北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

よのなか

食品安全基本法!(1)

私の妻が経営している、

「カフェ・モッキンバード」という名の店は、

実際は、いわゆるカフェなどではなく、

単なる「場末の飲み屋」であることは、

地元の皆さんにはすっかり知られるようになった。 

しかし、そんな店であっても、

一応はまぁ、一つの飲食店であり、

飲食店という所には、必ず

IMG_0768「食品衛生責任者」

という者を置かなければならない事になっている。

私の妻の店の場合

その、食品衛生責任者は本人ではなく

開店当初から、私がその責務を担っている。

獣医師であると、講習をせずとも

食品衛生責任者になれたからだった。

ところが、平成15年に

食品安全基本法という法律が制定されてからは

獣医師であろうが誰であろうが

食品衛生責任者になるためには

必ず講習を受講しなければならないという事になった。

その第1回は、今から5年前の平成22年に行われた。

その時の様子は、過去の私の記事にも書いた通りである。

それから約5年が経過して

IMG_0539今年の11月、再び

食品衛生責任者の講習会が開かれ

それを受講せよとの通知が我が家にも届いたので

先日の月曜日に

私が受講しに行く事になった。

IMG_05405年前の前回

この講習会を初めて受講した時

意外にも

非常に面白い内容だったので

今回も期待して、私は講習会に足を運んだ。

IMG_0541聴いてみると、今年も期待通りの

とても面白く、ためになる内容だった。

例えば、食中毒の話。

食品衛生に関する話のメインといえば

やはり食中毒の話なのだが

IMG_0551病原性大腸菌O157、腸炎ビブリオ、サルモネラ・・・

ノロウイルス、アニサキス・・・などなど・・・

話を拝聴していると

ヒトの食中毒とはなんと恐ろしく

現代社会を浮き彫りにする、集団病理なのか

というのが、よくわかった。

IMG_0546過去の事例を何例か紹介してもらいながら

我が国の食中毒事故の発生から収束、予防法まで

懇切丁寧な話を聴くことができた。

思えばこの5〜6年間

我々はいろいろな食中毒のニュースを耳にしてきた。

IMG_0585また食中毒事件に発展しなくとも

「食品安全基本法」「違反」したことで

マスコミに取り上げられて

大騒ぎになったニュースがたくさんあった。

それらの多くが

食品というものを大量に生産

食品というものを大量に売買

食品というものを大量に運搬

食品というものを大量に消費する。

そんな現代社会が生み出した

社会病理のような一面を持っている。

ここでいう「食品」というものは

我々人間が食べる品物であることは言うまでもないが

私はそこで、ちょっと考えた。

食べ物を食べると言う行為をするのは

我々人間だけではない・・・

ヒト以外の動物達もまた

食べ物を食べている・・・

特に、家畜たちは

飼料という名の食品を

毎日大量に食べているではないか・・・

そして

それらの飼料は

毎日毎日、大量に生産され

毎日毎日、大量に売買され

毎日毎日、大量に運搬され

毎日毎日、大量に消費されている。

そんな畜産業界にも

飼料にまつわる様々な事故が起こっている。

それは人間社会の食品衛生業界と

全く同じような

瓜二つの社会病理的な一面があるのではなかろうか・・・

そして、そのメインは、やはり

食中毒ではなかろうか・・・


(この記事続く)


人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。
 
 









 

十勝文化まつり・2016

11月11日〜16日まで、

IMG_0471NPO十勝文化会議の主催による、

「総合芸術祭・第14回十勝文化まつり 」、

が開催されている。

この団体の文芸部に所属している私は、

IMG_0466今年もまた、俳句作品を展示した。

帯広駅前の十勝プラザ1階展示会場に

俳句や短歌、詩や川柳、などの文芸に限らず、

写真、絵画、書道、華道、の作品や

IMG_0472それらのコラボレーションの作品なども展示されている。

展示作品ばかりではなく

総合芸術祭という名の通り

研究発表、舞台発表、などの部門もあり

IMG_0452幅広い文化・芸術の祭典となっている。

興味のある方は、

ぜひ見に来ていただきたいと思う。

開会前夜の、11月10日の開会式には

IMG_0457貴重な体験をすることができた。

アイヌ民族舞踊保存会の方達による

ムックリの生演奏と

民族舞踊が披露されたのだ。


十勝プラザ1階の大ホールに

アイヌの民族楽器ムックリの音が鳴り始めると

十勝平野の開拓以前の

地鳴りのような音が

会場に響き渡り

私は思わず

携帯を演奏者に向けて

動画のスイッチを入れた。


引き続き

今度はアイヌ民族舞踊の

狩の踊りが披露された。

開会式に

このようなデモンストレーションがあるとはつゆ知らず

思わぬ感動をいただいた。

そのあとは

各部会有志の交流会(懇親会)が

隣のレストランで開催された。

今年の交流会には

文芸部にも新しく、私より年の若い俳人が

2名参加してくれて

いつになく楽しい懇親会となった。

最後の2枚の写真は

私の今年の作品と

新しく今年から参加してくれた

30代の若い俳人

金野克典さんの作品♪

IMG_0450私の作品はいつものように

仕事の合間などに

十勝の四季風景を写真に撮って

俳句をつけたもの。

克典さんの作品は

おわかりでしょうか・・・?!

