牛の下顎は、よく腫れる。どういう理由かはっきりしないのだが
上顎が腫れることよりも
下顎が腫れることが多いようだ。
私の経験で言うと、どうもそうなのである。そして、その腫れの原因は
ほとんどが細菌感染である。
親牛では、骨組織に放線菌が感染する場合が多く
腫れた部分はなかなか小さくならないのだが仔牛では、一般的な化膿菌であることが多く
写真のように、まるで飴玉をしゃぶっているような腫れ方をする。
穿刺をするとクリーム色の化膿汁が取れてくる。
親牛の放線菌感染と違って
単純な化膿巣なのでメスを使って切開し、排膿すれば
すぐ治ってしまう。
簡単な処置で終わるので
とくに詳しく調べようという気がなかなか起きないのだが
実際、感染は何処から来るのだろうか。
おそらく、下顎の臼歯の間から化膿菌が進入して感染するのではないか
と、私は勝手に思っていて、そこからは先は思考停止である(苦笑)
たとえば、馬では
下顎がこういう腫れ方をするのを、私は見た記憶が無い。
こういう下顎の細菌感染による腫脹は
牛のような反芻類に多いのかもしれない。
反芻類ほど、下顎をよく使う動物を、ほかに知らない。
反芻類はきっと、下顎を酷使しているのだろう。
それで、下顎の故障が多く、細菌感染しやすい
なんていう理屈は、成り立たないものだろうか?










私は道東で酪農家に嫁ぎ、酪農の仕事をしています。
先日育成牛の下あごが腫れてしまった所だったので、こちらの記事は写真付きでとても勉強になったのでコメントを残したくなりました
また読みに来ますのでよろしくお願いします。