北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

よのなか

マルちゃんVSペヤング(8)

アメリカという国の日本向けの食料戦略は、

強引な経済論理のみに終始し、

味も素っ気なく酷いもので、

即刻に止めてもらいたい旨を、

私は何度も記事に書いてきた。

しかし、

ペヤングソースやきそばの、

北海道向けの食料戦略は、

なかなかユニークで、

これからも続けて欲しいものばかりであることもまた、

何度も記事に書いてきた。

北関東に拠点を持つペヤング(まるか食品)

VS

北海道に王国を築いているマルちゃん(東洋水産)

という戦いの構図は

日本の食文化の豊かさの現れと言えるだろう。

その過去の戦いを振り返ってみると

 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

 「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

 巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

 エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

「たらこ」の戦い

 あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

 北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

いずれの戦いも

創意工夫・硬軟幾重を織り交ぜた

激しくも美味しい戦いであり

まさに日本の食文化のレベルの高さを

全世界に見せつける誇り高い内容となっている。

今回はその中でも

息長く続けられている戦いを紹介したい。

IMG_4843IMG_5128それは

激辛対決!

である。

激辛モノの対決は

辛い食べ物大好き人間をターゲットに

IMG_4845様々な食品で起こっているが

インスタント焼きそばにおいてもそれは例外ではない。 

まずは

ペヤング激辛ソース焼きそばを食べてみた。

包装を解くと、いかにも辛そうなソースの色。

IMG_4846それを3分後に

麺に絡めて

いただきます・・・

初めはいつものペヤングソース焼きそばの

甘めのソースの味と香りが広がる。 

IMG_4847その直後にピリッと舌が反応した。

辛い・・・

けれども味と香りはまろやかだ。

しかし辛い!・・・

その辛さはだんだんと舌全体を占領。

IMG_4848辛い!辛い! ・・・

美味いのだが

辛さが止まらなくなり

思わず水をコップ一杯汲んできて

 水を飲みながら完食。

次に

日を変えて 

マルちゃん焼きそば弁当の激辛を食べてみた。

やきそば弁当には

トレードマークの中華スープがついている。

3分後にお湯を注ぎながらそれを完成するのが

IMG_5131やきそば弁当作りの醍醐味でもある。

激辛ソースを麺に絡めて

いただきます・・・

焼き弁のソースは

ペヤングのソースに比べて 

IMG_5132もともと甘味が薄い辛口ソースである。

その激辛バージョンだから

相当辛いのだろうなぁと期待していたが

意外と辛さに激しさがなく

辛味としてはちょっと物足りない印象

ところが・・・

ここで中華スープを1口飲んでみると

スープの熱さによって

舌が刺激されて

辛い・・・

しかしこれは

熱いスープを普通に飲めるほどの

優しい辛味であった。

定番の中華スープを飲みながら

IMG_5133焼き弁の激辛バージョンを

水を飲まなくても

完食することができた。

焼き弁は

激辛とはいえども

中華スープを飲みながら食べられるほどの

辛さを適度に抑えているようである。

IMG_4843さて

ペヤングとマルちゃんの

激辛対決!

は、辛さという点では

ペヤングの方が上だった。

IMG_5128私は

ストレートに辛さを全面に出した

ペヤングの激辛に軍配をあげようと思う。

しかし、マルちゃん焼き弁の 

中華スープに配慮した辛さへの

優しいこだわりには敬意を表したいと思う。

最後に

両者のパッケージに

それぞれの但し書きが書いてあるのを

紹介しておこうと思う。


「辛味が強いので、小さなお子様や辛味が苦手な方の喫食には十分ご注意ください。」 

 ・・・ペヤングソース焼きそば


「小さいお子様や、辛味が苦手な方は、十分注意してお召し上がりください。」 

・・・マルちゃん焼きそば弁当 


辛いのが苦手な人は

こういう焼きそばは

食べないと思うけど・・・(笑)


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挙式

一昨年入籍し、

一子をもうけていた息子夫婦が、

昨日帯広市内で結婚式を挙げた。

IMG_5224私も仕事の休みを頂き、

新郎の親として、

挙式と披露宴に赴いた。

入籍から日が経っていて、

地元の人間同志の結婚式なので、

新鮮さはそれほどでもないのかなと思っていたが、

実際に式と披露宴に参加してみると、

IMG_5227まるでそのような事はなく、

とても新鮮で、

喜ばしさに満ち溢れたものだった。

息子夫婦のために集まっていただいた方々に

若い人たちが多く

会場を大いに盛り上げてくれたことが大きかったようだ。

誠に感謝に絶えない結婚式だった。

息子夫婦は準備などに大変だっただろうけれど

その父親の私としてはただ流れに乗って

幸せな思いをさせていただいた。

もしこれが

新婦の父親であったならば

ちょっと感じが違うのだろうけれど。

当ブログの記事は

仕事の関係の記事が多く

エグい写真のUPが続くので

たまには

華やかで目出度い写真を載せるのも良いかと思って

手前味噌ながら

記念の意味も込めて

数枚の写真をUPさせていただくことにした。

IMG_5241披露宴では

息子が今でも続けている

野球関係の友人、先輩、同僚、が多数参加して

挨拶ばかりではなく、ビデオあり、余興あり、漫才あり

のとても楽しい雰囲気が

IMG_5244最後まで続き

若さと元気の溢れる披露宴だった。

その披露宴の最後に

「御両家からの謝辞」

というお決まりのプログラムがあり

IMG_5240新郎の父親が

それを代表して挨拶するのが通例となっている。

私はこの挨拶のために

数日前から色々と何を喋ろうかと

考えてはいたのだが

IMG_5235当日

いざその時がやって来たら

とても元気で楽しいその場の雰囲気で

考えてきた内容などはどうでもよくなってしまい

全く違ったことを喋り始めてしまった。

IMG_5233ただ

ひとつだけ

これは言おうと決めていたことがあった。

それは当日に作った俳句を披露すること

それだけは予定通りに言おうと決めていた。

この日の帯広市はとても暖かく

最高気温がプラス10度を超えて

北海道内で最も高い気温だったらしく

雪解けが一気に進んだ。

そこで

昼の間に考えていた一句


 雪解けもめでたく進む挙式の日   


という一句を

挨拶の最後に詠もうと思っていた。

挨拶の最後にさしかかり

「・・・ここで俳句を一句。」

と言った瞬間

盛大な拍手を頂いてしまい

私はドキドキしてしまい

自分の句を披露したら

下五の部分を少し変えて詠んでいた。


 雪解けもめでたく進む挙式かな


しかし、まぁこれも悪くないかと思った。

IMG_5234詠み終えた時

また皆さんから暖かい拍手を頂き

私は挨拶が無事に終了できたことと

そこへ俳句を入れることができたことに安堵し

とても幸せな気分になった。


(改めて皆様方に御礼を申し上げたいと思います。息子夫婦をどうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。)



