北の(来たの?)獣医師

北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていることを、 散文、韻文、漢詩 でつづったものです。

馬(ポニー)のニコイチ捻転去勢の一例

なぜ全身麻酔をして横臥でやらないのか?

アニマルウェルフェアの観点から問題はないのか?

というご意見に対しては、

麻酔技術の未熟と動物愛護意識の未熟として、

今後の課題とさせていただくので、

とりあえずお読みいただけると有難い。

そういう前提で

馬(ポニー)のニコイチ捻転去勢を実施したので

その一例報告をしておきたいと思う。

無登録にて生年月不詳

体重約200kgのポニー

IMG_6280枠場保定

両後肢を柱に縛り

鼻捻で頭部を動かぬようにし

ドミトールで鎮静

IMG_6281写真のように

後方から

キシロカインで局所麻酔

ヨーチンで消毒し

IMG_6284陰嚢の皮膚をカミソリで切開

結合組織を鈍にはがしながら

精巣を露出

1つ露出した後

IMG_62862つめ目の精巣も露出さる

2本の精索を束ね

ニコイチ捻転棒の

フックにかけて

IMG_62902つの精巣を

同時に捻ってゆく。

引っ張らずに

ただ捻る。

IMG_629210数回の捻りで

2つの精巣が同時に捻り取られる。

その後は

ヨーチンをスプレーして

IMG_6293抗鎮静剤を投与して

化膿予防の抗生物質を投与して

終了。

20分程度で全ての手技を終えた。

術後数日

抗生物質(マイシリン)の投与を指示した。

2週間後に別件でこの農家さんに行ったとき

術後の経過を聞くと

1週間程度

術部が腫れていたが

今はもうすっかり腫れが引いて

食欲も落ちずに

普通に戻ったということだった。

私がここで

強調したいのは

ニコイチ捻転棒による

精巣のニコイチ捻転が

馬(ポニー)でも

可能だという

その1点である。

ポニーよりももっと大型の

大きな精巣ならば

精索が太くなるので

2個同時ではなく

1個1個の捻りの方が良いのかもしれないが

体重200kg程度のポニーであれば

ニコイチの方が早く

したがってストレスの時間も少なく

去勢ができる

ということを

ここに示してみたかった。


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洞内由紀子さん絵画展「淡青上の幹」

清水町図書館のエントランスホールで、

10月30日まで、

洞内由紀子(ほらないゆきこ)さんの、

IMG_6303絵画展をやっている。

水彩画と鉛筆画

合わせて9点が展示され

亡きお父様の写真と

一編の詩が添えられている。

由紀子さんは

故郷を遠く離れて

十勝清水町の酪農家の従業員として

働きながら

ご自分の絵画の道を歩んでいる。

今回の絵画のテーマは

IMG_6305「牛」ではなく

「父とキウイ」だった。

キウイを育てることができる地方が

由紀子さんの故郷であると知った。

キウイの栽培を趣味としているお父様の

優しい表情が印象的な水彩画と

IMG_6304キウイの木を丹念に

かつ精巧に描いた鉛筆画が並んでいる。

特に印象深かったのは

方眼紙の上に描かれた鉛筆画だった。

方眼紙は淡い青色をしている

その淡い青色の上に

キウイの木が描かれている。

IMG_6307中でも

キウイの木の「葉」だけ

あるいは「幹」だけ

が描かれている絵は

驚くほど緻密で

リアリティがあって

私はしばらく釘付けになってしまった。

由紀子さんのお父様は

方眼紙に製図を書くお仕事をされていたようだ。

IMG_6306その方眼紙の淡い青色の上に

娘の由紀子さんは

お父様と同じ

鉛筆で

お父様のこよなく愛したキウイの木の幹を描いた。

それが

「淡青上の幹(たんせいじょうのみき)」

という作品展のタイトルになっている。

由紀子さんの父への思いが

強く伝わってくる作品群だった。

掲げてある一編の詩は


「継げるものなど何もなく

 せめて

 相応しからぬ子なりに

 描けるものを」



IMG_6308という言葉で結ばれている。

だが・・・
 
由紀子さんは

お父様の才能を

しっかりと

「継いでいる」

そう思わせる絵画展だった。


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秋惜しむ(暖をとる)

