北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

BGM

コラボ展示、明日までです!

NPO十勝文化会議の、

写真部会の展示会+コラボ展示、

IMG_1969が先週から、

帯広駅地下一階「市民ギャラリー」にて行われている。

写真部会の皆さんがメインの展示会なのだが

その中の二人の写真家

後藤一夫さんと古川こずえさんの写真に

書道と文芸(俳句)がコラボレーションする

という企画展示に

IMG_1961私も参加させていただいた。

その準備の様子は

一度このブログにもご紹介したが


先週から展示が始まり

明日までとなったので

もう一度ここに紹介しておこうと思う。

展示会場のギャラリーの

周囲の壁面には

十勝の錚々たる写真家のみなさんの写真が

ぐるりと囲んでいる。

IMG_1963そして

中心の柱の周囲には

コラボレーション展示が据えられている。

二つのテーマ

「海に降る雪」

「万緑の向こう」

IMG_1962に従ってそれぞれのパフォーマンスが

写真展示を

賑やかに盛り上げている。

今回の展示会は

あくまでも写真部会の展示であり

コラボレーションがメインの展示会ではない。

IMG_1964だが

写真という一つの芸術作品展を

写真作家以外の

書道と文芸の人が数名加わって

コラボ展示を添えて

いわゆる「化学反応」を起こして

一部を盛り上げて

IMG_1966展示会に華を添えるという

コラボレーションの効果を

是非ご覧になっていただきたいと思う。

私は実際に参加してみて

いつものコラボレーションだけの展示会よりも

コラボの部分が脇役になって

IMG_1967メインの展示を盛り上げるという

新しい面白さと楽しさを

味わうことができた。

ちなみに

文芸(俳句)から参加したのは

私ともう一人

IMG_1968松まつ子さん

である。

展示会は明日まで。

お時間のある方はどうぞ

足を運んでご覧になってみてください。


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ぜひご覧ください。

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「牛のニコイチ捻転去勢法」

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久々の「PAGE1」

先週の金曜日、

FMウイングのゲスト出演を終えて家に帰ったら、

妻が女子会で飲みに出かけるらしく、

私はぽっかりとヒマになった。

「久しぶりに飲みにでも行くか・・・」

と思ってふらっと帯広の街へ出ることにした。

1人で当てもなく飲みに出るなんて

何年振りだろうか。

なんという開放感!!(笑)

IMG_0630帯広駅を降り立って

繁華街へ向かう途中

いつもの看板がもう灯っていた。

「PAGE1」

は、飲んだ後の最後に行こうと思っていたが

久々だったので

足が自然に店の階段に吸い込まれていった。

ドアを開けると

まだ誰もいない店内の奥で

マスターの山下敦さんが迎えてくれた。

一杯ビールを飲みながら

半年振りで積もった世間話やら

コロナの話やらをして

飲み物がバーボンに移る頃

自然に話は俳句とジャズの話へ。

IMG_0629そこで

マスターが取り出してきたのは

一冊の本だった。

「日本JAZZ地図」 交通新聞社・刊

という本で

日本全国のジャズBARを紹介する本だった。

IMG_0627手触りの良い紙で

写真の豊富な本

その最初の方に北海道のJAZZ・BARが数件紹介されており

そのトップを飾るように

「PAGE1」が紹介されていた。

帯広ではもう知らない人はいないという店だから

全国版のこういう本に紹介されるのは

IMG_0628当然のことだろう。

北海道ではPAGE1以外には

札幌のJAMAICAなども紹介されていて

それもまた懐かしかった。

この本によれば

PAGE1は1988年に開店したというから

今年で32年目

まさに筋金入りのジャズBARである。

様々な荒波を乗り越えて

帯広という街に

抜群の存在感であり続ける

ジャズBAR「PAGE1」は

私の、そして十勝の人達の

心のオアシスである。

このブログをお読みの皆様

今度は一緒に

飲みに行きましょう。


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聴き惚れるネ!・・・♪(京急品川駅ホーム)

