北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

よのなか

フリーマーチン、語源の「新説」

仔牛の♂♀の双子のことを、

業界ではフリーマーチンと呼んでいる。

なぜそんな名称になったのかというのは、

意外にナゾで、

今のところ、

新得の畜産試験場の先生から教えて頂いた説が、

最も信頼できる説であるようだ。 

フリーマーチンの語源については

私もこのブログの約10年前の記事に書いたのだが

先日、なんとそこへ新しい書き込みがあり

フリーマーチンのマーチンというのは

正しく発音すると

マーチン(Martin)ではなく

マーシャン(Martian)である

という書き込みなのだった。

マーシャン(Martian)とは何かというと

日本語に訳せば

「火星人」である。

仔牛の♂♀の双子は

じつは火星人(マーシャン)と呼ばれていて

それが次第にナマって

フリーマーチンと呼ばれるようになったという説である。 

なるほど

こんなところにも 

地球の大気圏外の大宇宙の影響があったのである。

Unknown大宇宙からの影響・・・

といえば・・・

♂♀の双子のフリーマーチンが・・・

火星人(マーシャン)
ならば・・・

我々がよく遭遇する宇宙人・・・

すなわち子宮脱星人は

何と呼ばれるのだろう。

子宮脱は英語で Uterine  prolapse(プロラプス)であるから

子宮脱星人は

プロラプシャン(Prolapsian)

である。

お、なかなかいい呼び名じゃないか。

では子宮捻転星人は

何と呼ばれるのだろう。

子宮捻転は英語で Uterine torsion(トージョン)であるから

子宮捻転星人は

トージョニアン(Torsionian)

である。

おお、なかなかいい呼び名ではないか。

images




子宮脱星人(プロラプシャン)

子宮捻転星人(トージョニアン)

これは、なかなか

カッコいい♪


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十勝ホトトギス俳句会

昨日の26日は、

帯広駅前のふじもり食堂で、

十勝ホトトギス俳句会の、

「新同人の誕生を祝う会」が開かれた。

IMG_1142およそ2〜3年に1度、

ホトトギス誌には社告が出て

同人が推挙される。

今年の1月に、

北海道からは19人の同人が推挙され、

十勝管内では伊林美惠子さんと私の名があった。

それを受けて昨日は、

十勝の同人のまとめ役である

IMG_1143高橋まさしさん、とも子さんご夫妻、をはじめ

ホトトギスの誌友と、俳誌柏林の誌友の方々が

総勢19人も集まって

我々2名の新同人のお祝いをしてくれた。

昼食前にまず句会。

その後昼食。

IMG_1144句会で少し緊張した喉を

昼食の生ビールが

心地よく潤してくれた。

正月の記事に書いたことの繰り返しになってしまうが

私は約25年間

自分なりに

色々な俳句を

ああでも無いこうでも無いと迷いながら

作句意欲が落ちた戻ったりしながら

作り続けて来た。

そのうちに

ホトトギスの俳句

すなわち「花鳥諷詠詩」というものが

心の中に大きな位置を占めるようになり

ホトトギスの俳句こそ

私が求め進むべき俳句の道であると思うようになった。

そして、ホトトギス誌に投句し始めて約5年

主宰から、私の投句する俳句が

とりあえず、一応

ホトトギスの俳句として認められた

ということなのだと思う。

IMG_1145昨日開いていただいた

十勝ホトトギスの会は

そんな私の俳句に対する思いを

再確認させてもらえる

良い機会だった。

新同人の名が掲載された、先月のホトトギス誌の社告には

こういう言葉が添えられている。

「ホトトギス同人とは権利も義務もございません。ただホトトギスの伝統を正しく理解して、立派な作品を作る努力をして頂きたいのでございます。ホトトギスの正しい発展のためにお力をおかしくださいませ。」