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喉元過ぎれば二月尽

2月があっという間に過ぎ、

もう今日から3月である。

IMG_5141日毎に陽射しが春めいて、

気温も上昇してきた。

次々とやってくる仕事をなんとか済ませているうちに、

2月は本当にあっという間に過ぎしてまった。

二月尽(にがつじん)とはよく言ったものだ。

2月は実際の長さも28日しかないから 

この言葉は単なる感覚的な言葉ではなくて

事実を表す言葉でもある。 

2月の隣の1月と3月はどちらも31日 もあるのだから

2月に1日づつ分けてやれば

すべて30日で均等になって

2月の慌しさは解消されそうなものだが

それでは味気ないのかもしれない。

ともあれ

IMG_5126ほんの数週間前には

北海道に大寒波がやって来て

十勝地方の気温は軒並みマイナス20℃を下回り

数日間大変な思いをして

IMG_5127極度の寒さを凌いで来たのが

まるで遠い昔のように感じられる今日この頃

つらい寒さは忘れたい

嫌だったことは思い出したくない

そんな気持ちがそうさせているのだろう。

先日

仕事中に喉が渇いたので

診療車の中に置いてある飲み物を探していたら

缶コーラが1本椅子の奥にあった。

IMG_5134それを飲もうとして

タブを開けるとき

随分大きく膨らんでいる事に気がついた。

大寒波のときに

缶コーラが凍れついて膨らんだのだ。

飲み口が盛り上がっている缶コーラは

非常に飲みづらかった(笑)


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バレンタイン・ミート

バレンタインデーから、

2日も経ってしまえば、

世間のチョコレート熱もとっくに冷めている。

今後はさらに、

バレンタインデーの話題などは、

どんどんと時季外れになるから、

ここらで書いておいたほうが良いかなと思って、

記事にすることにした。

大したことではないのだが

先日の日本農業新聞に

バレンタインデーにちなんだ

ハート形の牛肉の写真が掲載されていた。

1C8CDEAA-CA35-40F2-B18C-B1F2D5AD1DFD霜降りのたくさん入った

すばらしい牛肉だ。

もちろんこういうものは

たくさん作って売ろうとするものではなく

話のタネとして

少しだけ作って

ウケを狙うものであるのだろう。

ただ

それが

1200セットも売れたというのは

ちょっと驚きだ。

面白い試みであると思う。

そう思うのであるが

私としては

ちょっと物足りないかな

とも思った。

この肉の部位は

特Aの霜降りのロースだという。

それもいいとは思うのであるが

ハート形の肉というのであれば

私としては

ここはやはり「ハツ」

すなわち

「心臓の肉」を使ってほしかった!?

霜降りのロースに比べて

味はだいぶ淡泊だろう

だが

何よりもリアリティーが違う。

話題づくりのために

やるのであるならば

そこまでやってほしかったかな

と思った。

本物のハートであれば

ハート形に切ることもなく

無駄もなく

心臓は内臓肉だから

値段も安い。

話題になることは間違いない!?

でも

かなり悪趣味だな・・・


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マルちゃんVSペヤング(7)

アメリカの日本向けの食料戦略は、

あまりにもひどく、

即刻に止めてもらいたいものだが、

ペヤングソースやきそばの、

北海道向けの食料戦略は、

なかなかユニークで、

これからも続けて欲しいものばかりである。

北関東に拠点を持つペヤング(まるか食品)

VS

北海道に王国を築いているマルちゃん(東洋水産)

という構図は

日本の食文化の豊かさのあらわれなのだ。

その過去の戦いを振り返ってみると、

 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

 「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

 巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

 エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

「たらこ」の戦い

あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

という

過去に何回もの

激しい衝突を繰り返してきた。

IMG_5077そして今回

またまたペヤング側からの

新たな攻撃が来た。 

その名は

「北海道ジンギスカン風やきそば」!!

である。

ジンギスカンといえば

北海道民の誰もが

心から愛しているソウルフードである。

IMG_5124そんな北海道民の胃袋を

鷲掴みにしようとする

大胆不敵な作戦である。

パッケージには 札幌時計台の写真

その上に「ジンギスカン」の文字

IMG_5065その横になぜか「風」の文字が

小さく添えられているが

これがまた何か意味ありげで

笑ってしまう。

早速試食してみる。

一見普通のインスタントやきそばである

IMG_5120しかし

ソースの袋を切って

麺に絡めていると

そこから漂う香りは

いつものソースとは全く違う

あのジンギスカンのタレの香りがするではないか。

IMG_5121さらにそれをひと口含めば

甘いジンギスカンのタレの味が

麺にからまって

絶妙な食べ心地を味わうことができた。

これは全く新しい

ジンギスカン風味のやきそばに仕上がっている。

IMG_5122北海道民はよく

ジンギスカンをした時に

途中でうどんを入れて

それをタレに絡めて食べることがある。

あのうどんの味こそまさに

北海道のソウルフードであるが

その味を

インスタントやきそばで再現してしまったのが

今回のペヤング「北海道ジンギスカン風」やきそばなのだ。

IMG_5123これはもう

一度食べてみないと

これ以上のことは説明しづらい。

こんな面白いやきそばを作り出して

北海道に攻撃を仕掛けてくる

ペヤングのまるか食品に敬意を表したい。

そして今

マルちゃんの東洋水産陣営の

心中はきっと

穏やかではないだろう

と想像されるのである。


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「食料」は「武器」

「食料は武器であって、日本が標的だ。直接食べる食料だけでなく、畜産用のエサとなる穀物をアメリカが全部供給すれば、日本を完全にコントロールできる。これがうまくいけば、さらに世界に広げてゆくのが、アメリカの食料戦略なのだ。君たちはそのために頑張って生産してほしい」

これは

アメリカの名門公立大学である

ウイスコンシン大学の

農家の子弟の多い講義を担当する教授の発言だそうである。

今年の1月4日の

十勝毎日新聞の1面のコラム(編集余禄)に

畑作農家で歌人の時田則雄さんが書いているものを抜粋した。

IMG_4945







すぐに読めるので

ぜひクリックして全文を読んで頂きたいと思う。

その内容は

十勝の畑作農家の親父さんの言い分である

と同時に

一流歌人の発言でもある。

歌人の眼は鋭い。

この一文を

我々農畜産業の関係者ばかりではなく

全ての日本人が

心に刻むべきだろう。

アメリカで作った

日本向けの「食料」は

「武器」なのである。


アメリカの名門公立大学である

ウイスコンシン大学では

農家の子弟の多い講義で

毎年こういう教えをしているわけである。

では

日本の名門公立大学である

北海道大学や帯広畜産大学の

農家の子弟の多い講義では

どのような教えをしているのだろうか?

