生まれて1週齢の仔牛が、
突然、
右の後肢を引きずり始め、
立つことさえままならず、
その症状は、
次第に悪化してきた・・・という
そんな稟告で向かった★ファーム。
問題の仔牛を診てみると
哺乳欲はそこそこにあるが
介助をしないと立つことが出来ない。
右の後肢を動かすことが出来ない。
立たせて歩かせてみると
右後肢の懸垂跛が著しい。
股関節付近が
大きく腫れ上がっている。
股関節付近の打撲か?
股関節炎か?
股関節の脱臼か?
親牛に踏まれたのか?
骨盤の骨折か?
などの症状が頭をよぎる中
触診をしてみると
ソフトボール大に腫脹した
右の股関節付近には
波動感があった。
「針を刺してみよう。」
超音波装置は
一人一台づつは持ち歩いていないので
こういう腫れ物の内部を診断するための
手っ取り早い方法は
穿刺検査である。
注射針を刺してみると
「ああ、これは・・・」
トロリとしたクリーム状の
化膿汁が吸引されてきた。
股関節部に形成された
大きな膿瘍だった。
どうしてこんなに大きな膿瘍が
このような場所にできたのか
理由はよくわからなかったが
治療方法は簡単だ。
「切って出しましょう。」
私は
膿瘍の切開術の準備を始めた。
ここまでくればもう
この先は一本道である。
仔牛を寝かせて
抗生物質を注射し
切開部分の周囲の毛を刈り
洗浄消毒して
メスを入れる。
切開部からは
思った以上の
大量の膿汁が溢れ出てきた。
指で圧迫すると
さらに大量の膿汁が溢れてきた。
ゆびを入れると
膿瘍の内腔は
私の拳が入ってしまいそうな大きさだった。
内容をほぼ全部絞り出すと
仔牛の右後肢は
左右対称の正常な姿に戻った。
治療はこれで
無事終了した。
念のため
化膿汁をスワブに採り
細菌培養を依頼した。
結果は写真の通り
「好気性菌の発育を認めず 」
という
コメントが返ってきた。


左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
突然、
右の後肢を引きずり始め、
立つことさえままならず、
その症状は、
次第に悪化してきた・・・という
そんな稟告で向かった★ファーム。
問題の仔牛を診てみると
哺乳欲はそこそこにあるが
介助をしないと立つことが出来ない。
右の後肢を動かすことが出来ない。
立たせて歩かせてみると
右後肢の懸垂跛が著しい。
股関節付近が
大きく腫れ上がっている。
股関節付近の打撲か?
股関節炎か?
股関節の脱臼か?
親牛に踏まれたのか?
骨盤の骨折か?
などの症状が頭をよぎる中
触診をしてみると
ソフトボール大に腫脹した
右の股関節付近には
波動感があった。
「針を刺してみよう。」
超音波装置は
一人一台づつは持ち歩いていないので
こういう腫れ物の内部を診断するための
手っ取り早い方法は
穿刺検査である。
注射針を刺してみると
「ああ、これは・・・」トロリとしたクリーム状の
化膿汁が吸引されてきた。
股関節部に形成された
大きな膿瘍だった。
どうしてこんなに大きな膿瘍が
このような場所にできたのか
理由はよくわからなかったが
治療方法は簡単だ。
「切って出しましょう。」
私は
膿瘍の切開術の準備を始めた。
ここまでくればもう
この先は一本道である。
仔牛を寝かせて抗生物質を注射し
切開部分の周囲の毛を刈り
洗浄消毒して
メスを入れる。切開部からは
思った以上の
大量の膿汁が溢れ出てきた。
指で圧迫するとさらに大量の膿汁が溢れてきた。
ゆびを入れると
膿瘍の内腔は
私の拳が入ってしまいそうな大きさだった。内容をほぼ全部絞り出すと
仔牛の右後肢は
左右対称の正常な姿に戻った。
治療はこれで無事終了した。
念のため
化膿汁をスワブに採り
細菌培養を依頼した。
結果は写真の通り「好気性菌の発育を認めず 」
という
コメントが返ってきた。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
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