1年に何回通るだろう。

京急品川駅のホームは、

羽田空港から東海道新幹線に乗り継ぐ時、

必ず通る場所である。

行く時はあまり気にしないが、

帰りの新幹線品川駅から京急品川駅へ向かい、

そこから羽田空港行きの電車に乗る時、

京急品川駅のホームの混雑は大変なことになっている。

5A039B4F-D70C-46A8-87AE-9673D19F94AE羽田空港行きばかりではなく

京浜各地へ行く電車が次々と

ほぼ数分の間隔で次から次へと

満員に近い電車がホームへ滑り込んで来ては

行き先の違う人たちが

それぞれ行き先の違う電車に乗って移動してゆく。

田舎に住んでいると

この混雑ぶりは驚愕に値する。

FEC1A75C-5322-4E61-B3AA-D82191A05107そんな人々の流れを

一手に仕切って

交通整理をしているのが

駅構内の場内アナウンスのお兄さんである。

滑舌の良いキレのある言葉で

寸分の狂いもない的確な発車情報を

5F175B48-B27E-4EFB-BF28-E074CD212A5C滑らかな通る声で発信し続ける。

場内アナウンスの声は

聴いているだけで

惚れ惚れとしてくる。

ほぼ休みなく

時には音楽のように

時にはDJポリスのように

電車の行き先や時刻ばかりではなく

アドリブを交えながら

乗客を急がしたり制止したり

6036B7B7-C64B-40E9-B701-27B4FE459D84それはもう

実に的確で

美しく

かつ実用的な

完璧なプロフェッショナルな仕事として

私の心を打つのだった。

これはもう

ひとつの芸術と言ってよいだろう♪



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「北海道新聞」と「FMウイング」

北海道新聞の最後の面から数えて3面目の、

第2社会面右下に、

「新・北のうた暦」を書かせてもらっている。

6月17日の月曜日、

今回紹介した俳句は、

札幌の丹羽雅春さんの、


 蕗(ふき)採りの休み場となる廃線路    丹羽雅春


という一句。

その鑑賞文は

「JR北海道は、10月の消費税増税に合わせて運賃を引き上げると発表した。運行の安全確保のため、コストダウンには限界があるから、苦渋の選択だったと思われる。それでも路線存続の努力が実らずに、廃線路になってゆく土地が増えていくている。それは見方を変えれば、蕗(ふき)などの山菜採りの人の休み場が増えたと言えるかもしれない。 安田豆作」

というものだった。

これだけでは、全く普通のコラムなのだが

75DAE3A6-2917-46B3-93A5-A8A9B2007A5C面白かったのは

このコラム欄を取り囲むように

JR北海道の一般記事が埋め尽くされていたこと(笑)

「道内荒天催し次々中止」

という見出しの記事が上に隣接し

「キハ183系初期車両安平に」

という見出しの記事が左側に隣接し

私のJR北海道のコラムと共に

オールJR北海道の記事でまとめられていた。

こうなることによって

この第2社会面の一部が

何やらまとまりをもった「JR北海道特集」的な雰囲気になっていた。

これはどう考えても

単なる偶然とは思えない。

道新の記事の割り付け担当者さんの

意向が感じられて愉快になった。

道新の記者さんたちの遊び心というか

粋な計らいに思わず笑ってしまったのは

私だけかも知れないが。

その日の夜

地元の市民ラジオ・FMウイングの

月曜夜8時からの1時間番組

「仏太とRYOの食King食Queen十勝」

64C0D9FD-BBDF-4268-A72B-A6C4116E9891という食をテーマにした番組に

ゲストで出演させてもらった。

この日のテーマが「米」で

米に関する川柳を募集し

それにコメントを入れるというのが私の役目だった。

MCの仏太さんとミキサーのRYOさんの

ピッタリ息の合った軽快な進行に乗せられて

私はとてもリラックスして喋らせていただき

とても楽しい1時間だった。

この番組の再放送は

6月23日(日曜日)の正午から放送するので

興味ある方はぜひ聴いていただきたい!

帯広市周囲であれば

76.1MHzに合わせれば聴けるし

それ以外の地域でも

スマホの無料アプリ「Listen Radio」(リスラジ)

をダウンロードすれば

国内のすべてのコミュニティFM放送が

なんと日本全国どこでも聴ける!ので

是非ともリンクをクリックして

アプリを入手して

スマホでFMウイングを

聴いていただきたいと思う。


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俳句朗読×トリニテ曲(Dies Irae ・「神々の骨」より)

トーチカをテーマにしたコラボ展示会も、

今日が最終日となった。

職場にわがままを言って連休を頂き、

こんな事ばかりしているのは、

ちょっと申し訳ないのだけれども、

私の中では重要な活動の一つになりつつある

今回のコラボレーションであった。

職場関係の方々にも案内状を送ったら

多くの同僚の獣医師が足を運んでくれたのは

とても嬉しいことだった。

その御礼というほどのことでもないが

私の展示した俳句30句の

朗読の動画を貼り付けておこうと思う。



俳句の朗読自体は全く素人だけれど

BGMに使わせてもらったトリニテさんの曲が素晴らしいので

そのおかげで

私の朗読も少し雰囲気を出せたかなと思っている。

トリニテの曲を使うことを快諾してくれた作曲家のShezooさんには

心から感謝を申し上げたい。

準備から色々と手間がかかった今回の展示会も

いよいよ今日が最終日。

原寸大のトーチカの模型は

作るのも大変だったが

これから壊すのも

また大変な作業になりそう・・・(笑)

職場の同僚の皆さんには誠に申し訳ないけれど

今日もう1日

休みを頂きます・・・m(_ _)m


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お能とジャズと

昨日の5月4日は、

IMG_3616帯広市民文化ホールで、

帯広能楽同好会として、

お能の仕舞(しまい)3曲を謡い舞って、

日頃の練習(!?)の成果を、

帯広市民の皆様方に披露した。

IMG_3617この市民芸術祭にエントリーするのは

全く初めてのことだった。

今回は

帯広能楽同好会の顧問をしているM井さんの力添えもあり

何かと出たがりで

何かとやりたがりな私の意向を

phpM井さんが汲んでいただき

成り行きに任せて

発表にこぎつけてしまった。

市民文化ホールの大ホールに立つのは

もちろん初めてのこと。

phpそこで、たったの1年半前に始めたお能の

仕舞を1曲舞い

謡を2曲謡う

というのは

なんという巡り合わせなのか

自分でも不思議なくらいだ。

これはもう私の意思だけではない

php何か大きなものに動かされているような

そんな気がしてしょうがない(笑)