IMG_0451江戸怪談・七不思議

「置いてけ堀り」「送り提灯」「片葉の葦」

「灯り無し蕎麦」「足洗い邸」

「狸囃子」「送り拍子木」

をそれぞれイメージした

俳句7句だそうである♪

克典氏は高校生時代から俳句を作っていて

今は現代俳句系の句会や雑誌に

作品を発表し続けている

将来とても楽しみな

十勝の俳人である♪


人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。
 
 




 

鈴木牛後さんの角川俳句賞候補作

今年の角川俳句賞の最終選考に残った作品の、

5つの中に、

鈴木牛後さんの「にれかめる」50句が選ばれた。

早速角川の「俳句」を買って読んでみた。

これはもう、さすが!、というべき作品群だった。 

4人の最終選考員の中の

正木ゆう子氏をして

「この人は受賞第1作を詠める人です。」

と言わしめた、牛後さんの実力は

もはや、日本全国の俳人の誰もが認めていると思う。

IMG_0434実は私も、3年前から

角川俳句賞に応募しているのだが

今年も又、予選落ちをしてしまった。

予選落ちした者が、最終選考に残った人の俳句を

ああだこうだ、と評するのは

IMG_0426大変おこがましい行為なのかもしれないが

俳句詠みというのは

良い作品を読んで勉強することが大切だ♪

ということで 

牛後さんの作品50句を鑑賞させてもらった。 


 除雪車が雪押してくる初明り

 白息の絞り滓めく小さく吐く

  よくはたらく我も毒餌を曳く蟻も

 農道の波打ってゐる西日かな

 啄木鳥と吾のあひだを古りゆく木



道北の下川町に入植して酪農を営んでいる牛後さんの

大地にしっかりと根を張った生活が見えてくる。 

私がいつも仕事中に感じることは

酪農家の人たちは

本当によく働く人たちだ

ということである。


 牛の腹しづかに満つる寒夜かな

 血の乳に変はる気配や雪催

 老牛の乳垂れてゐる鼓草

 にれかめる牛に春日のとどまれり

 クローバー十本ちぎり音ひとつ

 かうべ振る牛の歩みに黄落す

 


毎日毎日牛の世話をしつつ、牛の乳を絞り、出荷をする。

それだけですごい才能なのに

そういう自分の生活を

四季の季題を通して

俳句という文芸に一句一句したためてゆく

というもう一つの才能が牛後さんには備わっている。

ただ、上記の牛の句のような場面は

私も酪農家を巡る仕事中によく遭遇し

正直なところ、私でも

このくらいの牛の句は詠めるかな

という感想を抱いた。 

ところが・・・


 雑煮椀牛の乳房を揉みし手に

 満月を眼差し太き牛とゐる

 牛追つて我の残りし秋夕焼

 牛見送る軒より露の滴りぬ


というような句になってくると

往診先で他人様の飼っている牛の俳句を詠んでいる

獣医師の私などには詠むことのできない

酪農家ならではの牛の句である。

こういう句を前にすると

あらためて

牛後さんは、さすがだなぁ!

と思わずにはいられないのである。

さらに・・・


 風邪心地わが外側に誰かゐる

 亡き人の名刺を冬の木と思ふ

 対岸に対岸のある春日かな

 くものすのいつぽん春風が見える

 憲法記念日虫を支ふる草一本

 廃車より高き夏草やがてひらく



なんというか

独特の世界観を

これらの句から感じる。

訥々(とつとつ)とした詩情というか

派手さはなくて芯の強い詩情というか

うまく言えないが

牛後さんにお会いした時に感じるものが

これらの句の中にあるような気がする。

牛後さんならではの俳句の世界が

表れているように思う。

まさに

「鈴木牛後の俳句の世界」

をたっぷりと

鑑賞させていただいた♪

今後のさらなる活躍が期待されるのは

言うまでもないことだ。

角川「俳句」11月号に載っている50句と

選考委員の先生方の座談会を

何度も読み返してみて

そんな感想を抱いた。



人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。
 
 



 

