北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

文芸論

第4回北見心の歳時記・優秀作品10句に入選♪

北見俳句連盟・NPOオホーツク文化協会さんから、

IMG_5421先日、記念品が届いた。

同団体が主催している、

「北見心の歳時記」というイベントで、

北見市内に4箇所設置されている、

「投句箱」に投函された俳句42句から、

10句が選ばれて、

それが北網北見文化センターのラウンジに掲載され

IMG_5420その10句の中に

私の1句も入っている

というお知らせだった。

そういえば

私は去年の10月に

北見文化連盟さんのお招きで

市民大学講座

「五七五3兄弟」という

講演をさせていただいた。

その空き時間に

北見市内のピアソン記念館へ行き

そこに設置されていた俳句の投句箱に

何気なくその時の風景を詠んだ1句を

投函していたのだった。


 賛美歌の止まざる窓の照紅葉  
                豆作

IMG_5422ピアソン記念館では

今でも色々な文化イベントが開催されていて

オホーツク圏の文化活動を大切にしている印象があった。

その活動に敬意を感じて詠んだ1句でもあったのだが

その気持ちが

このような形になって

わずかながらでも通じたのは

とても嬉しいことだと思った♪

IMG_5473入選作品10句は

短冊に揮毫されて

上記のラウンジに半年間も掲示されるという。

6ヶ月という長い間

どんな人に見てもらえるのか

とてもワクワクする。

関係者の皆さんに

あらためて

御礼申し上げたい。


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第42回北の虚子忌句会in岩見沢

コロナ禍が下火になり、

あちこちで人が集まるイベントが復活して来た。

ゴールデンウイークを前にして

第9波を心配する声も聞かれるが

もし第9波がやって来たとしても

もうそれほど移動規制はかからず

個人の自己責任に転化されるのではないかと思われる。

俳句の句会などのイベントも

その例に漏れず

あちこちで復活し始めている。

昨日は

空知ホトトギス会主催

日本伝統俳句協会北海道支部も後援する

「北の虚子忌句会」が

岩見沢で行われた。

IMG_5444雪の降るJR石勝線の占冠駅を過ぎ

いくつかのトンネルをくぐると

夕張から岩見沢にかけては

雨上がりの空模様だった。

追分で苫小牧の桂せい久さんと合流して

IMG_5445雁の中継地点で知られている

宮島沼へ向かった。

宮島沼では

北の虚子忌の参加者の吟行バスが

すでに到着しており

IMG_5446湖畔には俳句を詠む人たちが屯していた。

雨の後の強い北西風にさらされて

みなさん非常に寒そうだった。

これだけの風が吹くと

宮島沼の沼面の波立ち

IMG_5447雁の姿も少なかった。

歳時記では

「雁帰る」「帰雁」「春の雁」「雁の別れ」

などの季題があてはまる景色だった。

岩見沢市内の生涯学習センター(いわなび)を会場とし

IMG_544913時から句会が始まった。

5句出し48名

総句数240句の句会は

久々に盛況だった。

4年ぶりだという

「北の虚子忌句会」は

これから始まる

今年度の俳句イベントの

復活を象徴するような

明るく賑やかな句会となった。



 虚子の忌へ雪の峠を行く列車  豆作

 数万の雁の名残の波寄する   同



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「くしろ元町フットパス句会」誕生♪

釧路駅では、

石川青狼さんの出迎えをいただき、

IMG_5374まなぽっとで昼食ののち、

集合の厳島神社へ。

厳島神社では、

青狼さんの句会の方3名と

くしろ元町青年団の皆さん9名が集合。

ご挨拶もそこそこに

今日の日程を説明。

青年団の皆さんは

とにかく元気が良くて

声が大きくて明るかった。

この瞬間

私はもう

今日の句会の成功を確信♪

とても嬉しくなった。

IMG_5388厳島神社から海岸へ下り

普段はいるのには許可がいるという

臨港鉄道跡地に入る。

海岸沿いに東へ歩くと

かつて栄えた漁場や

野生動物の出没が

目の前に現れて

素晴らしい景観を

味わうことができた。

鉄道跡地を弁天が浜まで歩くと

青年団の皆さんが復活させたという

IMG_5385踏切のモニュメントがあり

そこから陸地の方へ左折すると

立派なお寺がたくさん立ち並ぶ

寺町通りになる

そのお寺群のひとつの

大成寺さんに入り

IMG_5381その一室で

プレ句会が始まった。

参加者15名の3句出し

俳句が全くの初心者が9名もいる

とてもフレッシュな句会となった。

今回の目的は

くしろ元町青年団の皆さんに

俳句の句会というものを体験してもらう

ということだった。

十勝から頑黒和尚と私の2名と

釧路から石川青狼さんと霧幻句会の皆さん3名が

IMG_5393句を整理し清記が完了する頃には

もうすっかり普通の句会の雰囲気になっていた。

若い人たちは物覚えがいいし

何より明るく

皆さんの仲が良いことが

句座を通じてひしひしと伝わって来た。

私もその勢いに後押しされるように