私以外の帯広能楽同好会のメンバーの皆さんたちは

舞台でのパフォーマンスはもちろんのこと

裏方仕事である衣装の着付けや

舞台の装置やアナウンスや

当日のカメラマンや

色々な役割を

それぞれこなしてくれて

全てが不思議と

うまく行ったように感じている。

おかげで私は

下手くそであるにもかかわらず

舞台の上で

とても気持ちよく喋り

舞い、謡うことができた。

普段の仕事からしばし心を移し

IMG_3675伝統芸能の世界に没頭できた

至福の時間だった。

同好会の皆さん方はもちろん

市民文化ホールのスタッフの皆様方にも

感謝を申し上げたい。

そしてお能をいつもご指導して頂いている

喜多流能楽師の塩津圭介先生に

心から感謝を申し上げたい。

IMG_3624反省会の二次会では

動画や写真を撮って応援していただいた

同好会のメンバーで

ジャズピアニストの

IMG_3623F原S津花さんのライブへ

これが素晴らしく盛り上がり

楽しい1日を

最後まで楽しく

締めくくることができた。

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帯広能楽同好会の忘年会

去年の9月に、

ごく軽い気持ちで門をたたいた能楽の世界に、

まさかこれほどハマり込むとは夢にも思わなかった。

俳諧と能楽とはもともと縁が深いものなので、

能を知って自分の俳句の裾野をちょっと広げて、

より良い俳句を詠みたい、

というのがそもそもの動機だった。

8225AC63-3AF7-490C-A5A8-36DC1A7228DF最初は

謡(うたい)だけを少しやってみたい

というくらいの気持ちだった。

ところが

仕舞(しまい)の稽古を重ねるにつれて

舞のほうもだんだん面白くなってきた。

ほぼ皆同じ頃に始めた同好会の会員も

皆楽しそうに且つマイペースで

謡いと舞いを上達させている場に身をおくと

知らず知らずに自分もその流れに乗せられて

謡と舞が身についてくるのだった。

これもプロの能楽師

喜多流シテ方の塩津圭介先生の

熱心なご指導のおかげだろう。

さらに今年は良いめぐり合わせで

帯広にプロの能楽師が集まって

能楽の公演会が開かれた年だった。

我々初心者の会員は

その能楽公演会に便乗する形で

能を始めてまだ一年もたたないというのに

帯広市民文化ホールで

仕舞の初舞台を踏ませてもらえるという

幸運に恵まれてしまった。

何もかもが、まさかまさかの連続で

今考えると、うそみたいな話である。

さらに、まさかの連鎖は続くもので

今年の9月まで帯広能楽同好会の会長をされていた

山森信吾さんが札幌へ転勤となり

帯広に居られなくなってしまったので

なんと私がその後役を引き継ぐことになってしまった。

思えば不思議な一年間だった。

能楽という長い歴史のある伝統芸能の

摩訶不思議なパワーに吸い寄せられる形で

私はすっかり能楽の虜にされてしまったようだ。

19F1DE6D-2E19-433E-8C83-E6C406C1F31B先日その帯広能楽同好会の

発足してから始めての忘年会が

塩津圭介先生を囲んで

ランチョエルパソで行われた。

稽古が終わった夜9時からの遅いスタートだったが

空かせたお腹をしゃぶしゃぶで満たしつつ

これからのことについて色々と語り合うことが出来た。

皆さんそれぞれの能楽に対する思いは様々だと思うが

同好会という楽しく面白い集団として連絡を密に取りつつ

プロの先生の貴重なご指導を大切にして

それぞれの能楽への思いを

共に深めて行ければ良いと思っている。

FE212F80-D1B7-49EB-AB36-430B90BC6D57左の写真は

会員の1人である

ジャズピアニストの藤原志津花さん。

いきなりのリクエストに応えて

クリスマスソングのメドレーと

スタンダードナンバーの「A列車で行こう」を弾いて

忘年会を盛り上げてくれました♪

6714EE54-86B3-4BE9-9CEC-B6539AC4B0EA帯広能楽同好会は

まだ生後一年ちょっとの

幼い会です。

私と同じように

ごく気軽に

能楽に触れてみたいなと思っている人

大歓迎です。

どうぞご一報下さい♪



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コラボ展・Freedom of Expression(表現の自由)(3)

コラボ展のヤマ場は、

7月30日の午後から行われたデモンストレーション、

そのテーマの1つが「扉(とびら)」。

大きな和紙に、出品者6名が、

公開の場で、それぞれの書の仕上げを行なった。

6名の出品者のうち3人が書家だった今回は、

八重柏さんはじめ書家の方々のみごとな筆で、

斬新な作品が仕上がった。

私はその端くれとして

漢詩を1首書き留めた。



ご覧いただけましたでしょうか(笑)