この言葉を忘れずに

これから又

俳句を作ってゆこうと思う。


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リスの出る日

「今日は、リスをよく見る日だったなぁ・・・」

と、先輩獣医師のSさんが、

カルテを書き終えて、そう言った。

「このあいだ急に暖かくなった時、冬眠から覚めたんだろうか・・・」

それを聞いた、同じく先輩のKさんが、

「エゾリスは、冬眠しないんですよ。」

「そうなの・・・」

「ええ。シマリスは冬眠しますけどね。」

「エゾリスはそうなんだ・・・」

それを聞いていた私。

「じつは、俺も今日、リス見ましたよ、エゾリス。」

「やっぱり、よく出る日なのかな・・・」

「そんな日、あるんですかね。」

「今日はほんとに・・・車に轢かれてたのも見ちゃったよ・・・」

車にはねられて死んでしまったのは可哀相だが、

私が今日見たりスも、ちょっと変で、

いつもとは違った場所で見かけたのだった。

1才馬の過敏症の治療で行った*さん宅

IMG_1093馬を出した後の馬小屋に

たまた目を向けると

馬柵捧の上になにやら動くものがいた。

鳥にしてはちょっと変だなと思ったら

エゾリスが

IMG_1089馬柵捧にとまる様に立っていた。

少し近づいて

携帯写真を撮ったら

馬小屋の奥へ隠れるように入っていった。

私が今までエゾリスをよく見かけたのは

IMG_1089ほとんどが林の中で

その多くが松の木で

松の木を渡り歩いている姿ばかりだったので

今日の、まさかの馬小屋での

エゾリスの出現にはちょっと驚いた。

IMG_1090そして

往診から帰ってきたら

先輩獣医師たちが、また

エゾリスの話をしていたというわけだ。

これは単なる偶然なのだろうか。

それともやはり

今日は

特別に

リスの出る日なのだろうか。


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北海道人・気質

我が地元の、

かたくり俳句会の初句会は、

IMG_0930普段は午後からの句会だが、

年の初めだけはいつも午前中から始まり、

昼食を皆さんで囲み、

食後は恒例の、

百人一首の歌留多取りが行われる。

北海道の百人一首は

本州の「紙」の百人一首とは違って

IMG_0931「木」の札である。

木の札に、墨で

毛筆の下の句が書かれている。

誰が最初にこういう札を作ったのかは知らないが

北海道開拓時代の名残が感じられる

実に北海道らしい

とても興味深い百人一首である。

遊び方も

読み手は普通、上の句を読まずに

下の句だけを読み

取り手は、下の句だけを聞いて

下の句の札を取り合う方法が普及しているようで

これもまた実に

勇ましく

流暢なことはしない

北海道人の気質がよく出ている遊び方である。

しかし

我々地元の俳句会の人たちは

IMG_0933読み手は、下の句ばかりではなく

上の句から全部読み上げることにしている。

下の句ばかりで遊ぶよりも

上の句から歌の全体の意味を味わいながら遊んだ方が

ずっと奥ゆかしく

読み上げを聞いている時の

歌の調べもすばらしく

とても気持ちの良い歌留多遊びになるということを

いつ頃か気づき

それを楽しむようになった。

北海道の百人一首の

一歩進んだ新しい遊び方だと思って

私はとても気に入っている。

さすがに

文芸好きの人たちの集まりだと思う♪


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寒月と札幌2往復

1月8日の夜は事務所に宿直し、

9日の夕方帰宅したその夜、

妻と息子と3人で、

道東道を千歳まで移動して、

亡くなった義兄の家で焼香して、

その夜は千歳のホテル泊。

翌10日の午前中は

私1人JRで札幌へ行き

かでる2・7での北海道ホトトギス同人会に出席した後

午後の伝統俳句協会新年句会に投句だけを済ませ

再びJRで千歳まで戻った。

千歳シティホールで義兄のお通夜

この夜は悲しい酒になった。 

翌日の葬式と法要を終えて

妻と息子と3人で道東道を帰宅。


 高々と寒月葬の帰り道  


翌11日の朝は

再び1人JRで札幌へ行き 

IMG_0927午後からの

北海道俳句協会賞選考会に出席し

続く俳句協会合同委員会

さらに続く新年交流会に参加。

今年の北海道俳句協会賞は

私のイチ押しの人の作品が受賞することになったので 

この夜は嬉しい酒になった。 

翌12日は 

昼から札幌駅北のエルプラザで

荒舩青嶺さんらとのライラック句会

その後JRで帯広へ

帰宅したのは夜更けだった。


 我が顔の上に寒月汽車の窓


 
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雪を掻いて、餅を搗いて

先日の雪は、

北海道全体を覆う大雪になった。

十勝地方も、約50cmの雪が積もった。

我が家の前も、

もちろん50cm程度の雪が積もったのだが、

実はこの日は、

午前中から、

飲み友達のH田さん宅で、

恒例の野外餅つきをすることになっていた。

毎年、朝10時過ぎから餅を搗き始めることになっていた。

ところが今年は、

その時間はまだ家の雪掻きをしていた。

雪掻きをなかなか終わらせることが出来ず、

やっとの思いで玄関前と駐車場の雪を掻き終えたときには

昼の12時を回っていた。

私はちょっと不安になった。

こんな状態で、今日は餅つきなんてできるのだろうか

雪掻きを終えた私は

H田さんにラインを書き入れた。

「これから行きますが・・・」

すると即刻返事が来た。

「お疲れ様です(^O^)待ってます。」

我ら呑ん兵衛仲間のH田さんは

大雪にもめげずに

IMG_0853薪ストーブに火を入れて

石臼と杵を所定の位置に据えて

恒例の餅つき会場を

完璧にセットして

我々の訪れを待っていてくれたのだった。

一晩水に浸したもち米と

ゆでた黒豆と

餡子にした小豆と

酒一升を抱えて

私がH田家に到着したときは

同じ呑み仲間のF野さんとI君と

さらに、若者2名の餅の搗き手が

すでに餅つきを開始しているところだった。

IMG_0848私は毎年の恒例の餅つきに

なんとか今年も無事に参加することが出来たのだった。

用意されていた熱燗を一杯

ぐいっと飲み込んだら

午前中の雪掻きの疲れが

すーっと消えてゆくような心地になった。

IMG_0851私は自分の役目である

雑煮の汁の調理に取り掛かった。

雑煮の汁を作っている間に

若者たちが威勢よく餅を搗いて

それに納豆や黒豆を絡めたものが

目の前に出される。

IMG_0839それを酒のつまみとして食べるのも

これがまた格別な味で

熱燗がさらに進んでしまうのだった。

あー今年も

いよいよ年の暮れになったのだなぁー

IMG_0852そんなことを実感しつつ

今年一年なんとか無事に過ごせたことを

感謝しつつ

また酒のぐい呑みに手を伸ばす

楽しく幸せな

野外餅つきなのであった。


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成長ホルモン