今朝の気温は4℃、

昨日の朝の気温は3℃、

ようやく秋が来たと思ったら、

あっという間に、

晩秋の気温になってしまった。

山間では霜や初氷も観測されているようだ。

先日の酪農家〆さんの

繁殖検診が終わって

IMG_6214診療車に戻ってみると

運転席に

猫が座っていた。

このヤロウ

IMG_6215と睨みつけると

恨めしそうに睨み返して来た。

外より車内は暖かいのだ。

邪魔者を除けないと

IMG_6216次の往診へ行けないので

腹立ち紛れに首を掴んで

外へ放り出したが

猫はそのまま地面にうずくまって

IMG_6218尚も恨めしそうに

こちらを見つめていた。

お前なー

歩くこと忘れたんかい!


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タイ記録・検出!(低カルシウム選手権)

「安田さん、タイ記録出ました!」

同僚のT獣医師が、

ラインで送って来たカルテは、

病名が「乳熱」、

6才のホルスタインだった。

分娩翌日の起立不能

T38.4   P96   R 44

とはかなり激しい臨床症状だったことが伺えた。

詳細はカルテの通りだが

IMG_6220注目箇所はやはり

血中Ca濃度の

2.7 mg/dl

である。

これは以前

私が経験したことのある

カルシウム濃度の最低値

と同じ

つまり

「タイ記録」

だった。

新記録更新とはならなかったが

注目すべき値であることは間違いないだろう。

カルテを見ると

この牛は翌日に起立し

そこでカルテが終わっていて

完治したものと思われる。

この結果もまた

注目に値するものである。

「牛の血中Ca濃度選手権」

さて

今後新記録の更新は

なされるのだろうか?

