今から約4ヶ月前の北海道新聞と十勝毎日新聞に、

IMG_1109揃って記事になっていた、

十勝清水町の洞内由紀子(ほらないゆきこ)さんの、

「乳牛の物語展」。

その展示会に

展示されている絵と写真は

洞内さんご自身で手作りをした

「絵本」に使った原画である。

IMG_1749私はその展示会に

足を運ぶことはできなかったのだが

「絵本」の存在がどうしても気になったので

新聞記事の中の連絡先のメールアドレスに

「絵本」を購入したいというメールを入れていた。

そして先日

その願いが叶って

洞内さんの手作り絵本「ざりり」が

IMG_1703手元に届いた。

「ざりり」という題名は

牛の舌がざらざらしていることから思いついたという

そのセンスが素敵である。

本をまず手に取って見ると

非常にしっかりした作りの絵本で

いわゆる既製品の絵本よりも

IMG_1704ずっと存在感のある本格的な絵本だった。

私の部屋に雑然と置いてある既成の本たちの中に

一緒に置いておくのは申し訳ないほど

心のこもった素敵な絵本だった。

さらにその内容がまた

じつにいいのだ。

IMG_1705牛を飼う牧場で働きながら

その経験をもとにしたというストーリーは

実際に牛と関わる仕事をしていなければ

絶対に書くことのできないもので

しかも

牛という生き物を

IMG_1706ここまでよく観察して

その内面への深い洞察と

愛情豊かなストーリーに仕上げる感性に

私は痺れてしまった。

読み終わった時

私の目から涙が止まらなくなっていた。

洞内さんは現在

清水町の牧場の従業員として

牛の世話をしながら

牛の絵を描き続け

「絵本」をコツコツと作り続けている。

今回の「ざりり」という絵本は

すでに6冊目だというからすごい。

今までの5冊も

ぜひ読んでみたいと思っている。

ここに挙げた写真は

その絵本の中の一部だが

あまりここに挙げると

ネタバレになりそうなので

このくらいにしておきたい。

この新聞記事を読んで

洞内さんの「絵本」を

読んでみたいと思う人が

もっと

増えてくれれば

嬉しいと思う。


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