十勝の馬といえば、
今は「ばんえい競馬」用の、
体重が800〜1000キロ程度の大きな重種馬である。
しかし、
私が就職した頃の
およそ30年前の十勝には
体重が400〜500キロ程度の軽種馬(サラブレッド)も、
かなりの頭数が飼われていて、
当時の我が幕別町には、
重種馬が約800頭、
軽種馬が約300頭、
も飼われていたのである。
それが
あれよあれよという間に
飼養頭数が激減し
今では
重種馬が数十頭、
軽種馬に至っては数頭、
という
まことに寂しい
風前の灯のようにな状況になってしまった。
「ばんえい競馬」がかろうじて存続し
今、十勝では重種馬の生産意欲が
息を吹き返しつつある中で
十勝の軽種馬(サラブレッド)の
生産意欲は
特に高まることもなく
このままでは後継者もなく
自然消滅してしまうのではないかという
危機的状況になっている。
それでも我が町には
「十勝軽種馬農協」の事務所があり
十勝の組合員さんが十数人名を連ねて
細々と軽種馬(サラブレッド)の生産に励んでいる。
先日、珍しく
我が診療所にサラブレッドがやってきて
後肢の外傷の治療をして帰っていった。
サラブレッドは重種馬よりも
気性が激しいので
保定や局所麻酔には
多く気を使う。
久しぶりだったので
思わず緊張してしまう
そんな診療だった。


左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
今は「ばんえい競馬」用の、
体重が800〜1000キロ程度の大きな重種馬である。
しかし、
私が就職した頃の
およそ30年前の十勝には
体重が400〜500キロ程度の軽種馬(サラブレッド)も、
かなりの頭数が飼われていて、
当時の我が幕別町には、
重種馬が約800頭、
軽種馬が約300頭、
も飼われていたのである。
それが
あれよあれよという間に
飼養頭数が激減し
今では
重種馬が数十頭、
軽種馬に至っては数頭、

まことに寂しい
風前の灯のようにな状況になってしまった。
「ばんえい競馬」がかろうじて存続し
今、十勝では重種馬の生産意欲が

十勝の軽種馬(サラブレッド)の
生産意欲は
特に高まることもなく
このままでは後継者もなく
自然消滅してしまうのではないかという

それでも我が町には
「十勝軽種馬農協」の事務所があり
十勝の組合員さんが十数人名を連ねて
細々と軽種馬(サラブレッド)の生産に励んでいる。

我が診療所にサラブレッドがやってきて
後肢の外傷の治療をして帰っていった。
サラブレッドは重種馬よりも
気性が激しいので

多く気を使う。
久しぶりだったので
思わず緊張してしまう
そんな診療だった。


左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
馬が本気で暴れたら大ごとになりかねないですね。
気難しいと言われるサラブレッドも、診療や治療の場面以外ではほかの馬の様子や余裕ある乗り手からの「大丈夫だよ、ほらね。」というのはすぐに理解することが多と感じています。こちらが「きっとあばれる。押さえつけなきゃ。」と身構えるとその心はバレバレだし。
馬は集団の生き物だなぁとつくづく感じることも多いです。素敵な生き物ですね。
どちらも無事に治療を終えてよかったですね。
これからもおんまさんや牛さんたちのためにお元気でお仕事してくださいますように。