近所のどこのスーパーマーケットも、

ここ数ヶ月の間に、

外国産肉の占める割合が、

急に増えたような気がする。

特に、

アメリカ産の豚肉の占める割合が急増した。

アメリカの豚肉が、

以前よりずっと多く輸入され始めたようだ。 

何か大きな変化が、

どこかであったような気がしてならない。

IMG_0771アメリカ産の豚肉は、

ご覧のように

国産よりもずいぶん安い。

牛肉は以前からそうだったけれど

豚肉についても

アメリカ産の肉が

激しく攻勢をかけて来たように感じるのは

きっと、私だけではないと思う。

こうしてだんだんと

静かに

アメリカの豚肉が

スーパーマーケットの肉コーナー増えて

それが知らず識らずのうちに

当たり前になってしまうのだろう。

そうして

日本の養豚が

衰退してしまうのだろう。

十勝には

豚丼という名物がある。

十勝のご当地グルメである。

その名物の豚丼の肉が

アメリカ産の豚肉になってしまうとしたら

興ざめ、だよなー。 


 〽︎アメリカの

   成長ホルモン

    豚肉焼けば

     これが本当の

      ホルモン焼〽︎ 



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客を呼ぶ客

我が町のM別家畜診療所と、

隣町のI田家畜診療所とは、

互いに何かと色々お世話になったりなられたりの関係にある。

診療の人員不足の時の応援、

予防注射や採血の応援、

手術室が使えない時に貸したり借りたりもする。

ただ最近は、

うちの診療所の方が、

人員の手薄な状態が続いており、

こちらからお願いすることばかり多くなっている。

十勝NOSAIという大きな組織の中では

そういう場面は想定内のことで 

これからもそれはずっと続いてゆくだろうと思われる。

かつて各町村が合併てし十勝NOSAIになった時

獣医診療技術の「高位平準化」

などという言葉が飛び交わされたが

あれから15年以上経った今

それが実現しているのかどうか・・・

その当事者の1人である私自身にも

課題はたくさん残っているように思われる。

ただ、十勝NOSAIという大きな括りの中で

獣医師同志の交流の輪は

間違いなく広がっていると思う。

もっともそれは

各々の獣医師の個性に依るところが大きいと思うが・・・

そんな状況の中で

IMG_0779一昨日の晩

隣町のI田診療所のK獣医師が

うちの妻の店に飲みに来てくれた♪

K獣医師は2年前にS追診療所から転勤して来た人だが

当時の同僚だったT獣医師とH獣医師も一緒に連れて来てくれた♪

うちの妻の店は毎日は営業しておらず

予約を受けて開けるシステムなので

IMG_0781お客はきっと3人だけで

ゆっくりと話をしながら飲めるだろう

と思っていたら

灯っている看板を見たのか

予期せぬ通りすがりのお客さんが

1人、またしばらくして1人、また1人・・・

とお客さんが店に入って来て

ちょっとビックリしてしまった。

「私、お客を呼ぶ人なんですよ。」

K獣医師は

そう言って笑っていた。

IMG_0782客を呼ぶお客さんはいるものだと

妻も以前から言っていたが

こういう事実を目の当たりにすると

忘年会シーズンとはいえ

私もそれを信じざるを得なかった。

獣医師の同僚が3人も飲みに来てくれたのに

別のお客さんの相手もしながらの飲み会になってしまって

ちょっと申し訳なかったけれど

K獣医師をはじめ皆さんには

これからもまた

是非とも

うちの店に飲みに来てください。

妻の売り上げのためにも、ね(笑)


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食品安全基本法!(2)

「食品安全基本法」という法律について、

私が5年前のこのブログに書いたことを、

ここでもう一度繰り返して書いてみたいと思う。

それは・・・

この法律は平成15年(2003年)に制定された法律で

日本の食品衛生の根幹となる法律である。

この法律の画期的なのは、その目的、基本理念だといわれている。

それは、すなわち

国民の生命及び健康の保護」

IMG_0580である。。

今となっては当たり前の考え方のようだが

制定当時、存在していた古い食品衛生法の

食品に対する法律の基本理念というのは、そうではなく

その文言というのは

「・・・もって、公衆衛生の向上及び増進に寄与する。」

という、健康よりも産業発展の重視とも取れるような

曖昧な表現によって結ばれていた。

それが

この「食品安全基本法」では

「・・・もって、国民の健康の保護を図る。」

という、国民の健康をまもる

という文言がはっきりと入ったものになったのだ。

法律の目的が

産業保護から健康保護へ

生産者保護から消費者保護へ

と大転換したのである。

しかも、この「食品安全基本法」は

諸々の法律の中でも位の高い「基本法」であり

その所管も、農水省や厚労省ではなく

内閣総理府の消費者庁にある。

わが国の食品に関する考え方は、この7〜8年の間に大きく変わったのである。

その理由は・・・

「食品安全基本法」の制定のころは

ガット・ウルグアイラウンド合意を発端として

わが国の食品の流通はタガが切れたように増大している。

それにつれて、大規模な食中毒(平成8年のカイワレ菜のO−157、平成12年雪印大樹工場ブドウ球菌)

あるいは、平成13年の肉骨粉によるBSE、平成14年牛肉の偽装事件、など

食品の安全性を脅かす事件が相次いで発生するようになる。

そんな背景から誕生したのが

平成15年の「食品安全基本法」、というわけである。

その理念の第二項には

「食品の供給に関する一連の行程の各段階における安全性の確保」

という文言も明記されている。

これはどういうことかというと

食品が誕生する最初の段階から

最後の国民(消費者)の口に入るまで

一貫した、安全性の確保がなされなければならない、ということなのである。

と・・・

まぁ、およそこういう事を

私は5年前に書き

「食品安全基本法」という法律を

自分なりに理解していた。

あれから5年ほど経った今年

また再び「食品安全基本法」についての講習を受けた。

再びの講習を受けている最中に

突然私の頭の中に

ある思いがこみ上げてきた。

それは単なる思い付きに過ぎないものだが

それが消えずにどんどん膨らんできて

どうしようもなくなってしまった。

その思い、とは何かというと

国民の健康を護る」という言葉を

IMG_0580さらに拡大できないのか

という思いである。

わが国で食品を消費しているのは

われわれ国民である事は言うまでもない。

IMG_0581しかし、わが国で

食品を消費しているのは国民(ヒト)だけではない。

わが国の家畜(ヒト以外の飼育動物)たちも

餌という食品を消費しているではないか。

IMG_0595国民が食品を食べる構図と

家畜が餌という食品を食べる構図に

どれほどの違いがあるのだろう。

我々と同じ気候風土の中で生きている家畜たちである。

我々が食べる食品と、家畜たちが食べる食品(餌)

