が

真剣に取り組んできたのは

「米(コメ)」である。

コメに対する政策の手厚さは

酪農の「生乳」に対する政策の手薄さ

に比べて

目を見張るものがある。

かつては

コメの産地に票田を持つ農村議員の先生が居て

コメ農家からの票を集め

コメ農家のために仕事をしていた時代があった。

そのなごりが

今のコメの農政には残っている。

また

畜産に目を向ければ

日本の農政が

真剣に取り組んできたのは

「和牛」である。

和牛に対する政策の手厚さは

酪農の「生乳」に対する政策の手薄さ

に比べて

目を見張るものがある。

かつては

畜産のドンと呼ばれる

和牛生産地に票田を持つ農村議員の先生が居て

和牛農家からの票を集め

和牛農家のために仕事をしていた時代があった。

そのなごりが

今の肉牛農政には残っている。

肉用牛の免税政策などがそれで

酪農家がそれを利用しようとして

乳牛に加えて

多くの酪農家が肉牛を飼っているのは

そのなごりである。

しかし

酪農に対しての

直接的な保護政策は乏しく

莫大な投資を酪農家に勧めるなどの

まるで景気対策のような

大規模酪農場があちこちに建設され

生乳の生産がそこで行なわれ

IMG_4132その結果

生乳がだぶついている。

我が国の

「農業軽視の政策」

を少し突っ込んで見ていると

農業軽視の中でも

コメや和牛は比較的手厚いが

酪農には手薄で

「酪農軽視の政策」

というものを

強く感じる。


(この記事続く)

 
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だぶつく生乳・乳製品(4)

「腹が減っては戦はできぬ」

の言葉の通り、

いざという時の行動は、

空腹ではダメなのである。

「武士は食わねど高楊枝」

などと粋がっていたら

したたかな商人に

足元をすくわれるのは

歴史が証明するところである。

近ごろの世界情勢は

キナ臭いことが続き

有事の「安全保障」の議論が活発だ。

しかし

「武力」の安全保障

ばかりを言う今のマスコミの論調には

片手落ちの感がある。

我が国の

「食料」の安全保障は

今まで何をしていたのだろう。

その検証も急務である。

いざという時のためにはまず

「腹ごしらえ」

が大事であり

その準備を怠れば

腹が減って何もできない

という事態になりかねない。

「衣食足りて礼節を知る」

という言葉もあるように

「食料」が十分にあれば

無謀な行動に走ることもないだろう。

いま

小麦の流通の停滞に端を発して

世界の「食料」安全保障が

大きく揺らぎ始めている。

「食料」自給率が38%しかない我が国は

その煽りをもろに食らっている。

「食料」の安全保障が

できていない我が国は

「食料」を確保している国よりも

簡単に

苦しい状況

になってしまうのは当然である。

私の職場である畜産業界

特に

酪農業界の

生乳や乳製品において

その苦しい状況が

ついに表面化している。

コロナウイルス禍による消費の低迷で

生乳がだぶついている

にもかかわらず

国産の乳製品の加工がままならいまま

外国産の乳製品の輸入を続けている。

また

ロシアのウクライナ侵攻の影響で

燃料や飼料の高騰が止まらず

生産コストが跳ね上がっている

にもかかわらず

生乳の買取価格は微増にとどまり

小売価格は全く値上げされていない。

IMG_4118という

ダブルパンチに襲われている。

こうなってしまった原因は

長年にわたる

我が国の

「農業軽視の政策」

「関係団体の硬直化」

「乳業会社のエゴ」

「消費者の無理解」



挙げられるだろう。

「農政」に関わる人たち

「関係団体」の人たち

「乳業会社」の人たち

「消費」をする人たち

つまりは

IMG_4117日本人全体が

酪農に関して

まともに向き合ってこなかった

そのツケが

いま

表面化している。

これでは

乳牛を養い

日本人の中で

唯一酪農に

真剣に取り組んできた

「酪農家」の人たちが

浮かばれないではないか。


(この記事続く)


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だぶつく生乳・乳製品(3)

