北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

BGM

クルセイダーズ

仕事中、とくに診療途中の車の中や、治療の準備をしているときなど、頭の中にはいろんなBGMが流れている。

そういう曲の中で、最近多いのは、妻が朝携帯の目覚ましに使っている曲(ジャニーズだったか・・・)とか、子供らがガンガン鳴らして聞いている曲(どこかのCMソングだったか・・・)とか、まるで私の趣味とはかけ離れたこの頃ののヒット曲が多くて、ちょっと戸惑っている。

頭の中で鳴り始めると、まるでシャックリのように、自分で意識して止めようとしてもなかなか止まらずに、ずーッとリピートしてしまうのだ。

でも気分の良い時は、そのBGMが、自分の好きだった曲になってることが多い。

今日はなぜか、昔大好きでよく聞いていたクルセイダーズのナンバーが頭から離れなくなって、楽しく仕事をこなすことができた。

もう20年以上も前のことを思い出す。

帯広の総合体育館でクルセイダーズのコンサートを聴きに行った時。後半の曲で盛り上がって、椅子に行儀よく座っていた聴衆がだんだんステージの下に集まって踊り始めたのだ。バリバリのロックでもない、ジャズ・フュージョンであんなに盛り上がったのは意外な事だった。

キーボードを演奏していたジョーサンプルが、メンバーにデッカイ目で合図を送ったりして、楽しそうな顔をしていたのを覚えている。

でもサックスのウイルトンフェルダーは、音色はすごかったけど、ずーっと無表情でボサーっとした顔をしていたなぁ・・・そういう姿も、ある意味カッコイイけどね。

カレン・カーペンター

カーラジオからなつかしいカーペンターズの歌が流れてきて思わず聞き入っていた

「イエスタディワンスモア」が日本で大ヒットしたとき私は中学1年生、家の近くのとある書店で聞いたこの歌のサビのフレーズを思い出すと、その書店の本の印刷の匂いまでよみがえってくるようだ、私の青春時代が始まろうとしていたのですよ、懐かしいなぁ

同じ部活(バスケット部)で補欠同士で仲の良いN賀というヤツがいたんですが、それがなかなか趣味の良い音楽ファンで、自らヘタクソなピアノを弾きつつ、ビートルズやカーペンターズのナンバーを歌ったり、わざわざデカいラジカセを自転車のかごに入れて登校してきて、「おい安田、スーパースターって曲いいぞ」とかいって一緒にカセットテープを聴きながら登下校したことを思い出すのです

そのN賀がある日、カーペンターズが静岡に来るんだと興奮しながら、コンサートに一緒に行こうと誘ってくれた、1974年の日本ツアーだったんだね、中学2年生の男の子二人でカーペンターズのコンサート見たなんて、今思うとなかなかのガキだったとも言えますが(笑)、このコンサートで一番印象に残っているのが、カレン・カーペンターなんです、レコードのジャケットや歌声だけ聴いていたら、流暢な歌をしっとりと歌い上げるとても女っぽい人かと思っていたのです、が、実際の彼女の舞台を見てみたら、何が何が、ステージで踊りまくるわ、アップテンポにあわせて太鼓をたたきまくるわのノリノリなヤンキー娘だったんですよ、その時の私は彼女のしおらしい歌声を期待していたので、ちょっと期待はずれというか、イメージにギャップがあったことを良く覚えています、それとジャケットの写真よりも実物が痩せていたのも・・・でもあれがアメリカのエンターテインメントだったんだなぁと今も思ってます

カレン・カーペンターはそれから何年かして、親や兄からの精神的プレッシャーなどから拒食症になり亡くなってしまうのですが(享年32才)・・・ちょっと無理して元気に振舞っていたのかもしれないね

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