子牛に点滴することが多くなった。

多くは腸炎による脱水・虚脱

それに対する水分や電解質の補給、等のためだ。

下痢をしてフラフラな子牛が、点滴を打ったら見違えるように元気になる。

飼主さんがそんな経験をすると

「とにかく点滴を1回やってくれ」

という要求が高まる。

早期発見、早期治療、は良い事である。

しかし

点滴中に、子牛が元気になってきて、暴れる事もある。

中途半端な保定で、点滴を仕掛けてゆくと

その後の往診の途中で、無線が入る。

「〇〇さんの子牛の点滴の針が抜けた、と連絡入りましたー」

「・・・はい、了解・・・すぐ戻ります・・・」

これが、とっても辛い(笑)

留置針の刺し直しをするだけのために、長い距離を戻らねばならない

診療時間の大きなロスになる。

点滴するなら、子牛の保定を確実にして仕掛けておきたいものだ。

子牛保定板 
今までいろいろな家で

子牛の点滴の保定をしてきたが

写真のような板を作ってもらって

そこに数箇所ロープを取り付けた

『保定板』

これが最も使いやすいと感じている。

写真は四隅のロープに加えて、肩にベルトを掛けられるようになっていて

首が動きにくいので、針が抜けづらいのはもちろん

子牛を板ごと、持ち運びが出来るし

体勢、体向、とも思うがままである。

子牛を板に『貼り付け』てしまうのだ。

   *    *    *

「子牛点滴用保定板」・・・うーん

何か気の効いたネーミングはないものだろうか(笑)

「カーフ・タイ・ボード」とか?!

ところで・・・

「保定」って、英語で何て言うんでしたっけ?