8月13日(土)の十勝毎日新聞の第1面のコラム、

「編集余禄」の執筆者は、

帯広市で畑作を営んでいる、

時田則雄さんである。

時田さんが全国的に有名な歌人であることは

もはや誰でもご存知だと思うが

IMG_4116今回は

その内容に

とても共感したので

まずここに全文を転載させていただく。

「政府はロシアによるウクライナ侵攻で食糧危機に直面し、急きょ、食料自給率を上げると言いだしたが、『今頃言っても 遅いべや』と思うのは私だけではあるまい。日本の食料自給率はカロリーベースで38%なのだ。ニッポンはまるで骨の無い水母(クラゲ)だ▼多くの農業者の反対を押し切り、TPPや日欧EPA、日米貿易協定の発効によって自由化を推し進め、農業をつぶしたのは何党であったか。『いまさら何を言ってんだ! いい加減にせんか!』という声が聞こえる▼『食料安全保障を確立し『農林水産業』を成長産業に 決断と実行。暮らしを守る』ー。これは6月24日の日本農業新聞に載せた自民党の公告である。長年にわたって政権を握ってきた自民党が、いまだにこのようなことを公然と言うことに驚きを隠せない▼ちなみに『最新 北海道農業用語辞典』(北海道農業協同組合通信社)で『食料安全保障』を引くと、『予想できない国内外のさまざまな要因によって食料供給が影響を受けるような場合のために、食料供給を確保するための方策や、その機動的な発動のあり方を検討し、必要な準備をしておくこと(以下略)』とある▼どうだろう、ニッポンは『食料自給を確保するための方策』を本気で練ったことがあるだろうか。ニッポンは暗い海をひらりひらりと漂う水母とそっくりである。(時田則雄)」2022.8.13.

この文章を読んで

私は

時田則雄さんの

歌人としての言葉への信頼

を感じた。

言葉の芸術である短歌は

言葉を信頼していなければ成り立たない。

時田さんの発する言葉は

コラムにおいても

短歌と全く同様に

言葉に「誤魔化しがない」のである。

それに対して

政治家が発する言葉は

嘘や方便の「誤魔化しだらけ」である。

時田さんのコラムには

言葉の力がある。

それに対して

政治家の言葉には

言葉の力が無い。

それが浮き彫りになった

今回の

「食料安全保障」

にまつわる出来事は

じつは私にとっても

他人事では無いのである。

「TPPや日欧EPA、日米貿易協定の発効によって自由化を推し進め、農業をつぶしたのは何党であったか。」

と言う時田さんの言葉には力がある。

そして今

私の職場でもある

日本の酪農が

つぶされようとしている。



(この記事続く)


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トーチカ・コラボ提示会「砂・城・傾・落」開催中!

だぶつく牛乳消費の話は、

ちょっとお休みして、

IMG_4089今回は、

昨日から始まっている、

コラボ展示会のお知らせ。

帯広駅地下1階

帯広市民ギャラリーにて

8月11日(木)〜  8月16日(火)まで

T.A.L.(Tokachi Art Links)による

IMG_4105コラボ展示会に

私もメンバーの一人として

参加させてもらっている。

テーマは再び

「トーチカ」

副題として

「砂・城・傾・落」

(さ・じょう・けい・らく)

という四字熟語を提示した。

IMG_4104T.A.L.の中心的存在の

古川こずえさんの意向で

また今年も「トーチカ」がテーマであるが

毎年同じテーマでやっていても

その時の社会情勢などで

テーマに対する思い

IMG_4103というのが

かなり変わるものだ

ということを

今年は実感している。

毎年

展示会の準備は

IMG_410210ヶ月前頃から始めるのだが

今年は

準備の途中で

ロシアによるウクライナへの侵攻が

大々的に報道されて

その惨状が

IMG_4101我々日本人にも生々しく報道され

そのおかげで

かつて旧日本軍が作った

戦争のための

「トーチカ」

かつてないほど生々しい存在として

IMG_4100我々の目の前に立つことになった。

そんな

予想外の効果もあり

今年のコラボ展示会の

開催意義が深まっているのではないかと思う。

参加者は

古川こずえさん(写真)

白石弥生さん(書)

高橋玄禅さん(書)