IMG_0596そのどちらもが

消費する者の知らぬところで生産され

年々流通量が増大している。

「食品安全基本法」は

「食品の供給に関する一連の行程の各段階における安全性」

を監視することによって

国民の生命および健康を護る」

を実現しようとするものである。

IMG_0601私は

獣医師として

この法律の理念を

もう一つ拡大させて

「家畜の食品(餌)の供給に関する一連の行程の各段階における安全性」

を監視する

「家畜食品安全基本法」

というものが制定されることを期待する。

その目的は

もちろん

家畜の生命及び健康を護る」

である。


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食品安全基本法!(1)

私の妻が経営している、

「カフェ・モッキンバード」という名の店は、

実際は、いわゆるカフェなどではなく、

単なる「場末の飲み屋」であることは、

地元の皆さんにはすっかり知られるようになった。 

しかし、そんな店であっても、

一応はまぁ、一つの飲食店であり、

飲食店という所には、必ず

IMG_0768「食品衛生責任者」

という者を置かなければならない事になっている。

私の妻の店の場合

その、食品衛生責任者は本人ではなく

開店当初から、私がその責務を担っている。

獣医師であると、講習をせずとも

食品衛生責任者になれたからだった。

ところが、平成15年に

食品安全基本法という法律が制定されてからは

獣医師であろうが誰であろうが

食品衛生責任者になるためには

必ず講習を受講しなければならないという事になった。

その第1回は、今から5年前の平成22年に行われた。

その時の様子は、過去の私の記事にも書いた通りである。

それから約5年が経過して

IMG_0539今年の11月、再び

食品衛生責任者の講習会が開かれ

それを受講せよとの通知が我が家にも届いたので

先日の月曜日に

私が受講しに行く事になった。

IMG_05405年前の前回

この講習会を初めて受講した時

意外にも

非常に面白い内容だったので

今回も期待して、私は講習会に足を運んだ。

IMG_0541聴いてみると、今年も期待通りの

とても面白く、ためになる内容だった。

例えば、食中毒の話。

食品衛生に関する話のメインといえば

やはり食中毒の話なのだが

IMG_0551病原性大腸菌O157、腸炎ビブリオ、サルモネラ・・・

ノロウイルス、アニサキス・・・などなど・・・

話を拝聴していると

ヒトの食中毒とはなんと恐ろしく

現代社会を浮き彫りにする、集団病理なのか

というのが、よくわかった。

IMG_0546過去の事例を何例か紹介してもらいながら

我が国の食中毒事故の発生から収束、予防法まで

懇切丁寧な話を聴くことができた。

思えばこの5〜6年間

我々はいろいろな食中毒のニュースを耳にしてきた。

IMG_0585また食中毒事件に発展しなくとも

「食品安全基本法」「違反」したことで

マスコミに取り上げられて

大騒ぎになったニュースがたくさんあった。

それらの多くが

食品というものを大量に生産

食品というものを大量に売買

食品というものを大量に運搬

食品というものを大量に消費する。

そんな現代社会が生み出した

社会病理のような一面を持っている。

ここでいう「食品」というものは

我々人間が食べる品物であることは言うまでもないが

私はそこで、ちょっと考えた。

食べ物を食べると言う行為をするのは

我々人間だけではない・・・

ヒト以外の動物達もまた

食べ物を食べている・・・

特に、家畜たちは

飼料という名の食品を

毎日大量に食べているではないか・・・

そして

それらの飼料は

毎日毎日、大量に生産され

毎日毎日、大量に売買され

毎日毎日、大量に運搬され

毎日毎日、大量に消費されている。

そんな畜産業界にも

飼料にまつわる様々な事故が起こっている。

それは人間社会の食品衛生業界と

全く同じような

瓜二つの社会病理的な一面があるのではなかろうか・・・

そして、そのメインは、やはり

食中毒ではなかろうか・・・


(この記事続く)


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十勝文化まつり・2016

11月11日〜16日まで、

IMG_0471NPO十勝文化会議の主催による、

「総合芸術祭・第14回十勝文化まつり 」、

が開催されている。

この団体の文芸部に所属している私は、

IMG_0466今年もまた、俳句作品を展示した。

帯広駅前の十勝プラザ1階展示会場に

俳句や短歌、詩や川柳、などの文芸に限らず、

写真、絵画、書道、華道、の作品や

IMG_0472それらのコラボレーションの作品なども展示されている。

展示作品ばかりではなく

総合芸術祭という名の通り

研究発表、舞台発表、などの部門もあり

IMG_0452幅広い文化・芸術の祭典となっている。

興味のある方は、

ぜひ見に来ていただきたいと思う。

開会前夜の、11月10日の開会式には

IMG_0457貴重な体験をすることができた。

アイヌ民族舞踊保存会の方達による

ムックリの生演奏と

民族舞踊が披露されたのだ。


十勝プラザ1階の大ホールに

アイヌの民族楽器ムックリの音が鳴り始めると

十勝平野の開拓以前の

地鳴りのような音が

会場に響き渡り

私は思わず

携帯を演奏者に向けて

動画のスイッチを入れた。


引き続き

今度はアイヌ民族舞踊の

狩の踊りが披露された。

開会式に

このようなデモンストレーションがあるとはつゆ知らず

思わぬ感動をいただいた。

そのあとは

各部会有志の交流会(懇親会)が

隣のレストランで開催された。

今年の交流会には

文芸部にも新しく、私より年の若い俳人が

2名参加してくれて

いつになく楽しい懇親会となった。

最後の2枚の写真は

私の今年の作品と

新しく今年から参加してくれた

30代の若い俳人

金野克典さんの作品♪

IMG_0450私の作品はいつものように

仕事の合間などに

十勝の四季風景を写真に撮って

俳句をつけたもの。

克典さんの作品は

おわかりでしょうか・・・?!