IMG_1985






それに引き続いて

もう1つのテーマである「生まれくる光」。

その象徴としての「卵」のパフォーマンスを

私が行うことになった。

当初はただ

配られた卵に何か文字を書くだけの予定だったが

そこに何を書こうかと思案しているうちに

「謡曲・高砂」の台詞を書くことを思いついた。

IMG_1965その台詞を書いているうちに

書くだけでは何となく物足りないので

その台詞を謡ってみることを思いついた。

その後、会場の準備でたまたま

その謡いの練習をしようとしていた時

帯広能楽同好会の土田さんが居合わせて

「地謡のお手伝いしましょうか、藤田さんにも声かけてみますよ。」

という心強いお言葉をもらってしまった。

そのようなわけで、話は急遽盛り上がり

当日は、「謡曲・高砂」風アレンジによる

卵のパフォーマンスを披露することなになった。



ご覧いただけましたでしょうか・・・。

念のために書いておくと

このパフォーマンスはあくまでもコラボであり

本物のお能(謡曲・高砂)とはかけ離れた素人パフォーマンスである

ということで見て頂きたいと思う。

したがつて、今こうして自分の舞う姿を見ると

顔から火が出るほど恥ずかしいが

コラボ展ならではの自由な雰囲気の中で

皆さんと一緒に楽しませていただく事ができた。

私の思いつきで突然に

謡と舞の場所を設けていだだいた

コラボ展出品者代表の古川さんには

心から感謝を申し上げたい。

IMG_1971また、私の拙い舞を

地謡で盛り上げていただいた

帯広能楽同好会の

土田さんと藤田さん

どうもありがとうございました。


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初舞台

牛屋さん達は、牧草の収穫の仕上げに、

馬屋さん達は、繁殖牝馬の種付けに、

それぞれ多忙なこの時期。

畜産家の皆さんのお忙しい中、

大変恐縮なのだが、

私は丸2日休みをいただいて、

帯広第七中学校へ向かった。

IMG_1794そこでは

プロの能楽師の方々が

東京からやってきて

小中学生達の

「能楽」の「体験教室」が開かれていた。

IMG_1807先日紹介した

帯広市教育委員会と

帯広市民劇場運営委員会が主催の

「帯広能」のイベント。

そのイベントで演じられる予定の

能楽の曲の一つ「船弁慶」の舞囃子(まいばやし)が

IMG_1802プロの能楽師によって

第七中学校の体育館で演じられた。

プロの能楽師の皆さんの演奏と演技は

迫力満点

受講した小中学生はもちろん

IMG_1803その周りで見て居る保護者まで

全員を魅了した。

その後

生徒達の体験教室が始まり

笛、小鼓、大鼓、太鼓、の四つの楽器体験と

面(おもて)の試着体験が

IMG_1804それぞれのグループに分かれて行われた。

難しくて近寄りがたいイメージだった

能面や楽器が

こういう形で実際に触れることで

とても身近なものとなってゆく。

IMG_1806子供達の歓声や笑顔が

それを物語っていた。

そして

その日の夜

帯広市民文化ホールの小ホールで 

今度は一般市民に向けて

「帯広能への誘い」という催しが行われた。

その前座の部分で

昨年の秋に結成したばかりの

帯広の能楽同好会のメンバーが

「謡」と「仕舞い」を披露した。

IMG_1809私もその一員として

とうとう初舞台を踏んだのだった。

演じて居る時の気分は

緊張感というよりは

高揚感がそれに勝り

ハイな気分で楽しく

舞台を踏むことができた。

帯広市民劇場のM井さんをはじめ

同好会の他のメンバーの方々や

プロの能楽師の皆さんに

心から

感謝を申し上げたい。


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帯広「能」

突然私が、

IMG_1669なぜこのよう格好をして写真を撮り、

それを公開するかという事の、

説明をすると長くなるので、

省略させていただくが、

来たる、

IMG_16547月21日(金)22日(土)の2日間、

帯広に「能」がやってくる。

主な出演者は

喜多流シテ方、塩津哲生塩津圭介

下掛宝生流ワキ方、森常好

大蔵流狂言方、山本東次郎・山本則俊

IMG_1655という方々である。

と、言っても

去年までは

「お能」や「狂言」などというものには

ほとんど知識も何もなく 

IMG_1656チンプンカンプンで

全くの素人だった私が

こんな記事を書いて

読者の方々に紹介するのが

自分でも全く不思議に思える。 

ことの発端は

私の趣味である「俳句」なのだが

冒頭で言ったように

その説明は省略して先に進むと

この7月の帯広「能」の

本格公演会に先立って

今月(6月)にいろいろな前座的なイベントが

帯広市民文化ホールで行われる。

その第一弾が

ワークショップ「みんなで謡(うた)おう」

6月27日(火)19時〜、28日(水)17時〜

帯広市民文化ホール(定員20名・参加無料)

主催は、帯広市民劇場運営委員会・帯広市教育委員会

IMG_1657というもので

要は、お能のバックコーラス(?!)である「謡(うたい)」の

初心者の体験イベントである。

さらに

それに引き続いて行われるのが

帯広能への誘(いざな)い

6月28日(水)開場17時30分、開演18時〜

帯広市民文化ホール・小ホール


IMG_1668というもので

地元の能楽ワークショップ受講者の発表と

素囃子や舞囃子を鑑賞し

7月21・22  日にやってくる帯広能の

見所や番組解説などが行われる。 

で、そこで

何ということか(笑)