このブログをお読みの獣医師の皆さん

どうかふるって報告をお願いいたします。


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ようやく「爽やか」に

昨日は秋分の日。

私はこの日が63回目の誕生日だった。

最近は、誕生日で歳を重ねることが、

それほど嬉しいとは思わなくなった。

馬齢を重ねる、とはこういう事なのだと思う。

大したことは何もしていないけれども

大病も大怪我もしておらず

無事に

誕生日を迎えることができた

という

ホッとしたような安堵感がある。

歳を重ねてゆくほど

自分の誕生日に感じることは

だんだん変化してくるようである。

SNSなどをやっていると

IMG_6222多くの方から

「誕生日おめでとう」

のメッセージをいただく。

やはり

ありがたいことである。

メッセージをいただいた多くの皆様方へ

この場を借りて

御礼を申し上げたいと思う。

「どうもありがとうございます、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

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虫除け「オニヤンマ」

夏から秋にかけて、

仕事の最中に、

まとわりつかれて不快なのが、

蝿である。

毎年のことながら

牛舎や診療車や事務所には

蝿が飛び回り

集中力を削がれてしまう。

その対策に

今年は新しい作戦を試してみた。

ネットなどで話題の

虫除け「オニヤンマ」である。

shoppingこれを

診療車や

事務所の机などに

置いておくと

蝿が寄ってこないのではないか・・・

という期待を込めて

「オニヤンマ」の6匹セットを

IMG_6144ネットで購入。

自分の診療車には

運転席の室内ミラーに1つ

後部座席の天井に1つ

計2匹のオニヤンマをぶら下げてみた。

IMG_6145今年の夏は大変暑く

これから蝿の発生も

さらに続いて

いよいようるさくなりそうだが

今年は

この「オニヤンマ」が

どれだけ蝿を追い出してくれるか楽しみである。

今のところ

およそひと月ぶら下げてみて感じたのは

蝿たちは

車内には入ってこようとするし

実際ある程度の数の蝿が

車内に入ってしまうのだが

「オニヤンマ」に気づくと

開けて入る窓から

退散する姿も見られるのである。

何もしない車内だと

天井や運転席に

イヤという程の蝿が止まってしまうものだが

今年は

2匹の「オニヤンマ」のおかげで

蝿がびっしり状態は

回避できているような気がする。

同僚のT獣医師やK獣医師にも

「オニヤンマ」を試してもらっている。

それぞれ

帽子につけてかぶったり

ハッチバックのドアにぶら下げたりしている。

IMG_6146今のところ

ソコソコの効果が

出ているようだ。

ハエトリの薬剤を使わずに

オニヤンマで蝿を撃退

つまり

虫で虫を撃退するなんて

なかなか

オツな対策である。


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第60回総合美術十勝協会展

9月7日(木)〜9月12日(火)まで、

IMG_6139帯広駅地下の帯広市民ギャラリーにて、

第60回総合美術十勝協会展が開かれている。

いつもお世話になっている

写真家の山下僚さんが

IMG_6113この協会の会長さんというご縁で

私もこの会の文芸部員として参加している。

文芸部員は去年まで

山陰進、中屋吟月、両先生と私

IMG_6115というたったの3人だったが

今年の春に山陰先生が亡くなって

とうとう2名なになってしまった。

今年の展示会は

IMG_6116山陰進先生の遺作展をするということになり

先生直筆の色紙などを

多くの方から提供していただいた。

文芸以外の

IMG_6117絵画、写真、書道、華道、工芸など

多くの作品が

一同に集まって展示されており

特別企画として

9月10日(日)には

大谷高校書道部によるパフォーマンス

なども予定されている。

お時間のある方は

ぜひ帯広駅地下へ足を運んで

展示会を楽しんでいただきたいと思う。

実は

文芸員以外にも

豆桜句会にいつも投句してくれている

IMG_6128書家の高橋玲光さんも

自作の俳句を美しく描いて

展示されている。

 「芍薬やいく重の絹を脱ぎすてゝ」  

私も

IMG_6127自作の俳句

 「虚子の忌の雪の峠を行く列車」

を筆で書いて

展示させてもらっている。

あわせて

ご覧になってみてほしい。

書家の先生の字と私の字では雲泥の差が・・・

それもまた楽し!?

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俳句の絵本、第2弾!

羅臼町在住の俳人で絵本作家の、

山中英美さんが、

昨年の暮れの第1弾の俳句絵本、

「森の俳句教室」、


に引き続いて、

IMG_6122第2弾

「猫のタビ俳句詠む」

を発刊した。

この絵本の内容は

作者ご自身が実際に

保護猫を家族として迎え入れ

その猫との暮らしをする中で

IMG_6123詠み貯めた俳句と

描いた絵とを

まとめたものである。

俳句も絵柄も

とても優しく

愛情に満ちている

読んで心が癒され

ホッとできる内容になっている。

ぜひ皆さんにオススメしたい1冊である。

IMG_6124この本の末尾には

本を購入するための

QRコードが付いているので

ここを読み取って

ぜひ一冊購入してほしいと思う。

というのは

この本の売上金は

すべて

猫の保護活動に使われる。

作者の意図はそこにもあるのだ。

俳句の普及と

猫の保護活動との

コラボレーションを実現している。

ちなみに

QRコードの上には

インスタグラムのコードもついていて

ここを読み取ると

この絵本の主人公の猫の

実際の可愛らしい写真を

たくさん見ることができる。

このページにもそのコードを貼り付けたので

ぜひ読み取って楽しんでいただきたいと思う。


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ゆきあひの空

先日の豆桜句会で、

IMG_6029「ゆきあひの空」、

という言葉を使った俳句が投句された。

なんだかとても奥ゆかしく

いい言葉だなーと思ったので

調べてると

どうやら

最近は季語として認められつつあるらしい。

IMG_6030夏から秋へ

移り変わりゆく

その狭間の空のことで

夏の雲と

秋の雲が

ゆき交わし合う

そんなイメージがあるらしい。

IMG_6032「ゆきあひの空」 

という言葉の源流には 

古今和歌集の夏歌の最後の


 夏と秋と行きかふ空のかよひじはかたへ涼しき風や吹くらむ 
                         凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)



があるらしい。 

IMG_6033また

私はそれを知って

江戸時代の芭蕉の弟子の1人 

野沢凡兆の一句


 上ゆくと下くる雲や秋の天   凡兆 


を思い出した。 

いずれにせよ

この季節空に漂う

雲の変化は

いつの時代にも

人の心を捉えて離さないのだろう。

 

