今年の我が家の年越しは賑やかだった。

IMG_2668息子が地元に就職したこともあって

地元の息子の友人たちが、大晦日の夜から少しづつ集まり

午前零時に居間のテレビの前でカウントダウン

IMG_2673その数分後に、彼らはどやどやと立ち上がって

町内の神社へ初詣に出かけ、しばらくしてまた帰宅して

そのまま明るくなるまで酒盛りをしていた。

もちろん私は、そんなものに付き合っていては体が持たないので

眠くなるがままに就寝し、起床したが

元旦の朝の我が家の居間は

宴の後のゴロ寝軍団が占領していた(笑)

しばらくすると彼らは、一人、二人と起きては

私とねんごろに御慶(!?)を交わしつつ

それぞれの家路へ、あるいは仕事場へ、去っていった。

彼らは感心なことに、ゴミや洗い物をきちんと片付けてくれていた。

さて、ようやくやってきた正月の淑気(しゅくき)の中で

私は新年の酒と雑煮などをいただいて

賀状や新聞や俳句雑誌などを読みつつだらだらと過ごした。

元旦の夜には、息子は何処かへ飲みに消え

長女は帰省せず、次女は夜勤。

夕食は珍しく、妻と二人でテーブルを囲んだ。

とは言うものの、たいした会話もせずに

昨夜の宴の疲れを残したまま就寝。

翌朝(2日)は快晴だった。

私はここ数年、正月休みには

帯広神社へ初詣に行くことにしている。

我が家から帯広神社までは、歩いて約一時間半

その道のりを歩くことにしている。

もちろん妻子は同行せず、私一人

(・・・あたりまえか)

朝の9時に出発。

途中で俳句などを拾うことがてきたら

厳しい寒さもそれほど辛くはない。

IMG_2656国道38号線へ出て

札内橋を渡る。

札内川には氷が流れていた。

再び国道沿いを歩き

帯広神社に近づくと

一気に人が増えてくる。

IMG_2658鳥居をくぐって境内へ入り

先ず、御神馬に挨拶。

この馬は、以前にも書いた通り

立派な雄馬である

(・・・影になって見えないけれど)

IMG_2659そのあと手水場で手と口を清め

(・・・手を拭くタオルはガチガチに凍っていた)

門をくぐって更に奥へ向かい

神前に今年の無事と健康を祈願した。

そして、縁起物とおみくじを買い

(・・・ちなみに大吉だった)

IMG_2660焚き火のある所まで来て一休み。

そこで、持参した御神酒をいただく。

(・・・歩いてきたからこその幸せ)

そのあと、隣の護国神社でも手を合わせ

その境内にある、中城ふみ子の歌碑の前に行き

IMG_2661雪に隠れていた文字を手で払った。

 冬の皺よせゐる海よ
    今少し生きて己れの
          無惨を見むか   
                         ふみ子

齢を重ねてくると

年々この歌の意味が深く体に染み込んでくるようになった。

IMG_2663帰りは、もと来た道を帰るだけだが

般若湯に酔っているせいか、足取りが重く

途中のコンビニで、水分代謝をしながらの帰宅だった。

帰宅は12時30分、約3時間半の初詣だった。

IMG_2665途中、俳句を10句ほど拾うことができた♪

それは推敲して、どこかの句会に投句する予定。

今年の初詣は、こんな感じで

良い天気に恵まれて、ありがたく終了した。

しかし、ずいぶんと寒かった・・・

後でこの日の帯広の気温を調べてみた。

午前9時の気温は、−15.7℃

正午の気温は、−9.5℃

だったそうだ。

どおりで、寒かったわけだ・・・

さて

今日(3日)は

初仕事の日である。

新鮮な空の下で

気合を入れて働こうと思う。

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左の写真の道具を使う


「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画を撮りました

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