私がそのワークショップ受講者の一人として

IMG_1670お能の「地謡(じうたい)」

を謡い

お能の「仕舞(しまい)」

の一つを

小ホールの舞台の上で舞う事になった。

物事はあっという間に進むもので

IMG_1676ほぼ毎月

東京から謡と仕舞いを教えにきて頂いていた

喜多流シテ方の塩津圭介先生らの

熱心なご指導のおかげで

お能などはほとんど何も知らなかった

IMG_1671私をはじめ

何人もの方々が

何となく楽しそうだという

単なる好奇心で受講しただけの人たちが

たったの数ヶ月間

仕事や家事の合間の時間を使って

IMG_1672ちょっと稽古をしただけで

こんな事まで出来てしまうという

びっくり仰天の発表会が

行われる運びとなったのである。

興味のある方は

ぜひこのイベントに

足を運んでいただきたいと思う。

おそらくきっと

想像しているよりも

ずっと面白い体験が

できるのではないかと思う。

人間五十年

何があるかわからない(笑)


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酔鳴さん来帯!

札幌の句友、青山酔鳴さんが帯広にやってきた♪。

IMG_4773友人のミュージシャンのLIVEツアーが、

帯広のB♭M7という店に来るのに合わせ、

俳句と抱き合わせの旅をする、という連絡をもらっていたのだ。

酔鳴さんは、いまや北海道の俳人で知らない人は誰もいない俳句集団【itak】の幹事さんの一人である。

ライブへ行く前に、ひと句会!ということで

同じく【itak】幹事さんの三品リッキーさんの「ひかり食堂」でまず食事と句会をした。

IMG_4754句座は、青山酔鳴、三品吏紀、金野克典、韮澤土竜、安田豆作、の5名。

自由題とお題「師走」「良」、で3句以上。

私以外の俳句に、とても良い句が沢山出たのだが

それは無断では掲載できないので、私の出句のみ書くが


 俳句馬鹿師走の店を貸切って


 熱燗でよく回る舌そのままに


 ライヴへと皆で熱燗引っ掛けて


とまあ、こんな調子で勢いをつけ

ライブハウスへと移動した。

IMG_4756「トリニテ」というのはピアノ、バイオリン、クラリネット、ドラム

という構成のカルテットだった。

「ジャズほど野生でもなく、クラシックほど理性が勝ってもいない・・・」

そんな言葉が、パンフレットに書いてあった。

生で聴いてみて、始めはなるほどそんな感じがした。

しかし、何曲か聴いてゆくにつれて

何か、大きな物語の中に自分が取り込まれてゆくような

大きな河のようなリズムとメロディーに引き込まれた。

IMG_4759その大きな物語の中で、知らず知らずと

自分が驚いたり笑ったり嘆いたりしているような

心の底が揺さぶられるような気分になった。

そして、洋酒をロックで飲みながらのせいもあって

なんだか俳句を詠みたくなってしまった(笑)


 バスクラとドラムが凍てし地を揺する


 冬空を突き刺す弓やバイオリン


 バイオリン冬の獣のやうに鳴り


 響き合ふロックアイスとバイオリン


 冥想のドラムが唸る冬の底


 バスクラの管にキラリと冬の星

 
 寒月を楽譜に描きゐる不思議


 冬帽やピアノの仕切るカルテット


 アンコール曲は十勝の冬に沁む


以上の9句を紙にしたためて

帰り際にCDを買った時、店のマスターに手渡した。

恥ずかしながら、トリニテのメンバーの方に見てもらったら嬉しいかなと(笑)

三次会場は

韮澤土竜氏のおすすめの店へ。

入るやいきなり、ジャズのレコードジャケットがずらっと壁を埋め

傍らにはウッドベースとミュージシヤンの写真が掛けてある

「PAGE1」という渋いジャズバーだった。

IMG_4772しかもここのマスターは、なんと俳人協会の会員で

俳句結社「壺」へ投句し、誌上で句評も担当しているという

バリバリの俳人だった。

忘年会シーズンの忙しい最中に

IMG_4765我々は奥のボックススペースに座らせてもらい

当然のように句会を始めた。

途中から

マスターの山下敦さんも加わり

6人の袋回し句会となった。

IMG_4770さらに

俳人マスターがベース演奏までしてくれて

至福の句会となった。

ウイスキーのロックが効いて

かなりのハイになっていた私が出した句は

たしかこんな句だったかと思う(笑)


 忘年会締めは俳句とジャズの店


 ミンガスのベース恋しや雪の街




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「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画を撮りました

写真をクリックして

ご覧いただけます。
 



 

衆議院選挙が年内にあるとは思わなかった。

衆議院がいきなり解散するようだ。

年内に選挙があるとは思っていなかった。

投票日までに

いろいろ考えなくてはいけない事があるはずなのに

じっくり考える時間がない・・・

という不安が先立つ。

マスコミが流している選挙の争点は

アベノミクスの是非なのだ、と言うが

本当にそんなことが争点なのだろうか?