高橋真奈美さん(書)

高橋玲光さん(書)

山下僚さん(写真)

安田 豆作(文芸)

IMG_4099それに加えて

ウクライナ難民支援募金の

チャリティーの写真販売用として

十勝の多くの写真家の皆さんの作品が

展示されている。

IMG_4098コロナ禍のなかなか収束しない中

雨のつづく鬱陶ししい日々ではあるが

帯広駅近くに足を運ぶ機会があったら

ぜひ地下一階の市民ギャラリーへも

立ち寄っていただきたいと思う。

ちなみに

今回のコラボ展示会の

準備段階にアップした

当ブログ記事のリンクも

貼り付けておくので

2022.3.9.記事「ジュエリーアイス&トーチカ」

2022.6.22.記事「再び「トーチカ」吟行!」

こちらの方も

合わせて読んでいただくと

たいへん嬉しく

ありがたい

と思っている。


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「能」が今年も十勝にやって来る!

「能楽は日本を代表する伝統芸能であり、世界最古の舞台芸術として世界からも注目されています。」

IMG_4037という謳い文句で始まるチラシが

いま

帯広市内を中心に配られている。

今年の夏も帯広に「能」の公演が開催される♪

「室町時代に確立された能楽は本来、五穀豊穣や天下泰平を願う神事のひとつでした。」

IMG_4074この願いは

室町時代であれ

令和時代であれ

いつの時代も変わらない願いである。

「同じく日本を代表する肥沃な土地を持ち、2021年には食料自給率が1300%を超えた十勝の大地にて行われる能舞台は、両者の背景にあるストーリーをより発展させる、非常に稀有な機会となることを願い実施されます。」

ここで言う両者とは勿論

「五穀豊穣」と「天下泰平」の二つである。

まさに

今の我が国の状況と世界情勢

が意識されたようなコメントである。

「帯広能は、この土地でしか体験できない幽玄の美が地元の方々の心の拠り所となり、十勝地域の毎年の行事となることを目的としています。」

IMG_4036このチラシの前説を書いた

「若者能実行委員会」の方に敬意を表し

ぜひ頑張っていただきたいと思う。

また

今年8月21日(日)に行われる帯広能を

多くの人たちに楽しんでいただけるよう

私が代表をさせてもらっている

「帯広能楽同好会」一同としても

心よりの応援と

お手伝いをさせていただきたいと思っている。

ご興味のある方は

どうぞ

ご連絡を!

090-9750-3135

ショートメール可

安田豆作まで


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再び「トーチカ」吟行!