「・・・、君達はそのために頑張って生産してほしい」

と教える講義はあるのだろうか?

日本の大学で同様の講義がもしあるとすれば

「・・・、」

の部分には何が入るのだろう?

日本でも食料は武器だと教えるのだろうか?

食料は命の糧であり

安心かつ安全であるべき物である。

安心かつ安全な「食料」はあっても

安心かつ安全な「武器」などあろうはずがない。


「食料」を「武器」と考えたときから

それは危険物になる。


「食料」は「武器」だと言い放つ

アメリカの大学教育と食料戦略の中身を

見抜かなければならない。

今、我が国の

家畜用のエサの穀物は

もうすでに

ほとんどが

アメリカ産である。


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帯広市民劇場運営委員会・新年交礼会

十勝の中心である帯広市には、

帯広市民劇場運営委員会という会がある。

その目的は、

「演ずるものとこれを鑑賞する人々との交流の広場を創り、市内芸術文化団体ならびに個人の育成と連携を図り、帯広市および十勝の芸術文化の向上発展に寄与する」

である。

先日

帯広駅前のホテル日航ノースランドで

その運営委員会の新年交礼会というものがあり

初めて参加してきた。

たまたま去年の5月の市民芸術祭に

能の仕舞で参加したのがきっかけで

「今年もよろしく」と

運営委員会からお声がかかったので 

軽〜い気持ちで一杯やるかぐらいの

いい加減な乗りで足を運んだのだが

それが

何とまぁ立派な新年会で

運営委員長さんの挨拶から始まり

帯広市長さんの挨拶

帯広市議会議員の皆さんが勢揃い

総勢300人はいるだろうという

とても大きな会だった。

そして

帯広市民劇場賞の受賞者の表彰式

さらに

各受賞者のスピーチと

各受賞者の作品の展示や

各受賞者の演舞や演奏のアトラクションと

それはそれは華やかな催しだった。

帯広市民劇場賞の受賞者の皆さんというのが

これまた多方面で活躍されている方ばかりで

IMG_5030今回は

写真家、郷土史研究家、バレエ劇団、ピアノ奏者、尺八奏者、画家

という6人の方々だった。

交礼会の出席者の名簿を見ると

さらに色々な

ありとあらゆる文化芸術活動を行ってなっている人達の名前があり

こんなに広いジャンルの方々が

一堂に集まって交流を深めるという

IMG_5031一地方都市の新年の交礼会は

日本全国どこを探しても

そうあるものではないらしい。

北海道という

一つの島国のような

まとまりのある特殊な土地柄の中で

IMG_5032さらに

十勝という

連帯意識の強い特殊な土地柄の中で生まれた

とてもユニークな文化活動であるそうだ。

私は今まで

獣医師会以外の大きな会合には

ほとんど参加した事がなかったのだが

今回は

獣医師とはかなり雰囲気の違う人達の会合で

「十勝の文化・芸術の力」

を生で感じる事ができた。

とても新鮮な気持ちで

新年のお酒を楽しむ事ができたのは

大きな収穫だった。


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回文の神!

私は毎年の年賀状に、

その年の干支を入れた回文575、

という作品を書添えることにしている。

全ての送り先の方々に読んでもらって、

楽しんでもらえば良いと思って

遊びの回文を作っている。

IMG_4950今年(亥年)の作品は、


 路イノシシ獲る牙切ると獅子の色  豆作

 (ろいのししとるきばきるとししのいろ) 


というもので、

路上の猪を捕獲して牙を切ったら切り口が祭獅子のような真っ赤な色に染まった

といったような意味の句になっている。

回文を完成させるために

あれこれと言葉を入れ替えたり繋いだりしたので

句の意味が解りにくくなってしまっているのは否めない。

ただ、まぁ私としてはそこそこの回文575に仕上がったかなと思って

この句を印刷した年賀状を多くの方々へ送ったのだった。

正月も1週間が経ち

年賀状のお返しの中にも

私の回文に対してお褒めの言葉などの反応を

添えていただいた方もいた。

その中で

1枚の年賀状の中に添えられた

すごい回文が返って来た。

その回文俳句が

IMG_4951こちら


 夜道の猪よ志士のいのち見よ  牛後

 (よみちのいのししよししのいのちみよ)


作者はご存知

私が回文の神と崇める

下川町の酪農家・鈴木牛後さんである。

完璧な回文に加えて

完璧な17音の俳句となっていて

句の意味も解りやすくて無駄がない。

夜道の猪がまるで暗躍する幕末の志士のように猪突猛進する様が描かれている。

さらに句のリズムが破調であることが

この句の場合はかえって力強さを増している。

何という回文俳句だろう!

私はこの一句を見て

完全に打ちのめされてしまった(◎_◎;)

まさに

神が降臨している!

と言って良いのではなかろうか。

牛後さんは

第64回角川俳句賞を受賞して

今や時の人だ。

乗ってる人の作品というのは

やはり

勢いが違うなー!



