今年の1年間で、
私はどれだけの家畜の死亡を確認し、
どれだけの家畜の廃用に立ち会い、
その処理のために、
どれだけの診断書を書いて来ただろうか。
事務所でカルテを書き終わって、
ふと、そんな思いが湧いて来たので、
今年度の私が書いた、
死亡・廃用・の診断書の数を数えてみた。
今年度なので、
平成28年の4月から12月までの、
9ヶ月間に、私が書いた診断書の数である。
それらはほぼ全部
牛だった。
それは
103枚あった。
9ヶ月間に103枚ということは
103 ÷ 9 = 11.5
1ヶ月に約12頭の死亡診断書を書いている計算になる。
これを1年に換算すれば
103 ÷ 9 × 12 = 137.3
1年間で約137頭の牛たちの
死亡を確認し
廃用のに立ち会って
診断書を書いて来たことになる。
こんなことをわざわざ集計してみたのは
今年が初めてのことで
去年や一昨年は
そのようなことは考えもしなかった。
しかし、今年は
どういうわけか
死亡を確認した牛
あるいは廃用にした牛の
数が気になって仕方がなかった。
なぜかというと
その数が
年々増えているのではないかという感じがするからだ。
今年はこの、年間約137頭の死亡廃用という数が
どういう意味を持つのかということを考えてしまうのだった。
たとえば、人の医療現場の場合
年間137人の死人を扱う臨床医師など、いないと思う。
3日に1度のご臨終に立ち会う臨床医師など、いないと思う。
しかし牛の臨床獣医療の現場では
多くの臨床獣医師が、私とそれほど変わらない数の
死亡・廃用の診断書を書いていると思われる。
繰り返すが、「臨床」獣医師が、である。
牛の命を救うために
牛が健康を取り戻すために
働いているはずの「臨床」の獣医師が、である。
死亡・廃用野診断書を書いた牛というのは
屠殺場で食肉にすることさえ出来ない
哀れな死に方をした牛たちである。
「臨床」の獣医師が
これほどの数の牛の
「ご臨終」に立ち会っているのである。
今年の締めくくりの記事として
なんとも湿っぽい話ではあるが
これを書かずにはいられない
そんな思いが私にはある。
この記事をお読みの
獣医師諸君!
あなたは今年
何頭の牛の死亡を確認し
何頭の牛の廃用に立ち会いましたか?
教えていただけると嬉しいです。
では皆様
どうぞ良いお年をお迎え下さい。


左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
ご覧いただけます。
私はどれだけの家畜の死亡を確認し、
どれだけの家畜の廃用に立ち会い、
その処理のために、
どれだけの診断書を書いて来ただろうか。
事務所でカルテを書き終わって、
ふと、そんな思いが湧いて来たので、
今年度の私が書いた、
死亡・廃用・の診断書の数を数えてみた。
今年度なので、
平成28年の4月から12月までの、
9ヶ月間に、私が書いた診断書の数である。
それらはほぼ全部牛だった。
それは
103枚あった。
9ヶ月間に103枚ということは
103 ÷ 9 = 11.5
1ヶ月に約12頭の死亡診断書を書いている計算になる。
これを1年に換算すれば
103 ÷ 9 × 12 = 137.3
1年間で約137頭の牛たちの
死亡を確認し
廃用のに立ち会って
診断書を書いて来たことになる。
こんなことをわざわざ集計してみたのは
今年が初めてのことで
去年や一昨年は
そのようなことは考えもしなかった。
しかし、今年は
どういうわけか
死亡を確認した牛
あるいは廃用にした牛の
数が気になって仕方がなかった。なぜかというと
その数が
年々増えているのではないかという感じがするからだ。
今年はこの、年間約137頭の死亡廃用という数が
どういう意味を持つのかということを考えてしまうのだった。
たとえば、人の医療現場の場合
年間137人の死人を扱う臨床医師など、いないと思う。
3日に1度のご臨終に立ち会う臨床医師など、いないと思う。
しかし牛の臨床獣医療の現場では
多くの臨床獣医師が、私とそれほど変わらない数の
死亡・廃用の診断書を書いていると思われる。
繰り返すが、「臨床」獣医師が、である。
牛の命を救うために
牛が健康を取り戻すために
働いているはずの「臨床」の獣医師が、である。
死亡・廃用野診断書を書いた牛というのは
屠殺場で食肉にすることさえ出来ない
哀れな死に方をした牛たちである。
「臨床」の獣医師が
これほどの数の牛の
「ご臨終」に立ち会っているのである。
今年の締めくくりの記事として
なんとも湿っぽい話ではあるが
これを書かずにはいられない
そんな思いが私にはある。
この記事をお読みの
獣医師諸君!
あなたは今年
何頭の牛の死亡を確認し
何頭の牛の廃用に立ち会いましたか?
教えていただけると嬉しいです。
では皆様
どうぞ良いお年をお迎え下さい。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
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ご覧いただけます。










酪農界のIoTでは重要なビッグデータだと思います。
どのように死んで逝ったかが重要ですから。
またどうすれば死なずに済ませられるかに繋がりますよね。
何度もエサを変え牛の状態を悪くする方がいます。
牛舎は自動化されており乳房炎でさえシステムに
影響します。
牛舎をうまく使うためにはエサをいじらなければ
良いのに結果牛舎にこき使われことになります。
牛がおかしくなる時は粗飼料率、粗飼料の質に
関わっています。
ですからおかしくなることを私は「予言」できます。
このような農家さんから思うに乳牛の唾液、ムチン
コントロールをIoT、ビッグデータの重要な要素に
入れても良いのではと考えます。
咀嚼(反芻)を感知できるタグはすでにあります。
咀嚼は粗飼料に関わり唾液の分泌に関わります。
ビッグデータで唾液の分泌が牛体維持との関わりが
分かれば個体価値が高い今どのような粗飼料が一番
有効かが分かります。
AIをつかさどるコンピュターはきっと
「良質な粗飼料を沢山給与すること」と結論付けます。
すでにそこを理解できている農家さんは
ビッグデータもIoTもAIも必要ないですね。