北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

BGM

ジョン・レノン

671f3636.jpg12月の初めの恒例行事
「WITH THE BEATLES !」
が、今年も開催された。

道東で活躍するビートルズ好きのバンドが集まって
ビートルズのNumberを演奏しまくる楽しい夜だ。

今年は妻と、Kさん夫婦とOさんも一緒だった。
5人の平均年齢はおよそ46歳。
また、ステージに上がっているバンドの人達も40代が多いということだった。
じつは客席に一番多かったのは50代だったそうだ。

さすがビートルズ世代!。

昨日はしかも12月8日。
ジョン・レノンの命日というオマケまでついた夜だった。

二組のバンドが「メリークリスマス」を演奏し、二番目のバンドが「イマジン」を演奏。

「イマジン」が流れたとき

ステージのスクリーンには、偶然にも

ジョン・レノンの顔がアップで大写しになり

会場は、静かな感動に包まれたのだった。

山下達郎の「雨」

c56df255.jpg山下達郎がブレイクしたのは、私がまだOC大学の学生だった頃だ。

RIDE ON TIME を初めて聴いたときの衝撃は忘れていない。

洗練された編曲。

ダサい田舎学生だった私には似合わなような気もしたが、そんな些細な照れ臭さなどはものともせず、突き抜けるように、私の心を鼓舞した歌詞とメロディーだった。

もう、好きな曲は沢山あり過ぎるほどある。

が、その中でも好きな曲を、3曲。

 

  2000トンの雨 

   見えるものは 指の間を 伝って落ちる 雨

   道の向こう そびえ立つタワー もうすぐ空へ 届くだろう

   僕の思い何ひとつ 伝える術も無いのに

    〜 〜 〜

   2000トンの雨が降れば 僕は今日も1人

 

今でもこれを聴くと、学生時代の気ままで、ちょっと淋しくて、未知なるものへの期待でワクワクしたような気持になるから不思議た。

 

  RAYNY WORK

   〜 〜 〜 音もなく雨 アスファルト 塗り替えて Ah

   タブロオのよう 夜明けの 雨  RAINY WORK 〜〜〜

 

帯広の街の、碁盤の目状に広がる舗装道路を、暖かな雨に濡れて、歩いているような曲。 傍から見れば、一人の世界に閉じこもっている男の歌だけど、当時の私はこの感覚に共鳴し、しびれた。

ちなみに、この曲のドラムスは高橋幸宏、ベースは細野晴臣。たまりません。

 

  クリスマス・イブ

  雨夜更過変雪片  一人聖日君未見

  消残恋情不叶願  今宵空想告白幻

 

以前にもちょっとこの詞は書いたけれど、これもまた、孤独でモテない男の歌と解釈することができる。

以上3曲。大好きな歌なのだが

すべて「雨」がテーマの歌なんだなこれが。

  

   

With THE BEATLES !

ポスター一昨日の夜は雪が降ったが、ライブハウスは熱かった。

十勝のビートルズ好きのバンドが集まって、ビートルズのナンバーばかりを演奏するWith the Beatlesは今年で20周年になるという。

私はこのイベントを聞きに行くのはまだ2回目だが、生演奏のビートルズがたっぷり聴けるとあって、もう私の中でこのイベントの優先順位は高い。

帯広の音楽シーンにはまるで疎い私だったが、たまたま3年前、「道東ビートルズ」というバンドのドラマーになったS君(大学の後輩でもある)から、チケットを貰ったのがきっかけだった。

参加バンドは、この「道東ビートルズ」のほかに、私と同じ世代らしい「Fan's Bar band」、若くて元気がいい「ビートルーズ」、ブルーステイストの「Water Gunn」、の四つ。(写真は「ビートルーズ」)

ビートルーズ

毎年12月8日のジョン・レノン忌の近くに開催されるのだ。ライブハウスには200人を超えるビートルズ好きが集まった。

1960年生まれの私でさえ、ビートルズを聞くのはリアルタイムではなく、リバイバルヒットの時だというのに、この人気はさすがにビートルズだ。

私が始めてビートルズの曲を聴いたのは、小学校6年の時。夏休みの民営プールサイドだった。春日井製菓で出している「えぴピー」というお菓子が当時あった(今でもあると思う)。その「えびピー」の名をを何度も何度も連呼する歌が、妙に心に残っていて、なんていう曲なんだろう?とずーっと思っていたのだが・・・

中学になって、それが「レット イット ビー」であることがわかった・・・

まぁこんな出会いだったが、それからあっという間にビートルズの洗礼を受けた中学生になってしまったことは言うまでもない。中学・高校時代の沢山の思い出の中に、いつもビートルズナンバーが流れているのだ。

昨日今日と、私の頭の中には、ライブの余韻が残っている。

 イヤーホン今ビートルズ雪を掻く

EARTH WIND & FIRE

262422ae.jpg 当番の往診を終えて、晩飯でも買おうかと、町に出てみると、駅前広場から何やら乗りのイイ音楽が聞こえてきた。ライヴをやっているようだった。

コンビニ飯も飽きていたので、会場で食い物を探そうと、近づいてゆくと、音楽は大音響のソウルミュージック。

おおっ。「ブギウギーワンダーランド」ではないか!そして、次のナンバーは、「セプテンバー」・・・!