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ばんえいGI・第12回天馬賞馬に、あの馬が・・・

1月3日のばんえい競馬のメインレースは、

5歳重賞三冠レースの最終戦、

第12回天馬賞だった。

いつもの飲み友メンバーのH田さんと、

運転手をしてくれたS平君と3人で、

正月競馬ムードたっぷりの帯広競馬場に入った。

数レースの運試しで収支ややマイナスとなった後、

IMG_4910いよいよメインの第10レース

出走馬の表と競馬新聞の予想の印を見ると

7番のミノルシャープに人気が集まっている。

本命はどうやらこの馬のようだが

その相手がはっきりしない。

対抗馬の筆頭だった6番カネサスペシャル

病気で出走取消になってしまったので

1番メジロゴーリキ、2番ジェイワン、3番ゴールデンフウジン、8番マツカゼウンカイ

の4頭に印(人気)が分散している状態だった。

再び競馬新聞をよく見ると

IMG_49351番メジロゴーリキ

父はニシキダイジン、母はメジロルビー、とあり

生産者は我が町の§さんの生産馬だった。

そしてこの馬は5歳になる・・・

(この馬・・・もしかして・・・)

私は、5年前の§さんの仔馬の往診を思い出していた。

(メジロルビーの仔で・・・親馬の糞を食べ過ぎた・・・ということは・・・あの時の仔馬だ!)

食糞欲が旺盛で食道梗塞になり

飲んだミルクを飲み込めずに鼻から吐き出していた仔馬ではないか。

その時は日高のhig先生に相談して

絶食用の口籠を装着して

その後は事無きを得たが

何かと世話のやけるやんちゃな雄の仔馬だった・・・あの仔馬ではないか!

(色の付いている文章をクリックすると、その時のブログ記事が読めます。)

あの仔馬が

今はもうこんなに、たくましく成長して

メジロゴーリキという名前をもらって、大きなレースに出場しているのだった。

「あの仔馬、強くなったと聞いていたけど、GIの三冠レースに出るまでになったとはなー!」

私は、感慨無量だった。

パドックでは

重賞レースということで

多くのファンが集まって

馬達に声援を送ったり

カメラを向けたりしていた。

1番の馬から10番の馬まで

全ての馬がよく仕上がっていて

馬体はみんなピカピカで美しく逞しかった。

私は、1番メジロゴーリキの姿を

IMG_4917何度もカメラにおさめた。

そして

この馬のビックレース挑戦を祝福し

IMG_49191番メジロゴーリキを軸とした応援馬券を買うことにした。

先ずは1番の単勝 を1000円

そして有力馬への連複馬券のながし

 辞◆↓ 辞、 辞А△魍300円

さらに人気薄馬へのワイド馬券のながし

 辞ぁ↓ 辞ァ↓ 辞─↓ 辞、を200円

IMG_4929合計で2700円の応援馬券を買った。

1番メジロゴーリキが来なかったら

全ては紙切れとなる馬券。

この馬券をポケットの中で握りしめ

スタート地点へ向かった。

ファンファーレが鳴り

続いて「ガシャーン」とゲートが開いた。

馬たちはもうもうと砂煙を上げながら

200メートルのコースを重い橇を引いて走りはじめた。

IMG_49241番メジロゴーリキ

スタートダッシュよろしく

先頭争いをしながら辛うじて先頭に立ち

第二障害の勝負所に差し掛かった。

登坂能力が高いという評判のこの馬は

評判通りに第二障害をひと腰で登りきり

ここもほぼ先頭で

後半勝負に持ち込んだ。

IMG_4926相手の馬たちは皆差し足が鋭く

逃げる1番メジロゴーリキ

猛然と追い詰めてくる。

ゴール地点が近付いてきた。

1番メジロゴーリキ

後続馬の追撃を逃れるように

水分の少ない重い馬場を

必死に進んでゴールした。

その瞬間

3番ゴールデンフウジン

1番メジロゴーリキを僅かにかわしたかに見えた。

着順の発表がなかなか出なかった。

場内の人びとは皆モニターに注目した。

しばらくして

ようやく写し出された着順は

1着1番メジロゴーリキ、2着3番ゴールデンフウジン、3着8番マツカゼウンカイ

だった。

「払戻金額をお知らせいたします・・・」

というアナウンスのもと次つぎと金額が発表され

単勝   760円 、馬複  辞 1470円、ワイド   辞  380円

IMG_4931私の買った3種類の馬券が

的中してしまった♪

投資額を掛けるとそれぞれ

7600円 + 4410円 + 760円 = 12770円

となった♪

IMG_4932大した考えもせず

単純に応援馬券として買った

我が町の§牧場生産馬で

五年前の思い出深いメジロゴーリキ

の馬券だったが

応援で買った馬券が

こんな当たりをしたのは

IMG_4946全く初めてのことだった。

メジロゴーリキからの

思いがけないお年玉を

逆にもらってしまったような

嬉しさのこみ上げてくる

当たり馬券だった。


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恒例の餅つき大会・2018

昨日の23日は、

ご近所の飲み友達のH田さん宅で、

恒例になっている餅つき大会だった。

午前中からもち米を蒸かし、

8529456A-2050-41D1-A3E4-66B36663D41B昼までに数回、

昼からもまた数回、

暗くなってからもまた数回、

石臼と杵で餅を搗く。

H田さん夫婦が中心となり、

それに私を含めたいつもの飲み友メンバーが加わって

1AF5ACEA-6D4D-45B5-9957-BBD9A26A03B0かなりの量の餅を搗くことになる。

この餅つき大会の目的は

もちろん餅を搗いて

正月用の伸し餅を作ることにあるのだが

メンバーがメンバーなだけに

当然のように

43407799-A800-4026-B8CA-D79CD54B1618アルコールの力を借りつつ

各自の力を十二分に発揮しながらの作業になる。

寒い空の下で

燗をつけた日本酒は

餅を搗くためになくてはならない

重要なエネルギーなのだ(笑)

E5DA0C3D-80A0-475B-908B-31A42B6A4C6F寒空の下での餅つきなのだが

それがかえって開放的な雰囲気を呼び

H田さん夫妻の明るさと相まって

いろいろな人が出入りする

じつに楽しい餅つきなのである。

今回この餅つきに顔を見せてくれた方々は

304F1A85-8DA7-4101-84DA-E72D90ED86ECざっと思い出しても

20人を超えたのではないかと思われる。

毎年この餅つき大会だけにお会いする方もいて

懐かしいような思いもするのは

毎年欠かさず行われているからだろう。

私はその中で

8B4A9CE3-02A7-46B1-AD18-EBF5A8F7F4EB任されている仕事が一つある。

それは、お雑煮の汁を作る役。

出汁をたっぷりと取り

そこへH田さんの奥さんが切ってくれた具を投入し

沸騰してから火を弱めて

酒・みりん・醤油で味をつけてゆく。

20F195C2-6A7E-471E-90FF-B457384C874E毎年やっていると

だんだんと要領を得て

今では誰からもクレームの来ない

おいしい雑煮の汁をつくることができるようになった。

つきたての餅は

お雑煮以外にも

豆餅や納豆餅やあんこ餅

さらにはピザなどにも使えて

バリエーション豊かなお皿が満載になる。

持ち寄ったアルコール類は

8FC2DC73-FA61-4E6C-AD86-D61887B64B03いつも、最初は

こんなに飲めないだろ!