IMG_5392披講や句評にも熱が入り

とても気持ちよく

プレ句会を終了することができた。

次回のフットパス句会の日程もそこで決まった。

今年の8月19日(土)には

米町公園にある

高浜虚子の句碑の建立記念

も兼ねて

盛大に

「くしろ元町フットパス句会」

が開催される運びとなった。

めでたしめでたしである。

青年団の皆さんをはじめ

石川青狼さん以下釧路の俳人の皆さんに

心から感謝を申し上げたい。

また最後までずっと同行して

盛り立ててくれた

頑黒和尚氏にも感謝。

帰りのJRの中で

和尚氏と2人で酌み交わした飲料は

とびきり美味しかった。


 匂ひ立つ昆布巻き込んで春の波    豆作

 ふきのとう知人岬にびつしりと    同

 踏切のよみがへり立つ春の風     同

 


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霙(みぞれ)混じりのスタート

今朝眼が覚めると、

雨の音がしきりに聴こえていた。

窓から外を見ると

雨粒が白い色を帯びてポタポタと降っている

IMG_5370霙(みぞれ)

である。

今日は

以前からの予定で

釧路へ俳句の修行にゆく♪

・・・修行というより

今年の私の俳句活動の

最大目標として

釧路の米町公園にある

高浜虚子句碑の建立記念句会を

継続してゆくために

くしろ元町青年団さんとの

初めてのジョイント句会を開く♪

IMG_5371これから

JRに乗って

我が親愛なる俳句仲間の

頑黒和尚氏と2人で釧路まで

そして釧路からは

地元俳句連盟会長の石川青狼氏と

数名のお仲間と落ち合って

いざ

くしろ元町の

厳島神社へと足を運ぶ♪

そして昼からは

くしろ元町青年団さんたちと

界隈を歩いて回るフットパスを敢行し

そこで得た俳句を持ち寄って

初めての句会を開く♪

今日の句会は

8月に予定する

高浜虚子の句碑建立記念句会へ向けての

プレ句会という位置付けだが

はたして

全く初めての試みに

今から胸の踊る心地である♪

IMG_5373天気はなんと

あいにくの冷たい霙(みぞれ)混じり・・・

しかし

俳句を詠むには

良天や悪天は

全く関係がなく

むしろ悪天候の方が

面白い俳句が生まれる可能性が高い♪

私の今年の俳句活動の

最大の目標の第一歩は

記念すべき

霙(みぞれ)混じりの

悪天候の

スタート

なのである♪


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「俳句」&「川柳」のどちらも番組続行♪

平成4年度も今日で終わり。

仕事の年度納めは毎年のことながら、

最近お世話になっている地元のラジオ局、

FMウイングの番組編成も、

年度の更新で改変の時期になった。

私がMCで出演させてもらっている俳句の番組

豆作の「のったり俳句ひねもーす」

なんとか3周年を迎えることができ

さらに

来年度もそのまま

土曜日の朝8時からと20時から

そのまま番組を続行させていただけることになり

先日の収録日には

アシスタントのりっきーと私は

プロデューサーのM崎さん手作りの

IMG_5337桜餅をご馳走になった♪

アットホームな雰囲気の放送局で

とても嬉しく美味しく

いただくことができた。

また

今日は

「源さんたなっしーの金曜ポコペン」の番組内の

ポコペン川柳合戦
のコーナーの

審査員を丸4年続けていたが

こちらも

来年度も引き続き

時間を1時間繰り上げて

金曜日の13時25分頃から

川柳の審査員をさせていただくことが決定。

まことに嬉しい限りである。

今日も

川柳合戦が始まる前に

投稿された句を読んでいるとき

IMG_5339スタッフさんが

焼き菓子付きのコーヒーを差し入れてくれた♪

FMウイングは

本当にアットホームな放送局だと

あらためて思った。

日本全国で聞くことのできるFMラジオ放送で

「俳句の番組」と

「川柳のコーナー」を

来年度も引き続き

二刀流で(笑)

担当させていただけることになり

まことに嬉しく

心からみなさんに

感謝を申し上げたいと思う。


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「のったり俳句ひねもーす」3月25日放送分

俳句のラジオ、

IMG_5304豆作の「のったり俳句ひねもーす」も、

今月の放送で丸3年を迎えることになった。

私一人の力では到底なし得ないことが

FMウイングのプロデューサーをはじめスタッフの皆さん

そしてアシスタントの皆さん

IMG_5297の力添えのおかげで

無事に続けられていることが

とても嬉しい。

その中で

リスナーのみなさんから頂いた俳句の

IMG_5300鑑賞と添削を

ツイッターに上げているのだが

ツイッターだけでは

なんだかもったいないと思い

ブログにも書いておこうと思い立ったので

以下、先日の内容を記しておきます↓

おヒマな方は

どうぞご覧ください(^^)



3月25日(土)

あさ&よる8時〜
FMウイング
豆作の「のったり俳句ひねもーす」

アシスタントはシルマさん&和尚♪
「春の宵」
「頑黒和尚のJAZZ放談♬」
俳句リニックには11句
スレッドでご紹介します!

