新任地(古巣)へ来て(戻って)3ヶ月が経とうとしている。
仕事で大きく変わったことの1つは
牛の蹄の治療が激減したことである。
3ヶ月で、牛の肢を上げてまともに蹄を診たのは、たったの5頭。
どうしてなのだろう?
獣医師の蹄の治療が、こちらではあまり信用されていない・・・?!
というわけでもなさそうだし・・・
削蹄師さんが頻繁に呼ばれ、マメに蹄のケアをしているのかもしれない。
また、こちらの酪農家の牛の寝床には
旧任地とは比べものにならないくらいの麦稈が
敷き料としてふんだんに使われていることも見逃せない。
ともあれ、そのおかげで
蹄の治療に使う私の道具類が
ことごとく、
錆びてしまうのだ(苦笑)
これは、同じ時期に異動でやってきた同僚のY獣医師も
全く同じ感想を持っていた。
そして、道具のサビをとる裏技もY獣医師に教えてもらった。
蹄の治療道具のサビをとる、必殺の裏技は
「サンポール」だった。
市販のサンポールを、水道水で3倍程度に希釈し
赤々とサビた道具を、半日以上浸けて置く。
すると、どうだろう・・・
取り出した道具は、サビがきれいに消えて
まるで新品のように、ピカピカと輝いているではないか!
これを見ていた同僚のS獣医師
「すごいですね。」
「ほんと、これはすごい。」
「サンポールですか、テレビのCM、ありましたよね。」
「うん。『サンポールでおトイレピッカピカ』。」
「ポール牧ですよね。」
「そうだったっけ?、ポール牧が言ってたの?!・・・よく憶えてるね(笑)」
仕事で大きく変わったことの1つは
牛の蹄の治療が激減したことである。
3ヶ月で、牛の肢を上げてまともに蹄を診たのは、たったの5頭。
どうしてなのだろう?
獣医師の蹄の治療が、こちらではあまり信用されていない・・・?!
というわけでもなさそうだし・・・
削蹄師さんが頻繁に呼ばれ、マメに蹄のケアをしているのかもしれない。
また、こちらの酪農家の牛の寝床には
旧任地とは比べものにならないくらいの麦稈が
敷き料としてふんだんに使われていることも見逃せない。
ともあれ、そのおかげで
蹄の治療に使う私の道具類が
ことごとく、

これは、同じ時期に異動でやってきた同僚のY獣医師も
全く同じ感想を持っていた。
そして、道具のサビをとる裏技もY獣医師に教えてもらった。
蹄の治療道具のサビをとる、必殺の裏技は
「サンポール」だった。

赤々とサビた道具を、半日以上浸けて置く。
すると、どうだろう・・・
取り出した道具は、サビがきれいに消えて
まるで新品のように、ピカピカと輝いているではないか!
これを見ていた同僚のS獣医師

「ほんと、これはすごい。」
「サンポールですか、テレビのCM、ありましたよね。」
「うん。『サンポールでおトイレピッカピカ』。」
「ポール牧ですよね。」
「そうだったっけ?、ポール牧が言ってたの?!・・・よく憶えてるね(笑)」

道具は錆びても、記憶は錆びない獣医師の方々なのですね。頼りになりそうですが牛さんが元気で、出番が少ないのはいいことですね。