食欲は不振ながらわずかにあり、

食べた物を飲み込めなくなったという稟告があり、

診察したら食道にも口腔にも異常が認められず、

体温38.2℃  心拍数60  呼吸数20以下で、

E977E7ED-B4C1-4C32-80C2-2C7E5E3D4E6F可視粘膜がやや暗色。

血液検査のための採血をしたら

血清が肉眼でも明らかに異常に

黄白色に濁っていた。

検査センターから送られてきた数値の中で

驚いた項目は

 GOT   10,078 U/L    (正常値の約30倍↑)

    TG(中性脂肪)    2293 mg/dl   (正常値の約20倍↑) 


IMG_1678だった。

その他にも

 総ビリルビン 4.1 mg/dl  ↑

    血糖  47 mg/dl ↓

など

肝機能の破綻を示唆する値が並んでいた。 

高脂血症による脂肪肝

肝機能障害と診断して

この日から連日

糖分の輸液や経口投与などの治療を開始した。

しかし

症状は改善せず

食欲は全くなくなり

横臥することが増え

20210206 及川恵子 馬 (002)発病の6日後には

起立不能となり

翌日の朝
20210206 及川恵子 馬 (002)
あっさりと死んでしまった。

病畜処理場の解剖の所見には

IMG_1721写真とともに

山田純三先生の筆で

「脂肪肝、腸間膜や腎周囲に多量の脂肪あり」

という記述があった。

アヒルやガチョウではなく

ポニーのフォアグラだった。  


(この記事もう少し続く)


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