IMG_0451江戸怪談・七不思議

「置いてけ堀り」「送り提灯」「片葉の葦」

「灯り無し蕎麦」「足洗い邸」

「狸囃子」「送り拍子木」

をそれぞれイメージした

俳句7句だそうである♪

克典氏は高校生時代から俳句を作っていて

今は現代俳句系の句会や雑誌に

作品を発表し続けている

将来とても楽しみな

十勝の俳人である♪


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鈴木牛後さんの角川俳句賞候補作

今年の角川俳句賞の最終選考に残った作品の、

5つの中に、

鈴木牛後さんの「にれかめる」50句が選ばれた。

早速角川の「俳句」を買って読んでみた。

これはもう、さすが!、というべき作品群だった。 

4人の最終選考員の中の

正木ゆう子氏をして

「この人は受賞第1作を詠める人です。」

と言わしめた、牛後さんの実力は

もはや、日本全国の俳人の誰もが認めていると思う。

IMG_0434実は私も、3年前から

角川俳句賞に応募しているのだが

今年も又、予選落ちをしてしまった。

予選落ちした者が、最終選考に残った人の俳句を

ああだこうだ、と評するのは

IMG_0426大変おこがましい行為なのかもしれないが

俳句詠みというのは

良い作品を読んで勉強することが大切だ♪

ということで 

牛後さんの作品50句を鑑賞させてもらった。 


 除雪車が雪押してくる初明り

 白息の絞り滓めく小さく吐く

  よくはたらく我も毒餌を曳く蟻も

 農道の波打ってゐる西日かな

 啄木鳥と吾のあひだを古りゆく木



道北の下川町に入植して酪農を営んでいる牛後さんの

大地にしっかりと根を張った生活が見えてくる。 

私がいつも仕事中に感じることは

酪農家の人たちは

本当によく働く人たちだ

ということである。


 牛の腹しづかに満つる寒夜かな

 血の乳に変はる気配や雪催

 老牛の乳垂れてゐる鼓草

 にれかめる牛に春日のとどまれり

 クローバー十本ちぎり音ひとつ

 かうべ振る牛の歩みに黄落す

 


毎日毎日牛の世話をしつつ、牛の乳を絞り、出荷をする。

それだけですごい才能なのに

そういう自分の生活を

四季の季題を通して

俳句という文芸に一句一句したためてゆく

というもう一つの才能が牛後さんには備わっている。

ただ、上記の牛の句のような場面は

私も酪農家を巡る仕事中によく遭遇し

正直なところ、私でも

このくらいの牛の句は詠めるかな

という感想を抱いた。 

ところが・・・


 雑煮椀牛の乳房を揉みし手に

 満月を眼差し太き牛とゐる

 牛追つて我の残りし秋夕焼

 牛見送る軒より露の滴りぬ


というような句になってくると

往診先で他人様の飼っている牛の俳句を詠んでいる

獣医師の私などには詠むことのできない

酪農家ならではの牛の句である。

こういう句を前にすると

あらためて

牛後さんは、さすがだなぁ!