○クリスタルさんの一句

 世界一野球に沸いた弥生なり

今もまだ日本中がWBCに沸いてますね!

 世界一弥生の侍JAPANかな

月日が経っても思い出せるように「侍JAPAN」という具体名をぜひ入れて欲しいと思いました(^^)。

○ショーンパーマーさんの一句

 春彼岸今もオヤジを思い出す

メッセージにお父様の墓前に手を合わす、とありました

 お彼岸の墓にオヤジの顔浮ぶ

「顔」を入れて映像が出てくるようにしてみましたがどうでしょう?

○チャーチャンさんの一句

 山霊の宿すひかりや春彼岸

「彼岸」とだけいえば春の季題なのて

 山霊のひかりを宿す彼岸かな

中七の語順を変えて、切れを最後にか据えてみました(^^)。

○アシカさんの一句

 朝の道初弁当はおはぎ詰め

お母様の手作りらしさが出ていて良いですね!

 翌朝はぼたもちのみのお弁当

おはぎ(萩)は秋に、ぼたもち(牡丹)は春に、と名を変えることに従ってみました。

○ぶんじさんの一句

 雨一番空は冷たいままだけど

さっそく「雨一番」を読んで頂きました!

 雨一番空は冷たきままなれど

この内容は、文語調のほうが良いかと思いましたがどうでしょう?

○ミスター鉄南さんの一句

 春風に馬ソリ歓声煙舞い

「ばんえい記念」も盛り上がりましたね!

 春風や馬ソリの競ふ砂煙り

動詞を入れて動きを出してみました。歓声は言外に聴こえて来るかと思います、いかがでしょう?(^^)

○ぽっぽさんの一句

 永き日の洗濯物を取り込めり

干す場所をはっきりさせて

 永き日の洗濯物を外に干す

部屋干しから外干しへ変わるのが嬉しい「永き日」としてみましたが、これは北国の感覚かも知れないですね(^^)。

○ひでやんさんの一句

 また一つ忌日が増えて別れ霜

思いの深い一句を頂きました

 また一つ忌日の増えし別れ霜

文語調でよりしみじみと詠んでみましたが、いかがでしょう?(^^)

○みどりさんの一句

 古草の足の裏からふかふかと

この感触はよくわかります!

 古草や靴の底からふかふかと

素足と勘違いされない様にしてみました(^_^;)、いかがでしょう?

○みなと8さんの一句

 たけのこの伸びる季節は竹ご飯

北海道人は、たけのこは本州から頂く物ですね

 たけのこの筍飯を食べたいな

この内容は子供風の口調でも有りかな、と思いました(^^)。

○紀宣さんの一句

 雲雀鳴く伝言板の残る駅

こんな懐かしい、時代に取り残されたような駅があるのですね。
素敵な句をありがとうございました(^^)