十勝馬まつり

「十勝軽種馬農協」という組織がある。

文字通り、

十勝地方の軽種馬の生産者で構成する農協である。

ここで言う軽種馬とは 、

サラブレッドのことである。

すなわちこの農協は、

十勝地方のサラブレッドの生産者で構成する農協である。

その組合員の戸数は、

わずかに10数戸。

繁殖牝馬の数は、

わずかに数10頭の、

小さな生産者団体である。 

十勝地方の馬の生産と言えば

ペルシュロンやブルトンやベルジャン、といった重種馬が主体で

サラブレッドの生産は影が薄いけれど

JRAから補助を受けながら

頑張ってサラブレッドを生産し続けているのである。 

そんな十勝軽種馬農協の事務所と

IMG_0313種牡馬の繋留所(種場所)が

我が町にある。

ここの馬たちは、NOSAIには非加入であるけれども

我々獣医師は年に何回か

ここで繋留されているサラブレッドの種牡馬や

そこへ種付けにやってくる繁殖牝馬の

診療をする機会がある。

IMG_0314先日は

ここの種牡馬の最長老が老衰で亡くなった。

種牡馬といっても昭和63年生まれの爺様

28歳という高齢で

悠々と余生を過ごしていた。

その名は「リンドシェーバー」。

競馬ファンの人であれば

きっとご存知に違いない。

朝日杯3歳ステークスで

あの名馬マルゼンスキーの樹立した記録を塗り替えてレコード勝ちした馬である。

IMG_0306それから25年。

華やかな現役時代とはうって変わって

静かな最晩年を十勝で過ごし

先日、静かに息を引き取った。

IMG_0312私はその翌日

この馬の死亡診断書を届けに

十勝軽種馬農協の事務所へ行った。

とても良い天気だった。

IMG_0310そして、その日は折しも

十勝軽種馬農協が毎年主催する

十勝馬まつりが行われている日だった。

家族連れの一般客が多く訪れ

IMG_0309ポニー馬車や

乗馬体験などがあり

地元の生産関係者と

競馬ファンと

子供達で賑わっていた。

とても和やかな

秋晴れの一日だった。


  人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 

「北の年尾忌句会」in小樽

高浜虚子の長男で、

俳句雑誌「ホトトギス」を継承した高浜年尾(たかはまとしお)は、

小樽商業高等学校(今の小樽商科大学)を卒業している。

その当時には、父の高浜虚子も何度か小樽を訪れており、

小樽の俳人の俳句熱は大いに高まった。

年尾は1979年10月26日に78歳で亡くなったが、

その後、

小樽を始め北海道の俳人達の間で、

高浜年尾を偲ぶ「北の年尾忌句会」が

毎年10月に小樽で開かれるようになった。

IMG_0280今年はその35回目。

私も参加するようになって

これで3回目となった。

総勢56名の俳人が

道新小樽支社の会場に集まった。

高浜年尾を偲び

皆でホトトギスの俳句を学び

俳人たちの親交を深める

という目的のはっきりした句会である。

句会の実行委員長は

去年までは小樽ホトトギス会の会長だった辻井卜童(ぼくどう)氏だったが

今年は世代交代し、その次男の辻井靖之氏が全てを後継し

新たな雰囲気の句会となった。

1人5句出し、5句互選、壇上選者5名は15句選。

56名×5=280句からの5句選だった。

各自が筆記した句稿を回し

IMG_0289互選をしながら

私の目にストレートに飛び込んで

心から離れることのない句が2句あった。

 
 年尾忌のまだ若者と呼ばれけり


 これからのことを話そう年尾の忌




この二つの句はとりわけ

私の気持ちと共鳴するものだった。

披講(俳句を読み上げて作者が名乗りをあげる)になり

私の選が読み上げられた。

名乗りを上げた作者は

上の一句目が、句会委員長の辻井靖之氏。

下の二句目が、苫小牧の桂せい久氏、だった。

辻井靖之氏は54歳。

桂せい久氏は60歳。

北海道ホトトギスの会員の中で

これからを担って行く世代の俳人である。

お二人とも

私と同世代。

お互いに、思いが同じであることを

つくづく噛み締めたのだった。


  人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 

すずかけの木よ、さようなら。

以前このブログで紹介した、

8fe81719帯広市内の一角に生えている、

大きな、すずかけの木(プラタナス) は、

私のお気に入りの木の一つだ。

ほどほどの背丈の割には、

幹が非常に太く、

98cf6ac0地面から力強くグイッと伸びていて、

私は、その太く力強い幹がとても好きだった。

特に、幹の太さの際立つ冬から春にけての

新芽の待ち遠しい季節には

この木の傍を通る度に

f401bd24その太い幹に触れては

トントンとたたいたりすると

不思議と心が癒された。

先日久しぶりに

すずかけの木に触れることの出来る

68084e39帯広市内の散歩コースを歩いて

その木の様子を伺ってみた

ところが・・・

「・・・?」

少し遠いところからでも

しっかりと見ることが出来る

いつものあの太い幹が

見当たらない。

「・・・。」

私はいやな予感がして

すずかけの木のある場所へ

歩みを急いだ。

すると・・・

IMG_5929「あぁ・・・、なんと・・・。」

悪い予感が的中した。

あの、お気に入りの木は

根本から伐られていた。

しかも

大きな木を伐った後には

切り株があってもよさそうなものだが

切り株さえもなく

完全に消えている。

よく地面を探してみると

IMG_5928平坦な地面に

大きなマンホールの蓋のような

木の伐り跡の丸い模様が残っていた。

「切り株さえも残らなかったのか・・・。」

私の好きだった

大きなすずかけの木は

この世から完全に

姿を消してしまったのだ。


  人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 
  

「酪農音頭」!

新聞をぱらぱらとめくっていたら、

「酪農音頭」という文字とともに、

「豊栄会」という文字が 、

私の目に飛び込んできた。

私が以前、診療に回っていた十勝南部広尾町の、

酪農婦人の皆さん方のグループ「豊栄会」が、

「酪農音頭」なるものを作詞作曲して

JAの感謝祭の場で披露した

という記事を見つけたのだ。 

IMG_0171「豊栄会」の皆さんは

相変わらず

とても元気で

またまた今回も

面白いことをやっているなー

と、記事を読みながら

思ったのだ。

記事からその「酪農音頭」の

歌詞の1番を抜粋してみると・・・


 〽︎ ギューっと搾った牛乳飲んで

   今日も1日元気良く

   モーって鳴いてるあの子にこの子

   のんびりと

   日高山脈見渡せば

   夢は広がる広尾町

   べーべーべー

   トンと十勝は

   べーべーべー


   サイロサイロサイロ

   広い緑のこの大地

   酪農音頭でべーべーべー 〽

 いやー

素晴らしい!

こんな感じで、何番も続くらしい。

IMG_0205歌詞を読んでいるだけで

なんだかウキウキして

元気が出て来るではないか!

でもじつは、私はまだ

この「酪農音頭」の歌詞を読んだだけであり

この「酪農音頭」の メロディーをまだ聞いていないし

また「酪農音頭」の振り付けもまだ見たことがない。

You Tube などで探してみたけれど

まだアップもされていないようだ。

いつかぜひ、CD版・・・

あるいは

振り付け入りのDVD版・・・

などが発売されることを期待している。

そして、この

「広尾町・酪農音頭」が

地元に根付き、愛され

十勝管内へ、全国へ、と

知名度を高めて行くことを

心から願っている。

豊栄会の皆さん

今回も存分に楽しんで

頑張ってくださいね。

久しぶりに「豊栄会」の名を聞いて

私は、とても嬉しくなりました♪

d19e2400今からちょうど5年前に

皆さんと一緒に撮った写真を

再び貼り付けて

豆作からの応援メッセージとしたいと思います♪ 


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 

第29回村上鬼城賞表彰式

9月19日は、

IMG_0185第29回村上鬼城賞の表彰式と、

第30回村上鬼城顕彰全国俳句大会が、

群馬の高崎ビューホテルで開催された。

私は今年も村上鬼城賞の、

既発表30句を応募したのだが、

それが思いもよらず佳作に選ばれた。

シルバーウイークの後半は、

高崎まではるばる俳句のために

IMG_0194仕事を休んで

飛行機に乗って高崎まで遠征をした。

今年はこういう連作応募の賞は 

6月には

第27回伝統俳句協会賞の佳作も頂いているので

当たりの年である。

IMG_0188何年も応募していて

このようなことは経験したことがなく 

とても嬉しい当たり年なのだが

どちらも佳作・・・

ということで 

惜しかった

残念だった 

という気持ちが混っている。

IMG_0187伝統俳句協会賞の時もそうだったように

正賞を取った方は

どんな人なのだろうか?

正賞を取った作品は

どんな作品群なのだろうか? 