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第1回くしろ元町フットパス句会・開催

去年の暮れから私が、

心に描いていた大きな目標のひとつ、

釧路で句会を主催することを、

ついに叶えることができた♪ 

その名は

「第1回くしろ元町フットパス句会」

高浜虚子の句碑

「灯台は低く霧笛は峙てり」 

のある米町公園の隣の

厳島神社の若き神主・菊池吉史さんを団長とする

くしろ元町青年団の皆さんとの共催で

投句者35人という盛大な句会を開催することができた。

これから少しずつ

その内容を拡散してゆきたいと思っている。

IMG_6059とりあえず

今日の釧路新聞に

この句会を紹介する記事が出たので

ぜひ読んでみていただきたい。

釧路で生まれたばかりの

新しい句会であり

また

くしろ元町青年団さんの 

新しい町おこし運動でもある

「くしろ元町フットパス句会」

IMG_6056は、今後も

少なくとも年1回の

8月中旬の開催を核として

季節や場所などを

少しづつ変えながら

回数を重ねてゆきたいと思う。

くしろ元町青年団の皆さんと一緒に

くしろ元町を盛り上げてゆきたいと思う。

IMG_6058そして

日本伝統俳句協会北海道支部としても

高浜虚子の句碑を核とした

釧路での句会を

今後一層充実したものにしてゆきたいと考えている。

くしろ元町エリアを

四季折々の俳句に詠むことで

その魅力的な姿を全国に

発信して

いつかは

素敵なアンソロジー(詩歌集)

のようなものを作ることができたら

素晴らしいのではないかと思っている。

くしろ元町青年団の皆様

これからもどうぞよろしくお願いいたします!
 

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この記事に注目!「ばんえい競馬の未来」(5〜8)

