「腰角(ようかく)の辺りが腫れている・・・。」
そんな稟告だった★さんの搾乳牛。
腫れた部分を触診すると、
波動感があった。
こういう場合は、
ほとんどが膿瘍、
あるいは血腫である。
「針を刺してみましょう。」
空の注射器で穿刺すると、
クリーム色の膿汁が、
穿刺部分から溢れて来た。
「切開しましょう。」
腰角の大膿瘍であることが確定したので
メスで切開することにした。
汚い膿汁が床にこぼれても良い場所へ
牛を移動させて切開することになった。
最も良いのは
牛を枠場に入れることなのだが
★さんの家の枠場はもうほとんど使われておらず
土間の片隅に埃をかぶって仕舞い込まれていて
引き出して使うのも大変なので
土間の一角に頭を結んで保定して
そのまま切開をすることにした。
結果的に
これがマチガイの大元だった。
枠場に保定しておけば
牛のお尻は自由がきかない。
しかし
頭だけ繋いだ状態では
牛のお尻は扇状に
いくらでも横振りすることができる。
私はそれを甘くみていた。
さらに
この牛の膿瘍の大きさと
それが目の高さにあるということを
あまり考慮せずに
いつものように
長い手袋を履いただけで
切開手術を行ってしまった。
すなわち
カッパを着用しなかったのだ。
これもまた大きなマチガイだった。
顔の高さにある牛の大膿瘍を
枠場に保定せずに頭を繋いだだけで
カッパも着ないで
切開手術をするとどうなるか。
結果は
写真のごとく
切開のメスを入れた瞬間に
牛は驚いて尻を振り
私の胸から下の着衣は
嫌な匂いの膿汁を
大量にかぶり
カッパを着ていなかったおかげで
悲惨な状態になってしまった。
生ぬるい膿汁にまみれた私は
自分の着衣を洗いながら
30年以上
牛の臨床獣医師として仕事をして来た
自分の技術の
全く成っていないこを
大反省・・・
下手クソ・・・
ああ恥ずかしい・・・
膿汁が噴き出す写真などを撮ろうとして
肝心なことを忘れていた自分を恥じた。


左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
そんな稟告だった★さんの搾乳牛。
腫れた部分を触診すると、波動感があった。
こういう場合は、
ほとんどが膿瘍、
あるいは血腫である。
「針を刺してみましょう。」
空の注射器で穿刺すると、クリーム色の膿汁が、
穿刺部分から溢れて来た。
「切開しましょう。」
腰角の大膿瘍であることが確定したので
メスで切開することにした。
汚い膿汁が床にこぼれても良い場所へ
牛を移動させて切開することになった。
最も良いのは
牛を枠場に入れることなのだが
★さんの家の枠場はもうほとんど使われておらず
土間の片隅に埃をかぶって仕舞い込まれていて
引き出して使うのも大変なので
土間の一角に頭を結んで保定して
そのまま切開をすることにした。
結果的に
これがマチガイの大元だった。
枠場に保定しておけば
牛のお尻は自由がきかない。
しかし
頭だけ繋いだ状態では
牛のお尻は扇状に
いくらでも横振りすることができる。
私はそれを甘くみていた。
さらに
この牛の膿瘍の大きさと
それが目の高さにあるということを
あまり考慮せずに
いつものように
長い手袋を履いただけで
切開手術を行ってしまった。
すなわち
カッパを着用しなかったのだ。
これもまた大きなマチガイだった。
顔の高さにある牛の大膿瘍を
枠場に保定せずに頭を繋いだだけで
カッパも着ないで
切開手術をするとどうなるか。
結果は写真のごとく
切開のメスを入れた瞬間に
牛は驚いて尻を振り
私の胸から下の着衣は
嫌な匂いの膿汁を
大量にかぶり
カッパを着ていなかったおかげで悲惨な状態になってしまった。
生ぬるい膿汁にまみれた私は
自分の着衣を洗いながら
30年以上
牛の臨床獣医師として仕事をして来た
自分の技術の
全く成っていないこを
大反省・・・
下手クソ・・・
ああ恥ずかしい・・・
膿汁が噴き出す写真などを撮ろうとして
肝心なことを忘れていた自分を恥じた。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。










うう。。。凄い臭いだったでしょうね。。。
しかも大量。。。ううううう。。。。。
大変な目に遭いましたね。大変お疲れ様でした。