と思わずにはいられないのである。

さらに・・・


 風邪心地わが外側に誰かゐる

 亡き人の名刺を冬の木と思ふ

 対岸に対岸のある春日かな

 くものすのいつぽん春風が見える

 憲法記念日虫を支ふる草一本

 廃車より高き夏草やがてひらく



なんというか

独特の世界観を

これらの句から感じる。

訥々(とつとつ)とした詩情というか

派手さはなくて芯の強い詩情というか

うまく言えないが

牛後さんにお会いした時に感じるものが

これらの句の中にあるような気がする。

牛後さんならではの俳句の世界が

表れているように思う。

まさに

「鈴木牛後の俳句の世界」

をたっぷりと

鑑賞させていただいた♪

今後のさらなる活躍が期待されるのは

言うまでもないことだ。

角川「俳句」11月号に載っている50句と

選考委員の先生方の座談会を

何度も読み返してみて

そんな感想を抱いた。



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十勝馬まつり

「十勝軽種馬農協」という組織がある。

文字通り、

十勝地方の軽種馬の生産者で構成する農協である。

ここで言う軽種馬とは 、

サラブレッドのことである。

すなわちこの農協は、

十勝地方のサラブレッドの生産者で構成する農協である。

その組合員の戸数は、

わずかに10数戸。

繁殖牝馬の数は、

わずかに数10頭の、

小さな生産者団体である。 

十勝地方の馬の生産と言えば

ペルシュロンやブルトンやベルジャン、といった重種馬が主体で

サラブレッドの生産は影が薄いけれど

JRAから補助を受けながら

頑張ってサラブレッドを生産し続けているのである。 

そんな十勝軽種馬農協の事務所と

IMG_0313種牡馬の繋留所(種場所)が

我が町にある。

ここの馬たちは、NOSAIには非加入であるけれども

我々獣医師は年に何回か

ここで繋留されているサラブレッドの種牡馬や

そこへ種付けにやってくる繁殖牝馬の

診療をする機会がある。

IMG_0314先日は

ここの種牡馬の最長老が老衰で亡くなった。

種牡馬といっても昭和63年生まれの爺様

28歳という高齢で

悠々と余生を過ごしていた。

その名は「リンドシェーバー」。

競馬ファンの人であれば

きっとご存知に違いない。

朝日杯3歳ステークスで

あの名馬マルゼンスキーの樹立した記録を塗り替えてレコード勝ちした馬である。

IMG_0306それから25年。

華やかな現役時代とはうって変わって

静かな最晩年を十勝で過ごし

先日、静かに息を引き取った。

IMG_0312私はその翌日

この馬の死亡診断書を届けに

十勝軽種馬農協の事務所へ行った。

とても良い天気だった。

IMG_0310そして、その日は折しも

十勝軽種馬農協が毎年主催する

十勝馬まつりが行われている日だった。

家族連れの一般客が多く訪れ

IMG_0309ポニー馬車や

乗馬体験などがあり

地元の生産関係者と

競馬ファンと

子供達で賑わっていた。

とても和やかな

秋晴れの一日だった。


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「北の年尾忌句会」in小樽

高浜虚子の長男で、

俳句雑誌「ホトトギス」を継承した高浜年尾(たかはまとしお)は、

小樽商業高等学校(今の小樽商科大学)を卒業している。

その当時には、父の高浜虚子も何度か小樽を訪れており、

小樽の俳人の俳句熱は大いに高まった。

年尾は1979年10月26日に78歳で亡くなったが、

その後、

小樽を始め北海道の俳人達の間で、

高浜年尾を偲ぶ「北の年尾忌句会」が

毎年10月に小樽で開かれるようになった。

IMG_0280今年はその35回目。

私も参加するようになって

これで3回目となった。

総勢56名の俳人が

道新小樽支社の会場に集まった。

高浜年尾を偲び

皆でホトトギスの俳句を学び

俳人たちの親交を深める

という目的のはっきりした句会である。

句会の実行委員長は

去年までは小樽ホトトギス会の会長だった辻井卜童(ぼくどう)氏だったが

今年は世代交代し、その次男の辻井靖之氏が全てを後継し

新たな雰囲気の句会となった。

1人5句出し、5句互選、壇上選者5名は15句選。

56名×5=280句からの5句選だった。

各自が筆記した句稿を回し

IMG_0289互選をしながら

私の目にストレートに飛び込んで

心から離れることのない句が2句あった。

 
 年尾忌のまだ若者と呼ばれけり


 これからのことを話そう年尾の忌




この二つの句はとりわけ

私の気持ちと共鳴するものだった。

披講(俳句を読み上げて作者が名乗りをあげる)になり

私の選が読み上げられた。

名乗りを上げた作者は

上の一句目が、句会委員長の辻井靖之氏。

下の二句目が、苫小牧の桂せい久氏、だった。

辻井靖之氏は54歳。

桂せい久氏は60歳。

北海道ホトトギスの会員の中で

これからを担って行く世代の俳人である。

お二人とも

私と同世代。

お互いに、思いが同じであることを

つくづく噛み締めたのだった。


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すずかけの木よ、さようなら。

以前このブログで紹介した、

8fe81719帯広市内の一角に生えている、

大きな、すずかけの木(プラタナス) は、

私のお気に入りの木の一つだ。

ほどほどの背丈の割には、

幹が非常に太く、

98cf6ac0地面から力強くグイッと伸びていて、

私は、その太く力強い幹がとても好きだった。

特に、幹の太さの際立つ冬から春にけての

新芽の待ち遠しい季節には

この木の傍を通る度に

f401bd24その太い幹に触れては

トントンとたたいたりすると

不思議と心が癒された。

先日久しぶりに

すずかけの木に触れることの出来る

68084e39帯広市内の散歩コースを歩いて

その木の様子を伺ってみた

ところが・・・

「・・・?」

少し遠いところからでも

しっかりと見ることが出来る

いつものあの太い幹が

見当たらない。

「・・・。」

私はいやな予感がして

すずかけの木のある場所へ

歩みを急いだ。

すると・・・

IMG_5929「あぁ・・・、なんと・・・。」

悪い予感が的中した。

あの、お気に入りの木は

根本から伐られていた。

しかも

大きな木を伐った後には

切り株があってもよさそうなものだが

切り株さえもなく

完全に消えている。

よく地面を探してみると

IMG_5928平坦な地面に

大きなマンホールの蓋のような

木の伐り跡の丸い模様が残っていた。

「切り株さえも残らなかったのか・・・。」

私の好きだった

大きなすずかけの木は

この世から完全に

姿を消してしまったのだ。


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「酪農音頭」!

新聞をぱらぱらとめくっていたら、

「酪農音頭」という文字とともに、

「豊栄会」という文字が 、

私の目に飛び込んできた。

私が以前、診療に回っていた十勝南部広尾町の、

酪農婦人の皆さん方のグループ「豊栄会」が、

「酪農音頭」なるものを作詞作曲して

JAの感謝祭の場で披露した

という記事を見つけたのだ。 

IMG_0171「豊栄会」の皆さんは

相変わらず

とても元気で

またまた今回も

面白いことをやっているなー

と、記事を読みながら

思ったのだ。

記事からその「酪農音頭」の

歌詞の1番を抜粋してみると・・・


 〽︎ ギューっと搾った牛乳飲んで

   今日も1日元気良く

   モーって鳴いてるあの子にこの子

   のんびりと

   日高山脈見渡せば

   夢は広がる広尾町

   べーべーべー

   トンと十勝は

   べーべーべー


   サイロサイロサイロ

   広い緑のこの大地

   酪農音頭でべーべーべー 〽

 いやー

素晴らしい!