各政党の公約はどうなっているのだろう?

前回の選挙と公約が違っている部分もあるようだ・・・

たとえば「TPP」に対する政権与党の考え方は

前回選挙の消極的姿勢から比べて

積極的な参加の姿勢に変わっていると言われる。

アベノミクスの是非を問うならば

そこは変わらないはずなのに。

また「原発問題」に対する政権与党の考え方も

未だに山積みになっている未解決な問題を

あえて選挙の争点から遠ざけようとしているように見える。

そんな事をじっくりと考える時間のないままに

衆議院選挙の投票日が

すぐにやって来るという事態になった。




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左の写真の道具を使う

「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画を撮りました

ご覧になりたい方は

写真をクリック願います。



とてもパンクな日々

先日の仕事を終えた夕方

診療車の右側が妙に低く傾いていたと思ったら・・・

右後輪の空気が完全に抜けてペシャンコに・・・

そのままでは走れないので

スタッドレスに履き替えて、農協スタンドでタイヤを見てもらうと・・・

「これ、真横に穴あいてるから、中のワイヤも切れちゃってるから・・・・ダメだわ。」

「・・・そうですか。」

なんと・・・

新車を更新してからたったの10日目にして

診療車のタイヤを1本、あえなく交換する憂き目に会ってしまった。

乗っている間、まったく思い当たるところが無かっただけに

不思議というか情けないというか・・・

凹んだのはタイヤばかりではなく

気分も凹んで、写真を撮る気も起こらず

翌日新品のタイヤをスタンドから持ってきてもらうことにした。

その翌日・・・

朝の出勤途中

自家用車のカーラジオが聞こえなくなるほどの雑音が聞こえたと思ったら

乗っている自家用車が、だんだん左側に傾いて

上下振動と周期的な雑音が一層激しくなった・・・

慌てて車を止めて、見ると、左前輪がペシャンコに・・・

事務所に遅刻する旨の電話を入れて、最寄のカーサービス店まで徐行運転・・・

そこでタイヤを見てもらうと・・・

「真横いっちゃってますね・・・これ、替えないとダメですね。」

「・・・そうですか。」

な、なんと、連日で

診療車に引き続いて、自家用車までも・・・

長距離通勤していた時は、1度もパンクなどしなかった自家用車が

通勤時間たったの10分の新任地の通勤途中でバーストしてしまうとは・・・

ついてないというよりは・・・

不幸中の幸いというべきなのかも知れないが・・・

しかたなく、その場でスペアタイヤに履き替えて

カーサービスの店員さんに礼を言って

再び凹んだ気分で、タイヤの写真をとる気にもならず

朝の事務所にたどり着いた。

この日の仕事は・・・

DVC00763先日の診療車のタイヤ交換から始まった。

自家用車のタイヤの交換のほうは

今日の仕事が終わった後

どこかのスタンドで新品と換えてもらおう・・・

DVC00762一昨日、昨日、そして今日と

診療車も、自家用車も、私も

空気が抜けっぱなしの

凹みっぱなしの

とてもパンクな日々だ・・・(苦笑)

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リリーズがやってきた!

23日の昼飯を、事務所の和室で食べていると

開けていた窓から歌声が流れてきた。

ずいぶん昔に聞いたような、懐かしいメロディーと歌声だった。

この日はT町の秋祭り、事務所の向かいにある柏林公園の野外ステージでイベントがあった。

私は勤務なので見に行けなかったのだが

IMG_0192職場の広報誌の取材を担当している同僚のK獣医師が写真を撮ってきた。

「大泉逸郎が来るっていうんで、写真撮りに行ったら、リリーズが出てきて歌ってましたよ。」

「リリーズ!!・・・なつかしいなー!!・・・さっき『好きよキャプテン』歌ってたよね。ここまで聞こえてきたよ。リリーズ、知ってた?」

「・・・いちおう、知ってますけど。」

「いやー懐かしい!!。リリーズが写ってる写真、それ、ちょうだいね!」

「・・・いいですけど。・・・安田さん、リリーズそんなに好きだったんですか(笑)」

双子のアイドル・リリーズの唯一の大ヒット曲『好きよキャプテン』は、私が中学3年生の時に流行った歌だ。

その後、これといったヒット曲もなく、リリーズの人気はあまり続かなかった。

当時の女性アイドルは、山口百恵、桜田淳子、森昌子の御三家や、ピンクレディー、キャンディーズなど

錚々たるメンバーがテレビを賑わせていて、リリーズはその陰に隠れて人気も長くは続かなかったように思う。

それから数年経った後、私が故郷静岡の高校二年生だった時

「静岡まつり」のライブイベントのゲストに、リリーズがやってきたことがあった。

その時もリリーズは、人気絶頂だった大場久美子の陰に隠れて

大場久美子のステージの前座を勤めるという形だった。

そのときリリーズの二人がステージでいった言葉を今でも憶えている。

「私達は、北海道の夕張という所の出身なんです。雄大な自然に囲まれたとてもいいところです。」

そして、こんなことも言った。

「私達は、山育ちなので、蛇やトカゲを見ても可愛くて、全然怖くありませーん。」

以来、私はリリーズを生でもテレビでも見たことが無かったが、この言葉だけは妙に憶えていたのだった。

c0759778あれから、34年・・・

ずいぶんと長い時間を経て、私はその歌声を再度聴いたのだった。

K獣医師が撮った写真では、顔がよく見えないが

まぁそれもいいかもしれない(笑)