という好奇心が先立つのだった。

今回の村上鬼城賞も全く同じ気持ちで

IMG_0191表彰式に出席し

正賞を受賞された方にお会いして

色々話をすることができた。

今回正賞を受賞された方は

菅家瑞正(かんけずいせい)さんという人で

師系は石田波郷の「泉」という結社に所属している俳人だった。

IMG_0201話をすると、とても気さくな面白い方で

受賞作品群の俳諧味が

この方から生まれていることを強く感じさせた。

伝統俳句協会賞の時もそうだったように

正賞を受賞された方は

作品も作者の人柄も

とても個性的で素晴らしいのだった。

IMG_0202そして今回も佳作だった私の作品が

なぜ佳作止まりなのか・・・

その理由や

その課題点が

表彰式の場に参加することによって

朧げながら見えてきたような気持ちになった。

IMG_0212私の俳句修行は

まだまだ足りないのだ・・・

足りないことは

よく解ったのだが

その不足を補うべく

課題を克服して行くのは

なかなか容易なことでは

なさそうである・・・


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 
 

第14回大とかち俳句賞全国俳句大会

9月17日は、

IMG_0175帯広駅前の十勝プラザで、

NPO十勝文化会議・十勝毎日新聞・主催の

「大とかち俳句賞全国俳句大会」が行われた。

私は、NPO十勝の文芸部員として

IMG_0177一昨年からこの大会の司会を仰せつかっている。

毎年、冷や汗をかきながらの進行なのだが

なんとか今年も無事に役目を果たすことが出来てホッとしている。

十勝管内にとどまらず北海道全体、あるいは道外まで

この大会への投句と参加を呼びかけてきて

IMG_0174それに応えていただいた皆様方には

心から感謝を申し上げたいと思う。

と同時に

また来年もどうか

IMG_0178投句の参加をどうぞよろしくお願いいたします!

大会の結果については

近々まとめた冊子が届くかと思いますが

この場では1つ

この大とかち俳句大会の名物になっている

中屋吟月「柏林」主宰による

入賞句の吟詠を

動画で楽しんでいただきたいと思う♪

受賞句

課題の部 「耕して女にかへる風呂沸かす    北野克誠」

雑詠の部  「オルガンのきこえる廊下昭和の日    石川惠子」


 

俳句をこのように吟詠できる人は

きっと

吟月先生しかいないのではないかと

私は思っている♪
 

 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 

むしむし天国

例年になく湿っぽく、

長々と雨が降り、

たまに晴れても蒸し暑い、

そんな今年の夏がようやく終わりを告げつつあるような、

今日の晴天である。

爽やかな秋空をやっと仰ぐことができた。

そんな日の休日は、

歳時記とノートと俳句雑誌などを鞄に詰めて、

自宅の近所の公園などを徘徊し、

俳句を拾って歩く吟行をするのが

近頃の私の休日の過ごし方になっている。

公園の野外ベンチと机のある場所に

静かに座って俳句をまとめていると

心が癒されてくる。

IMG_0128野外でゆっくり本を読んだり俳句を書いたりできる日は

1年のうちでもなかなか遭遇しないものだ。

この日はまさにそんな日だ。

充実のひと時

と、思っていたら・・・

腕や首がなにやらチクチク・・・

そのあとがなにやら痒くなってきた・・・

・・・!

蚊がぷーんとやって来て

刺してゆくのだった。

よく見ると

腕にはすでに、3〜4箇所

首や顔も、痒くなってきた。

そうなるともうあちこちが痒く感じてきて

なんとも落ち着かない気分になってきた。

まいったナーこれは・・・

IMG_0129今年の夏は雨ばかりで

雨が上がって晴れたとしても

晴れの日が続かずに

再び雨が降る。

あちこちに水たまりが沢山できて

それが乾いてゆく暇もない。

そんな無数の水たまりに

蚊が卵を産み

ボウフラが湧き

かが発生するのは

自然の成り行きだろう。

今年は例年になく

あちこちでよく蚊にお目にかかる。

そういえば我が家でも

今年は例年になく

妻が頻繁に蚊取り線香を焚いている。

「ぼうふら」や「蚊」は夏の季題である。

鬱陶しく、憎たらしい存在だが

私は、そんな蚊の出現に

本州の夏の

子供時代を思い出して

懐かしさも感じる。

蒸し暑く湿っぽい本州のようにになってしまったような

今年の北海道の気候は

昆虫たちにとっては

願ってもない

繁殖を謳歌できる

良い気候なのだろう。


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

出張中止!

「この雨はヤバいな・・・」

そんなことを思いながら、

8月31日の朝、

私は旭川出張の荷物をカバンに詰め込んで、

早めの朝食を食べ、

よそ行きの服に着替えて待機していた。

そこへ、所長から電話が入った。

旭川行きのバスが出ないので、出張は明日に延期。

今日(31日)は、通常に出勤することになった。

早めに家を出ると、

夜一度通行止めとなったという国道の札内橋方面からは

通勤の車が沢山来ていたので

私は野次馬根性を出して国道を札内橋方面へ走らせた。

札内橋を渡る車は普通に流れていたが

橋の下を流れる札内川の姿は

今まで見たこともない驚きの姿だった。

IMG_0057川幅は堤防いっぱいに膨らみ

轟音と濁流が

堤外上流のテニスコート、サッカー場ソフトポールと野球場を

堤外下流のパークゴルフ場、ゴルフの練習場を

IMG_0062全て飲み込んで

そこに生えている楡や槐や柳の大木だけが

濁流の中で必死に立っている姿だった。

あまりの凄さに、

IMG_0070言葉を失った。

札内橋を往復してから

通常の通勤ルートに戻り

診療所へ向かうと

IMG_0079途中の旧国道で通行止めに遭った。

旧国道が通れないときは国道へ

といういつものバターンで国道へ出ると

国道が渋滞して長い車の列ができていた。

そこで所長からの携帯が鳴った。

IMG_0086国道の猿別川を渡る止若橋の西側が冠水し

通行止めになったという。

幕別市内の診療所へ行くためには

大きく迂回しなければならなくなった。

止む無く引き返し

南方の高台の山道を大きく迂回して

下流から数えて3番目の橋で猿別川を渡り

ようやく診療所にたどり着いたときは

出勤時間を15分ほど遅刻していた。

その日はほぼ普通に仕事をこなし

夕方、カルテを書いていると

本所から所長に電話が入った。

「出張は中止だそうです・・・。」

なんと!