こんな感じで、何番も続くらしい。

IMG_0205歌詞を読んでいるだけで

なんだかウキウキして

元気が出て来るではないか!

でもじつは、私はまだ

この「酪農音頭」の歌詞を読んだだけであり

この「酪農音頭」の メロディーをまだ聞いていないし

また「酪農音頭」の振り付けもまだ見たことがない。

You Tube などで探してみたけれど

まだアップもされていないようだ。

いつかぜひ、CD版・・・

あるいは

振り付け入りのDVD版・・・

などが発売されることを期待している。

そして、この

「広尾町・酪農音頭」が

地元に根付き、愛され

十勝管内へ、全国へ、と

知名度を高めて行くことを

心から願っている。

豊栄会の皆さん

今回も存分に楽しんで

頑張ってくださいね。

久しぶりに「豊栄会」の名を聞いて

私は、とても嬉しくなりました♪

d19e2400今からちょうど5年前に

皆さんと一緒に撮った写真を

再び貼り付けて

豆作からの応援メッセージとしたいと思います♪ 


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第29回村上鬼城賞表彰式

9月19日は、

IMG_0185第29回村上鬼城賞の表彰式と、

第30回村上鬼城顕彰全国俳句大会が、

群馬の高崎ビューホテルで開催された。

私は今年も村上鬼城賞の、

既発表30句を応募したのだが、

それが思いもよらず佳作に選ばれた。

シルバーウイークの後半は、

高崎まではるばる俳句のために

IMG_0194仕事を休んで

飛行機に乗って高崎まで遠征をした。

今年はこういう連作応募の賞は 

6月には

第27回伝統俳句協会賞の佳作も頂いているので

当たりの年である。

IMG_0188何年も応募していて

このようなことは経験したことがなく 

とても嬉しい当たり年なのだが

どちらも佳作・・・

ということで 

惜しかった

残念だった 

という気持ちが混っている。

IMG_0187伝統俳句協会賞の時もそうだったように

正賞を取った方は

どんな人なのだろうか?

正賞を取った作品は

どんな作品群なのだろうか? 

という好奇心が先立つのだった。

今回の村上鬼城賞も全く同じ気持ちで

IMG_0191表彰式に出席し

正賞を受賞された方にお会いして

色々話をすることができた。

今回正賞を受賞された方は

菅家瑞正(かんけずいせい)さんという人で

師系は石田波郷の「泉」という結社に所属している俳人だった。

IMG_0201話をすると、とても気さくな面白い方で

受賞作品群の俳諧味が

この方から生まれていることを強く感じさせた。

伝統俳句協会賞の時もそうだったように

正賞を受賞された方は

作品も作者の人柄も

とても個性的で素晴らしいのだった。

IMG_0202そして今回も佳作だった私の作品が

なぜ佳作止まりなのか・・・

その理由や

その課題点が

表彰式の場に参加することによって

朧げながら見えてきたような気持ちになった。

IMG_0212私の俳句修行は

まだまだ足りないのだ・・・

足りないことは

よく解ったのだが

その不足を補うべく

課題を克服して行くのは

なかなか容易なことでは

なさそうである・・・


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第14回大とかち俳句賞全国俳句大会

9月17日は、

IMG_0175帯広駅前の十勝プラザで、

NPO十勝文化会議・十勝毎日新聞・主催の

「大とかち俳句賞全国俳句大会」が行われた。

私は、NPO十勝の文芸部員として

IMG_0177一昨年からこの大会の司会を仰せつかっている。

毎年、冷や汗をかきながらの進行なのだが

なんとか今年も無事に役目を果たすことが出来てホッとしている。

十勝管内にとどまらず北海道全体、あるいは道外まで

この大会への投句と参加を呼びかけてきて

IMG_0174それに応えていただいた皆様方には

心から感謝を申し上げたいと思う。

と同時に

また来年もどうか

IMG_0178投句の参加をどうぞよろしくお願いいたします!

大会の結果については

近々まとめた冊子が届くかと思いますが

この場では1つ

この大とかち俳句大会の名物になっている

中屋吟月「柏林」主宰による

入賞句の吟詠を

動画で楽しんでいただきたいと思う♪

受賞句

課題の部 「耕して女にかへる風呂沸かす    北野克誠」

雑詠の部  「オルガンのきこえる廊下昭和の日    石川惠子」


 

俳句をこのように吟詠できる人は

きっと

吟月先生しかいないのではないかと

私は思っている♪
 

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むしむし天国

例年になく湿っぽく、

長々と雨が降り、

たまに晴れても蒸し暑い、

そんな今年の夏がようやく終わりを告げつつあるような、

今日の晴天である。

爽やかな秋空をやっと仰ぐことができた。

そんな日の休日は、

歳時記とノートと俳句雑誌などを鞄に詰めて、

自宅の近所の公園などを徘徊し、

俳句を拾って歩く吟行をするのが

近頃の私の休日の過ごし方になっている。

公園の野外ベンチと机のある場所に

静かに座って俳句をまとめていると

心が癒されてくる。

IMG_0128野外でゆっくり本を読んだり俳句を書いたりできる日は

1年のうちでもなかなか遭遇しないものだ。

この日はまさにそんな日だ。

充実のひと時

と、思っていたら・・・

腕や首がなにやらチクチク・・・

そのあとがなにやら痒くなってきた・・・

・・・!