それにしても、リリーズがまだこうやって、双子の歌手として頑張っているのを目の当たりにすると

なんだか、深い感慨が湧いてくる。

30年以上前の大人気だった上記の女性アイドル達は、もう今は、ほとんどが引退しているか

していなくても音楽はやめていたり、当時とは違ったことをやっている人達が多い中で

このリリーズは、30年以上も前と同じような活動を、今も続けているのである。

それも、私の診療地区の小さな町の一イベントにやって来て

30年以上も前のヒット曲『好きよキャプテン』を歌っているのだ・・・。

とても懐かしくなったので、リリーズをネットで検索し

リリーズのファンクラブのオフィシャルサイト

リリーズの事務所のオフィシャルホームページを覗いてみた。

と、そこで・・・

私は新たなる発見をしてしまった。

彼女達の生年月日は、1960年12月7日。

なんと、1960年9月23日生まれの私と同じ齢

全くの同世代なのであった。

   *     *     *

私の職場では、リリーズを知っている同僚は、意外に少なかった。

当然知っているであろうと思われた、私より数年若い世代のH獣医師やN獣医師とて

知らないか、忘れているか、なのであった。

「リリーズ・・・知らないの?」

「僕は知らないんですよねー・・・」

「双子の女の子のデュオなんだけど。」

「もしかして、頭に羽根つけてインディアンみたいな格好して歌ってたアイドルですか?・・・」

「・・・いや・・・ちがう、ちがう(笑)・・・それは、リンリンランラン(笑)・・・。」

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新世界より

クラシック音楽を特に好んで聴く方ではないのだが

最近、ある曲の名前とサビのメロディーを覚えた。

ドヴォルザークの「新世界より」、交響曲第9番、第四楽章。

http://www.youtube.com/watch?v=NJxii6bOEPI&feature=related

なかなか

いい曲♪

なのであるが・・・

どーも、好きになれないのだ。

というのは・・・

最近、この曲を聴くたびに

身も心も、緊張するようになってしまったから(笑)

DVC00815この曲が

夜間当番の携帯電話の

着信メロディーになって

もう、1年以上になるだろうか。

非常にポピュラーな名曲なので

自家用車に乗っている時でも

NHKのFMなどを聴いていると

スピーカーからこの曲がよく流れ出て

そのたびに

身も心も、ドキッ、と緊張するのである。

夜間当番ではない日でも

この曲がラジオから流れてくると

一瞬ドキッ、としてしまう。

完全に条件反射が身に付いてしまった(笑)

名曲を着メロにするのは、悪いことではないと思うが

夜間当番の携帯電話の着信に限っては

使うのはちょっと

考えたほうが良いかもしれない。

せっかくの名曲が

嫌いな曲になってしまう(笑)

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カウブラシソング・完成!

半ば冗談、いや、9割冗談で

回転カウブラシのCMソングを作りませんか?

と、モウエサさんに言ってあった、例の都々逸調の詞。

カウブラシ『♪孫の顔など見た事ないが

  痒い所に手がとどく

  狭い屋敷に大きな体

  寄せりゃ回転カウブラシ♪』

なんと、今朝

モウエサさんからメールが来て

曲が完成したという!

さっそく、モウエサさんのブログへ行って

曲を聴いて見た。

お見事というほかない!

牛の鳴き声と、カイカイっ、というバックコーラスが入った

とても楽しい作品に仕上がっている

思わず大笑い。

いやー、作曲の才のある人というのはすごいなー。

感謝、感激!

モウエサさん曰く

「今の小室哲哉になら、勝てる。」

そうです(笑)

ジョン・レノン

671f3636.jpg12月の初めの恒例行事
「WITH THE BEATLES !」
が、今年も開催された。

道東で活躍するビートルズ好きのバンドが集まって
ビートルズのNumberを演奏しまくる楽しい夜だ。

今年は妻と、Kさん夫婦とOさんも一緒だった。
5人の平均年齢はおよそ46歳。
また、ステージに上がっているバンドの人達も40代が多いということだった。
じつは客席に一番多かったのは50代だったそうだ。

さすがビートルズ世代!。

昨日はしかも12月8日。
ジョン・レノンの命日というオマケまでついた夜だった。

二組のバンドが「メリークリスマス」を演奏し、二番目のバンドが「イマジン」を演奏。

「イマジン」が流れたとき

ステージのスクリーンには、偶然にも

ジョン・レノンの顔がアップで大写しになり

会場は、静かな感動に包まれたのだった。

山下達郎の「雨」

c56df255.jpg山下達郎がブレイクしたのは、私がまだOC大学の学生だった頃だ。

RIDE ON TIME を初めて聴いたときの衝撃は忘れていない。

洗練された編曲。

ダサい田舎学生だった私には似合わなような気もしたが、そんな些細な照れ臭さなどはものともせず、突き抜けるように、私の心を鼓舞した歌詞とメロディーだった。

もう、好きな曲は沢山あり過ぎるほどある。

が、その中でも好きな曲を、3曲。

 