と思うのだが

それが、餅つきが終わって

H田家の居間に上がらせてもらう頃には

8割方飲み干されてしまっているのだった。

我々の飲み友仲間のうち

酒に一番弱いのは

おそらく私だろう。

私は餅つき大会の時はいつも

47069AA5-0447-46F4-8D6F-3CD1E9248692途中で一度潰れてしまう。

午前中から日本酒を飲み続けると

必ず夕方にはいったん潰れてしまうのだ。

今年こそはそれをやめようと思って

水を途中で飲みながら

抑え気味に飲んで行ったのだが

0EFE9F4C-170D-4212-8F2F-C799CB0E4059それでも今年

またまた宵の口頃に

潰れて寝てしまい

そんな私の姿を

を飲み友の1人のF野さんに

写真に撮られてしまうのだ。

EC0EDB31-06B1-4B64-94AD-3BB24E9DCD39これも毎年のことで

この餅つき大会の副産物として

私が潰れて寝ている写真が

毎年、毎年

意味もなく溜まってゆくのだった。


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マルちゃんVSペヤング(6)

暮れも押し迫り、

年末商戦の中で、

マルちゃんVSベヤングの戦いも、

活発化しているようだ。

まず、過去の戦いを振り返ってみると、

 その先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

 「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

 巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

 エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

「たらこ」の戦い

という

過去に何回かの

大きな動きがあった。

「たらこ」の戦いは

今でも続いている。 

そのような中で

IMG_4707先日

またまた

近所のスーパーマーケットの

インスタント焼きそばコーナーに

とんでもない商品を発見してしまった。 

IMG_4729その名は

ペヤングやきそば「スカルプD」!

「海藻MAX、ヌルヌル塩味」

という副題とともに

さらにその下に

「男たちよ、立ち上がれ!!」

の文字。

私はこのキャッチコピーに

秒殺されてしまった。

即買いして

IMG_4731わくわくしながら

蓋を開けてお湯を注ぎ

3分間の待機の後

ソースを掛けてかき混ぜて

それを口に運んだ。

「・・・うーん、これは、なかなか・・・美味い!」

IMG_4734海藻がこれでもかという程に入っている。

再びパッケージを見ると

「わかめ、こんぶ、ひじき、」の三種類の海藻に加えて

なんと「びわ葉エキスパウダー」

までが入っていると書いてある。

IMG_4735食べ進むうちに

麺と海藻のヌルヌル感が心地よく

あっという間に完食してしまった。

それにしても

こんな度肝を抜く焼きそばは

前代未聞であることはもちろん

その味といい食感といい

まったく新しく

かつ完成度も高く

衝撃的な

たいへんな焼きそばであった。

今回のペヤング側の

驚きの「スカルプD」「男たちよ、立ち上がれ!!」作戦

は、受けて立つマルちゃん側としては

きっと、意表をつかれたに違いない。

ここに至って

私はペヤング側の北海道上陸作戦が

いよいよ本格化して来たことを

感じざるを得ない。


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マルちゃんVSペヤング(5)

マルちゃんVSペヤング、

という最近の北海道のインスタント焼きそば市場で繰り広げられている、

性懲りもない戦いを振り返って見ると、

まず、

その先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

に始まり

その半年後には

「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

さらに

数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

そして

巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

が現われたのは半年前のことだった。

さらに先日は

エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

の登場と

手を替え品を替えて

執拗に攻め続けるペヤングの戦略から目が離せないのである。 

IMG_4660そして、またまた

私は、近所のコンビニで

ペヤングのニューバージョンを見つけてしまった。

名付けて 

IMG_4674ピリッとおいしい「たらこ」焼きそば 

である。

即買いして食べてみると

なるほど

IMG_4675謳い文句の通りで

ピリッとくる辛さが印象的な

中々上等な味に仕上がっていた。

「ピリッと辛いたらこ」風味

IMG_4676ということは

結局これは 

「明太子(めんたいこ)」風味じゃないか!

と思った。

が、「明太子」というのが登録商標か何かで使えないのかもしれない。

ともあれ

ペヤング側の焼きそば北海道上陸作戦は

年末にかけて勢いをつけて来たようである。

IMG_4684しかし

マルちゃん側も負けてはいない。

特に「たらこ」風味については

すでに以前から

IMG_4685 北海道限定・たらこ味バター風味

という焼きそばがあり

すでにその地位を確立している。

そこへ、あえてペヤング側が

バター風味の「たらこ」

ではなく

ピリ辛風味の「たらこ」

という変化球で攻めて来たのである。

IMG_4686マルちゃんの「たらこ」も

これを機会に食べなおしてみた。

マルちゃんの「たらこ」は

ペヤングの「たらこ」 とは

かなり趣の違った

マイルドなバター風味に仕上がっている。

今回の「たらこの戦い」は

両者それぞれ違う個性を発揮して

IMG_4661甲乙付け難く

私としては

50対50の引き分け

という感じであった。


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川柳でウイスキーをGET♪

「FMウイング(おびひろ市民ラジオ)」で、

いま人気上昇中の、

「金曜ポコペン」(金曜日・12:00〜15:00) という番組がある。

とてもおバカな番組で、

メインパーソナリティーの源さん(B♭M7のマスター)の、

軽快なしゃべりが面白いので、

ついつい聴いてしまうのだが、

その14時台後半に、

川柳のコーナーがある。

先日の勤労感謝の日はスペシャル番組が組まれていた。 

名づけて「金曜ポコペン川柳合戦」というもので

よく聴いてみると

集まった投稿作品の中から

最優秀に選ばれた一句の作者に

ウイスキー(バレンタイン12年)が当たる!