バスもJRも高速道路も

十勝管内から札幌や旭川方面へ行くルートは

全て寸断されたという。

今までの北海道獣医師大会と三学会でも

季節柄、台風の襲来に何度も見舞われて

交通手段に影響が出たことはよくあった。

だがその度になんとか手段を変更したりして

目的地までたどり着けたのだったが

今回の出張中止は

そんな前例を覆す異常なものだった。

旭川で会おうと思っていた友人に

中止で行けなくなった事を伝え

IMG_0095落胆して帰宅し

郵便受けに刺さっていた十勝毎日新聞を

広げてみて驚いた。

想像以上の被害の写真が

IMG_0097紙面を埋め尽くしていた。

避難者は数千人を超えたようだ。

車ごと流された行方不明者が3名も出たようだ。

「これではとても・・・一晩待ったくらいでは復旧しないな。」

IMG_0098JR石勝線は1ヶ月以上不通になるらしい。

これではどうしようもない。

翌日

いつもの旧国道を通って出勤しようとしたが

旧国道はまだ通行止めだったので、国道へ

ところが国道はまた大渋滞。

そこでまた南方の山道を迂回して診療所に着いた。

その日の仕事内容もほぼ通常だったが

交わす会話は台風被害の事ばかりだった。

あちらこちらで数えきれぬほど

崖が崩れ、木が倒れ、畑が冠水していた。

未だに道路や家が冠水している地域へ

ようやく車で近づけるようになっていた。

IMG_0111その日の夕方

国道の札内橋を渡った。

警戒水域を超える増水と濁流が

丸1日続いた札内川の水位も

IMG_0114ようやく下がって

堤外の広大な平地が姿を見せていた。

しかし、その姿は・・・

見るも無残な

テニスコート、サッカー場、野球場、パークゴルフ場

IMG_0122などの姿があった。

跡形もなく流され、崩され

その上に大きな倒木が流れ着き

その倒木が、生き残った立木に凭れ掛かり

そこに中小の流木が引っかかって止まっていた。

IMG_0123芝生はいたるところで裂けて土がむき出し

大量の砂利と、大量の土が

運び込まれて、流れの姿を残し

あちこちに大きな穴と裂け目が出来

泥水を貯めていた。

IMG_0124札内川堤外の憩いの場である

運動公園の施設は

全て破壊され

札内川は

太古の時代の

河原の姿に戻りつつあった。


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。





 

素晴らしくおいしい牛乳

私のブログを読んでいただいて、

たびたびコメントも寄せていただいている、

酪農家の⌘さんという方がいる。

その⌘さんのおすすめの牛乳を、

思いがけず、先日贈っていただいた♪

この牛乳をご存知の方も多いかもしれないが、

Creamery農夢(クリーマリー・ノーム)という

旭川の農場で生産している牛乳である。

IMG_2137この牛乳は、

飼い方にこだわった少数の乳牛から搾乳された

素晴らしい牛乳だった。

この牛乳とともに同封されている一文を

ここにちょっと抜粋してみる。

「最近、家畜たちは産業動物と呼ばれるようになってしまいました。農畜産物を工業製品と同じように大量生産すれば、生産コストを下げることはできるでしょう。でも、『生き物を機械と同じように扱っていいのかな?』と思うのです。例えば、一生牛舎に繋がれたまま年1回のお産を強制され、乳量を増やすために高蛋白質の飼料を給与され、元来持って生まれた寿命を全うできない生活を強いられています。ちょっと休ませてあげればまたお産をしたり乳を出せるのに、現状の採算ペースからはずれた牛はすぐに廃用牛として屠殺されてしまいます。私達は、そのようなストレスの多い産業動物から生まれる食べ物と、ストレスの少ない可愛がられた家畜から生まれる食べ物とは違うと考えています。」

この牛乳はもちろん

ストレスの少ない可愛がられた牛から搾られた牛乳である。

その牛たちは実際

5〜6頭の少頭数で、できるだけ繋がずに飼育され

搾乳も一頭一頭専用の搾乳室に入れて温水シャワーで乳房を洗浄し

仕上げに消毒した布巾を使って乳頭を拭いて搾乳しているという。

理想的なことを口で言うのは簡単だが

実際にそれを実践して

その理想的な牛乳を毎日生産し

それを我々の目の前に製品として提供するというのは

なかなかできるものではない。

そんな素晴らしい牛乳を

実際に飲む機会を作っていただいた⌘さんには

心から感謝を申し上げたいと思う。

では

実際にこの牛乳を飲んでみて

どうだったか、というと

これが、素晴らしくおいしい牛乳だった♪

低温殺菌(65℃・30分)の生乳なので

最初の口当たりはあっさりとした感じ

口に含んでいるとじわーっと味が出て

ゴクリと飲み込んだ後には

深いコクがいつまでも口の中に残った

それは生クリームを舐めた後のような

なんともいえない暖かさと優しさがあった。

IMG_2136たまたま家には

市販の牛乳パックもあったので

それと飲み比べてみると

その違いは歴然としていた。

市販の牛乳の味は

飲み慣れているとはいえ

この、クリーマリー農夢の牛乳の

深い味わいとは全く違った

薄っぺらい味に感じた。

最も大きく違うと感じたところは

市販の牛乳が

「食事の脇役」に過ぎない味なのに対し

クリーマリー農夢の牛乳は

「食事の主役」の味がした

というところだ。

この牛乳を飲んでいると

他には何もいらない・・・

そんな感じがするのだ。

栄養分が壊されずに全てが揃っているような味

さらに乳牛の母性や愛情さえ感じる味

まさに完全な食品・・・

牛乳という飲み物は

本来そういうものである

ということを再認識させられた

素晴らしくおいしい牛乳だった。


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。




 