ウインナーをかじりながら、シャウトの合間のトークを聞いてみると、「夏はいつも小麦の収穫でいそがしいんだけど、今日は・・・」とか「元気出してるかい!幕別は・・・」などと、地元人間の話し振り。彼らは、商工会のEARTH WIND&FIRE コピーバンドだった。横断幕には「極・楽・夏・幕」の文字。

テントの出店とコンテナー椅子に親子連れから若い衆までたくさん集まって聴いている。ステージの前には、座っていられぬ連中が20人ぐらい踊りだしている。

いやぁ実にイイなぁ、こんなところで、ディスコミュージックが生演奏で聞けるなんて、思ってもみなかったよ。

わが町の商工会も捨てたもんでないぞ。と、思わず、私もステージの前に行って、踊りの中に入りたい衝動に駆られた。が、仕事中のツナギと帽子に白長靴であることで・・・断念。往診の電話がもし鳴ったら、大スピーカーの前では聞こえないしね・・・。ぐっと我慢して、拍手だけたくさん送った。

でも、事務所に戻って、今夜はカルテをノリノリで書き上げた。THANK YOU!


 

クルセイダーズ

仕事中、とくに診療途中の車の中や、治療の準備をしているときなど、頭の中にはいろんなBGMが流れている。

そういう曲の中で、最近多いのは、妻が朝携帯の目覚ましに使っている曲(ジャニーズだったか・・・)とか、子供らがガンガン鳴らして聞いている曲(どこかのCMソングだったか・・・)とか、まるで私の趣味とはかけ離れたこの頃ののヒット曲が多くて、ちょっと戸惑っている。

頭の中で鳴り始めると、まるでシャックリのように、自分で意識して止めようとしてもなかなか止まらずに、ずーッとリピートしてしまうのだ。

でも気分の良い時は、そのBGMが、自分の好きだった曲になってることが多い。

今日はなぜか、昔大好きでよく聞いていたクルセイダーズのナンバーが頭から離れなくなって、楽しく仕事をこなすことができた。

もう20年以上も前のことを思い出す。

帯広の総合体育館でクルセイダーズのコンサートを聴きに行った時。後半の曲で盛り上がって、椅子に行儀よく座っていた聴衆がだんだんステージの下に集まって踊り始めたのだ。バリバリのロックでもない、ジャズ・フュージョンであんなに盛り上がったのは意外な事だった。

キーボードを演奏していたジョーサンプルが、メンバーにデッカイ目で合図を送ったりして、楽しそうな顔をしていたのを覚えている。

でもサックスのウイルトンフェルダーは、音色はすごかったけど、ずーっと無表情でボサーっとした顔をしていたなぁ・・・そういう姿も、ある意味カッコイイけどね。

カレン・カーペンター

カーラジオからなつかしいカーペンターズの歌が流れてきて思わず聞き入っていた

「イエスタディワンスモア」が日本で大ヒットしたとき私は中学1年生、家の近くのとある書店で聞いたこの歌のサビのフレーズを思い出すと、その書店の本の印刷の匂いまでよみがえってくるようだ、私の青春時代が始まろうとしていたのですよ、懐かしいなぁ

同じ部活(バスケット部)で補欠同士で仲の良いN賀というヤツがいたんですが、それがなかなか趣味の良い音楽ファンで、自らヘタクソなピアノを弾きつつ、ビートルズやカーペンターズのナンバーを歌ったり、わざわざデカいラジカセを自転車のかごに入れて登校してきて、「おい安田、スーパースターって曲いいぞ」とかいって一緒にカセットテープを聴きながら登下校したことを思い出すのです

そのN賀がある日、カーペンターズが静岡に来るんだと興奮しながら、コンサートに一緒に行こうと誘ってくれた、1974年の日本ツアーだったんだね、中学2年生の男の子二人でカーペンターズのコンサート見たなんて、今思うとなかなかのガキだったとも言えますが(笑)、このコンサートで一番印象に残っているのが、カレン・カーペンターなんです、レコードのジャケットや歌声だけ聴いていたら、流暢な歌をしっとりと歌い上げるとても女っぽい人かと思っていたのです、が、実際の彼女の舞台を見てみたら、何が何が、ステージで踊りまくるわ、アップテンポにあわせて太鼓をたたきまくるわのノリノリなヤンキー娘だったんですよ、その時の私は彼女のしおらしい歌声を期待していたので、ちょっと期待はずれというか、イメージにギャップがあったことを良く覚えています、それとジャケットの写真よりも実物が痩せていたのも・・・でもあれがアメリカのエンターテインメントだったんだなぁと今も思ってます

カレン・カーペンターはそれから何年かして、親や兄からの精神的プレッシャーなどから拒食症になり亡くなってしまうのですが(享年32才)・・・ちょっと無理して元気に振舞っていたのかもしれないね

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