という特別企画だった。

お題は、勤労感謝の日に因んで

「ありがとう」

だという。

私はこの日

たまたま仕事だった。

いつものように

何気なく携帯のアプリで

インターネットのFMラジオを聞いていたら

投句〆切りが午後2時までだという。

この日の仕事は結構ヒマで

時間があったので

ちょっと川柳でも

と、考えながら

仕事を続けることにした。

この日はとても良い天気で 

十勝地方は広い青空に

まぶしい雲が浮かぶ

いわゆる十勝晴れだった。 

そんな景色を見ながら


 ありがとうを電波に乗せて十勝晴れ    豆作


という一句が出来た。 

事務所に帰って

携帯電話から

fm761@fmwing.com

あてに投稿。

それからカルテを書いて

14時半頃に 

ふたたび携帯のアプリを入れて

IMG_4643しばらく聴いていたら

いよいよ最優秀作品の発表となり

ドラムロールが鳴り始めた。

そして、なんと

私の作品が読み上げられたではないか!

IMG_4644私は思わずガッツポーズをしてしまった(笑)

その数日後

賞品のバレンタイン12年を手にしたのだが

そのボトルには

源さんをはじめ

IMG_4642FMウイングのパーソナリティーの皆さんの

直筆サインが

所狭しと書かれているばかりではなく

ポトルの入った箱などにも

メッセージが書かれていて

IMG_4646さらに

FMウイングのステッカーや

ハガキなども入っている

心温まるブレゼントだった。

勤労感謝(!?)の気持ちを

思わぬところで

思わぬ方々から

いただくことができて

とても嬉しかった♪

IMG_4645さて

このボトル

いつ開けて飲もうかな・・・

何か特別の嬉しい日が

将来に来ることを願って

その時のために

しばらくは開けずに

とっておこうと思う。


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北獣会誌・今月の都々逸・・・

「安田さん。今月号の都々逸、誰かモデルになっている人いるんですかー?」

IMG_4608同僚のT獣医師が、

北獣会誌の今月号を読みながらそう言った。

「いや、まぁ、特定の1人っていうわけじゃないんだけどね(笑)」

今月号に載せた都々逸(どどいつ)とは以下の通り


 大動物の獣医さん

 
 〽︎硬い組織で

  冷や飯食らい

  辞めて貪る

  甘い汁

  仕事し過ぎて

  体を壊し

  いつか家族も

  遠ざかる〽︎


である。

IMG_4607雑誌に載った我が文芸に

反響があるというのは

嬉しいものだ。

ある特定の獣医師がモデルになっている・・・

というわけではないけれど

私の身の周りにいる

私を含めた複数の獣医師の現実を

唄っている都々逸であることは

白状しておこうと思う(笑)


「硬い組織で冷や飯食らい」

というのは大動物の獣医師の中の多くが、きっとそうである。


「辞めて貪る甘い汁」

という状況になっている獣医師も増えているようだ。


「仕事し過ぎて体を壊し」

これは組織を辞した獣医師ばかりではないかもしれない。


「いつか家族も遠ざかる」

という羽目になった獣医師は実際には少ないだろうけれども

十分にあり得ること(!?)

ではないかと思う。


「まぁ、最後の一節は、オチをつけたんだけどね。都々逸なんで・・・(笑)」

職場の同僚の獣医師にはそう答えておいた。

大動物の獣医師は

相変わらず不足していると言われている。

現役で働いている大動物の獣医師の皆さん

どうかこのような

「成れの果て(!?)」

にならぬよう

お気をつけください。


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マルちゃんVSペヤング(4)

北海道内のインスタント焼きそば市場において、

あいもかわらず、

性懲りの無い闘いが繰り広げられている。

マルちゃん「やきそば弁当」の強固な牙城へ、

ペヤング「ソースやきそば」がしつこく攻め続けている。

物好きな私にとっては

目が離せない

熱い戦いである。

ペヤング側の地味ながらも

ねちこい攻めを振り返って見ると

その先陣は

2年前の

衝撃的な「納豆やきそば」
に始まり

その半年後には

「基本バージョン」の

大手スーパー店頭での大量売り込み

さらに

数ヶ月前に見られた

前代未聞の「カレー+納豆バージョン」


そして

巨大なペヤング「ソースやきそば」の

「超大盛」バージョン

が現われたのは半年前のことだった。

その後しばらく

鳴りを潜めていたと思ったら

先日

ニューバージョンを近所のコンビニで発見してしまった。

その名は、ペヤング「海老」やきそば。

IMG_4506海老の大好きな日本人の

心をくすぐる

新しい焼きそばである。

さっそく衝動買いをして

その日のうち食べてみた。

IMG_4507下味がソース味ではなく

あっさりとした塩味で

強い海老の風味が 

麺全体を包んでいる。

一口食べてみると

IMG_4508・・・

これは何だろう(笑)

ちょっとポイントを外された様な

不思議な風味である。

焼そばはソース味だという固定観念が崩されてゆく。

IMG_4510舌触りはインスタント焼そばなのに

香りが強い割に姿の小さい子海老の「かやく」と

シンプルすぎるほどの塩味。

これは全く新しい体験と言わざるを得ない味だ。

海老と塩

IMG_4511その2点だけで攻めて来る

分かり易すぎる味。

噛んで含んで呑み込んで

完食する頃に感じたのは

美味いか不味いかということよりも

こうしてペヤングは飽くなき挑戦をしているのだ

という強い意志と

チャレンジ精神だけが

後味として

いつまでも残る

実にアグレッシブな焼そばなのだった。


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リンゴの木に!?