十勝毎日新聞に不定期で連載しているシリーズ記事、

「ばんえい競馬の未来」、

前回の第1話〜第4話に続き、

第5話〜8話までが、

今のところ掲載されている。

前回の記事で

キーワードは

「主催者」・・・帯広市



「各団体」・・・馬主会、調教師会、etc

と申し上げたが

第5話〜8話までを読み解くためには

さらにキーワードが加わってくる。

それは「各団体」の中の

馬主会が2つに分裂したことが発端となっている

「2つの勢力」

である。

誤読を恐れずに

あえて言うと


「旧・勢力」・・・帯広市、ばんえい競馬「オーナーズクラブ」、ばんえい競馬診療所


「新・勢力」・・・ばんえい競馬「馬主協会」、アテナ診療所


という2つの勢力である。

主催者の帯広市は当然の「旧・勢力」である。

注意したいのは

オーナーズクラブは「旧・勢力」の人たちが離脱したもので

実は馬主協会の方に「新・勢力」の人たちがいることである。

この2つの勢力の

せめぎ合いが

現在続いていて

色々な問題を起こしていると言ってよいだろう。

そして

今回の勝毎のシリーズ記事を読む上で

もっとも注意しておきたいことは

この記事を書いた勝毎の記者が

「旧・勢力」に肩入れをしている


ということである。

新聞記事というのは両論併記が必要だから

「新・勢力」側の事も書かれているが

そこに限って曖昧にされて

誤魔化した表現になっている。

例えば

第6話の2段目の8行目

理由不明のまま同協会が18年度途中に突如支援を打ち切り・・・」

とあるが

「理由不明の理由」を問いただすのが新聞記者の役割のはずである。

また同3段目の5行目

「・・・同協会はなぜかアテナの支援を始めた。」

とあるが

「なぜかわからないもの」を明らかにするのが新聞記者の役割のはずである。

そこをあえて曖昧にして

はっきりと書かないこの記事の

新聞記者の代わりに

誤解を恐れずに

私が代弁するならば

ばんえい競馬診療所への支援が無駄と判断したのがその「理由」であろう。

また

「なぜ」アテナの支援を始めたかと言えば

アテナへの支援の方が有意義だと判断したからであろう。

要するに

馬主協会は

ばんえい競馬診療所よりも

アテナ診療所の方を信頼しているのである。

はっきり言うならば

アテナ診療所の方が

優れた技術を持っている

要は腕がいいのである。

だから信頼できる。

理由は簡単である。

さらにこの第6話の中で

曖昧な箇所がもうひとつ

それは

5段目の10行目

「複数の競馬関係者によると、市から資金支援がないアテナが馬全体の7〜8割を診療している。」

という、複数の競馬関係者とはどういう人たちなのか

ここも、ばんえい競馬診療所に気を使っての曖昧表現である。

新聞記者として診療頭数の実数を調べる事など簡単なはずである。

ツッコミどころはまだある。

4段目の大きなフォントの小見出しとして

「請求額巡り提訴」

などと大げさに書いてある。

提訴が受理されているかどうかも書かれておらず

訴えるだけなら誰でもできる事であるにもかかわらず

オーナーズクラブの言い分だけが小見出しまで付けて書かれていて

アテナ側の言い分が書かれていない。

両論併記の必要な新聞記事としては失格である。

このことについては

アテナ代表の獣医師のFacebookに

しっかりと反論が書かれているので

ぜひFacebookを検索して読んでいただきたいと思う。

診療所問題について

私は申し上げたい。

「ばんえい競馬診療所」は

もう終わりにした方が良いのではなかろうか。

実力差が歴然としているではないか。

ともあれ

私の誤読を恐れずに言えば

「旧・勢力」と「新・勢力」

のせめぎ合いは

今後まだ続くと思われるが

もう勝負はほとんど

「新・勢力」の勝ち

と言えるだろう。

その理由は・・・

また、ブログ記事を改めて書くつもりである。

では

前置きが長くなったが

そんなことを頭に入れて

十勝毎日新聞のシリーズ

「旧・勢力」に肩入れのある記者が書いた記事

「ばんえい競馬の未来」(5〜8)を

読んでいただきたいと思う。

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この記事に注目!「ばんえい競馬の未来」(1〜4)