蚊がぷーんとやって来て

刺してゆくのだった。

よく見ると

腕にはすでに、3〜4箇所

首や顔も、痒くなってきた。

そうなるともうあちこちが痒く感じてきて

なんとも落ち着かない気分になってきた。

まいったナーこれは・・・

IMG_0129今年の夏は雨ばかりで

雨が上がって晴れたとしても

晴れの日が続かずに

再び雨が降る。

あちこちに水たまりが沢山できて

それが乾いてゆく暇もない。

そんな無数の水たまりに

蚊が卵を産み

ボウフラが湧き

かが発生するのは

自然の成り行きだろう。

今年は例年になく

あちこちでよく蚊にお目にかかる。

そういえば我が家でも

今年は例年になく

妻が頻繁に蚊取り線香を焚いている。

「ぼうふら」や「蚊」は夏の季題である。

鬱陶しく、憎たらしい存在だが

私は、そんな蚊の出現に

本州の夏の

子供時代を思い出して

懐かしさも感じる。

蒸し暑く湿っぽい本州のようにになってしまったような

今年の北海道の気候は

昆虫たちにとっては

願ってもない

繁殖を謳歌できる

良い気候なのだろう。


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出張中止!

「この雨はヤバいな・・・」

そんなことを思いながら、

8月31日の朝、

私は旭川出張の荷物をカバンに詰め込んで、

早めの朝食を食べ、

よそ行きの服に着替えて待機していた。

そこへ、所長から電話が入った。

旭川行きのバスが出ないので、出張は明日に延期。

今日(31日)は、通常に出勤することになった。

早めに家を出ると、

夜一度通行止めとなったという国道の札内橋方面からは

通勤の車が沢山来ていたので

私は野次馬根性を出して国道を札内橋方面へ走らせた。

札内橋を渡る車は普通に流れていたが

橋の下を流れる札内川の姿は

今まで見たこともない驚きの姿だった。

IMG_0057川幅は堤防いっぱいに膨らみ

轟音と濁流が

堤外上流のテニスコート、サッカー場ソフトポールと野球場を

堤外下流のパークゴルフ場、ゴルフの練習場を

IMG_0062全て飲み込んで

そこに生えている楡や槐や柳の大木だけが

濁流の中で必死に立っている姿だった。

あまりの凄さに、

IMG_0070言葉を失った。

札内橋を往復してから

通常の通勤ルートに戻り

診療所へ向かうと

IMG_0079途中の旧国道で通行止めに遭った。

旧国道が通れないときは国道へ

といういつものバターンで国道へ出ると

国道が渋滞して長い車の列ができていた。

そこで所長からの携帯が鳴った。

IMG_0086国道の猿別川を渡る止若橋の西側が冠水し

通行止めになったという。

幕別市内の診療所へ行くためには

大きく迂回しなければならなくなった。

止む無く引き返し

南方の高台の山道を大きく迂回して

下流から数えて3番目の橋で猿別川を渡り

ようやく診療所にたどり着いたときは

出勤時間を15分ほど遅刻していた。

その日はほぼ普通に仕事をこなし

夕方、カルテを書いていると

本所から所長に電話が入った。

「出張は中止だそうです・・・。」

なんと!

バスもJRも高速道路も

十勝管内から札幌や旭川方面へ行くルートは

全て寸断されたという。

今までの北海道獣医師大会と三学会でも

季節柄、台風の襲来に何度も見舞われて

交通手段に影響が出たことはよくあった。

だがその度になんとか手段を変更したりして

目的地までたどり着けたのだったが

今回の出張中止は

そんな前例を覆す異常なものだった。

旭川で会おうと思っていた友人に

中止で行けなくなった事を伝え

IMG_0095落胆して帰宅し

郵便受けに刺さっていた十勝毎日新聞を

広げてみて驚いた。

想像以上の被害の写真が

IMG_0097紙面を埋め尽くしていた。

避難者は数千人を超えたようだ。

車ごと流された行方不明者が3名も出たようだ。

「これではとても・・・一晩待ったくらいでは復旧しないな。」

IMG_0098JR石勝線は1ヶ月以上不通になるらしい。

これではどうしようもない。

翌日

いつもの旧国道を通って出勤しようとしたが

旧国道はまだ通行止めだったので、国道へ

ところが国道はまた大渋滞。

そこでまた南方の山道を迂回して診療所に着いた。

その日の仕事内容もほぼ通常だったが

交わす会話は台風被害の事ばかりだった。

あちらこちらで数えきれぬほど

崖が崩れ、木が倒れ、畑が冠水していた。

未だに道路や家が冠水している地域へ

ようやく車で近づけるようになっていた。

IMG_0111その日の夕方

国道の札内橋を渡った。

警戒水域を超える増水と濁流が

丸1日続いた札内川の水位も

IMG_0114ようやく下がって

堤外の広大な平地が姿を見せていた。

しかし、その姿は・・・

見るも無残な

テニスコート、サッカー場、野球場、パークゴルフ場

IMG_0122などの姿があった。

跡形もなく流され、崩され

その上に大きな倒木が流れ着き

その倒木が、生き残った立木に凭れ掛かり

そこに中小の流木が引っかかって止まっていた。

IMG_0123芝生はいたるところで裂けて土がむき出し

大量の砂利と、大量の土が

運び込まれて、流れの姿を残し

あちこちに大きな穴と裂け目が出来

泥水を貯めていた。

IMG_0124札内川堤外の憩いの場である

運動公園の施設は

全て破壊され

札内川は

太古の時代の

河原の姿に戻りつつあった。


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