往診先の酪農家△さんの、

牛舎の南側は日当たりが良いので、

数年前にリンゴの木が植えられた。 

その木はすくすくと育ち、

見上げるほどの大きさになっていた。

 先日その木をふと見ると、

大きな黄色い実が生っていた。

IMG_4471「生ったんだよ(笑)・・・」 

「おー、すごい。でも黄色!?」 

「リンゴだと思った?・・・」 

「じゃ、無いの?」 

「わかる?・・・」 

IMG_4472「え?・・・何だこれは。」

「何でしょう・・・(笑)」 

「黄色い!?」 

「ハローウィンだから・・・」 

近づいてよく見ると

その生り物は

ミニカボチャだった。

IMG_4471 2「カボチャかい!」

「そう(笑)」 

「カボチャの木かい !」 

「リンゴはまだなかなか生らないしね・・・」

「本当に木に生ってるみたいだ(笑)」

よくよく見ないと

どうやって付けたのか

全くわからなかった。

「よくやるね、こんなこと(笑)」

「暇だったもんだから、こんなことばっかりやってるよ・・・(笑)」

酪農家△さんは

主な仕事を息子に譲り

 自適な生活を送っている。

今年のコーンや牧草の畑仕事も

IMG_4474ひと通り終わり

良い天気が続いても

特にする事が無かったようだ。

酪農家が

天気の良い日に

暇になるというのは

良いことだと思った♪


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第16回「とかち文化まつり」inとかちプラザ

今年もまた、

10月17日〜21日までの5日間、

とかちブラザにて、

NPOとかち文化会議主催の、

「とかち文化まつり」が開催される。 

文芸部に所属する私も、

作品を1点出品した。

毎年同じようなことを言っているが

この「とかち文化まつり」は、

展示を見ることはもちろん面白いが、

気軽に出品して参加出来ることが最大の魅力である。 

まさに「参加することに意義がある」お祭りなのだ。 

参加することによって

文芸部門ばかりではなく

書道や写真や美術やその他色々のジャンルの人たちとの出会いがあり

色々な刺激を受けることができる。

その刺激こそに意義があり

それが新たな繋がりとなって 

自分にプラスの効果をもたらせてくれるのだ。

IMG_4451今回の出品には

私よりも若い俳人仲間の

金野克典さんと

吉岡簫子さんも

去年に引き続き、参加してくれた事がとても嬉しい。

お時間のある方は是非とかちプラザに足を運んでいただきたいが

その1部を簡単に紹介しておこうと思う。 

IMG_4441私の出した作品は


 牛産むと二十三夜を灯しをり   豆作


また

私と仕事もよく一緒になる

町職員の金野克典さんの作品は

道東旅吟6句で

その中の1句は


     麦秋やばんえいのしななね馬の鈴音なお高し   克典


IMG_4442また

私と同じ柏林・ホトトギスの

吉岡簫子さんは

ふくらはぎを題材に詠んだ4句

その中の1句は


     隆々とねぶた仕込みのふくらはぎ   簫子


私よりも若い俳人の方々が

同じ場所に参加してくれるというのは

とても嬉しく

また心強く感じるのである。

IMG_4443さらに

去年から

コラボレーション展示会でご一緒させてもらっている

書家の八重柏冬雷先生の

 「花鳥風月」

をはじめ

IMG_4448白石翠生さんの

 松浦武四郎が詠んだ短歌

あるいは

高橋玄禅さんの

 松浦武四郎が詠んだ漢詩

IMG_4446あるいは

写真家の古川こずえさんや

アートの阿部安伸さんらの作品も

同じ会場に展示されていて

この展示会場は

自分の作品を展示するばかりではなく

皆さんの作品を鑑賞できるという

これまたとても楽しい時間が

始まったのである。

「とかち文化まつり」は

見物することも面白いけれども

やはり何と言っても

自分の作品を出品して

参加すること

そここそ

最大の意義があるという

お祭り気分の

展示会であると

あらためて思うのである。

とかち在住の人なら

誰でもNPOとかち文化会議に参加して

この「とかち文化まつり」に

出品することができるのである。

心ある方は是非

来年からの参加をお勧めしたい。


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「牛の足音」冨田美穂さんの木版画展

かねてから生で見たいと思っていた牛の木版画を、

とうとう見る機会に恵まれた。

冨田美穂さんという版画家による、

「牛の足音」という牛の木版画の展示会が、

十勝管内鹿追町の神田日勝記念美術館で開催されているのだ。

神田日勝という伝説的な画家と、

冨田美穂という新進気鋭の版画家との、

牛というテーマでつながった展示会である。

7007B159-58DF-4628-896C-AAB1C9C43BD8会場に入ると

まずは冨田美穂さんの

等身大のホルスタインの木版画が

目の前に待ち構えていて

初めからその迫力に圧倒された。

普通の絵画でさえ

これだけのリアリティーがあれば圧倒されるわけだが

それがなんと木版画であるということで

7AD696B9-7901-44D6-81A7-A1004594FE88さらにその驚きは大きくなる。

木版画であるということは

この大きな実寸大の牛の原画を用いて

何頭も何頭も印刷することが可能なのであろう。

詳しいことは版画の素人なのでわからないが

こんな大きな牛の版画が

何頭も何頭も作品として世の中に出現すると考えると

こんなことは未だかつて無い

驚異的なことだと思う。

そんな牛の版画を量産し続けている

冨田美穂さんというアーティストのすごいパワーを

いきなり最初の版画を見た時から

ドーンと感じてしまった。

その横奥にはさらに別の牛の

これまた等身大の牛の版画があり

その流れに合わせるように

今度は神田日勝の牛や馬の絵が

並べられていた。

そこから順路に従って見てゆくと

神田日勝の作品が多く並べられているコーナーを通り

二階へと続く階段のところから

再び冨田美穂さん版画のコーナーに戻ってゆく。

場内は撮影禁止だったので

それらの作品をカメラに収めることはできなかったが

神田日勝の牛馬の絵に負けない

冨田美穂さんの牛の版画の迫力が

場内にみなぎっていた。

階段を上がってゆくと

牛の版画は小さいサイズのものとなり

階段を登りきったところには

今度ははがきサイズの牛の絵がぎっしりと並んでいるコーナーがあった。

それは冨田美穂さんが

酪農場の従業員として働きながら

毎日一枚ずつ牛の絵を書いていたという

「一日一牛」のコーナーだった。

作品は小さくても

一枚一枚に牛への愛情が感じられ

それが日記の代わりとして

毎日毎日描かれていたものだということを知ると

そこでまた新たな感動がこみあげて来るのだった。

前半の木版画の圧倒的なパワーと

後半の絵と版画に込められた牛への愛情と

それに加えて絵と版画に対する

冨田美穂さんの強い情熱を感じた。

すべての作品を見終わったとき

私は得も言われぬ感動に包まれていた。

感動冷めやらぬままに

私は最初の大きな牛のところへ再び歩み寄り

牛の体に顔を近づけて

その緻密な皮膚と斑紋の描かれている筆跡

というか、版画であるから