今年もまたトーチカにこだわっている。

2月と3月に続いて、

6月のトーチカを、

じっくりと見て回るツアーを組んだ。

写真家の古川さん山下さん、

書家の白石さん高橋さん、

それに加えて

今回は

初めてトーチカを見る方々との

IMG_3844見学ツアーである。

冬の雪と氷に覆われたトーチカとは

かなり違った趣を持って

夏の光と風と草花の中のトーチカは

まるで生きているかのように

IMG_3847そこに存在していた。

雪や氷が溶けて

地盤が緩み

河川の水が増えると

コンクリート製のトーチカは

IMG_3853重力によって

ますます傾き

低いところへ落ち

また少しずつ

砂に埋もれて

さらに少しずつ

海の中へと沈んでゆく。

今回は

参加者の皆さんたち全員に

そんなトーチカを見ながら

五七五で一句

詠んでもらった♪

広尾の町で昼食を食べた後

IMG_3857大森ガーデンで

お茶を飲みながら

句を短冊に書いて

投句をしてもらった♪

1人で3句以上

全部で20句以上の作品が集まった。

みなさん初めての方ばかりだったのだが

IMG_3858トーチカという存在を見た後の

気持ちの高揚感の中で

言葉が瑞々しく

感動的な作品が

たくさん集まったのは

とても素晴らしいことだった。

今年の展示会には

この感動の

五七五の作品群も

展示させていただく予定である。
              
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「葉桜」in 十勝

北海道十勝地方も、

IMG_3703花の季節は、

あっという間に過ぎて、

一気に、

初夏の佇まいになって来た。

山は新緑の色となり

街の木々も遅速はあれど

皆それぞれに若葉を広げ始めている。

そんな新緑の中でも

北海道らしい美しい新樹といえば

白樺の新樹だろう。

白い幹に眩しい緑は

北の初夏の定番の風景だ。

ただし白樺は伸びるのが早く

IMG_3740大きくなる割には寿命が短く

街の中心部に生やすのは管理を含めて難しく

白樺並木はもっぱら郊外にあることが多い。

市街にあって目立つ新樹といえば

やはり桜だろうか。

IMG_3748桜は満開の後も

「余花」、「残花」、と愛され

花の時期が終わっても

「桜しべ」、「葉桜」、「桜んぼ」などの季題が

歳時記に載っている。

さらに秋になれば

IMG_3755「桜紅葉」は

季節の先駆けである。

桜の木というのは

他の木に比べて

変わってゆく姿が派手であり

抜群の存在感がある。

IMG_3770木の中で最も

「目立ちたがり屋」

の木なのではないか

と思えてくる。

我が家の桜の木の

「葉桜」になってゆく姿を

よく見ると

微妙な色の変化がある。

その変化を観るのも

なかなか楽しいものである。


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「梅と桜」in 北海道

桜前線が日本の最東端、

根室・千島に到着し、

ここにようやく、

桜のシーズンが終了した。

日本の桜の季節の終了にあたり

ひとこと言っておきたいことがある。

それは

「梅と桜」

のこと。

北海道在住の人ならば

北海道の梅と桜が

ほぼ同時に咲くことは

全く当たり前である。

しかし

本州の「梅と桜」はそうではなく

梅は2月に咲き

桜は3月に咲く。

そして

歳時記には

梅は冬の後半に咲き

桜は春の前半に咲く

と記載されている。

最近の歳時記の

標準になっている場所は

京都ではなく

東京であるそうだが

京都でも東京でも

「梅と桜」の開花時期は

ほぼ同じであり

それ以外の花の咲く時期も

東京が標準となっている。

それはそれで

とくに問題はないのだが

北海道や沖縄などの

東京から遠く離れた土地における

「梅と桜」をはじめとする

植物の花の時期のズレのことは

もっと世間に知られても良いような気がする。

とくに

季節に敏感で

季節を五七五で詠む俳人の間で

そのことは

もっと知られても良いのではないかと思う。

先日の

地元の句会で

私は 


 梅のびて桜しだれて隣り合ひ    
                豆作


という句を出したのだが

当日の出席した方からは誰も支持されなかった。

IMG_3710左の写真のとおり

手前に梅が咲き

奥で桜が咲いているのを

そのまま詠んだものだが

残念ながら

まだ詠み方が甘かったようだ。

それから数日経った

昨日の

IMG_3758北海道新聞の

どうしん川柳欄に


 梅桜肩を並べた北の春    
                   札幌・渡辺好子


という句が入選していた。

これを見た私は

「・・・川柳の選者の方が素直で柔軟な選句をする。」

と思った。

そして

「・・・俳句の選ももっと素直で柔軟に選句すべきではないか。」

と思った。

俳句の選者は

川柳の選者よりも

歳時記や

一般常識に

縛られて

硬くなっているのではないか

と思ったのだ。


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続・消えゆく「防風林」

どうも近頃、

ちまたの防風林が、

ずいぶんと伐採されているなと思って、

ブログの記事にしていたら、

その理由を裏付けるような記事が、

IMG_3744 2昨日の道新の一面に出た。

ああ・・・やっぱりそうなのか

という感じである。

こういう記事を読むと

日々の仕事での

「風害」

の原因の複雑さを思う

ばかりではなく

かつて

景気が良かった頃に建てた

自分の家も

「外国産」

の木材で建てられている

という事を

改めて感じて

複雑な気持ちになる。

IMG_3744風が吹けばロシアが儲かる?!

あるいは

風が吹けばカナダが儲かる?!