#haiku
#fmwing
#日本伝統俳句協会
#のったり俳句ひねもーす

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第25回全十勝児童・生徒俳句大会

昨日の十勝毎日新聞に、

第25回全十勝児童・生徒俳句大会、

の結果かが発表された。

新聞紙上だけの大会であるが、

四半世紀続いている事に、

まずは敬意を表したいと思う。

IMG_51443年前からは

私も最終選者の一人として

協力させてもらっている。

この大会の運営は

以前は

十勝毎日新聞社の一室に

スタッフが集まって

大勢の人たちで

4〜5千いやそれ以上の

募集句の一次選抜をした覚えがある。

その作業が

最終選考よりも

大変だったことを覚えている。

この大会の企画運営は

大とかち全国俳句大会と同じく

十勝毎日新聞とNPOとかち文化会議の文芸部である。

今思えば

3年前に最終選者を依頼されたのも

山陰進先生の後任として

私が指名されたのではないか

と考えられる。

生徒児童の俳句大会は

地元への俳句の種まき運動として

とても大切なイベントだが

私は今まで

どちらかというと

あまり熱心ではなかった。

その理由の一つは

一次選抜の日程が

いつもギリギリの数週間前に案内されるので

仕事のシフトの都合がつかない

ということが多かった。

いちばん大変な作業の部分になかなか協力できず

忸怩たる思いがあった。

IMG_5145この大会が

四半世紀も続いている事には

敬意を表したいが

今後の

この大会の行く末を考えると

投句の総数

参加校の数

文芸に興味のある教諭との交流

など

まだまだ

改善点がいっぱいあるのではないかと思う。

NPOとかち文化会議の

事務局の交代がありすぎる

ということも含めて

もう少し

真剣に考えて

アイデアを出し合って行かねばならない

課題の多い俳句大会ではないか

と思っている。


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追悼・山陰進先生

2月13日に、

十勝毎日新聞「勝毎」俳句選者で、

俳句結社「氷原帯」元・主宰で、

元・東北海道現代俳句協会事務局長の、

IMG_5125山陰進氏が亡くなった。

十勝の俳句はもちろん

北海道の俳句界を牽引し

俳句ばかりではなく

その他の文芸全般にわたって

非常に幅の広い知識を持って

多くの評論を執筆されていた

IMG_5124山陰進先生。

その死は

十勝の文芸界にとって

大きな損失である。

最後まで続けておられた

十勝毎日新聞の「勝毎文芸」の俳句選者が

先月から粥川青猿さんに変わったので

健康状態がお悪いのだろうと心配していたが

悲しい結果を

聞くことになってしまった。

山陰進先生の

豊富な知識に裏打ちされた

泉が湧き出るような文芸のお話は

いつ聞いても興味深く楽しいものだった。

それがもう聴けなくなると思うと

残念で仕方がない。

IMG_1369しかし

その後継者

と言って良い

粥川青猿さんが

今後は勝毎文芸をはじめ

十勝の俳句界を引っ張ってゆかれることと思う。

私も全面的に

粥川青猿さんのお手伝いをしながら

十勝の俳句界のために

できる限りの事をしてゆきたいと

あらためて思っている。

私は山陰進先生から

2年前に道新文化センターの俳句教室を任された。

粥川青猿さんとは句風の全く違っている私に

IMG_4273声がかかったというのは

正直意外だったが

今思えば

青猿さんばかりではなく

私のような者にさえも後継を命ずるところが

いかにも山陰先生らしい

幅広く懐の深いご指名だったのだと

今では心の底から

有り難く思っている。

感謝の気持ちばかりではなく

山陰先生のご意思を引き継いで

しっかりと

地元の俳句界を

盛り上げてゆかねばならない

とも思っている。

山陰進先生

ご冥福をお祈りいたします。


 三寒ののちも四寒となりにけり     豆作
 

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第13回「雪まつり句会」無事終了

日本伝統俳句協会・北海道支部が主催する、

第13回「雪まつり句会」が、

IMG_51142月12日(日)に行われた。

場所は札幌市かでる27

510号室にて13時〜16時

3年ぶりの開催ということで

何人くらいの方に来ていただけるのか

よく分からなかったのだが

結局21人もの参加者を得て

IMG_5117しかも

初参加の方々も交えて

充実した句会を開けたことに

大変感謝している♪

「さっぽろ雪まつり」自体は

2月11日(土)までで終了し

その翌日の句会ということで

IMG_5118吟行会とするにはちょっと

間の抜けた開催日ではあったけれど

札幌近郊の方々は

開催中に俳句を詠んで

それを投句された方も多く

とても良い句が集まったと思っている。

IMG_5110また

開催終了翌日というのは

あの大きな雪像群を

業者の人たちが重機を使って

解体する作業を見ることができ

IMG_5111通りには

その解体ショー!?

を見物する人だかりが出来ていて

それはそれで

とても面白いものを見ることができた。

IMG_5112「雪まつり」

という言葉が

季題として載っている歳時記は

実は少なくて

私の知っている限り

「ホトトギス新歳時記」稲畑汀子編

と北海道で編まれた数編の「北の歳時記」

には載っている。

image_50433281が、しかし

たとえぱ

角川の俳句歳時記には

全く掲載されていない。

日本伝統俳句協会・北海道支部では

image_50444801「雪まつり」というものを

「季題」として

全国的に知ってもらうべく

「雪まつり句会」を

毎年開催し

良い句を蓄積してゆく

という事を続けている。

そうすれば

「雪まつり」が

「季題」として

あらゆる歳時記に掲載される

きっかけになってゆくはずである。

ともあれ

日本伝統俳句協会・北海道支部の主催で

この「雪まつり句会」を

毎年開催することは

大切だと思っている。

「雪まつりの俳句」

がたくさん集まらないことには

何も始まらないからである。


 降り止みて雪像の威を保ちたる   豆作


 雪の城裂ける凶弾受けしかに    同

 

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「お正月の俳句」を募集します!!

地元十勝のラジオ局、

「FMウイング」から、

全国に発信し始めて、

3回目のお正月を迎えることになった俳句の番組、

豆作の「のったり俳句ひねもーす」

IMG_4792おかげさまで

毎週リスナーさんから

自作の俳句はもちろん

メッセージも沢山送っていただき

楽しく番組を続けさせてもらっている。

今年の放送も昨日で終了し

来年は

1月2日(月)の12時〜14時まで

生放送で

「のったり俳句ひねもーす・お正月スペシャル」

をすることになった。

アシスタントのシルマさんとりっきーと

そしてもう1人

私の俳句仲間でもある◯◯◯◯氏が

新たに登場する予定!