彫刻刀による彫り跡

というべきものを観察した。

すると驚いたことに

すべての毛の一本一本が

同じような長さで彫られ

黒い斑紋の部分はその密度が低く

白い斑紋の部分ではその密度が高く

黒と白の部分それぞれに

皮膚の皺や血管の走りや筋肉のもの上がりによる

微妙な濃淡が描かれているのだった。

この緻密な彫り跡が

牛全体の本物感(リアリティー)をつくりあげているのだった。

それを見て私は

再々度の感動に襲われてしまった。

私は木版画には全然詳しくないが

生の木版画を見ることでこんなに強く感動したことは未だかつてなかった。

私は最後に

この大きな牛の

耳に描かれている個体識別番号を

BCD0399B-4229-4DF6-A996-6E270BCB690Cメモ帳に記した。

「0497503886」

帰宅してから

この識別番号をインターネットの検索で調べてみたら

この牛はオホーツク地方の小清水町の酪農家で

2006.10.1.に生まれ

乳牛として

約10年間飼養され

2015.9.13.に同牧場で死亡した牛だった。

冨田美穂さんはこの牛と多くの時間を共有し

この牛の木版画作品を創作し

その作品に

この牛の命を

永遠に吹き込むことに

成功したのである。


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Freedom of Expression 2018.9.20.〜 in帯広

帯広駅地下1階、

帯広市民ギャラリーにて、

IMG_4278本日9月20日〜25日まで、

コラボ展示会が開催される。

テーマは「トーチカ」、

天井の低い、

地下のギャラリーに、

IMG_4269なんと

実寸大のトーチカ

が 出現する。

前代未聞のその製作に

私も関わっているのだが

IMG_4260何しろ全てが初めてのことばかりなので

試行錯誤を繰り返し

行き当たりばったりの活動である。

しかし

有志が集まって

IMG_4261誰もやったことがないことに挑戦する

というのは

何事にも代えがたいワクワク感があるものだ。

そんなワクワク感の中で

十勝海岸に通い

IMG_4262トーチカの実物に触れて

その感じを俳句に詠み

30句ができた。

その30句の中から

他の参加メンバーの書家の方に

IMG_4273コラボ作品をつくっていただき

それを展示した。

また

先日の地震や停電にもめげず

IMG_4275段ボール箱を集めて

それに色を塗って組み立てて

数日がかりで

実寸大のトーチカを

帯広駅の地下のギャラリーに造り上げた。

IMG_4274「トーチカ」というテーマは

やはり重いものがある。

太平洋戦争が残した負の遺産として

今でもその姿をさらけ出している。

さらけ出しながら

IMG_4272次第に風化し

十勝沿岸の砂浜の中に

少しづつ埋没しつつある。

トーチカ群は

そのままだんだんと海の中へ埋没し続け

IMG_4271将来は全て海の中へ

消えてゆく運命にある。

我々を含め十勝沿岸地方の町村の人々の

記憶の中からも

トーチカはいずれ

IMG_4276消え去ってしまうかも知れない。

各自治体の間にも

トーチカの保存運動などが盛り上がることはなく

むしろこの負の遺産を

お荷物と感じている雰囲気さえある。

IMG_4277そのような雰囲気の中で

大樹町旭浜出身の写真家

古川こずえさんが中心となって

今回のコラボ展示会が開催される。

参加者だけが盛り上がるのではなく

IMG_4258展示を見に来ていただいた方々全てが

この展示会を通して

トーチカというものの存在を

心にとめて

何かを感じていただければと思う。

9月23日の13時30分からは

トーチカの俳句30句の朗読と

トーチカに関するギャラリートークが行われる。

時間をあわせて

来ていただけると嬉しいです!



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続々・大停電

私は日頃いつも、

農産物の消費者は、

その農産物の生産現場を知るべきだ、

と言い続けている。

牛乳を飲んでいる人(消費者)は、

牛乳を生産している人(生産者)をもっと知って欲しい

と言い続けている。

今回の北海道の地震とそれに続く大停電で

私は電気の大切さを

あらためて思い知らされたのだが

それは

自分が電気の消費者である

という事を思い知らされたわけである。

私が日頃

言い続けている言葉を借りるならば

電気の消費者は

電気の生産現場をよく知っておくべきだ

という事になる。

ところが

私は今まで

電気の生産現場のことに関して

全く無知であった

ということが

今回の北海道の大停電を経験して明らかになった。

自分が使っている電気が

どこで生産されているのかを知らなかったのだ。

十勝地方に住んでいる人の電気は

十勝地方のどこかの北海道電力の発電所で作っているのだろう

と、漠然と思っていた。

しかし

それは全く違っていた。

私が毎日使っている電気は

今回の震度7の地震の直撃を受けた

苫東厚真火力発電所で作られていたのだ。

IMG_4214しかも

十勝地方の電気ばかりではなく

釧路根室地方を含む道東全域で使う電気が

全て苫東厚真火力発電所で作られ

日高山脈を越えて供給されていたのだ。

IMG_4239私があらためて知ったのは

十勝はもちろん

道東地方全域には

北海道電力の主要な発電所は一つも無いという事実。

私は自分の無知を恥じるとともに

少なからずショックを受けた。

これが今の北海道の

電気の生産現場だったのだ。

今回の地震で亡くなった方や被災された方は

私が日頃ずっと使っていた電気が生産されている発電所の

すぐ近くに住んでいる方達だったのだ。

IMG_4242それを思うと

心の痛みが何度もぶり返してくる。

あらためてご冥福をお祈りし

今なお続いている不自由な暮らしに思いを寄せさせていただきたい。

振り返って、我が身にも

当然いつそのような災難が襲ってくるかも分からない。

IMG_4245その状況は今後全く変わらないだろう。

北海道から地震を無くすことは出来ない。

地震の予防をすることができず

いつかどこかでまた地震や停電は必ず起こるだろう。

できるかぎりの防災準備と

IMG_4246心構えをもつ以外に方法が無い。

いままで

私の心構えはできていたのだろうか。

自分自身の心構えと同時に

我々日常の社会の心構えはできているのだろうか。

農産物の消費と生産と同じように

電気の生産と消費について

我々電気の消費者はもっと真剣に考えざるを得ないのでは無いかと

今回の地震でつくづく思った。

そして自省を込めて思い知った事は

IMG_4248電気への依存(貪り)

発電に対する無知(愚かさ)

である。

電気の供給に限界のあることを忘れ

それを湯水の様に使い

「発電の実情」

を知らず

電気を貪る暮らしを続けている。

これはまるで

「電気中毒」

ではなかろうか。

発電の難しさや危険性を顧みず

電気を貪りつづける

我々の心は

「電気依存症」

になっているのではないだろうか。


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