十勝毎日新聞のシリーズ記事、

「ばんえい競馬の未来」、

が面白い。

だが、面白がっているだけなら不謹慎かもしれない。

私自身も「ばんえい競馬」によって生かされてきた

利害関係者の端くれでもあるから。

「ばんえい競馬 」がなくなってしまったら困るのだ。

今まで幾たびも

存続の危機を乗り越えてきた「ばんえい競馬」が

ここ数年

前代未聞の馬券の売り上げを記録している。

この馬券収入で得た利益をどうするか。

コロナ禍がおさまって

今後の馬券収入は

頭打ちになるだろうという予想のある中で

馬券で得られた多額の収入を

いかに有効に使うかが

今後の「ばんえい競馬」の

大きな課題である。

そんな時に出た

十勝毎日新聞のシリーズ記事は

非常にタイムリーであり

十勝毎日新聞のデスクには

拍手を送りたいと思う。

「ばんえい競馬」は

今や十勝の顔であり

帯広市民いや十勝

いや北海道いや我が国の

宝物であり

世界に誇るべき文化である。

そんな「ばんえい競馬」の未来について

内部の人間だけではなく

帯広市民いや十勝

いや北海道いや我が国の

全ての人々に

いろいろと考えてもらう

良いきっかけとなるのが

今回のシリーズ記事である。

今のところ

第1話から第8話まで出ているが

まずここでは

第1話から第4話までの記事を

貼り付けておく。

ぜひ

じっくりと読んで頂きたい。

キーワードは

「主催者」・・・帯広市



「各団体」・・・馬主会、調教師会、etc

の二つである。

・・・と

ここまで書いたところで

記事を書いた記者と

記事を書かれた側の方々との間に

かなりの軋轢があることが判明した。

そのことも含めてここに紹介しておきたい。

面白がってばかりはいられないようだ・・・


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「双子の子牛」の帝王切開

十勝地方は8月4日〜5日にかけて、

台風6号の影響を受けた停滞前線が上空に垂れこめて、

蒸し暑かった猛暑の気候から、

一気に、

涼しげな雨まじりの晩夏へと、

天気が激変した。 

最高気温が35℃以上だった日々から

最高気温が25℃を下回る日々へと

一晩で変わってしまうのだから驚きである。

そんな気温の変化に

自分の体がついて行けいてないことを

感じながらの仕事が続いている。

8月3日(木)の午後

往診を終えて事務所に戻ると

手術の予定が3頭入っていた。

そのうちの2頭が

帝王切開だった。

1頭目の帝王切開は

初産の過大児だった。

四位変位の手術を挟んで

2頭目の帝王切開は

やっとの事で運ばれてきた経産牛だった。

執刀医はT獣医師。

手慣れた手つきで1頭目を摘出した後

いつもとは違って

なかなか閉腹せずに

腹腔内をいつまでも探っていた。

「・・・もう1頭、います・・・」

と言いながら

1頭目を出した子宮の創口に手を入れていたのだが

そこから先かなかなか進まない様子だった。

「出てこない?・・・」

「・・・いるんだけど・・・」

「・・・?・・・」

「・・・直接触れない・・・」

「直接つかめない?・・・」

「・・・一旦ここを閉じて、2頭目は別に切って出します・・・」

「そんなことってあるんだ・・・」

「・・・はい、あるみたいですね。」

T獣医師はそう言って

1頭目を出した子宮角の創口を手早く縫い始めた。

2頭目は別の子宮角の中にいるらしいのだ。

縫い終わると再び手を入れて

腹腔の奥にある別の子宮角の2頭目の後足をつかんで

術創に露出させた。

「・・・これです・・・ここ切って下さい。」

私は2頭目が入っている子宮角にメスを入れた。

IMG_5962そして

チェーンブロックを使って

2頭目の胎児も

無事に摘出することができた。

私の経験では

帝王切開して双子の胎児を摘出したことは

IMG_5966未だかつてなく

たいへん貴重なものを見させてもらった。

帝王切開で双子を摘出する

というと

今まで抱いていたイメージは

切開した1つの子宮の創口から

2頭を出せるというイメージだったのだが

今回の実際の症例を目の当たりにして

IMG_59631つの創口からは

1頭の胎児を摘出するのみ。

2頭目の胎児は

もう一つの子宮角を切開して

別の創口から出さねばならない

ということを学んだ。

かつて

多くの獣医師から

帝王切開をして

胎児が双子だったことに気づかず

手術した数日後に

もう1頭の胎児を発見して

冷や汗をかいた

という話を聞いた。

双子の胎児を一度に摘出できず

閉腹してしまう

その原因が

今回の症例でよくわかった。

双子の胎児は

一頭ずつ別の子宮角にいることがあるのだ。

帝王切開をするときは

そこに気をつけなければならないのだ。

IMG_5964今回は

T獣医師の冷静な施術によって

双子の胎児を共に無事に

摘出することができた。

私は思わずつぶやいた

「帝王切開でも、双子の時は『一子増点分』の技術点数が欲しいね・・・」

T獣医師も

「・・・そうですね(笑)」

と言っていた。


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「猛暑」から「真夏」へ

「熱中症警戒アラート」、

という聞きなれない言葉が、

先日十勝地方に発令された。

予想最高気温が35℃以上・・・

気象学では35℃以上を「猛暑日」と言う。

どうやら北海道では

十勝地方が一番暑かったようだ。

IMG_5953その暑さは

昼はもちろん

夜にも実感することができた。

とにかく湿度が半端ではなかった。

北海道の夏は

気温は上がることはあっても

湿度はそれほど上がらないものだ

と思っていたが

今回の暑さは

全く本州以西の暑さと同じ

高い湿度を伴った熱帯の猛暑だった。

それが一日で終わるのではなく

7月下旬に約1週間近く続いた。

北海道へ来てから40数年になるが

本州並みの猛暑をこれほど長く経験することは

今まで一度もなかった。

そんな猛暑の日々の後半の

7月30日から31日にかけて

夜当番だった私は

続けて牛のお産の往診に行った。

ひとつは和牛のお産

もうひとつはホルスタインの子宮捻転

どちらも無事に産まれてくれたが

そんな仕事を終えた日の

夕刻に

湿度がマックスになり

空が曇って来たかと思う間も無く

IMG_5950雷と共に

大粒の雨が一気に降って来た。

久しぶりの夕立だった。

強い雨はしばらくしてすぐにおさまり

夜には上がってしまったが

その翌日の

8月1日の朝

窓を開けると

なんとなく

爽やかな空気が漂っていた。

涼しい朝の空気・・・

ああ、これ・・・

ようやく

北海道らしい

朝の涼しい夏が戻って来た。

昨日の夕立は

ちょっとした季節の変わり目を告げるものだった。

どうりで

お産の仕事も入るわけだ(笑)

「熱中症警戒アラート」が出るほどの

今までの猛暑の日々は

お呼びでない

本州の「猛暑」だったのだ。

これからやっと

普通の「真夏」になるのだろう。


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俳句雑誌「円虹」8月号、読んでみて!