という

事態になっていて

その需給のバランスが変わると

地元の防風林が一気に伐採され

風が吹けば

十勝が土埃で真っ黒になる

というわけなのだ。

せめて

伐採した後には

次の世代の若い苗を植えて

持続可能な環境を保つ事を

忘れないでほしいと思う。


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マルちゃんVSペヤング(24)

前回のぺヤング獄激辛は、

まさに地獄のような辛さで、

初めて完食不能だった。

今回はぺヤングの暴走!?

から少し目をそらして

マルちゃん側の新製品どうしの間で繰り広げられている

厳しいレギュラー争いと

やき弁の販売戦略について書いておこうと思う。

いままでレポートしてきた以下の記事

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!

(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン

(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン

(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!

(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)

(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!

(20) これが噂の?!、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」

(21)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「ミートソース風」

(22)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「クリームソース風」

(23)完食不可能・・・!!!!( ̄д ̄;)ぺヤング「獄激辛Final」

とは少し趣が違う

マルちゃんのやき弁シリーズにおける

スーパーの店頭のラインナップの変化

すなわち

インスタント焼きそばコーナーには

主にいつもどういう種類のやき弁が置かれているのか

を観察してみた。

するとそこには

やきそば弁当の製品開発の傾向と

激しいレギュラー争いが見えてくるのだ。

まず

やきそば弁当のレギュラーメンバーとして

定着しているものは現在以下の4種類のようである。

1.白いラベルのプレーンの「やきそば弁当」

2.黒いラベルの「ちょい辛」

3.赤いラベルの「コク甘ソース」

そして、なぜか根強い人気を誇る

4.ピンクのラベルの「たらこ味バター風味」

この4種類のやき弁は

必ず店頭に並んでおり

これがマルちゃんやき弁チームの

主戦レギュラーメンバーであると思われる。

365C8F72-EE3C-451E-9A92-5D425F9D196Bそこへ

去年(令和3年)の秋に

「旨コクあんかけ風」が鳴り物入りで登場。

大型新人の「旨コクあんかけ風」は

パッケージにも工夫をこらした力の入れようで

製品開発にひときわお金をかけていたものと見えて

実際の巷の評判も良かったので

これはきっとレギュラーに定着するだろう

と思っていた。

998B7EFA-CF09-4C36-BCDD-16E9C03B645Cしかも、その後すぐに

「ミートソース風」と「クリームソース風」が

特売コーナーの棚に出た時も

「旨コクあんかけ風」は

レギュラーの並ぶ棚に堂々と置かれ

8EB2EE12-B630-4B1D-940D-93FF710B7A34「ミート」と「クリーム」は

結局レギュラーの棚には置かれる事なく

フロアーの山置きの位置で値段を下げられて並ぶ

という憂き目にあい

あえなくそのまま店頭から消えていった。

B5725034-A7E5-4294-94BC-C0A432CF5316それほどに

「旨コクあんかけ風」は

小売側から大事にされ

優遇されているという印象を受けた。

ところがである

令和4年になって

マルちゃんやき弁には再び

強力な新人が2種類も補強された。

A7D33FEE-153F-4CC4-9A5D-8E53AA922CF4それは

黄色いラベルの「にんにく醤油味」と

緑色のラベルの「ねぎ塩味」である。

店頭には

「新登場!」

CBD7E6D5-8BBE-4AD9-AF22-402B628836D8という看板さえ立てられ

大々的な売り出しのキャンペーンを張っていた。

その陰で

紺色のラベルの「旨コクあんかけ風」は

いつの間にか

56CD7BF2-E45B-4F65-929D-B6CCAF95026Cレギュラーの棚から姿を消し

安売りの山からも姿を消してしまった。

それに取って代わるように

「にんにく醤油」と「ねぎ塩」が

堂々とレギュラー並ぶ棚に

置かれているのだった。

黄色いラベルの「にんにく醤油味」と

緑色のラベルの「ねぎ塩味」は

そのラベルの色からして

堂々たるもので

製品開発側の考えとしては

やき弁の「ゴレンジャー」ならぬ

白・黒・赤・緑・黄・桃

すなわち

やき弁・戦隊「6レンジャー」?!