食料自給率1000%の十勝の「凶作」

今年初めて北海道を直撃した台風7号から始まって、

IMG_212610日間の間に、

台風11号と、台風9号と、

間髪入れずに、

北海道上空を通過していった。

IMG_2128台風が1年に3回も北海道に上陸するのは、

観測史上も非常に稀なことらしい。

北海道がこれだけ台風に好かれると、

土砂災害はもちろんのこと

IMG_2131農作物にとって

良いわけがない。

昨日の十勝毎日新聞の一面は

JAなどの農業団体が

気象災害の対策本部を立ち上げた

IMG_2135と報じていた。

十勝の農業団体が

このようなことをするのは

冷害だった1993年以来

ということは、24年ぶり 

という大災害によって

十勝地方の農作物が凶作になる恐れが出てきたということだ。 

十勝地方は我が国指折りの

大農業地帯である。

日本の食料の大供給基地である。

十勝地方の食料自給率は

カロリーベースで1000%を軽く越えると言われていて

それを我々十勝の人間は

自慢の種のひとつにしている。

1000%以上の自給率ということは

収穫した農作物の9割以上を

十勝以外の地域へ運んで消費していることになる。

十勝に住む人の9倍以上の他所の人たちが

十勝で収穫される農産物に頼って生活していることになる。

日本中、あるいは外国も含めて

十勝の農産物に頼って生活している人たちには

とても心配すべき事態になったと言えるだろう。 

天気予報は今日からまた雨が降るという予報のようだ

天気図を見ると

日本の南海上にずっと停滞していた

大型の台風10号の進路が

北東の方向を向き始めたようだ。 


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけま

再び台風直撃か、と思いきや

台風7号の直撃を受けてから、

まだ1週間も経っていないのに、

北海道の十勝地方はまた、

台風の直撃を受けるのか!?

と、昨日の夕方は不安げに空を見上げていたのだが、

どうやらそれは回避できたらしい。

1611-00今は8月22日の早朝、

家の外は静かで

雨風の音は一切ない。

今度の台風11号は

襟裳岬には上陸せず

その東の海上を

釧路方面へ向かっていったようだ。

今度は釧路地方を直撃だ。

気象庁の台風情報を確認すると 

釧路に上陸し

そこから根室方面を北上して

網走からオホーツク海へ出たようだ。

今回の台風は十勝地方のわが町に

被害はもたらさなかったが

隣の釧路地方

さらに根室、網走地方の

雨風の害が心配だ。

なんとか無事であることを祈るしかない。

それに加えて

IR-FL_P3-600mまたまた今度は

台風9号がやって来た! 

情報を見ると

早くも関東地方に上陸をする模様。

気象衛星の写真を見ると

先にやってきた11号よりも

雲の渦巻きがずっと大きくて強い台風のようだ 。

今度は直撃は避けられたようだが

直撃を受ける関東、東海地方に

雨風の被害がないことを 

祈るしかない。 


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。





台風直撃!

日本にやってくる台風の進路は、

必ずと言っていいほど「く」の字型のカーブを描いて北上してくるので、

日本列島に上陸する台風のほとんどは、

まず、本州のどこかに上陸し、

いったん勢力を弱めてから北海道に再上陸する、

というパターンが多い。

ところが、昨日やってきた台風7号は、

関東地方に上陸するかと思っていたら、

房総沖で進路を変えて、福島沖、三陸海岸沿いを北上し、

狙い定めたように、襟裳岬を直撃した。

その後日高山脈南部から十勝平野を通り

オホーツク地方へ達したところで温帯低気圧に変わった。

IMG_5943私はその晩

ちょうど当直の夜間当番だった。

17日の夕方から

風雨が急に激しくなり 

普段とは明らかに違う、生ぬるい南東の風と雨が

事務所の駐車場にある私の診療車にうちつけるようになった。

IMG_5949事務所の窓や玄関のドアも

いつもとは違う隙間風によって変な音を立てるようになっていた。

東を向いている玄関のドアの隙間から

横殴りの雨が吹き込んでフロアーに水が侵入してきた。

モップでしばらく拭いていたがとても追いつかないので

そのまま諦めて二階に上がったら

二階のフロアーも同じように雨水が侵入していた。

これはやばいかなと思っていたら

風雨はその後数時間で、すーっとおさまり 

薄雲から夜空がのぞく程度になった。

台風はどうやら、速いスピードで

十勝地方を駆け抜けていったらしい。

その晩、夜中の往診依頼は

幸いなことに一軒もなかった。

IMG_5951翌朝は

青空が見えていた。

往診を何軒か持って

いつものように町内を巡っていると

あちらこちらに

IMG_5953台風の爪痕が残っていた。

土砂の流出や小さな崖崩れが

いつも通る道の様相を少し変えていた。

往診先の牧場では

大きな木が倒れていているところがあった。

よく見ると小さな木も結構倒れていた。

IMG_5955同僚の獣医師の往診には

倒れた木の下敷きになって

死んだ牛の検案が一軒あったようだ。

畑の作物では

台風に一番影響を受けやすい作物は

背の高いトウモロコシである。

その中でも、台風にやられ易いのが

牛の飼料に使われるデントコーンである。

往診途中のデントコーン畑を見ると

IMG_5960ほとんどの畑で倒伏が見られた。

デントコーンが倒伏すると

刈り取りに手間と燃料が多くかかるばかりでなく

深く刈り取らなければならないので

土や石ころが混入し

コーンサイレージの品質が低下してしまう。

台風の仕業だからどうしようもないことだが

刈り取りをする時期までに

もうこれ以上の倒伏がないように祈るしかない。

IMG_5952すべての往診を終えて

事務所に帰ってきて

カルテを書き終え

汚れた玄関を掃除して

車を片付けようと

車庫の方をふと見ると

なんと

車庫の裏の松の木が

IMG_5962一本倒れていた。

朝は気が付かなかったのだが

事務所の裏という身近なところでも

木が倒されていたのだった。

この松の木が

もし

車庫の向こうの道路側へ倒れていたら

電線を切断して停電していたかもしれないし

もし

車庫のある手前側へ倒れてきていたら

車庫と車がぐしゃりとつぶされていたかもしれない

危ないところだった・・・


  人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけま








 