私の所属している俳句結社「円虹(えんこう)」

が毎月発行している最新号に、

『俳句への導き』〜川柳という回り道を経て

というタイトルで、

3ページのエッセイ風の文章を書かせてもらった。

IMG_5931私が今まで

どんな経緯で

川柳を詠み

そして

俳句を詠むようになったのか

そのいきさつを

回想しながら書いてみた。

書いているうちに

頭の中が整理されてゆく感覚を覚えて

あっという間に書くことができた。

なんだか不思議な感覚で

IMG_5932これは

私を俳句の道に導いてくれた

祖父と

鬼籍に入られた先生方の

お力を受けたような感覚だった。

今の私が

なぜ

俳句と川柳の

「五七五の二刀流」

になったのかが

読むとよくわかるのではないかと思う。

このような文章を載せていただいた

俳句雑誌「円虹」

山田佳乃主宰と

辻桂湖編集長に

改めて御礼を申し上げたい。

俳句雑誌「円虹」の8月号

ぜひ手にとって

読んでみていただきたいと思う。


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大接近!(◎_◎;)

梅雨が明けて、

朝の空気がどっしりと安定して、

夏の香りが十勝平野を覆う毎日となっている。

快晴無風。

こんな日の朝は

十勝の空の一角に

熱気球が浮かんでいるのを見ることがある。

先日の朝も

出勤方向の上空に

熱気球がひとつ

ぽっかりと浮かんでいた。

十勝では多くの熱気球が十勝川温泉付近から

浮かび上がることが多い。

その気球をフロントガラスに眺めながら

診療所へ向かう。

診療所へ近づくにつれて

フロントガラスから眺める熱気球は

だんだんと大きさを増し

さらに診療所に近づくと

フロントガラスの中の熱気球も

さらに大きさを増して

気球のカゴに乗っている人の顔が見えるほどになった。

車で事務所の駐車場に入る時

運転席から空を見上げると

なんと熱気球がすぐ真上を低空飛行していた。

IMG_5880熱気球は

我が診療所の建物に

異常なほど接近して

駐車場に着陸するのではないか?

と思った。

いったい何をしに来たのだろう?

と思うやいなや

「ブォーーッ!・・・・ブォーーッ!・・・」

とガスバーナーの炎の大きな音が

断続的に聞こえて

熱気球は

目の前からだんだんと

上昇してゆき

あっという間に

大空の端へと

消えていった。

熱気球というものは

遠目には

のんびりのどかなものに見えるが

近くで浮いているのを見ると

巨大でおそろしく

ガスバーナーの音が

ものすごく大きい

モンスターである。


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マルちゃんVSペヤング(33)

なんだかんだと30回を超えて続いている、

このシリーズ記事の、

今までをおさらいしておくと、

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

(12)マルちゃん側の勇み足

(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン

(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!

(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン

(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン

(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!

(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)

(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!

(20) これが噂の?!、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」

(21)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「ミートソース風」

(22)マルちゃんやき弁パスタコンビ、「クリームソース風」

(23)これは食べ物とは言い難い!ヽ( ̄д ̄;)ノ「獄辛Final」 

(24)マルちゃんの人気商品便乗作戦「ハッピーターン味」

(25)ペヤングのまがいもの!?「ペヨング」

(26)「ペヤング」と「ペヨング」

(27)なかなかオツな「豚バラ油そば」

(28)ひたすら味を追求した王道!本格派!「オムそば風」

(29)ロコソラーレ監修!「北見焼肉味」!

(30)「ペヤンガー」と「やきベニアン」?!

(31)ペヤング・ブランドの独擅場「ペヤング・バスボール」

(32)最大大手・日清UFOの「余裕」

今回は

他所見をせずに

ペヤングの正統的!?バリエーションのひとつとして

「九州・もつ鍋風」

を紹介しておきたい。

あらゆる地方の

あらゆる食べ物を

ペヤングとして取り込んでしまうペヤングの中では

これは正統的なバリエーションのひとつであろうかと思う。

が、しかし

前回の「日清・UFO」の記事でもわかるように

この頃どうも

最大手・日清食品の動きが派手である。

余裕の財力をバックに

じわじわと色々なパターンの

変わり種UFOを世に送り出しているのだ。

そんなUFOは

西日本においては

王国を築いていると言われる。

今回のペヤング

「九州・もつ鍋風」

は、そんな西日本の

UFO王国への密かな反撃!?

と言えなくもない。

もつ鍋が名物である九州

IMG_5825すなわち西日本の人たちの

舌をくすぐろうとしているのである。

大胆かつしたたかな

ペヤング陣営のやりそうなことではないだろうか?

