ペヤング(まるか食品)と、

マルちゃん(東洋水産)が、

北海道内で繰り広げる、

インスタントやきそばの熱い闘い。

その過去の戦いを振り返ってみると

(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」

(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み

(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」

(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン

(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン

(6)「たらこ」の戦い

(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば

(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン

(9)ガチで激突した「激辛」バージョン

(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン

(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」

といった激しい闘いを繰り返している。 

今回は

ペヤングではなく

マルちゃん側から変な動きが見られた。

IMG_5857それは

やきそば弁当「柿の種バージョン」

である。

柿の種といえば

新潟県の亀田製菓の看板商品だ。

それとタイアップする形で

店頭に並んでいた。

こんな商品を出してきたマルちゃんは

いったいどうしたのだろう?

今までのマルちゃんの「やき弁」は

ペヤングの攻勢に対して

ペヤングと同じような味の焼きそばを揃えて

ドンと受けて立つ

横綱相撲の姿勢を貫いてきたのに

今回は

マルちゃん側からの変化球である。

しかもそれは

亀田製菓の柿の種ブランドの力を借りる

というか

亀田製菓とつるんで金儲けしよう

という安易な発想

が透けて見える商品である。

ペヤングのように

全く新しい独創的な焼きそばを作る

という発想ではなく

二つの有名ブランド商品をくっつけて

ハイブリッドにしただけの焼きそばである。

果たして本当にこんなものが美味しいのだろうか?

私は、この「やきそば弁当・柿の種」を買うのをためらっていた。 

IMG_5905しかし、好奇心に負けて

先日ついに

同じ棚に置いてある柿の種とともに買ってしまい

それを試食した。

バッケージには

柿の種を潰して割って入れるとより美味しい

などと書いてあるので

IMG_5908その通りにして食べてみた。

その味は

「・・・」

これは・・・???

柿の種とやきそば弁当のしょうゆ味・・・??? 

IMG_5909この場で

はっきり言わせていただこう。

「不味いです。」 

全く美味しくない。

完食するのが苦痛になるほどの不味さ。

IMG_5910何の為に

やきそば弁当に柿の種を入れるのか

意味がわからない。

それで美味しくなるのなら良いが 

IMG_5911そうではなくて

柿の種は

そのまま柿の種として食べた方が美味いし

やきそば弁当は

IMG_5912そのままやきそば弁当として食べた方が美味い

と思った。 

ペヤングの焼きそばのように

独創的な発想によって

独自の味を開発するというのではなく

ただ有名ブランドの味をくっつけただけの

安易な発想。

マルちゃんのやきそば弁当の

商品開発部の怠慢を

この商品から感じ取ることができる。

亀田製菓が「やきそば弁当」にすり寄ってきたのか

東洋水産が「柿の種」にすり寄ったのか

定かではないが

二つの企業が

ただタイアップして売り込もうという

軽薄な発想から生まれた商品と言える。

美味しいかどうかという基本を考えていない。

食べる側のことは考えていない

売る側の発想のみの商品と言える。

こんな商品を作っていては

ペヤング側から嘲笑されるだけであろう。

こんな商品を作っていては

いつかマルちゃん王国北海道は

ペヤングに占領されてしまうかもしれない。

こんな商品を作っていては

「やきそば弁当」というブランドの名が泣くのではないだろうか。

東洋水産のマルちゃんやきそば弁当の

商品開発部に対して

猛烈な反省と

奮起を望みたい。

私はペヤングと共に

マルちゃんを愛するがゆえ

あえてこのような苦言を

申し上げる次第である。


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