十勝にカブトムシが・・・

3日前くらいから、

十勝地方の気候が、

ぐっと湿っぽくなったように思う。

「紙が、しっとり、してますよね・・・(笑)」 

同僚のS獣医師も、

その違いに気づいていたようだ。

カッパを着て、

繁殖の診療をすると、

いままでにないほどの汗が、

額から溢れ出てくるようになった。

明らかに、湿度が上昇している。

空には雨雲が立ち込め

青空がほとんど見えない。

そんな日がここ3日程続いており

今後もさらにジメジメした日が数日続くらしい。

IMG_5879往診から事務所に戻って

長靴を洗っていると

かたわらに、なんと

カブトムシがいた!

IMG_5880この辺りは夏になると

よくクワガタが出てくるが

この日はクワガタではなくカブトムシだった。

カブトムシが出てきたのは初めての事だった。

「珍しいですね・・・」

「カブトムシって、十勝にはいなかったんじゃないの?」

十勝地方の生態系も

温暖化の影響なのか

平均湿度の変化なのか

変わってきたのかもしれない。

道東方面に在住の方で

野生のカブトムシを見る人は

それほどいないのではないか、と思われるが

最近は、きっと増えているに違いない。

「カブトムシといえば、夏休みの匂いですよね・・・」

「匂い?(笑)、そっかー、そう言われれば、カブトムシの匂いってあるね。」

「懐かしい匂いですよね・・・」

「たしかに、なつかしいね。」

S獣医師は面白い事を言う。

「カブトムシの匂いと、コオロギの匂いと、スズムシの匂い・・・」

「え?、コオロギとスズムシも?」

「みんな違うんですよ、匂いが・・・」

「ほんとに?、俺はそこまではわかんないなー」

「嗅ぎ分けられるんですよ・・・」

「ほんとに?、すごいね、それは。」

「私、変な子だったんです・・・(笑)」

「いや、すごいよ、それは。」


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。




 

「俳都」松山市の俳句ポスト

松山市役所から、

IMG_5870こんな郵便物が届いていた。

「松山観光俳句ポスト入選句集・第47巻」

というものだった。

はて、

最近は松山の方へ投句した憶えはないなぁ・・・

IMG_5871と思いつつ

冊子をめくってみると

松山市が取りまとめている俳句ポストに投句された俳句のうちの

昨年度の、特選句と入選句が掲載されていた。

それを見て私ははじめて

IMG_5872去年の四月に

東京の根岸の子規庵へ行った時

そこに設置してあった俳句ポストに

何句か投句をしたことを思い出した。

そして、その中の一句

IMG_5873 ひとひらの花子規庵に舞ひ込めり    豆作

が入選していたことを思い出した。

さらに、この入選については

去年の6月頃に

松山市役所から通知が届いていて

IMG_5877その時、記念品も頂いていたこと

を思い出した。

記念品まで頂いていたので

もうそれでおしまいかと思いきや

それから1年以上も経って

このような立派な入選句集が送られてくるとは

IMG_5878なんと手厚い扱いを受けたのだろう、と

感激してしまった。

入選句集をさらによく読んでみると

各地に設置してある俳句ポストの写真と

過去に投句された俳句の数と

IMG_5875過去に投句された投句者の数が

細かいデーターになって掲載されていた。

松山市の観光課が展開しているこの俳句ポストは

なんと、昭和44年から

毎年4回づつ、開函され続け

IMG_5874今年は47年目で、277回目の開函に当たっていた。

その投句の数は、毎年数千句を数え

その投句者も、毎年数千人を数えている。

約半世紀近くもの間

俳句ポストにこれだけの俳句が投句され続けていることは

IMG_5876なかなかできることではなく、素晴らしいことだと思った。

それは、俳句ポストに投句された俳句を大切に扱い

投句者がすでに忘れている頃になっても

投句者のことを忘れずにいてくれる

松山市の方々の姿勢と俳句を愛する気持ちの

賜物であろうと思った。

さすがは

「俳都」松山市は、ちがうな!

と思った。


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。

 