として

色を揃えて売り出そう

という事なのだろうか。

果たしてその目論見は

定着するのだろうか。

今後の展開が

大変気になるところである。


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消えゆく「防風林」

前回書いた、

十勝地方に吹き荒れた激しい砂嵐(土埃)の記事に対して、

hig先生からコメントが寄せられた。

「防風林が減ったことも原因なのではないでしょうか、日照をさえぎるとか、圃場の大型化とかで邪魔になるのでしょうけど、もう一度価値を考え直す必要があるのではないでしょうか。

先人が創った美しい十勝の風情ですし。」

私も同感である。

さらに理由を加えるとすれば

「隣国の社会情勢と円安による、木材価格の高騰。」

も挙げられるのではないかと思う。

IMG_3676とにかく

ここ一年足らずの間に

わが町の

私の往診エリアにおいてだけでも

立派な防風林が

IMG_3657どんどん伐採されている。

すぐ思いつくだけでも

5箇所の防風林が

あっという間に伐採された。

わが町で5箇所ならば

IMG_3637十勝の16市町村では少なくとも

80箇所程度の防風林が

この一年足らずの間に

伐採されているのではないか

と推測することができる。

IMG_3614実際はおそらく

もっと多くの防風林が

伐採されている可能性があるだろう。

その結果として

毎年春の嵐が吹き荒れれば

IMG_3612防風林の減少によって

風の勢いは増大し

十勝平野には

今まで以上の

IMG_1819激しい土埃が舞い上がり

幹線道路の視界を奪い

自動車事故などの

誘因になっている

と考えることもできるだろう。

IMG_1787十勝平野に吹き荒れる

「風害」

を防ぐために

長い年月をかけて作って来た

IMG_1758「防風林」

が、今

急速に消えつつある。

十勝平野らしい美しい風景が

急速に消えつつあり

IMG_2152暴風による

災害事例が

増えつつあるようだ。

私は日々の仕事の中で

そのような変化を

未だかつてないほど

感じている。


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花に嵐

4月26日から27日にかけて、

北海道地方に暴風が吹き荒れた。

26日の朝に往診へ出たときは、

風の強さなどまるで感じていなかった。

IMG_3690ところが

午前10頃の往診先の家から

西の空を見たとき

快晴だった青空に

IMG_3674整地した広い畑から

茶色い土埃が舞い上がって

大空の下半分を隠し始めたと見るや

仕事をしている私の目の前にもその土埃がやってきて

車を揺らして私の顔を細かく打ち砕くように吹き荒れた。

IMG_3677強烈な西風と激しい土埃によって

私は目を開けていられなくなった。

春の嵐が突然やってきた。

4月の終わりころは春の大風が

毎年吹き荒れるので

IMG_3679わかってはいるものの

今年の春の大風は

ずいぶん土埃が多い

と感じた。

IMG_3685大風はあっという間に

わが町の空全体を覆うように

あちこちで吹き触れながら

あちこちの畑の土を巻き上げて

青空を土色に変えて行った。

IMG_3686そんな空の下で

私は午前中の仕事を終わらせて

診療所の駐車場に戻ると

普段はあまり風を受けない建物も

強い風と薄茶色い土埃に包まれていた。

「これはちよっと、ひどいな・・・」

後部座席と荷台に積んである道具や

使い終わった薬品のゴミなどを片付けていると

診療車の中が

細かな土砂で

じゃりじゃりになっていた。

タオルでそれを拭うと

拭ったタオルに

真っ黒な模様ができた。

準備室に戻って

埃まみれの長靴とオーバーズボンを脱いで

埃まみれのツナギを脱いでから

手を洗って顔を洗うと

拭いたタオルはいつになく

茶色い埃に汚れた。

テッシュで鼻をかむと

粘液の中に茶色いものが

沢山ついていた。

午後からはまた

同じように

外回りの仕事をしなければならないのだった。

大風は午後から夕方にかけても

弱まらずに吹き荒れた

午後の仕事が終わって

IMG_3691家に着くと

満開の桜から

かなりの数の

花びらが散り始めていた。


  花発多風雨 

 (花ニ嵐ノタトヘモアルゾ)

   人生足別離

 (サヨナラダケガ人生ダ)

     「勧酒」、訳・井伏鱒二


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