IMG_4793その予告が

月刊「しゅん」の

FMウイングのページに

掲載されている。

今回の生放送特番も

どんな方でも自由に参加できる

俳句トーナメント戦

「句相撲」


を開催する予定なので

これをご覧になっている方は

ぜひ

あなたの「一句を番組へ」

お寄せいただきたいと思う。

お題は

「お正月」の句ならなんでもOK

一人一句

締め切りは

12月30日(金)

の15時
まで。

どうぞふるってご投句を

よろしくお願いいたします!

投句の宛先は

メール

fm761@fmwing.com

FAX

0155-24-6699

まで

お待ちしています!


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俳句の「絵本」!

先日我が家に届いた書籍類の中で、

異彩を放っていたのが、

IMG_4657俳句の「絵本」。

「森の俳句教室」

というタイトルで

作者は

羅臼にお住まいで

いさり火吟社に所属する俳人の

山中英美さん。

IMG_4658絵本を手にして

ページをめくると

明るいタッチで

鮮やかな色彩が広がる。

そこに登場するのは

IMG_4659羅臼や知床に生息する

野生の鳥たちである。

その鳥たちが

1句ずつ俳句を詠んでいる。

1ページの見開きの

IMG_4660右に俳句

左には

色鮮やかな風景画

俳句の作者は

野鳥たちになっているが

本当は

作者の山中英美さんの句である。

IMG_4661その句が

とても素直で

心にしみる俳句ばかりである。

詠んでいると

羅臼や知床の大自然の中にいるような

そんな臨場感を味わうことができる。

IMG_4662最近私は

あちらこちらの俳人の方から

様々な

「句集」を頂くことが多くなったが

この俳句の絵本

「森の俳句教室」

は、その中でも

一番印象深く

特別なものとして

ありがたく頂戴した。

俳句の本は数々あれども

俳句の「絵本」というのは

珍しいのではないだろうか。

今回の力作は

私の手元に数冊あるので

お読みになりたい方がいたら

お分けしたいと思う。

お薦めいたします!

お問い合わせは

私のメール

mocking@mint.ocn.ne.jp

か携帯電話

090-9750-3135

まで。

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北獣会誌から新聞へ

毎月発行されている、

IMG_4754北海道獣医師会雑誌に、

長年・・・少なくとも15年?、

目次にも書かれず、

その「余白」を埋めてきた、

我々の文芸作品がある。

俳句、川柳、都々逸、漢詩・・・

作者は「白波瀬念歳」「偽憂乳ぢじい」

そして「頑黒和尚」「豆作」

担当!?

IMG_4755しているのだが

誰に頼まれたわけでもなく

ただつぶやくように

懲りずに続けていると

愛読者!?

というのが現れるもので

北獣会誌が届いたら

「まず探して読むのがそこだよ(笑)」

IMG_4756などと

冗談で言っていただけるような

裏メニュー的なコーナーに

成長!?

している。

そんな

文芸作家!?


の豆作が

最近は

退職間近のヒマにかこつけて

帯広市内で句会を毎月開いている。

IMG_4757名付けて

「豆桜(まめさくら)俳句会」

豆作らが勝手にやっている

という意味がこもっている。

ここ数回は

獣医師会雑誌の同志である

「頑黒和尚」が句会に加わり

アヴァンギャルドな作品を発表するなど

少しづつ

足固め!?


をしながら

一年が経過した。

そんな「豆桜句会」の作品が

IMG_4758十勝毎日新聞

北海道新聞の十勝夕刊

毎月掲載されるようになった。

ついに

新聞デビュー!?

を果たした。

「頑黒和尚」「豆作」の作品が

北海道獣医師会

という狭い殻を破り

とうとう

世間一般の俳句界に

挑戦的な作品を

世に問う!?

ようになったのである。

今年のささやかなニュースとして

ここに書いておきたいと思うのである(笑)


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井上泰至先生がNHK「歴史探偵」に登場

先日のNHK番組「歴史探偵」に、

IMG_4718 2日本伝統俳句協会の、

井上泰至先生が登場したのは、

知っていたのだが、

うっかり見逃してしまった。

IMG_4719ところが

先日

妻がその番組を録画していて

一緒に見ることができた。

IMG_4720我が家のテレビのチャンネル権は

ほぼ100%妻が握っている。

妻はいつも

私の俳句にはまるで興味がなく

ほとんど俳句の話などしないのだが

IMG_4723これだけ私が俳句に時間を使っていて

俳句関係の郵便物などが毎日届くようになると

少しは影響されたと見えて

自分の見たい番組の中に

IMG_4724俳句の番組も

入れはじめたようだ。

一番多いのは

夏井いつき先生の番組(笑)