2016・大タテコン

5年〜7年ごとの不定期に開催される、

帯広畜産大学獣医学科の我が世代の同窓会。

IMG_5824最近はどういうわけか、

いつも、3学年に股がる、

大タテコン形式で行われるようになった。

1学年の同窓生の数は40名程度なので、

IMG_58081学年だけに声をかけたとすれば、

最近は大体半分程度しか集まらない。

しかし、3学年合同のタテコン形式にすると

その3倍の人数が集まることになり

IMG_5810大きく盛り上がる同窓会となる。

そんな理由なのかどうか、定かではないが

いつの間にやら我々の同窓会は

合同大タテコン形式で行われるようになった。

IMG_58123学年同志の仲がとても良いのだ。

そして、我が年代はその真ん中の世代である。

「タテコン」という名称に

そもそも懐かしい響きがある。

IMG_5813学生時代はこのタテコンをはじめ

追いコン、寿司コン、合コン、等々・・・

様々な学生コンパが開かれていたものだ。

卒業以来、約30年が経過しても

IMG_4740タテコンという言葉のもとに

集まった同窓生の方々の気持ちは

すぐに当時の気分に戻って

懐かしくも新鮮な

IMG_4733楽しい盛り上がりを見せてくれる。

それぞれの方々が

それぞれの道で

IMG_4731-1円熟味を増しながら

進んでいる進行形の話を

何の衒いも遠慮もなく

IMG_4736互いに語り合えるのは

このような同窓会以外にはないだろうと思う。

来賓として来られた先生方も

IMG_5814当時は新米教官だった方々ばかりで

教官というよりも

研究室の先輩というノリで

ずっと付き合って飲んでおられた。

総勢53名の大宴会の一次会は瞬く間に終わり

IMG_5816その締めには

やはり

帯広畜産大学逍遥歌〽︎・・・が出た♪

53名の逍遥歌は実に気持ちの良いものだった。

IMG_4749二次会は

そのままカラオケホールへ・・・

ここで歌われる曲も

IMG_4758同世代の懐かしいもの〽︎ばかり・・・

そしてさらに

三次会は

幾部屋にも分かれた部屋飲み・・・

IMG_4752話は尽きることがなく

夜を徹して飲み明かさんばかり・・・

皆さん50半ばから60の

熟年世代にもかかわらず

IMG_4756歳のことなど忘れて

飲み続けているようだった。

中には

IMG_5821それぞれの部屋を

渡り歩いて飲む人もいて

さながら

昔の学園祭の打ち上げのような雰囲気だった・・・

これも3学年合同の

「タテコン」というもののメリットなのかもしれない。


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。


 



 

食料自給率1000%の十勝・・・今年は?

田んぼがほとんど無い、

image十勝地方は畑作王国である。

特に、十勝の中央部では畑作が盛んである。

畑作よりも酪農が盛んなのは、

十勝北部の高原地帯や、

十勝南部の海岸地帯であり、

十勝中央部の肥沃な大地は、

image酪農の牧草地よりも、

畑作地のほうが圧倒的に多い。

十勝の中央に位置するわがM町の診療区域も

その例外ではなく

ばりばりの畑作地帯である。

image毎年この時期になると

あらゆる畑作物が

一気呵成に成育してくる。

土の見えていた畑の畝が

生長した作物によって

あっという間に隠されて

さまざまな作物の葉の色に染まった

巨大なパッチワークのような大地となる。

まさに万緑。

この十勝の畑作物の勢いを毎年見る度に

私はとても豊かな気持ちになる。

十勝の食糧自給率1000%を実感する一瞬である。

こんな大地に暮らしていれば

飢え死にする事はないだろうと思う。

imageしかし

そうは言っても

農業は天候に左右されるという宿命にある。

今年の我が町の畑をよく見て歩いていると

なんとなく

いつものような勢いが感じられない部分が見える。

image6月の2週間以上にわたる低温高湿度の影が見える。

ジャガイモの花がいつもより少ない気がする。

ビートの畝の土が葉に隠れていない部分が多い気がする。

豆の生育が遅く雑草が多いような気がする。

さらに

先日の烈しい雷雨と雹(ひょう)は

image我が町でもっとも肥沃な

十勝川沿いの畑作地帯を襲った。

小麦の大規模な倒伏があちこちに見られる。

ジャガイモの畝が泥流に崩れているところがある。

豆の葉が破れて土をかぶっているところが多く見られる。

私は今年の畑は、いつもより元気がないと感じている。

image「なんか、今年は、よくないんじゃないの?」

「・・・どーだかな。」

畑作と肉牛兼業のЭさんの父さんはそう言った。

「このあいだの大雨と雹もすごかったし。小麦がだいぶ倒れているね。」

「・・・あっちのほうはひどいって言ってたな。」

image「この辺はそれ程でもないみたいだけど。この辺は去年もよかったでしょ。」

「・・・いや、この辺も機械を入れてみないとわからんよ。」

「豆の葉も小さいし、ビートの畝もまだ見えてるし。」

「・・・まぁ、いつでも蒔けば取れるってもんじゃない。何年もやってたら、そんなもんだ。」

「なるほど・・・。」

「・・・若い衆らは、それをまだ、よくわかってないんだ。」

imageベテランの畑屋さんの父さんは

静観の構えだ。

長年のキャリアを感じる

重みのある言葉だった。

 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。


 

どこの牛馬の肉なのか?

牛肉が原料の「コンビーフ」と、

馬肉と牛肉が原料の「ニューコンミート」、

IMG_5736どちらもパッケージを新しく変えて、

スーパーマーケットの棚に並び、

月間お買い得商品になっていた。

「スマートカップ」という新しいパッケージなのだそうだ。

あの昔懐かしい独特のアルミ缶の

缶の裾をコキコキと巻き上げてゆく缶詰から

とうとうモデルチェンジしたのだ。

「コンビーフ」と「ニューコンミート」の味の差は

ちゃんと食べ比べたことがないので、

私はまだよくわからないが、

どちらもまぁ似たようなものではないかな、と私は思っている。

「ニューコンミート」と「コンビーフ」との味の差を

ちゃんと説明できる人に、私はまだ出会ったことがないし 

「俺は絶対にコンビーフだっ!」 、とか

逆に、「絶対にニューコンミートの方がうまい!」とか

両者の味の差にこだわっている人にも

私はまだ出会ったことがない。 

そんな商品で

この価格差。

コンビーフはニューコンミートよりも50%も高い。

驚くほどの価格差ではないか。

要は原材料。

コンビーフやニューコンミートの原材料になる

牛肉と

馬肉と

その原料価格の差が現われていると考えてよいと思う。

いったい

どんな牛肉がコンビーフになり

どんな馬肉がニューコンミートになるのだろう。

牛はホルスタインなのか和牛なのか

国産牛肉なのか輸入牛肉なのか

馬はサラブレッドなのか重種馬なのか小型馬なのか

国産馬肉なのか輸入馬肉なのか

どなたかご存知の方がいたら

教えていただきたい。


 人気ブログランキング


IMG_2775
左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→クリックして

ご覧いただけます。


 
Profile
ギャラリー
  • 音羽紅子さんの俳句
  • 音羽紅子さんの俳句
  • 音羽紅子さんの俳句
  • 音羽紅子さんの俳句
  • 音羽紅子さんの俳句
  • 音羽紅子さんの俳句
  • 重種繁殖牝馬の回腸捻転(3)
  • 重種繁殖牝馬の回腸捻転(3)
  • 重種繁殖牝馬の回腸捻転(3)
蓄 積
1日1回クリック宜しく!

願援助為自己満足
livedoor 天気
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

感 謝
牛馬語の俳句

  • ライブドアブログ