  2000トンの雨 

   見えるものは 指の間を 伝って落ちる 雨

   道の向こう そびえ立つタワー もうすぐ空へ 届くだろう

   僕の思い何ひとつ 伝える術も無いのに

    〜 〜 〜

   2000トンの雨が降れば 僕は今日も1人

 

今でもこれを聴くと、学生時代の気ままで、ちょっと淋しくて、未知なるものへの期待でワクワクしたような気持になるから不思議た。

 

  RAYNY WORK

   〜 〜 〜 音もなく雨 アスファルト 塗り替えて Ah

   タブロオのよう 夜明けの 雨  RAINY WORK 〜〜〜

 

帯広の街の、碁盤の目状に広がる舗装道路を、暖かな雨に濡れて、歩いているような曲。 傍から見れば、一人の世界に閉じこもっている男の歌だけど、当時の私はこの感覚に共鳴し、しびれた。

ちなみに、この曲のドラムスは高橋幸宏、ベースは細野晴臣。たまりません。

 

  クリスマス・イブ

  雨夜更過変雪片  一人聖日君未見

  消残恋情不叶願  今宵空想告白幻

 

以前にもちょっとこの詞は書いたけれど、これもまた、孤独でモテない男の歌と解釈することができる。

以上3曲。大好きな歌なのだが

すべて「雨」がテーマの歌なんだなこれが。

  

   

With THE BEATLES !

ポスター一昨日の夜は雪が降ったが、ライブハウスは熱かった。

十勝のビートルズ好きのバンドが集まって、ビートルズのナンバーばかりを演奏するWith the Beatlesは今年で20周年になるという。

私はこのイベントを聞きに行くのはまだ2回目だが、生演奏のビートルズがたっぷり聴けるとあって、もう私の中でこのイベントの優先順位は高い。

帯広の音楽シーンにはまるで疎い私だったが、たまたま3年前、「道東ビートルズ」というバンドのドラマーになったS君(大学の後輩でもある)から、チケットを貰ったのがきっかけだった。

参加バンドは、この「道東ビートルズ」のほかに、私と同じ世代らしい「Fan's Bar band」、若くて元気がいい「ビートルーズ」、ブルーステイストの「Water Gunn」、の四つ。(写真は「ビートルーズ」)

ビートルーズ

毎年12月8日のジョン・レノン忌の近くに開催されるのだ。ライブハウスには200人を超えるビートルズ好きが集まった。

1960年生まれの私でさえ、ビートルズを聞くのはリアルタイムではなく、リバイバルヒットの時だというのに、この人気はさすがにビートルズだ。

私が始めてビートルズの曲を聴いたのは、小学校6年の時。夏休みの民営プールサイドだった。春日井製菓で出している「えぴピー」というお菓子が当時あった(今でもあると思う)。その「えびピー」の名をを何度も何度も連呼する歌が、妙に心に残っていて、なんていう曲なんだろう?とずーっと思っていたのだが・・・

中学になって、それが「レット イット ビー」であることがわかった・・・

まぁこんな出会いだったが、それからあっという間にビートルズの洗礼を受けた中学生になってしまったことは言うまでもない。中学・高校時代の沢山の思い出の中に、いつもビートルズナンバーが流れているのだ。

昨日今日と、私の頭の中には、ライブの余韻が残っている。

 イヤーホン今ビートルズ雪を掻く

EARTH WIND & FIRE

262422ae.jpg 当番の往診を終えて、晩飯でも買おうかと、町に出てみると、駅前広場から何やら乗りのイイ音楽が聞こえてきた。ライヴをやっているようだった。

コンビニ飯も飽きていたので、会場で食い物を探そうと、近づいてゆくと、音楽は大音響のソウルミュージック。

おおっ。「ブギウギーワンダーランド」ではないか!そして、次のナンバーは、「セプテンバー」・・・!

ウインナーをかじりながら、シャウトの合間のトークを聞いてみると、「夏はいつも小麦の収穫でいそがしいんだけど、今日は・・・」とか「元気出してるかい!幕別は・・・」などと、地元人間の話し振り。彼らは、商工会のEARTH WIND&FIRE コピーバンドだった。横断幕には「極・楽・夏・幕」の文字。

テントの出店とコンテナー椅子に親子連れから若い衆までたくさん集まって聴いている。ステージの前には、座っていられぬ連中が20人ぐらい踊りだしている。

いやぁ実にイイなぁ、こんなところで、ディスコミュージックが生演奏で聞けるなんて、思ってもみなかったよ。

わが町の商工会も捨てたもんでないぞ。と、思わず、私もステージの前に行って、踊りの中に入りたい衝動に駆られた。が、仕事中のツナギと帽子に白長靴であることで・・・断念。往診の電話がもし鳴ったら、大スピーカーの前では聞こえないしね・・・。ぐっと我慢して、拍手だけたくさん送った。

でも、事務所に戻って、今夜はカルテをノリノリで書き上げた。THANK YOU!


 

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