プレバトを見ながら

IMG_4721横目で私を見て

「あんたの句よりずっと良いんじゃない?」

という顔をする。

それだけだと思っていたら

先日のNHKの「歴史探偵」を

録画していてくれていた

IMG_4725というのは

大変ありがたかった。

井上先生とは

伝統俳句協会の総会で毎年お会いするし

Facebookの友達なので

どんなお話をするのかとても興味があった。

今や俳句界の論客として

大きな注目を集めている先生だが

IMG_4726NHKの番組の中では

Facebookの中の発言ほどの鋭さは

出されていないようだった

まぁ当然か(笑)

正岡子規という

日本文学の歴史上でも

指折りの「毒舌家」

を取り上げた番組の中で

「井上泰至」先生が語り

「夏井いつき」先生もチラっと登場する

というのは

それだけで

「面白いキャスティング!?」

の番組だと私は思った。

内容はもちろん

とても勉強になった。

見終わってから妻に

井上先生のFacebookページを見せると

「へー!?」

という顔をしていた。


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プロの縦(タテ)読み

カタールで行われているサッカーのW杯。

初戦ドイツ戦を劇的勝利で飾った日本が、

第2戦のコスタリカ戦では悔しい黒星。

27日(日)の19時には、

大きな期待を持って、

テレビの画面に集まった人たちが、

同じ日の21時には、

落胆と悔しさとで、

言葉を失ってしまった人たちが、

日本全土にたくさんいたに違いない。

サッカーというスポーツは

ほんとに一寸先がわからない

スリリングなスポーツだと思った。

予選リーグの第3戦のスペイン戦には

全力を出し切って突破を目指して欲しい。

そんな思いを抱く人たちの

思いを代弁するような

新聞記事というのか

新聞紙上のテレビ欄の

タイムテーブルの記述があった。

IMG_4674写真は

北海道新聞の27日のテレビ欄

そして次の写真は

十勝毎日新聞の27日のテレビ欄

この2つの新聞の

IMG_4671HTB(北海道テレビ)の

W杯のタイムテーブルを見て

思わず笑ってしまった。

コスタリカ戦には

ぜひ勝って欲しいという思いが

プログラムの縦読みにしてあった。

大きなスポーツイベントで

長い生中継があるとき

しばしば登場する

縦(タテ)読み表示だが

今回の縦読みは

IMG_4672 






    絶対絶命・・・
 対するは・・・
 にっぽん・・・
 負けられ・・・
 け森保采・・・
 ら強豪の・・・
 れつな戦・・・
 いくぞ!・・・
 歓声を熱・・・
 喜びを分・・・
 再びゴー・・・
 びっくり・・・


さすが・・・

プロの縦読みはすごい(笑)

しかし

日本代表は

コスタリカに負けて

崖っぷちに立たされてしまった。 

スペイン戦の前日の

新聞のテレビ欄には

どんな縦読みが登場するだろうか?

それとも

登場しないのだろうか?