前置きはこの辺にして

早速その「九州・もつ鍋風」を

IMG_5826試食してみよう・・・

先ずは包装を外して

中身を取り出して感じたのは

「かやく」が多い♪

ということ。

いつもの倍くらいの野菜が入っている感じだった。

IMG_5828お湯を注いで3分待って

お湯を捨ててフタを開けると

当然のように

いつもよりも具が多い♪

もつ鍋というのは

もつ自体を食べるのはもちろんだが

ニラやキャベツなど

野菜が美味しくてヘルシー

であることが人気の秘密である。

IMG_5828このペヤングは

そのポイントをしっかりと押さえている

と思った。

九州らしい甘口の醤油ダレを混ぜると

良い香りが漂ってきた♪

もうここまできたら

このペヤングの出来の良いことは

容易に想像できる。

IMG_5830一口食べてみる・・・

「うまい!(^^)」

予想と結果が

一致するというのは

それだけで気持ちの良いものだ。

箸は止まらずにどんどん進む♪

IMG_5832何せ具沢山なので

歯応えも良い♪

具の中にあるホルモンが

アクセントを添えて

味わいに深みを添えてくれる♪

「・・・うん、うん、・・・」

IMG_5834これは

歴代ペヤングシリーズの中でも

上位にランクされること間違いない

傑作ペヤンクの一つになるだろうと思った。

あっという間に完食。

ごちそうさまでした♪


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旗振るだけの農水省(3)

こういう立場の人が、

こんな発言をしている事に、

笑ってしまう、

ツッコミどころ満載の講演会。

同じことを繰り返し言うならば

それに対するツッコミも繰り返しておくべきだろう。

IMG_5807「日本農業に競争力を」

というのは

どんな農作物に

だれを相手に

競争力を持たせるのか

という疑問が湧いてくる。

講演要旨の記事の中には

「米や乳製品をはじめとした、日本の農畜産物」

とある。

IMG_5815これは

米を出荷する米作農家に競争力を

乳製品を出荷する酪農家に競争力を

ということだと思われる。

日本の米作農家が

米という農産物でどこの誰と競争するのだろう。

日本の酪農家が

乳製品でどこの誰と競争するのだろう。

普通に考えれば

日本の米作農家が

中国やタイやカリフォルニアの米作農家と競争することになる。

また普通に考えれば

日本の酪農家が

欧米や豪州の酪農家と競争することになる。

競争とは勝負であり

勝つか負けるかの厳しい戦いが想像できる。

相手は手強い。

それをただ

農水省は

旗を振って見ているだけではなく

乳製品に至っては

欧米産の乳製品の

一定枠の輸入量を頑なに守り

敵方の援助をしている。

政府が敵に肩入れをしているのだ。

敵国の農家に肩入れをしながら

自国の農家がそれと戦うのを

旗を振りながら見ようとしているのだ。

そんな不公平で不利な競争を

あえて自国の農家に促す発言をする

この人の

真意は何なのだろう。

やっぱり

日本の農業が

日本の酪農が

今のような姿になったのは

こういう人たちが

農政をやってきたからなのだ

とつくづく思う。


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旗振るだけの農水省(2)

ふたたび読んでも、

笑いがこみ上げてくる、

ツッコミどころ満載の講演会。

同じことを繰り返し言いたい。

IMG_5807十勝毎日新聞に掲載されているので

まずは読んでいただきたい。

そして

読んだ方は

どんな感想を抱いたのか

教えていただきたい。

IMG_5815やっぱり

日本の農業が

日本の酪農が

今のような姿になったのは

こういう人たちが

農政をやってきたからなのだ

とつくづく思う。

さて

またもうひとつ

ツッコミどころをあげてみたい。

この方は

「日本農業に競争力を」 

と言っているが

「どのような農産物で、誰と競争するのか?」

を、示していただきたい。


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旗振るだけの農水省(1)

何度読んでも、

笑いがこみ上げてくる。

ツッコミどころ満載の講演会が、

IMG_5807先日行われ、

その要旨が 十勝毎日新聞に掲載された。

まずは読んでいただきたい。

そして

読んだ方は

どんな感想を抱いたのか

教えていただきたい。

IMG_5815やっぱり

日本の農業が

日本の酪農が

今のような姿になったのは

こういう人たちが

農政をやってきたからなのだ

とつくづく思う。

たくさんあるツッコミどころの内で

ひとつあげてみたい。

「農業も普通の産業だと考えて・・・」 

とあるけれど

「普通の産業」

とは

どういう産業のことだろう? 


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