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北海道新聞・俳句賞・贈呈式

10月に選考会があった、

IMG_4646北海道新聞の俳句賞、

本賞の鈴木総史さんと、

佳作の藤田鹿さん、

其の他、

小説・詩・短歌部門の贈呈式が行われ、

私は俳句部門の選考委員として参加させていただいた。

IMG_4643今回の俳句賞は

本賞・佳作・ともに

年齢の若い方の受賞ということで

とても新鮮で若々しい受賞者の言葉を聞き

その後の懇談会もさらに

IMG_4640楽しく過ごさせていただいた。

受賞されたお二人は

とても対照的だった。

本賞の鈴木総史さんは

俳句甲子園の経験者で

その後「群青」「雪華」という2つの結社に入り

若い俳人と情熱ある指導者のもとで

切磋琢磨しながら腕を磨いている人だった。

IMG_4642一方

佳作の藤田鹿さんは

詩人であり

俳句を始めてからは約5年

ほとんど独学で俳句を詠んで

一人でその腕を磨いて来た孤高の人だった。

そんな経歴を知ると

IMG_4647それぞれの受賞作の

生まれた背景が

作品一句一句の中に
垣間見えて

いま読み返してみると

また新たな感銘を持って

鑑賞することができるのだった。

受賞作のダイジェスト版が

北海道新聞社から

IMG_4645近々発刊されるという話なので

少し多めに取り寄せて

私の地元の俳句関係の皆さんにも

ぜひ読んでいただこうかと思っている。

今からその冊子ができるのが

とても楽しみである。


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斎藤玄と菖子さん

写真家の山下僚さんから、

飲み会の誘いがあったので、

参加させてもらった。

場所は中村透さんという

山下僚さんと昵懇の方の広いダイニングだった。

はじまる前に聞かされていたのは

「豆作さんに会わせたい人がいる。」

ということだった。

その名は斎藤菖子さんという

高齢の美しい女性だった。 

山下さん曰く

「俳人の斎藤玄の娘さん。若い頃からお世話になっている人で・・・」

という。

どういう繋がりなのかわよくわからなかったが

とにかく

この高齢の女性が

かの有名な俳人・斎藤玄のご息女ということで

たいへん驚いたのだった。

ご本人は俳句はやっていなくて

写真を山下さんから教わっているらしい。

さらに菖子さんは

銀行員から市役所の職員へと職を変えて

父斎藤玄の勤務地だった帯広へ移り住み

さらにその後

ご主人と帯広の街にたくさんの店を構えて

帯広の夜の社交界で長年活躍をされていたそうだ。

写真やその他芸術をはじめ音楽にも造詣が深く

IMG_4565教養の溢れる方だった。

斎藤玄が北海道銀行の帯広支店長時代に

帯広で暮らしてから

その後も帯広との縁は切れず

なんと

8年前からは

幕別町の札内にお住まいだという。

IMG_4577聞けば

同じ札内の私の家から

歩いて10分もかからないほどの所に

娘さんご夫婦と一緒に住んでいらっしゃるとのことで

これまたびっくりの話だった。

g_saito_gen斎藤玄といえば

北海道の俳人でその名を知らぬ人はいない。

俳句誌「壺(つぼ)」を創刊し

石田波郷に心酔し

IMG_4567波郷主宰の「鶴」では初登句で初巻頭に輝くなど

石田波郷との結びつきが強い俳人である。

昭和55年には句集「雁道」で

北海道人としては初めての蛇笏賞を受賞し

その年に惜しまれながら66歳の生涯を閉じた俳人である。

IMG_4566そこでまたびっくりしたのは

菖子さんの「菖子」というお名前は

石田波郷が名付け親だったのだという。

その証拠になる記述が

自註現代俳句シリーズII期16・斎藤玄集

IMG_4568に書いてあった。

とにかく昨日は

そんなサプライズな出会いと俳縁

を感じた御食事会だった。

帯広は土地は広いけれども

人と人との繋がりはつくづく狭い

IMG_4563と感じた。

昨日の夜の

斎藤玄と目元がそっくりな

斎藤菖子さんとの出会いは

これからの私の俳句活動に

色々と影響して来るだろうと思うと

なんだかとてもワクワクするのだった。
 

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YouTube配信開始!(伝俳・全国大会in十勝)



9月に行われた、

第33回日本伝統俳句協会全国大会in十勝、

の記録動画が完成した。

コロナ禍の最中で

開催自体が危ぶまれたが

北海道支部の主幹で

なんとか3年ぶりに開くことができた大会だった。

ということで

参加人数は例年の半分以下の

約50名ほどの大会となった。

こうなる事はある程度予想がついていたので

とにかくどんなに参加人数が少かろうとも

中止だけは避けて

リアルの大会を行う

と心に決めていた。

参加人数が少ないならば

その記録を動画にしておいて

ネットで配信をして

参加できなかった方々や

会員以外の方々にも見てもらう

という方法を考えていた。

さらに

参加人数が少ないならば

それを逆手にとって

当日の句会に提出する

一人当たりの俳句の数を増やすことができ

句会はかえって充実したものにできる可能性がある

と考えてもいた。

そんな思惑が

功を奏したかどうかは

今はわからないけれども

今回の大会の

記録の動画だけはしっかりと残すことができた。

動画の作成には

地元のFMラジオ仲間である

プロのカメラマン

「写真工房くろかりんとう」

のゆーすけ君にお願いした。

これが結果的に大正解で

素人では決してできない

たいへん分かりやすく

見ていてとても楽しい

記録動画ができあがった♪

俳句をする方々はもちろん

俳句をよく知らないという方々も

IMG_4273誰でも

この動画を見れば

俳句大会の吟行とは

こういうものなんだなー

というのがよくわかる

そんな

楽しく素敵な

仕上がりになっている。

15分程度の動画なので

1人でも多くの皆さんに

ぜひ見ていただきたい。

そして

「写真工房くろかりんとう」

のゆーすけ君には

心から感謝を申し上げたい。


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第37回北海道新聞俳句賞に鈴木総史さん

先日札幌で選考会が行われた、

第37回北海道新聞俳句賞。

IMG_4360受賞者が決定し、

それが10月27日の新聞に発表された。

本賞には鈴木総史さんという

26歳の男性が受賞。

佳作にも藤田鹿さんという

36歳の男性が選ばれた。

IMG_4492今までにない

若い方々の受賞は

これからの北海道の俳句界にとって

大きな喜びであると思う。

特に鈴木総史さんの

「微熱」という作品集は

読み進むほどに

これが26歳で詠める俳句なのか

と思わせるような完成度の高い作品が

いくつも目に飛び込んできて

読み終わった時には迷わず

この人を第1位に推そう

と素直に心に決めることができた。

IMG_4492 2募集した作品集は

300句以上の句

が対象だったので

全作品が素晴らしいと感じたわけではないが

鈴木総史さんの作品集には

心を惹かれる句がとても多かった。

特に

新聞の評にも取り上げたが

例えば

 ちりぎはをゆるくまはりぬ春の風

の省略と平仮名

 流氷のはたてを知らぬ鳥いくつ

の古語など

老練ささえ感じられる

滑らかな詠みぶりには

感心してしまった。

鈴木総史さんは

俳句雑誌

「群青」と「雪華」

それぞれの同人であり

今回の選考委員の

櫂未知子さんと橋本善夫さん

それぞれのもとで

俳句を研鑽されている人だった。

そうなればやはり

お2人の選考委員の評価は高く

事実その評価は共に第1位だった。

しかし

私には鈴木総史さんとの

いわゆる師弟関係は無いから

最も公平な立場で選考することができた。

そんな立場で

第1位に推薦した人が

俳句賞の本賞に輝いたということは

私にとっても

とても嬉しいことであった。

そしていつか

私の地元の十勝で

私と一緒に俳句の句座を囲んでいる人たちの中から

このような俳句賞の受賞者が出たら

どんなに嬉しいだろう

と思った。

ともあれ

今月の24日に行われる授賞式には

受賞者の皆さんにお会いして

色々とお話ができることを

楽しみにしている。


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第41回「北の年尾忌句会」in小樽

昨日は、

第41回「北の年尾忌句会」に出席するため、

朝一番の特急に乗った。

低気圧が急激に発達しながら北海道へ向かっていて

JRの運休が心配されたが

チケットを取っていた特急が通常通りに動くと知って

雨の降る中家を出た。

道中はずっと雨だった。

札幌で桂せい久さんと合流し

さらにJRで小樽駅まで行くと

改札口に辻井靖之さんが出迎えに来てくれていた。

IMG_44223人でタクシーに乗って

祝津の水族館前に着く。

ヨットハーハーバーの一角の食堂の

2階の部屋に案内された。

その部屋には

IMG_4424ヨットや帆船のいろいろな機械や模型が

所狭しと置いてあり

大学のヨット部の合宿などが行われるという

いかにも小樽らしさを感じる部屋だった。

窓からはヨットのマストが立ち並び

IMG_4425その先には大荒れの小樽湾が見え

強い風に煽られて

白波が幾重にも立ち

はるか沖まで波立っていた。

3人で食事をしながら

IMG_4426今後の北海道ホトトギスや

北海道の俳句のことなど意見交わしながら

あっという間にお昼を過ぎ

そのあと

小樽市街の道新ビルの句会場へ。

IMG_4423句会には30人近くの俳人が集合した。

いつもはその倍ぐらい集まる句会なのだが

コロナ禍も続いているということで

人数をあえて抑えた会にしたらしい。

それでもこの句会は

3年ぶりの緊張した雰囲気の

北の年尾忌句会らしさを

存分に味わうことができた。

辻井卜童先生の後を継いだ

辻井靖之さんの独特の雰囲気が

この句会の真骨頂である。

IMG_4430私も選者の一人として参加し

ひとこと挨拶もさせていただいて

またひとつ

貴重な俳句の経験を重ねることができた。

句会が終わって

恒例の三幸さんで有志の懇親会のビール。

それを早めに切り上げて

せい久さんと小樽駅から札幌へ向かう。

札幌でせい久さんと別れて

IMG_4427いったん改札を出ると

しつらえたホワイトボードに

JR特急の運休のお知らせが書いてあった

私が乗るつもりだった特急は

幸いにも

IMG_4428なんとか出発できるらしく

ひと安心して

売店で飲料を買い込み

深夜の帯広まで

夜汽車の座席で

始終ウトウトしていた。


  灯台は動かず秋の波洗ふ 
              豆作


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第32回北海道「玉藻」俳句大会in苫小牧

先月末から、

俳句のイベントラッシュが続いている。

C986946A-64F1-48A2-8508-6A0A24B274F4昨日と今日の2日間は

俳句誌「玉藻」の北海道大会。

星野高士先生と共に

苫小牧の発電所などを

これから吟行する予定。

昨日の前日句会では

ウトナイ湖に渡って来た雁の句が

BD537B76-299D-4C68-99D7-BC3444472598多く出されていた。

私は雁を見には行けなかったが

久しぶりに

苫小牧港からの

広い太平洋を眺め

しばし

心を癒すことができた。

E0DD9983-B7DB-4A08-A025-CCDFDAE50B40夜の懇親会では

これまた久しぶりに

星野高士先生の

気さくで楽しいお話を

夜遅くまで

たっぷりと聞き

C568F781-0059-4DDD-A8D1-C696B40FA0FCまたこちらからも

たっぷりとお話をさせてもらうことが出来た♪

ホテルの部屋から眺めた

王子製紙の煙突の煙は

昨夜は左から右へ

43EFB8BD-DDFE-44F4-95C1-C9B3BF12C401今朝は右から左へ

全く逆方向に吹いていた。

その奥には

樽前山が

雄大な姿を見せていた。



 海鳥の渦巻く秋の潮目かな   
               豆作


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